ラベル スターバックス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル スターバックス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年1月31日月曜日

2022.01.31 お台場の Venus Fort

● 夜のお台場に来てみた。青海で “ゆりかもめ” を降りて,Venus Fort に。
 3月27日で営業を終了するというので,その前に見ておこうかという気になった。

● 息子が小さかった頃には何度も来たのだが,息子が親離れをするとバッタリと来なくなった。かすかに,そういえばこんなところがあったという記憶はある。
 銀座,渋谷,新宿,池袋とは対照的に人が少ない。どうしてこうなったのか。

● Venus Fort って,舞浜のイクスピアリを大きくしたような感じですか。これがもうすぐなくなるわけか(すでにレストランの多くは店を閉めている)。
 もったいないと素人は思ってしまう。しかし,人が来ないんだからしょうがない。兵どもが夢の跡,の趣はすでにある。







● 大観覧車も8月いっぱいで営業を終わる。この観覧車が光を消すんですよ。お台場のシンボルが1つ消える。
 といって,ぼくは一度も乗ったことがないし,今日も乗ることはなかった。

● トヨタのメガウェブは昨年で終了している。22年間の命だったのか。息子と来たのは主にここだった。
 コロナで終焉が早まったのかもしれないが,お台場はできたときがピークだったのだろうな。

● Venus Fort のスタバ。これだけ空いてるスタバも珍しい。
 が,スタッフのスタバスピリッツというか,接客の際に醸す空気感は他の繁盛店と同じ。弛緩は1mmもない。
 若い男女の2人で対応している。アルバイトだと思うのだが,アルバイトをここまで仕上げる仕組みはどうなっている
のか。不思議だ。それとも,そういう才のある人を選んでいるのか。そんなことはないだろうと思うのだが。
 エスプレッソ アフォガート フラペチーノ をテイクアウトして,宿泊しているホテルの部屋に持ち帰った。

● お台場に住んでる人がいる。学校もある。
 そうした人たちは,観光客が来なくなって静かになったと喜んでいるんだろうか。それとも,今まであった店が虫食い状態になって淋しいと思っているんだろうか。

● それ以前に,地価はどうなっているのか。分譲マンションを買った人が多いと思うのだが。
 バブル崩壊後にバブル期の5分の1まで下げたものの,2002年頃がボトムで,ここのところは持ち直しているようだ(ただし,バブル期にははるかに及ばない)。

2018年4月8日日曜日

2018.04.08 スターバックスの心地よさ

● 相方とベルモールに行ったので,スタバに寄る。11時を過ぎたころだったろうか。まだ空いていた。コーヒーフラペチーノの一番でっかいやつを注文した。

● 周囲を見渡してみると,読書してる人あり,パソコン中の人あり,食事してる人あり,お喋り中の人あり。最も多かったのは本を読んでいる人だった。つまり,お一人様が多い。今さらだけれども,スタバは一人で来ている人が多い。
 これ,今ではすっかり当たり前になっているけれども,女性が一人で外でご飯を食べたり,喫茶店に入ったりっていうのが珍しかったのは,そんなに昔のことではない。年配の女性の中には,今でも一人カフェ,一人外食に抵抗感を覚える人がいるかもしれない。

● そうは言っても,女性たちは空間を選ぶだろう。どこでもいいということではないはずだ。スタバは選ばれる空間の最右翼をキープしているように思われる。
 空間の心地よさ,柔らかさ。どうしたらこういう空間を作れるのか。椅子とテーブルの広さや高さ,レイアウトの仕方など,おそらくマニュアルはあるのかもしれない。が,そのマニュアルどおりにやれば必ずこうした空間ができるのかというと,どうもそうではないように思われる。

● 特にこの柔らかさの演出というのは,ハードだけで可能なのだろうか。無理だろう。
 つまり,スタッフの優秀性を外して考えることはできないように思う。多くはアルバイトだろう。時間給は千円程度か。決してそんなにもらっているわけではないのだ。なのに,このモチベーションの高さはどういうわけなのだろう。そこが不思議だ。

● ともかく,スタバはアルバイトスタッフの貢献度が大きい。いや,スタバに限らないね。ぼくが行くような店は,どこも時給で働いている人たちが支えている。
 彼らのモチベーションの高さの理由ががわからないんだよね。いや,それが普通なのか。ぼくの認識がおかしい?

● フラペチーノは発明だと思う。アイスコーヒーとはまったくの別物。アイスコーヒーは冬に飲む気にはならないけれど,フラペチーノならあり得る。冬の寒いときでも飲みたくなることがある。商品開発力もそうだが,基本のコーヒーの味に間違いはないように思える。
 個人が趣味と実益を兼ねてカフェを経営する例はしばしばある。が,長く生き残れるものはあまりないのではあるまいか。一定数の常連を得て,その常連さんに支えられてやっていく形にならざるを得まい。広がりを欠くことが多いのではないかと思う。
 広げるばかりが能ではないから,そういうやり方でやっていくのも立派な行き方ではあるのだが。

● ところで,写真の右上に足を組んだ女性が写っているけれど,これは盗撮したわけではありません。たまたま写っちゃった。しかも,この女性,わが相方なんですよ。
 この写真を彼女に見せて,“足太ければ,足組まず”という格言(?)を進呈しようかと考えた。が,後の祟りを恐れる気持ちが勝った。でもさ,太ければ組まず,わりと大事かもしれないよね。ね?

2018年2月3日土曜日

2018.02.03 日本のスタバは安い

● スタバは日本のコーヒー文化を変えたと思うんだけど,その筆頭はフラペチーノを持ちこんだことだ。アイスコーヒーではなくて,フラペチーノ。しかも,それを夏だけじゃなくて通年で提供していること。
 ほかにも,コーヒーカクテルとでもいうべき,コーヒーベースの飲料を開発して,それを商品という形で見せてくれたこと。

● 昔の「純喫茶」もコーヒーだけではなかった。レモンスカッシュや,オレンジジュースや,何やらかにやらがあった。それらは,今スーパーで売られているものとどっこいどっこいの味だったのではないかと思うのだが,スタバはここでもそういう間に合わせじゃないものを提供している(ように思われる)。
 で,宇都宮はベルモールのスタバ。マンゴー&パッションフルーツティーフラペチーノのグランデサイズをば。

● その日本のスタバは安い。1月に香港のスタバに入ってみて,そのことを痛感した。これじゃ従業員の給料を上げるどころじゃない。
 かといって,値上げできる環境にはない。デフレとはそういうこと。

● 英国や米国ではもっと高い。スタバに限らないが,ワンコインで外食できるのは日本くらいのものではないか。いわゆる先進国ではという限定をとりあえず付しておくけれど,東南アジアでもそれは難しくなりつつあると聞く。
 で,その英米の状態を知った人が,日本の状況を批判するわけだ。不当に人件費を抑制している,つまるところ,われわれは不当な抑制の恩恵を受けて,安い食事を享受しているのだ,と。
 が,これに関しては日本が先頭ランナーだ。いずれ英米も日本のようになる。日本並みの価格に下がるということではなく,値上げなどしたくてもできなくなるということね。

● それに,だ。日本の賃金は世界一高いといっても,物価も高いので実質購買力は韓国並みだ,と言われていたのは,そんなに昔のことではないぞ。つい最近までそう言われていたのだ。でもって,高賃金の負担に耐えかねた日本企業はどんどん海外に拠点を求めて日本を出て行ったのだ。
 今だって“1ドル=78円”でドル換算すれば,日本の賃金は相当な水準になると思うんだが。

● 労働者には辛い環境だが,経営者はもっと辛いだろう。飲食店が原材料の高騰を受けて,相次いで値上げを発表しているが,戦々恐々のはず。
 この動きを受けて,便乗値上げを監視すべきだなどと言っている昭和原人がまだ棲息しているらしいんだけど,この手合に完全引退を促す手段はないものか。

● 消費者にとっては,今は天国だ。立場の100%が消費者なら,笑いがとまらないだろう。
 しかし,いかんせん,消費者の多くは労働者でもあるわけで,デフレの光と影を両方とも引き受けなければならない。そこが辛いところだ。

2017年5月13日土曜日

2017.05.13 インターパークのスターバックス

● かつて,喫茶店といえばチェーン店しかないような街には住みたくないと言った人がいた。ぼくも賛同した。そりゃそうだと思った。
 が,今は,スタバがあればいいじゃん,と思っている。

● 昔の喫茶店はダベるところだった。特にカップルが話をしたいときに使う場所だった。スタバは違う。個に対応している。そういう時代になった。
 ダベるなら,音声言語によらずとも,LINEもFacebookもある。それでかなりのところまでは足りてしまう。

● いや,大人になると,喫茶店ではなく酒場でダベるようになる。ダベる場としての喫茶店への依存度が大きく下がる。
 それゆえ,スタバがあればいいじゃん,と思うようになったのかもしれない。ま,その酒場にもあまり行かない年齢になってしまったのではあるけれど。

● ところで,そのスタバ。二色に分かれてきたような気がする。ひとつは,以前からあるスタバ。入る前に空席はあるかなと確認しなければならないスタバっていうか,混んでて活気があるスタバ。
 もうひとつは,ゆったりと席を配しているスタバ。席間距離があるというか,空間を贅沢に使っているというか。

● インターパークのスタバは後者に属する。スタバにしてはわりと空いているのもいい(たまたま,ぼくが行く時間帯にはそうだというだけかもしれない)。
 空間を贅沢に使ってくれていると,こちらも贅沢してるなっていう気分になれる。

来週からお目見えする(試供品)
● が,そうなると,お客の店内滞在時間が長くなり,店としては困るのではないかとも思うんだけどね。テイクアウトする人も多くて,意外にそうでもないんですかねぇ。
 ともあれ,ここでのスタバ時間は嬉しいものだ。コーヒーフラペチーノを啜って,好きなだけボーッとする。あるいは,空想に浸る。

● 隣には二人組の女子中学生。コーヒーとスコーンか何かで昼食にしていた。たぶん,千円くらいかな。
 親と一緒ではなく,友だちと一緒。彼女たちにはタマのそれこそ贅沢なのかもしれない。羨ましい。

2017年3月4日土曜日

2017.03.04 また,ベルモールのスタバ

● 1週間前に相方は「さくら ブロッサム クリーム フラペチーノ」を注文した。また,同じものをと思いきや,一度でいいという。
 で,今日はコーヒーフラペチーノを頼んだ。はい,これは鉄板でしょうね。スタバ以前にはこの世に存在することのなかった飲物ですしね(いや,あったのかもしれないけどね。ぼくが知らなかっただけで)。

● ぼくはソイ・ラテを注文。これを頼むのは初めてのこと。最近,ちょっと試みていることがあるんですよ。自分が女だったら何を注文するだろうかと考えてみる,ってことなんですけどね。
 女じゃないんだから,どこまでも想像なんだけど,自分が女だとしたら何を注文するだろうか。女になったつもりでちょっと考えてみる,っていう。

● ソイ・ラテ,要は豆乳を使っているわけですよね。普段,豆乳は飲まない(牛乳も飲まない)。納豆は大好きだからよく食べる。大豆はそれで足りているんじゃないかと思っている。
 ちなみに,わが家では味噌汁はまず出てこない。相方が作らないからで,ぼくも味噌汁にこだわるところはない。朝食=味噌汁の香り,という刷り込みはないんですよ。

● というわけで,普段は飲まない豆乳なんだけど,スタバのソイ・ラテは充分に飲める。旨いと思った。スタバなんだからね,不味いものはないと思うんですけど。
 では二度目はあるかとなると,相方の「さくら ブロッサム クリーム フラペチーノ」とおんなじで,次はまた別なのを注文しようと思う。
 女になったつもりで注文するんだから,次は普段は絶えて飲むことのない紅茶なんかを頼んでみますか。

● 日本では女性が一人で外食したりお茶したりっていう光景を見かけることはなかったと思う。もうだいぶ前になるんだけど,香港やシンガポールに行くと,若い女の子がひとりでホーカーズで麺を食べてたりするのを普通に見かけるので,驚いたものだった。格好いいなぁとも思った。
 かの地では家で食事を作るよりも,外で食べるのが普通だって話も聞くんだけど。とにかく,若い女の子がひとりでいるのを,本人も周りも気にしていない。

● 今や,日本でも同じようなことになりつつある。女性のお一人様はまずいなかったところというと,立ち食い蕎麦のスタンドと吉野家だ(女性のグループならいた。だから,立ち食い蕎麦のスタンドや吉野家には女性客がいなかったというのではない)。
 今はもう,女性のお一人様が必ずいる。年齢は様々だから,すっかりそれが浸透したと見ていいのだろう。

● その契機になったひとつにスタバをあげていいでしょうね。喫茶店はお喋りを楽しむところだった。スタバはそうではない。スタバはそのまま広場だ。広場の孤独を味わうのに何の問題もない場所だ。そういうところには一人で出かけるのに抵抗が少ない。
 スタバ側もそれを誘導しているように見える。グループで座る大きなテーブルではなく,二人がけの小さなテーブルがメインだ。ひとりで占拠してても申しわけなさを感じなくてすむようになっている。

● ぼくの近くにもお一人様の女性が二人いた。
 大小のリングノートを2冊,膝の上に乗せて,右手にジェットストリームのボールペン,左手にiPhone。iPhoneを操り,ノートに何かを書いていた。
 年齢は30歳くらいか。コーヒーとスコーンか何かを注文したらしい。あらかた食べた後だったけど,ひょっとするとそれが夕食なのかもしれない。カロリー的にはそれで充分なのだろうけど。

● もう一人は,眼鏡をかけたロングヘア。東芝のノートパソコンで何やら作業をしていた。「A LIFE」で木村拓哉君扮する沖田医師が使ってるのも東芝だね。スポンサーのひとつが東芝だから。
 ま,それはどうでもいいんだけど,お一人様の女性というのは,たいてい様になる。お一人様の男性はもっとたくさんいるんだけど,風景に埋没している。点景として存在するだけで,まったく目立たない。
 ぼくが男だからそう見えてしまうのかもしれないけれど。

2017年2月25日土曜日

2017.02.25 ベルモールのスターバックスで

● 久しぶりのベルモール。ひととおり用をすませてから(といっても,4分の3は遊び),スターバックスに入ってみた。
 ひとりのときは,スタバよりもタリーズの方が多い。モスはもっと多い。相方はタリーズには惹かれないらしい。スタバオンリーの人だ。

さくら ブロッサム クリーム フラペチーノ
● ぼくはコーヒーフラペチーノ(のグランデ)。相方は季節限定の「さくら ブロッサム クリーム フラペチーノ」(の一番デカいやつ)。この季節限定のフラペチーノが楽しみらしい。
 いいですなぁ,こういうのを楽しめるっていうのはね。幸せって,基本的に小さなものだ。小さな幸せは永遠に幸せであり続ける。
 スタバの季節限定のフラペチーノを飲む楽しみを持っている人は,そうじゃない人より楽しみの総量が多くなるはずだ。

● 一見大きな幸せは,簡単に不幸に転じてしまう。大学に合格した,狙っていた企業に就職できた,意中の彼女(彼)と結婚できた,そういうものって,それが不幸の原因になってしまうことがある。
 電通の彼女だって,まさか電通に就職したのが契機になって自殺に追い込まれるとは思ってもみなかったろう。結婚と離婚は背中合わせだ。生と死は二つで一つというのと同じことだ。
 大きな幸せって,それ自体が危ういものだ。幸せは小さい幸せに限るのだ。

● 相方はiPhoneで動画を見,ぼくはWALKMANで音楽を聴く。会話はない。会話がないのはいいとして,どちらも家でやった方がいい行為だ。スタバより家の方が静かだもんね。
 ところが,いつまででもここにこうしていられそうなのだ。スタバのこの快適さは何ならん。

● 1杯のコーヒーでこの快適さが手に入るのだとすれば,ン万円を出してホテルの快適さを買わなくてもいいのかもなぁ。
 小さな幸せっていうのは,安価で買えるのかもしれないねぇ。少なくとも,今の日本でなら。

2017年1月6日金曜日

2017.01.06 また,東京へ

● うーん,頻繁にすぎるかなぁ。また,東京へ。お台場。お台場の何が面白いのかはよくわからない。つまり,ここでも相方が主導権を握っていて,ぼくはしたがうだけだ。
 したがうだけってのは楽でいい。楽なんだから,したがった結果がどうであろうと,それを相方に帰するのは間違っている。楽しかろうとそうではなかろうと,相方には文句を言うまい。

● アクアシティに行きましてね。お昼はどうしようかと中に入っている店をずっと見ていったんだけど,恵比寿にある「京鼎樓」が入っていたので,そこで食べることにしたんですわ。
 ワンタン麺と小籠包のセット。でね,麺も小籠包も恵比寿店とは違うような気がした。外見は同じなんだけどね。「京鼎樓」の小籠包が食べたければ恵比寿に行った方がいいなと思った。

● 同じアクアシティにあるスターバックスに。ここのスタバは広くていい。広いというより,テーブルの配置がゆったりしている。店内からは「自由の女神」も見える。平日の午後とて比較的空いていたのも吉。
 相方はここなら3時間はいられると言っていた。実際,長居している人が多いようだ。快適性を高めると回転率が落ちる。これでやっていけるのか,スタバ。

● ノートパソコンを開いて遊んでいる人が7人いた。たぶん,遊んでいるんだろうね。仕事をしているふうには見えなかったんでね。
 女1に対して男6。Macが一番多くて3人。あとは,レッツノート,VAIO,ダイナブック,ThinkPadがそれぞれひとりづつ。
 スタバではこの店に限らず,Mac比率が高いように思える。スタバでパソコンを使おうなどと考えるヤツはMacを買うんですよ,と職場の同僚が言っていたのを思いだした。彼もMacユーザーなんだけど。

● 人が見ているところで使うことを前提にするとMacが多くなるのはわからんでもない。つまり,Macユーザーの一部はかなりのバカということでよろしいか。
 昔はMacはクリエイティブというイメージがあったんだけど,そのイメージに煽られてMacを買ったノン・クリエイティブは,Mac開闢以来いたに違いないんだけどね。っていうか,そちらがメインストリームなのだろうな。

● 男の1人は外国人。女性は東洋系の顔立ちだった。スタバの紙ナプキンを1枚取り,鼻をかんだ。それをそのまま(折りたたまないで)テーブルの上に置いた。
 つまり,日本人ではなかった。中国人だろうね。7人のうちの2人は外国人。
 って,こんなことを細かく気にしている自分って,どんだけ暇なんだと自分で突っこんでおこう。

● お台場海浜公園を歩く。10年ぶりかそれ以上。子供が小さかった頃は何度かここに連れてきたものだ。ぼくらはこの10年で大きく変わってしまったが,海浜公園は何も変わっていなかった。
 人の一生は短いのに対して,自然景観は長くその姿を保つ。ま,この景観は人工的なものだけど。

● 子供が小さかった頃のつながりでいうと,最近,集団で登校していく小学生を見ると,可哀想で涙が出そうになることがある。何が可哀想かといえば,これから何十年も生きなければならないことだ。
 この娑婆をこれから何十年も生きていかないといけない。いろんなことがあるに決まっている。大変だろうなぁ,可哀想に,と思うんだよねぇ。

● が,大学生を見ても可哀想だとは思わないので,人生で大変なのは子供から大人になるその移行期だと思っているのか,オレよ。
 何十年も生きなきゃいけないといっても,二十歳を過ぎてしまえば最もしんどいところは終わっていて,そこまで辿りつければ,あとは惰性で行ける。正直,ぼくはそのように思っているらしい。

● お台場から新橋に出た。まだ初詣をすませていない。初詣に行く人って,日本人全体でどのくらいの割合なんだろう。
 ぼくはことさら初詣というのを意識することはない。相方も同じだ。
 神社に詣でるのは年に1回,初詣のときだけだという人も,わりと多いんじゃないかな。

● でも,せっかく新橋にいるんだから,烏森神社に詣でることにした。自分には縁もゆかりもない神社だけれど,去年も初詣はここだったかもしれない。
 SL広場からすぐのところ。かつてはこのあたり一帯が烏森神社の境内だったのだろうねぇ。削り削られて,今は窮屈なことになっているけれど,由緒ありげは趣は今でも湛えている。
 神様にお願いすることは,この年になってしまえば,ない。去年も1年間生かせていただきましてありがとうございました,ってなもんだ。だから神社はどこでもいいんだ。

2016年11月3日木曜日

2016.11.03 スタバは安い?

● 宇都宮はベルモールのスターバックス。コーヒーのショートサイズ,280円。あれっ,スタバってドトールに比べると高いイメージがあったんだけど,この280円は激安だよなぁ。
 40年前の“純喫茶”でも,コーヒーはこんな値段だったような。これじゃ,個人経営の喫茶店は消滅しても不思議はないか。

● 昔の“純喫茶”は談話室だった。スタバやタリーズは書斎あるいは執務室だ。高校生にとっては学習室だ。
 当然,長居をする人が,少なくない数,いる。昔はネバるといった。そそくさとコーヒーを飲んでサッと出る人は少ない。

● これで採算が合うんだろうかと余計な心配をしたくなる。しかし,スタバの財務状況が左前だとは聞いたことがない。
 ま,スタバにはサンドイッチやスコーンもあるし,高い飲み物もあるから,そこは素人にはわからないノウハウがあるのかもしれない。

● なんだけど,日本って安くなってますよね。コーヒーも(相対的に)安くなったし,酒も30年前より安く飲めたりする。文具や雑貨も安い。
 東京といえば世界でも有数の物価の高い都市だったと思うんだけど,今やシンガポールや香港は東京以上に高くなっているようだし,へたするとバンコクあたりも東京並みになっているんではなかろうか(東京で高いのは電車賃くらいじゃないか。公共料金は高いというイメージがある)。

● ということはつまり,日本はさらに住みやすい国に近づいたということか。治安はいいし,水の心配はないし,食べものも安い,と。
 人の値段が安くなったってのもあるんでしょうか。グローバル化というのは労働力価格も均一化に向かうってことですかね。日本の人件費は相対的に高かったんだから,世界規模で均てん化されるとすれば下がるしかない,と。喜んでばかりはいられないのかもしれない。

2016年10月31日月曜日

2016.10.30 スターバックスにて妄想

● 宇都宮はインターパークのスタバ。注文のとき,お買いものですかと声をかけられた。こういうひと言は嬉しいものだね。
 ぼくが買いものに来たのかそうではないのか,彼女にとってはどうでもいいことだと思われるし,インターパークに買いもの以外の用事があって来る人はあまりいないだろうとも思うんだけど,それでも“いいお天気ですね”という感じで,お買いものですかと声をかけてもらえるのは,じつに悪い気分ではない。

● その店員さんが少し年増の美人だったりすると,ぐっと来る。あ,この人,銀座でも務まる,とか思ったり。すでに若いだけで珍重される時代じゃないものね。

● 年増の美人。これからのキーワードはこれだな。
 ただし,だ。若ければ美人だけですむけれども,年増ともなれば美人だけでは不足だ。美人でかついい女でなければ。
 では,いい女とはどういう女性かといえば,苦労を消化しているということだろう。

● 苦労の中身は問わない。結婚に失敗したことかもしれないし,仕事で挫折して今はスタバでバイトしているということかもしれないし,それ以前の経済的な問題に絡め取られてアップアップの人生を送ってきたということかもしれない。
 何でもいいんだけど,その苦労を消化して,現在あるような形になっていること。

● その場合,問題はひとつ。そういう女性がぼくを相手にしてくれるだろうかっていうことだ。

2016年10月2日日曜日

2016.10.02 ベルモールのスターバックス

● ベルモールで少し買いものをして,スタバでコーヒーフラペチーノを飲んでボーッとした。ぼくは,先ほどベルモール内の落合書店で買った本を読み,相方はスマホをいじっている。
 ときどき,相方が話しかけてくる。ぼくが応える。

● ゆったりした贅沢な時間だ。二人でこういう時間が持てるようになった。その理由はしかし,あまり思いだしたくない出来事があったことによる。
 理由はともかく,こういう時間を過ごせるのはありがたいと思う。しかも,その時間を購入するのに要する費用はワンコイン。

● こういう時間を自宅で過ごせる人もいるんだろうな。羨ましい。うちは無理だ。
 しかしながら。スタバを自分のリビングだと考えればいい。家庭機能のアウトソーシング化。
 自宅のリビングより広いし,調度も豪華だし,コーヒーも旨い。呼んだ覚えはないけれども,お客さんもたくさん来てくれている。

● スタバにいる時間も以前より長くなっている。昔はスタバ以外の喫茶店がないような街には住みたくないと偉そうに考えたことがあるけれど,今は,スタバがあればいいやと思っている。
 もちろん,タリーズでもいいんだけど。

● 最近のこうしたお店には,お一人様のお客さんが多い。男女を問わず,老若を問わず。すごくいいことだと思っている。この一事をとってみても,昔より今の方がずっといい。
 つまり,昔は(特に女性が)一人で動くことに抑制的に働くシステムが日本の社会全体を覆っていたように思えるので。そんなのはない方がいいに決まっている。

2016年7月21日木曜日

2016.07.18 ベルモールのスターバックスでまったりした

● スタバやタリーズには,当然ぼくも行く。だけども,女子高校生がやるような長居はなかなかできない。
 一人で行くことが多い。何をして過ごすかというと,ひとつはピープルウォッチング。今どきの世相を自分以外のお客さんの様子から窺おうとする。野次馬になる。

● もうひとつは,ノートを開いて何かを書く。こういうところに行くと,不思議に何かしら書くことが出てくるものだ。
 あとは普通にスマホをいじったりしている。要するに,特別なことはしていない。

● で,こうしていると,そんなにまったりとはできない。案外,せわしない。男とはすべからくそういうもの・・・・・・でもないと思うんだけど。

● 今日はヨメとベルモールに出かけた。ここ1ヵ月はいろんなことがありすぎた。すでに大きな山は越えたと思う。けど,細かいことでやり残していることがまだまだある。ポツポツ片づけていこうと思う。
 今日はそういうこととは関係なく,イトーヨーカドーのハッピーデーだったので(5%安くなる),普通に買いものに出かけてみた。

● そのイトーヨーカドーをはじめ,ベルモール内のいくつかのお店を回って,最後にスタバに入った。ヨメがアイスコーヒーの大きいのを注文した。108円追加でもう1杯頼めるらしい。それで,ぼくは普通のコーヒーを。
 結局,二人で500円程度でスタバのコーヒーを楽しむことができた。

● 場所は入口に最も近い二人がけの丸テーブル。そういうところは,最後まで空いてるものですか。
 ところが,この場所が案に相違して,なかなか快適だった。一度腰をおろしてしまうと,動きたくない感に満たされた。
 結局,1時間ほどもいたろうか。女子高校生には及ばないけれども,自分としてはわりと長くいたなと思う。ひょっとすると,今までで一番長くいたかも。

● 腰をおろしてまったりというときの想像上の第1位は,世界一周クルーズの最中に,客船のデッキのチェアに腰をかけて海を眺めている図だ。
 第2位はどこぞの高級ホテルのロビーか通路に置かれている椅子に座って,通り過ぎる人を眺めたり本を読んで過ごすこと。
 憧れのシーンだね。でも,スタバでこういう過ごし方ができるんだったら,豪華客船も高級ホテルも要らないかな,と思った。

2015年10月20日火曜日

2015.10.20 夜の9時にスタバで勉強していた女子高生

● 土曜日の某日,夜,宇都宮のベルモールに行った。カルディを覗き,ヨーカドーで食料品を買い,ケータイショップのBE-ONEを冷やかして,スタバに行ってみた。

● 市内の女子高生がひとり,ノートと参考書を広げて鉛筆(シャープペンだったかもしれない)片手に勉強していた。女子高生となぜわかったのかといえば,彼女が制服を着ていたからだ。
 勉強するにはちょっと暗いかもしれないね,この時間のスタバはね。

● 涼やかな美人で,なかなか絵になる風景だった。それだけの話である。

2015年9月20日日曜日

2015.09.20 スターバックスの風景

● 行ったのは宇都宮駅ビル1階に入っているスタバなんだけど,いつもは高校生が勉強机の代わりにしている8人がけのテーブル席がある。
 この日はそのテーブル席の三隅にノートパソコンを拡げたサラリーマンが座っていた。パソコンはデル,Think Pad,東芝。いかにも堅実なサラリーマンというラインナップ。

● 以前は,こうした人を見かけると油を売っているなと斜めに見るクセがあったのだけど,今回はデスク代わりに上手にスタバを使っているなぁという印象を受けた。
 お仕事,ご苦労様です,的な。これが嵩じると,そこまで仕事をしなくてもいいんじゃないかい,とか思うのかもしれない。

● しかし,今のカフェと昔の喫茶店はまったくの別物だなと,あらためて思う。コーヒーは明らかに今のほうが旨くなっているんだけども,昔の純喫茶がなつかしくもある。

2015年8月6日木曜日

2015.08.06 スタバのピーチインピーチ・フラペチーノ

● 猛暑にスタバのフラペチーノはピッタリの清涼飲料になりますな。氷を砕くという単純なアイディアなんだけど,出されてみると何でこれが今までなかったのかと思う。
 アイスコーヒーとコーヒーフラペチーノはまったく別物。氷ごと飲みくだすことの清涼感。

● ピーチインピーチ・フラペチーノが目下,スタバのお勧め品らしい。新顔でしょうね。注文する人がかなり多い。
 で,ぼくも飲んでみましたよ,と。

● こういう桃の食べ方があったのかと思った。桃だけではここまでの桃の味は出せないだろうから,何かを加えているんでしょうね。
 太めのストローで桃のフレークと氷を一緒に飲むというか食べる。ぜいたく感がありますよ。

● そんなにしょっちゅうは無理だけれども,この夏,何度かお世話になりそうな予感。

2014年12月15日月曜日

2014.12.15 真冬でもスタバではコーヒーフラペチーノ

● 氷を細かく砕くわけでね。その破片をストローですすりこむんだから,冷たさは格別。旨いよね,スタバのフラペチーノ。
 っていうか,普通のアイスコーヒーだったら,セブンイレブンでよくないですか。

● 外に面したカウンター席に座ったんだけど(ぼくが座っていい席かどうかは,かなり疑問),隣ではスーツを着た若い男が建物(だと思う)の設計図面に線を入れていた。
 教科書やノートを開いている高校生や,ノートパソコンをいじっているビジネスマンはよく見かけるけれど,図面を引いているのは初めて見た。
 なるほどカウンター席ならこういう使い方もできるのか。

● 大昔の喫茶店はカップルのデートの場っていうね,そんなイメージがありましたね。ぎこちなく座っている男女がそちこちにいたような気がする。
 今のカフェは一人で行くところだね。しかも,何かタスクを抱えて。コーヒーは添えもの。
 カウンターやテーブルは作業机。その作業机と椅子の使用料がつまりドリンク代なんだろうな。

● 図書館の学習室の代わりだったり,打合室の代わりだったり,書斎の代わりにカフェが使われている。
 かといって,だからドリンクの質は問われないかといえば,そんなことはない。旨い飲みものを出す店でなければ,“代わりに”使ってもらえない。

2014年8月2日土曜日

2014.08.02 暑いこの時期はスターバックスのフラペチーノ 3

● スタバでコーヒーフラペチーノを飲みながら,モレスキンを開く。シグノでどうでもいいことを書きつける。こういう時間があることを神さまに感謝したくなりますな。
 こういう場だと,けっこう書くことが浮かんでくるもので。書くことを職業にしている人が,わざわざファミレスに出かけていって,そこで書くというのをよく聞くんですけど(雑誌のインタビュー記事なんかで読むんですけど),わかりますね。

● ぼくの場合は宇都宮駅ビルに入っているスタバに行くことが多いんですけど,今回も長方形の8人がけのテーブルの端が空いたので,そこに席を取りましたよ。
 やはり勉強机なんですね,ここ。女子高生の事実上の指定席なのかも。オッサンがいてはいけないのかも。

● このテーブル,待ち人の行列ができる通路際に位置するんでした。ちょうど昼休みの時間帯だったこともあってか,行列がけっこうできましてね,うるさいこと夥しかった。騒音の主体はやはり女子高生たち。
 ただし,女子高生ウォッチングをしたい向きには最適。

● でも,次はこの席は避けようと思った。

2014年6月25日水曜日

2014.06.25 暑いこの時期はスターバックスのフラペチーノ 2

● 2日続けて同じスタバに。「普通にアイスコーヒーでもいいんだけどね」というわけで,アイスコーヒーのグランデを注文。388円。
 結論。フラペチーノがいいですな。

● 外に面したカウンター席に座ってみた。ここでも女子中学生がふたり,ノートと参考書を広げて勉強中だった。喋ってばかりであまり勉強は捗っていない様子だったけど。
 ここを学習室がわりにしている子はほかにもいたけど,総じて女の子が多いですね。
 対して,ノートパソコンを広げて何かしているのは,男性に多い。

● じつに,ここは学習室であり,オフィスですな。したがって,お一人様のご利用が多い。ぼくもそうなんだけど。
 普通のというか昔の喫茶店とは様相がだいぶ違う。デートの場には適さないかもしれない。
 この利用のされ方が,つまり,スタバが提供しているサービスってことになる。お客さんもそれを求めてくるんでしょうね。

● すぐそばにモスがあるんだけど,モスと比べてもそうした利用のされ方が顕著だ。モスにだってカウンター席はあるし,テーブルの大きさも似たようなものだし,ひとりで入るのに躊躇はいらないんだけど,雰囲気も使われ方もけっこう違うように思える。
 モスはセットメニューがメインになるけれど,スタバはコーヒーのみというお客さんが多い。コーヒーだけだから場所を占有しない。その分,ノートやパソコンを広げやすい。

● でも,それが違いの理由ではなさそうだ。何かね,棲み分けができてるような感じがするんですよ。
 おそらくなんだけど,スタバにくる人は,モスなんてカッペだと思ってるんじゃないかなぁ。家族連れはモスに行きなよ,的な感じ?

2014年6月24日火曜日

2014.06.24 暑いこの時期はスターバックスのフラペチーノ

● 暑くなるこの時期には,避暑をかねてスタバで冷たいものを飲むのが楽しみ。ダークモカチップフラペチーノのグランデ,税込みで550円。
 ま,普通にアイスコーヒーでもいいんだけどね。

● ぼくが行くスタバはだいたい宇都宮駅ビル「パセオ」にあるお店。大きな長方形の8人がけのテーブルの端が空いていたので,そこに座りましたよ。
 中高生が3人いて,お勉強中だった。あとから,大学生か専門学校の生徒がやってきて満席になった。
 このテーブルはすなわち勉強机だね。図書館ではなくて,ここに勉強にきているんだな。

● かく申すぼくも,セリスキンに脳内妄想を書きつけた。6ページ。