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2024年6月27日木曜日

2024.06.27 仙台から青森へ

● 明日はどうしようか。盛岡? それとも青森まで行っちゃう?
 結局,青森まで行こうとなったので,指定券を取りました。以上,昨日の話ね。

● 今日の青森行きは問題なく取れたんだけど,帰りのが満席で弾かれましてね。次のが取れたんで,とりあえず無問題ではあるんだけどね。
 ぼくらのような大人の休日倶楽部パス族が多いのか。閑散期の需要喚起策として,大人の休日倶楽部ってけっこう効果的なのかなぁと,また思ったんでした。

● が。仙台駅の新幹線ホームに来てみると,爺婆より若い人が多い。新幹線の指定券を取るのは,大人の休日倶楽部パス族ではなく,インバウンド組が多いかもしれない。観光業は外貨獲得に大いに貢献しているね。今の日本は恒常的な貿易赤字国だからね。
 つーか,そんなに混んではいないっぽいんだけどね。

● はやぶさ21号車内。車窓の景色は見れませんわね,これじゃ。
 こういう非日常の旅行気分を演出したがるのは,家人の性癖。女性はみんなそうだとは思わないけれども,こういうのってママゴト遊びの延長なんですかねぇ。
 逆に,ぼくらがやってることって,結局のところはママゴト遊びなんですかねぇ。ごっこ遊びというかな。なんか,そんな気もしてくるんだよね。

● 新青森駅の在来線ホーム。駅のホームに喫煙所がある。文化度が高いぞと言いたくなるが,利用者が多いとちょっと厳しいかもね。
 新幹線ホームにも喫煙室はあるが,これは宇都宮駅にもある。どこにでもあるものなんでしょうね。新幹線ホームはね。

● 新青森から青森まではひと駅。距離も短い。何とかならなかったのかと言いたくなるのだが,ならなかったんでしょうね。
 でも,このひと駅が大きい。待ち時間がバカにならない。ぼくらは盛岡以北の新幹線は初めてだから,キョロキョロしている間に時間が過ぎてくれるけどさ。
 そのひと駅は特急スーパーつがる1号で移動。このひと駅間に限り,自由席なら乗車券のみで乗車できる。

● で,青森着。駅舎と駅構内と駅前の景観が全然違っていた。ま,前回来たのは30年ほど前のことだから,変わってて当然ではありますよ。
 前回は夜行バスで来たんだったかな。

● ひと口に東北というけれども,東北は広い。新幹線が盛岡までだった頃は,盛岡から先が遠かった。つまり広かった。
 新幹線は東北を分断した。仙台からなら,青森に行く間に東京まで往復してお釣りが来たろう。

● 秋田新幹線,山形新幹線が開通し,東北新幹線が青森まで延伸されて,東北にはどんな変化が起きたのか。
 “東京と近くなりたい” がすべての道府県の願いだろうが,高速道路ができ,新幹線ができて,生活は便利になったのだろうか。

● ここまで経巡ってきて感じたことは,仙台の巨大さだ。地方では東京への一極集中を批判する人が多いのだが,それぞれの域内でも一極集中が見られる。
 北海道なら札幌への集中,東北は仙台,九州は福岡。一極集中は自然の流れのようにも見える。それに棹さしてもいいことは何もないのではないか。
 高速交通網を整備することは,その一極集中を側面から援助する結果になる。基本的にけっこうなことなのだろうと納得している。

2024.06.27 二夜連続のダイワロイネット

● ホテルは仙台でもダイワロイネット。山形よりも先にできてるんですかね。
 つまり,後発の強みか,山形の方が居心地がいいです。特に,フロント階のロビーの居心地がね。
 ここはフロントにいるスタッフに見られている感がけっこう強いんですな。別に悪いことしようってんじゃないんだけど。

● しかし。何と,朝食付きで1万3千円台。
ただし,部屋はお任せ。
 でも,ぼくらには充分快適でしたよ。デスクはなし。オープンスペースに作業ができるテーブル席があるかと思ったのだが,特にはないようだった。
 仕事を持ち込む人には向かないかもしれないフロントに言えば,可搬性のある小型デスクを貸し出してくれるのかもしれないけれど。

● ホテルの朝食。唯一,まともなものを食べれる機会です。いたって普通ですが,地元ならではのものも,当然ありますよ。笹かまぼこ,金華サバ,白石温麺など。
 右側の写真は里芋と赤魚の煮付け。ぼくは芋族で,里芋大好き人間でありますよ。

● 白石温麺,旨かったッス。麺の短さがミソなんですか。すまし汁仕立てなんだけども,味はしっかりしている。冷や麦で代用してもいいですかね。
 願わくば,椀子そば風ではなく,ガッツリ喰いたかったですな。

● 右は牛タンカレー。はい,また食べすぎました。

● 自分も東北文化圏(?)の系譜に連なる人間であることを実感しましたです。これらがすんなり胃に入ってくるのでね。
 その文化圏で生まれ育ったのだから,そこから脱出するのはおそらく不可能です。脱出したくなんかないけどね。

● 朝食会場はホテル唯一のレストランで,かつ,夜はバー営業もしているらしい。
 たぶん,バー営業からそのままシフトしてきたと思しき若い男女スタッフがお客を捌いていた。うん,夜の方が似合いそうな感じがする。

2024年6月26日水曜日

2024.06.26 仙台グルメ?

● せっかく仙台に来たのだから,海のものが食べたいね,と,入ったのがクリスロード商店街の回転寿司。何だかなぁ。
 って,他は敷居の高さを感じませんか。

● 「一蘭」もあったんだけども(仙台だから当然ね),一蘭は那覇で2日連チャンでいってるからね。その後,新橋の一蘭にも行ってるんで,今月は3回行ってるんだよね。もういいよね。

● タコの唐揚げでハイボールを2杯飲んでね。安めの鮨を食べてさ。シャリが赤シャリというやつでした。
 最後に鰻を食べて,仙台での食べ納め。何だかなぁ。

● というわけで,仙台に来ても食べ歩きなんてことはしちゃいない。
 仙台といえば牛タンってことになる? けれども,牛タンってさほどに旨いもんじゃないでしょ。仙台といえども例外ではないと,ぼくは思います。

● 仙台でこれはとおもったのは “ずんだ” でした。枝豆を粗く砕いて食感を残してるのがミソなんですかね。
 ずんだ の鯛焼きが旨くて,何度か同じところに買いに行って食べましたよ。

2024.06.26 仙台空港アクセス線

● 仙台空港アクセス線に乗ってみよう。用があって仙台空港を使うことはないと思うので,この機会に乗っておかないとね。
 仙台空港鉄道株式会社が運営する路線なので,大人の休日倶楽部パスは使えないはず。といっても,車両はJRのもの。切符もJRの自動券売機で買える。

● 仙台駅では3番線がアクセス線の専用番線のようだ。同じホームを中央で区切って,北側が2番線,南側が3番線。
 名取から先がアクセス線になるのだろう。名取から先は高架になる。
 列車はすべて仙台から空港まで直通する。名取で乗り換える必要はない。

● 空港アクセス線ながら,東京モノレールとはだいぶ様相が違う。この路線は何より地元の人たちの生活路線になっている。
 名取までの東北線間は細かく駅を刻んでいる。仙台を発車した時には満員だったのが,南仙台でドッと降車する。座ることができた。

● アクセス線に入ってからも,
仙台空港のひとつ前の美田園でかなりの人が降りた。
 空港まで乗る人はそんなにいないのだった。

● 東京まで行くなら,搭乗手続きの煩瑣を考えると新幹線の方が手間なしだし,早いだろう。国際線もあるのだが,ソウル,台北,北京くらいのものだから,関西や那覇,千歳に行く人が多いのだろうか。
 と言っても,そんなに沢山はいないだろうな,と。

● 国際線はインバウンドの受入れがメインの機能だろうと思う。これはどこの空港も同じでしょ。
 海外に出かける日本人はそんなに多くないでしょうよ。

2024.06.26 山形から仙台へ

● さて,今日はどこに行くか。このホテルが気に入ったので,連泊もあり得べし。
 と言っても,大人の休日倶楽部パスがあるんだから(もう元は取れている)使わなきゃ。

● 仙台に出ることにした。ホテルはやはりダイワロイネットにした。
 というわけで,今日は仙山線に乗るにとどまる。一昨日,昨日とけっこう乗ったので,今日は休憩。つーか,今日以後はだいたい休憩。

● 山形駅で “大人の休日倶楽部パスをお持ちの方は‥‥” というアナウンスを聞いた。駅に入るときはパスだけを,新幹線の改札機にはパスと指定券を一緒に入れろ,と言っている。
 倶楽部パスの爺婆が多数出没しているのだろう。で,爺婆たちが改札機相手に戸惑って,佇んでしまうことがあるのだろう。

● 実際,こんなにいたのかと思うシーンがこれまでにもあった。宇都宮あたりじゃまず見かけないので,これってどの程度浸透しているのだろうと思っていたのだが,どうしてどうして相当多いんだわ。
 “大人” って感じの爺婆じゃないけどね,大半は。もちろん,ぼくを含めて,ですよ。急いで付け加えておかないと,要らぬ誤解を招きそうだからな。

● 山形発12:01の快速運転の仙山線仙台行きに乗車。仙山線には二度乗っているが,二度とも仙台から。山形から乗るのは初めてだ。
 羽前千歳から仙山線に入る。山岳路線と言っていいと思う。今ならトンネルを掘るだろうに,レールを敷けるところを見つけて敷設している。おかげで気持ちの良い車窓になる。車内にいても森林浴をしたような気分になる。

● しかし,仙山線で唯一のトンネルがとんでもないシロモノだ。面白山高原〜奥新川間の長さ5361メートルもある仙山トンネル。
 このトンネルで県境を越えるわけだが, 1935(昭和10)年に着工し,1937年に開通したらしい。よく造ったものだなと思いがちなのだが,その感想は当時の日本人を舐めているからかもしれんね。

● なぜって,明治の初期,新橋〜横浜間に初めて鉄道を敷いたときにも,高輪築堤を造っちゃってるんだからね。海に堤防を築いて,その上を列車道にしてるんだから。
 ちなみに,トンネル内走行中はけっこう揺れる。

● 愛子と書いて “あやし” と読む。難読駅名のひとつでしょう。
 このあたりから仙台市郊外といった趣を呈する。仙台〜愛子 の区間運転もけっこうあるっぽい。このあたりまでが仙台への通勤エリアになっているのだろう。

● というわけで,仙台に着いた。ぼくは数年ぶり,家人は30年ぶりくらいになるらしい。
 都会過ぎるぅ,が家人の第一声。東京と違うのは,空が高いことと山が近いこと。

● 山形もそうだったのだが,仙台の街を歩く人たちから,いわゆる東北弁は聞こえてこない。東北弁はもはや絶滅危惧種であるのかもしれない。

2017年7月30日日曜日

2017.07.29 「青春18きっぷ」で南東北へ

● 27日に続いて,今日も「青春18きっぷ」でフラリと出かけてみた。27日は上り電車に乗ったので,今回は下り(黒磯行き)に乗った。
 黒磯から郡山行きに接続。が,約30分待ち。黒磯まで乗ってきた電車はもっと早く宇都宮に折り返す。自分も一緒に折り返そうかと思ったんだけど,郡山行きの電車がすでに待機していたので,思い直しました。

● 郡山行きは堂々の6輌編成。宇都宮~黒磯の電車は,基本,4輌だからね。
 黒磯から白坂までは高原列車の趣がある。鋭角的に凄いと思わせる風景は特にないんだけど,この区間の車窓にはつい見ほれてしまう。
 白河を過ぎて久田野にかかると,水田が軌道敷のすぐそばまで迫っていて,田んぼの中を走っている気分になる。この時期の水田の緑は,濃すぎず,薄すぎず,ちょうどいい。手を加える必要のない緑というか。

● 無人駅の高久や豊原で下車した人は(地元の人を除くと)あまりいないと思うんだけど,ぼくはある。
 那須三十三観音霊場というのがありましてね。十数年も前になるんだけど,そこを歩いて回ろうと思って,実行に移したんですよ。
 結局,3分の1くらいで止まってしまって,ずっとそのままになっているんだけど。

● 一番札所は黒羽の明王寺。西那須野から黒羽までバスで行って。
 もちろん,一気には無理なので,週末ごとに回れるところを回って,最寄駅から帰ってくるっていう形で。
 その際に,高久駅で降りて豊原駅に戻ったことがあったんでした。

● 郡山駅で降りるのは,何年ぶりになるだろう。駅前の風景がだいぶ変わっていた。
 前は,駅を出ると,あられもなく風俗店の連なりが目に入ってきたんだけど,その風俗店がなくなっていて,新しいビルが建っていた。総じて,駅前が小綺麗になっている。
 以前にはあったくすみのようなものがきれいに拭われている。つまらない風景になってしまったと見る人もいるかもしれない。
 駅前の活気は宇都宮を凌ぐというのが,ぼくの見立て。

● さて,ここからどうするか。
 磐越西線で会津若松に行ってみるか。若松から会津鉄道で栃木に戻るのも悪くはない。
 ちょうど快速が出るところだった。ところが,その快速がけっこう混んでいたんですよ。それを見て,この案は却下。
 水郡線で水戸に出るか。水郡線は途中から久慈川に沿う。矢祭山あたりの車窓からの景観はなかなかのものだ。
 が,ダイヤがきわめて疎。次の水戸行きは午後1時までない。さすがに待てない。
 というわけで,東北本線をさらに北上することにして,福島行きの電車に乗った。

● 福島には正午ちょい前に着いた。乗ってきた電車は20分後に折り返す。それに乗れば,ぴったり水郡線に接続するのかもしれない。
 福島の市街は東口に広がっている。だけど,あえて西口に出てみた。
 まず目に入るのはアパホテル。業績は絶好調と聞く。が,ぼくは泊まったことはない。ビジネスホテルだったら,東横インでよろしかろう。
 駅構内にダイソーがある。不二家のレモンスカッシュと酒の肴になりそうなものをいくつか買った。まだ飲まないけどね。

● 水郡線に惹かれるものはあったんだけど,仙台行きの快速があったので,仙台まで行ってみることにした。
 仙台行きでは車内検札があった。まだやっていたのか。こちらは天下無敵の「青春18きっぷ」を持っているんだから,検札でも何でも来い,の気分。

● というわけで,仙台。栃木県人にしてみれば,ここははっきり大都会。キラキラと眩しい街だ。
 しかも,市街地がコンパクトにまとまっている。そのコンパクトなエリアの都市集積度は相当なもの。
 もっとも,今はそうでもなくなっているのかもしれない。空港ができ,地下鉄が延伸された。市街地がだらしなく広がってしまったかなぁ。

● さて。その仙台にも特に用事はない。行きたいところも,見たいところもない。
 しかも,家を出るときは雨は降っていなかったのに,けっこうな雨足になっている。傘は持っていない。

● ついでに申せば,食べたいものもない。仙台に来たんだから牛タン定食くらい食べていこうよ,という発想はなし。
 牛タンなんて日本全国どこにでもある。仙台の牛タンが特に旨いわけでもあるまい。
 宇都宮は餃子の街だといっても,宇都宮の餃子が他と比べて突出しているわけではまったくないのと同じことでしょ。

● こういうものには仕掛人がいるはずで,その仕掛人の果断と実行力には敬意を表するにやぶさかではないけれども,やぶさかではないというにとどまる。

● 駅の東口と西口を結ぶ地下道があった。ところが,この地下道がくせ者で,東口に出てみようとしたところが,少々手間取ってしまった。
 駅ビルの2階に東西通路があるので,そちらを使えば最短距離で行けるんだけど,地下道はそうなっていない。地下鉄駅に行く人用でしょうかね。
 でも,穴があいていれば,入ってみたくなるじゃありませんか。

● そうこうしているうちに小1時間が経ってしまった。さらに北に向かおうとすれば,小牛田や一関まで行く電車がある。
 けど,さすがにこれ以上北上してしまっては,今日中に自宅に戻れるかどうか不安になる。引き返すことにする。
 15:02発の福島行きに乗った。上りは接続よく,福島からはすぐに黒磯まで行く電車に接続する(郡山で15分停車)。

● 仙台駅のコンビニでおにぎりを2個買った。うち1個は牛タンおにぎりを選んでしまった。われながら首尾一貫しないところだ。これが遅い昼食。
 結局,今日,行った先で買ったのは,福島駅構内のダイソーの炭酸飲料とこのおにぎりだけ。
あとはお金を使っていない。何てこったい。経済振興にまるで協力していませんよ。

● ま,いいかぁ。自分は倹約して,相方に使ってもらえればね。それがぼくの幸せ・・・・・・だ。
 ちなみに,相方は昨日から3泊4日で香港に行っているんですけどね。

● 帰り,黒磯駅で缶ハイボールを買って,電車の中で飲んだ。最後に動くパブタイム。
 それでもけっこう面白かった。まだまだ電車に乗り続けられる体力は残っていましたぞ。