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2019年4月13日土曜日

2019.04.13 ひっさしぶりに氏家「登竜」

● 氏家の「登竜」に行った。だいぶ間があいてしまった。
 理由はひとつしかない。食事時に行くと駐車場が空いていない。何度か行っているんだけど,その都度諦めて別のところに行くしかなかったのだ。

● 今回は,17時前に行った。さすがに入ることができました,と。しばらく行かない間に何が変わっていたというわけでもない。
 メニューを見て2つだけ気がついた。ひとつは新メニューが加わっていたこと。ゆず塩タンメン。茂木発祥と考えていいんでしょうかね。真似されるというのは,嘆くことじゃなくて,胸を張っていいことだと思うんだけどもね。

● もうひとつ。味噌ラーメンの“トッピングなし”が,味噌野菜ラーメンと名称変更。チャーシューなしで,野菜ドッサリの味噌ラーメンですな。
 つまり,以前は味噌ラーメンに2種あったということ。紛らわしいから,この名称変更は正解だと思う。

● じつは,相方はこれしか注文しない。たぶん安いからだと思う。あと,野菜がたっぷり摂れること。
 が,他にも好きなものがあって,それはチャーハン。ので,ぼくはチャーハンセットを注文して,チャーハンを分けてあげることにする。

● ここのメニューはひと通りは食べていると思う。麺類はもれなく。で,やっぱり醤油ラーメンが一番だと思っている。具だくさんではなくて,麺そのものをすすり込むには,やはり醤油でしょ,みたいな。
 セットメニューにはその醤油ラーメンの小さなのがスープ代わりに付いてくるので,醤油ラーメンを食べたい欲はそれで満たされる。

● チャーハン,旨ぁ。飲食店のミスター氏家は,やはり,ここでしょうかなぁ。いや,揺るぎなくここだな。
 氏家で最後まで残る飲食店はたぶんここになる。その理由は,何となく捉えているつもりだけれど,ではそれを言語化してみろと言われると困る。言葉にするとこぼれ落ちるものが出てきそうだ。

2018年7月30日月曜日

2018.07.30 「登竜」の醤油ラーメン

● 氏家の「登竜」で久しぶりの醤油ラーメン。名前のとおり醤油がクッキリとわかる。素朴というか,不要な洗練を拒むというか。
 定食を注文すると,この醤油ラーメンのミニサイズが汁物がわりに付いてくる。ので,「登竜」に来るお客さんの多く(ほぼ全員)は醤油ラーメンを食べているはずだけれども,単品で醤油ラーメンを注文する人はそんなにいない印象。

● 巷の醤油ラーメンの複雑な味に慣れてしまうと,「登竜」のベーシックには物足りなくなるのかもしれない。「登竜」には醤油ラーメン以外に食べたいメニューがたくさんあるしね。

● 最初に2枚入っているシャーシューを食べた。余計なことをしていないチャーシューだ。しみじみ味わってから麺に取りかかる。
 ぼくの舌は,多品種を少量ずつではなく,1品を多量に食べるという,貧乏人仕様なのだけど,さすがに特盛りはそろそろ無理かもしれない。途中で舌が飽きたと言いだした。
 いい年になっても胃と舌をコントロールすることができない。少ぉし情けないと思う。

● 左の写真は「登竜」に貼ってあったポップ。豚の角煮がメニューに加わった。「食べたっていいじゃない ブタなんだもの」というんだけど。
 これさ,「あんたブタでしょ,ブタなんだからどんどん食べなさいよ」とお客に言ってる? そうじゃないよね。ブタなんだから食べてもいいんだよ,という意味だよね。ね。

● 生ビールフェアをやっていて,けっこうお得な金額。相方が食指を動かした。目先の得に徹底的に弱いやつ。オレが運転するから飲んでもいいよ,と言ったんだけど,思いとどまった。
 彼女,アルコールは基本的に飲めないタイプなんだけど,飲める人への憧れがある(本人談)。おそらく,その場合の酒はシャンパンとワインをイメージしているのだろう。夏のビールもかろうじて彼女が想定しているシーンに入るらしい。

2018年7月21日土曜日

2018.07.21 「登竜」でレバニラ炒め定食

● 氏家「登竜」。庶民の逞しい食欲を満たすところ。土曜日だし,混む前にと18時前に行った。幸い,待たずに座れた。
 その「登竜」でレバニラ炒め定食を注文。レバニラ炒めを肴にしてハイボールを飲めれば,さらにいいのだが,白いご飯もいいものだよね。

● これを食べられるということは,夏バテしてないってこと。レバニラを食べてれば夏バテしないってことではないと思いますな。レバニラを食べられる状態であれば大丈夫ということは言えてもね。
 つまり,夏バテしちゃってたら打つ手はないよ,と。涼しいところで身体を休めるしかありませんわな。その際,無理に食べようとしないことが最も肝要かと存じまする。無理に食べては内臓が休まらない。

● 店の前に大勢に人がたむろしてて,何があったんだと思ったんだけど,どうも地元のさくら清修高校の野球部の部員と保護者が集まっていたらしい。
 高校野球の県大会の最中だ。ひょっとして,今日試合があって,その慰労をしようということなのか。頑張った部員に腹一杯食べさせようということか。

● 氏家ではお祭りもあったようで,駅前の道路は歩行者天国になっていた。じつは,ぼくの地元でも今日が祭りだったのだが(ただし,お祭りする神様はいない),祭りは時期が集中する。
 集中しても困ることはない。祭りは見るものではなく参加するものだからだ。

● それゆえ,祭りを観光資源と捉えるのは間違っていると思う。むしろ,神聖なものなのだから,部外者は立入禁止にするくらいでいいのでは。
 ところが,ぼくの地元でもそうなんだけど,お祭りすべき神様がいないのに,祭りの真似事をしたがるやつがいるんだな。人は集まるのが好きだから,そうした真似事にもけっこう集まってくるんだな。

2018年7月11日水曜日

2018.07.11 「みやこ家」であっさり煮干しつけ麺

● 氏家の「登竜」に行ったのは先月の27日。チャーハンセットを食べた。2週間しか経っていないんだけど,今日はレバニラ炒め定食を食べようと(本当はレバニラ炒めを肴にハイボールを飲みたいのだが),行ってみた。
 が,2ヶ所ある駐車場が満杯だった。アッチャッチャ,「登竜」にはこれがあるんだな。それだけ支持されているということなんだけど。

● 胃はレバニラ炒め定食がやってくる準備を始めていたようなのだが,致し方なし。ので,もうひとつの「みやこ家」に転進。こちらは先月22日以来。
 原材料値上がりのためやむを得ずだと思われるのだけど,少々の値上げを実施したようだ。

● あっさり煮干しつけ麺の大盛り。チャーシューのかたまりが入っている。ホロホロしてますわ。
 煮干しつけ麺にも濃厚とあっさりがあって,「みやこ家」のことゆえ,あっさりでもけっこう濃厚。麺を味わうには,あっさりの方がいいかなと思ったり,やっぱ濃厚の方が旨いよなと思ったり。

● ほんとに旨いラーメン屋は,メニューにラーメンとチャーシューメンの2つしかなかったりするものだという人もいる。
 さすがに2つということはないけれども,「みやこ家」のメニューもそんなに多い方ではない。というか,ぼくはつけ麺と“まぜそば”しか食べないので,この時期は6種類だ。石焼きつけ麺のあっさりと濃厚,煮干しつけ麺のあっさりと濃厚,カレーつけ麺,それと“まぜそば”の6種。

● 「みやこ家」も出るときにはかなりのお客さんが入っていた。何だろ,今日は何かあったんだろうか。水曜日だから混む日ではないと思うんだが。

2018年3月28日水曜日

2018.03.28 「みやこ家」でカレーつけ麺

● 氏家の「みやこ家」でカレーつけ麺を食す。半ライスが付いてきて,最後は汁をご飯にかけて食べる。これでガツンと来て,飽満感に苦しむことになるんだけど。
 だから,カレーつけ麺だけは並盛りにしておかないといけない。

● 相方は“あっさり味噌そば”。つまり,味噌ラーメン。あっさりといっても,かなり濃厚。“濃厚味噌そば”もあるんだけど,こちらは汁がペースト状になっている(というと,少し大げさ)。
 「登竜」の味噌ラーメンとどちらが旨い? と訊いたところ,味はこちらが好き,値段は「登竜」が好き,と返ってきた。

● ぼくは「みやこ家」の“あっさり味噌そば”を食べたことはないんだけど,たぶん,「登竜」の味噌ラーメンはじんわりと旨いのに対して,「みやこ家」のはわかりやすく旨いのだと思う。
 じんわりと旨いのは理解されるまでに時間がかかる。わかりやすく旨いのは飽きられやすいかもしれない。

● ところで,氏家にはこの2つのほかにも,いくつかラーメン店がある。その“いくつか”の中の2つには,行ってみたことがある。どちらも旨かった記憶がある。お客も入っていた。
 ラーメンとは関係ないけれど,氏家には「Niwa」という全県区のビストロもある。ぼくはこういう店を洋風居酒屋として使ってしまうんだけど。

● ひょっとすると,氏家は食の街かもしれないと思うんですよ。その中心に位置するのは,古くからここで商売をしていてなお廃れないでいる「登竜」かなぁと思っているんだけどね。

2018年3月21日水曜日

2018.03.21 「登竜」のカレーライス

● 相方と氏家の「登竜」で夕食。かねての予定どおり,辛さ3倍のカレーライスを注文。
 10倍まであるんだけれども,辛いのが得意じゃないので,まぁ3倍くらいがいいところだろう,と思って。

● ところが,カレーが届いた瞬間,自分にはキツイなとわかった。ほら,辛さって匂いがあるじゃないですか。
 やはり,ぼくの限度を超えていたようで,少々手こずってしまった。

● 10倍を注文する人がいるんだろうか。高校生の中にはいるだろうな。粋がる可愛い男の子。
 辛いを通り越してジンジンとしびれる感じになるだろうな。数秒遅れて,口の中が猛烈に熱くなるだろう。もはやカレーですらなくて,刺激を固めたような,食べものとも言えないものになっているだろう。
 自分で試してみればいいんだけど,ぼくがやっても可愛くないのでやめておく。

● 次は2倍にしておこう。たぶん,そのあたりがぼくには適当だろう。
 まぁ,「登竜」でカレーを食べなくてもいいわけだよなぁ。「登竜」の本流はカレーじゃないから。本流が旨いところは本流外も旨いんで,カレーも食べてみたくなるってことなんだよね。

2018年3月14日水曜日

2018.03.14 氏家「登竜」で味噌ラーメン

● 相方と氏家の「登竜」に。相方はここでは味噌ラーメンしか注文したことがない。あ,チャーハンも少し食べたことがあった。
 ラーメンの王道は醤油でしょ。麺を味わうのに一番いいのは醤油。ので,「登竜」で麺を食べるときは,醤油をメインにしている。

● カップ麺にしても,日清のカップヌードルも嚆矢となったのは醤油だったでしょ。
 海鮮とかカレーとか担々麺とかチリトマトとか,今のカップ麺は百花繚乱の趣を呈しているけど(外国の麺まである),一番売れているのは何なんだろ。ひょっとして最初にでた醤油のカップヌードルではあるまいか。

● のだけれども,今回は,相方に合わせて味噌を注文。野菜たっぷりの味噌ラーメン。ラーメンの王道は醤油と言ったあとで何なんだけど,「登竜」の一番人気はたぶん味噌。
 野菜はキャベツ,モヤシ,ニラ,ニンジン。そこに刻みネギを惜しげもなく載せてある。

● じんわりと旨いから,飽きることがないんだと思う。相方が味噌に決めているのは野菜が食べられるからだと言っているけれども,その前に“飽きない”ということがあるだろう。
 じんわりと旨くするにはどうすればいいんだろう。秘訣というものがあるんだろうか。あまり突き詰めてしまってはいけないような気がするし,突き詰めないとダメなようにも思えるし。

● とにかく。「登竜」のない氏家はもはや氏家ではない。と,ぼくは思っている。「登竜」の存在感というのは,氏家でも別格のような気がしてきている。
 氏家には,ラーメン店に限っても,「登竜」以外にたくさんある。そのいくつか(といっても3つだが)にはぼくも行ったことがある。それぞれに旨いのであるけれど,「登竜」に戻ってしまう。

● ところで。ここのカレーは辛くなくていいなと思っていたんだけど,辛さは増やせるんでした。10倍まである。せいぜい3倍か,ぼくの場合は。
 よし,次は辛さ3倍のカレーライスを注文してみるか。

2018年2月15日木曜日

2018.02.15 「登竜」で肉入り野菜炒め定食

● 夜,相方と氏家の「登竜」。肉入り野菜炒め定食を食す。920円(+税)。
 相方は,ここで食べるのは味噌ラーメンに決めているようで,それ以外のものを注文するのを見たことがない。たまに,チャーハンも食べるが。

● 野菜炒めはハイボールにも合いますなぁ。これと長芋キムチでハイボールを2,3杯飲んで,締めに醤油ラーメンを食べて帰る。1年前まではそんなこともしてたんだけどなぁ。
 いくらなんでもカロリー取りすぎでしょ,と我ながら思うんだけど,まぁ,そこはそれ,深くは考えない。

● 何というのか,安心感に包まれる旨さ,とでも言いますかねぇ。腹いっぱい食べてもらいたいという,店主の思いがね,直截に伝わってくるようで。
 ダイエットだのコレステロールだの,そんなのはアナタね,死んでから考えたって遅くないよ。生きてる間は食べなさいよ。美味しいものを食べるのは,アナタね,人間の一番の幸せでしょうよ。食べられてればたいていのことは大丈夫よ・・・・・・と,言われているような気がするんだよ。

● 飲むなら,銀座より新橋。着るなら,アルマーニよりユニクロ,食べるなら,ホテル・レストランより「登竜」(ちなみに,書くなら,モレスキンよりダイスキン)。格好を捨てて実を取れば,そういうことになります。
 服装を整えて,ナイフやフォークを操って食べるのも,それはそれであっていいと思うんだけど,究極は緩みが許されないと辛くなる。職業や収入の多寡を問わず,人は誰でもそうだと思っているのだが,ひょっとするとそうじゃない人もいるんだろうか。

● 「登竜」があるのに,氏家にはバーミヤンもあれば,他にもラーメン屋がいくつもある。それぞれに成り立っているのが,不思議といえば不思議。どうして「登竜」に集中しないのだろう,と。
 社会は複雑なのだよね。ぼくの直線的な把握の仕方では掴まえられないだけなんでしょうね。

2018年2月2日金曜日

2018.02.02 氏家「登竜」でチャーハンセット

● 久しぶりの氏家「登竜」。チャーハンセット。チャーハンとミニ醤油ラーメンのセット。
 安くて旨いものを腹いっぱい。やはり,これが幸せの基本ですなぁ。人間,何が一番大事かといって,旨いものを旨いと感じられること。でもって,それをガッツリ喰える健啖家であることだな。

● 「登竜」のこの安心感は何なのだろう。存在している長さだろうか。昔からあるという。昔懐かしい雰囲気が残っているということか。
 が,これは絶対に違う。昔のままの店だったら,まず現代では受け入れられないだろう。ほんとに昔の味のままだったらソッポを向かれるだろう。

● 店主の一意専心だろうか。長く続けてきて,なお飽きる気配を見せずに,厨房に立っている姿だろうか。それはあるような気がする。
 というより,第一にはやはりそこなのだろうな。この店は店主でもっているのだろう。

● 調理の技術や原材料に格別の秘密があるわけではないように思える。あとは店主の心ばえを盗めれば,第二の「登竜」,第三の「登竜」ができる。
 暖簾分けを惜しんでいるわけではない。が,暖簾を分けてもらって続いている店がない(ぼくの知る限り一店だけあるが)。
 あまり頭がいいとダメかもしれない。世間が見えすぎるのも,たぶん,マイナスに作用するだろう。

2017年12月10日日曜日

2017.12.10 氏家の「登竜」でチャーハン

● 氏家の「登竜」で昼食。今日は21時までは全席禁煙のはずだから,相方も安心して。
 何度かくるうちに,相方もここが一番のお気に入りになって来たようだ。そうだろうよ。回を重ねるごとにじんわりと旨さが染みてくるのだ。

● ぼくが注文したのはチャーハンセット。相方は味噌ラーメン。野菜がたくさん食べられるから,と。
 その相方,ぼくのチャーハンも食べて,味噌ラーメンは少し残した。食べても食べても野菜が減らない,と申しておりました。

● 「登竜」のエバンジェリストになるつもりはないんだけど,いいものはいいのだ。旨いものは旨い。

● 配膳はアルバイトがやっている。わりと勤務年数が長い印象。居心地がいいのか,いつかは厨房の中に入って技を覚えたいと思っているのか。あるいは,それ以外に理由があるのか。
 長く務めた人には暖簾分けを許している。ひと頃は何軒か「登竜」ができたことがある。のだが,暖簾分けで始めたところで続いているのは,ぼくが知る限り一軒しかない。なかなか本店のようにはいかないようだ。
 なぜかというと,本店の大将をコピーすることができていないからではないかと,無責任に推測している。

● お見受けするところ,これだけ流行っているんだから,相当な日銭が入るだろう。ベンツに乗ったり,店を任せて夜遊びをしたければ,いくらでもできるんじゃないかと思う。が,そうしている気配はない(ベンツには乗っているのかもしれないけど)。
 ほぼ,年中無休。店を開けている時間が12時間。当然,仕込みや仕入れもあるんだろうから,仕事ずくめのはず。
 いつ行っても大将は厨房にいる。仕事が生活のすべてになっているようだ。何十年もそうしてきた(のだろう)。
 大将はたぶんインターネットもしないだろうし,スマホも持っていないっぽい。テレビを見ている時間もないだろう。北朝鮮の核ミサイルなんか彼の世界にはないだろう。

● 暖簾分けで独立した人には,これがたぶんできない。飽きてしまうのか,途中でダレてしまうのか。いや,できないのが普通だろう。
 それを責めるわけにはいかない。自分だって絶対にできないから。しかし,普通ではオンリーワンにはなれないものでしょ。

2017年11月16日木曜日

2017.11.16 久しぶりに,氏家の「登竜」

● 久しぶりに,相方と氏家は「登竜」へ。醤油ラーメンを食べた(相方は味噌ラーメン)。ホッとする味。毎日でも食べたい味。
 他に代替するものがない。唯一無二ではないかと思っている。少しほめすぎだろうか。

● 一番人気は味噌ラーメンだろう。たとえば宇都宮の「満天屋」と「登竜」に一回行ってもらって,どちらが旨かったかと訊けば,10人が10人とも「満天屋」が旨かったと回答すると思う。
 ところが,5回,10回と回を重ねると,「登竜」がいいという人が増えてきそうな気がする。「登竜」の味って,そういうところがあると思う。

● それなのに久しぶりになったのは,喫煙問題のゆえ。「登竜」は基本的に喫煙可なんですよ。土日祝日は禁煙にしているんだけど(ただし,21時以降は禁煙解除)。
 以前,禁煙になっていたので,あ,禁煙に変えたんだと思ったんだけど,その日はたまたま土日祝日のいずれかだったのだろう。

● 夜は酒場にもなるわけなので,この措置は妥当というか,「登竜」としても考えた末での結論だと思う。
 けど,うちの相方は煙草の煙と臭いが決定的にダメで。喘息の気があるのでね。我慢が利かない。結果,足が遠のくことになる。つまりは,土日祝日に行くようにすればいいことなんだけどね。

● そういうことはあるんだけど,「登竜」があるから,氏家は氏家たり得ているといいますかね。「登竜」のない氏家なんて,炭酸の抜けたソーダ水のようなものだな。

2017年9月17日日曜日

2017.09.17 「登竜」でカレーライスを食べる

● 夕食を食べに相方と出かけた。こういうとき,どこにしようかと言い合うわけだけど,最初から候補は3つ。氏家の「みやこ家」と「登竜」,「みんみん」の高根沢店だ。
 休日の昼間ならば,「宇都宮スパ屋」と烏山の「クローバー」も選択肢に入るんだけど,夜になってしまうと近場に限られる。
 
● 「みやこ家」になることが多い。相方の希望がほぼ通るからだ。その相方は,今のところは,「みやこ家」がだいぶ気に入っている。
 けど,今日は「登竜」に行くことになった。

● 「登竜」では相方が注文するのは決まっていて,味噌ラーメンになる。ぼくは,その都度迷う。食べたいものが多すぎるからだ。
 一番人気が味噌ラーメンであることは知っているんだけど,ラーメンの王道はやはり醤油だろう。その醤油ラーメンを特盛りにしてもらって,たらふく喰いたい。
 ひと皿ものもいい。チャーハンとかカレーライスとか。以前はキムチチャーハンもあったんだけど,今は普通のチャーハンだけになっている。このチャーハンが旨い。チャーハンとはこういうものっていう,昔ながらの記憶に合致する。
 肉入り野菜炒めやレバニラ炒めの定食もいい。スープ代わりに醤油ラーメンの小さいのが付いてくるので,一回で二度美味しいという,セコいことも考える。

● 迷った末に,カレーライスにした。辛くないカレーライス。日本人の辛さに対する耐性というのは,もともとこんなものだったと思うんですけどね。
 エスニックという言葉が一世を風靡したのはずいぶん前のこと。たぶん夏の猛暑があたりまえになった頃でしょ。で,韓国料理とかタイ料理の辛さが日本でも受け入れられるようになった。
 でも,もともとはね,カレーの辛さはバーモントカレーの辛口程度だったと思うんですよ。でね,カレーって辛けりゃいいってもんではないんですよね。

2017年9月12日火曜日

2017.09.12 久しぶりに「登竜」

● 相方が外で食べたいと言うので,ぼくも帰ってきたばかりでまた外に出るのは億劫だったんだけど,氏家の「登竜」へ。

● 相方は味噌ラーメン。ぼくはといえば,醤油ラーメンを腹一杯喰ってみたいし,カレーも旨いし,チャーハンはもっと旨いし,肉入り野菜炒め定食も食べてみたい。餃子と長芋キムチとご飯を頼むのもありだ。
 結局,今まで注文したことのないパーコー盛り定食にした。定食の中では一番安い。650円(+税)。
 旨かったですわぁ。ご飯も旨い。億劫さを乗り越えると,いいことが待っておりますな。

● 県外に住む友人が訪ねてきて,氏家を案内することになったとしたら(そんな友人はいないんだけどさ)。ぼくなら「Niwa」ではなく,「登竜」に連れて行く。
 彼は,何だ,こんなところに連れてきたのか,という表情を一瞬見せるだろう。ぼくは委細かまわず,肉入り野菜炒めとレバニラと長芋キムチを注文する。自分はハイボール。友人は生ビールをたぶん頼むだろう。
 肉入り野菜炒めをひと口食べた瞬間,ぼくがここに連れてきた理由を彼も理解するはずだ。もし,彼がそれでも,“こんなところに連れてきやがって”という表情を見せるようなことがあったら,彼とは絶交するね。ともに語るに足りぬやつだと判断する。

● 氏家に住んでて,歩いてこの店に来られる人が羨ましい。わが家からも車で15分程度ではあるんだけど,いったん帰宅してからまた出かけるというのは,けっこう障壁になる。

● さて,この店,問題がひとつ。
 以前,隣の席にいた人が煙草を吸って,相方の気分が悪くなったことがあった(少し,喘息の気があるんですよ)。で,しばらく遠ざかることになったんだけど,7月2日に行ったときは禁煙になっていた。
 が,再び,喫煙可になっていたんです。ぼくにはまったく無問題なんだけども,難しい舵取りだね,これはね。

● ここは店側の判断になる。八方美人になろうとせず,店側が喫煙可にしたのなら,こちらはそれを尊重するよ。

2017年7月24日月曜日

2017.07.24 「登竜」で生ビール

● 2日以来の氏家の「登竜」。相方はチャーハン。2日にビール半額セールをやっていることを知ったので,今日はその半額になっている生ビールと餃子。同じ氏家の某店とは違って,間違いなくビールだった。
 お通し(ニンニクの芽)もついてくるので,餃子が来る前に1杯飲み干してしまった。

● 長芋キムチでもう1杯。長芋キムチって「登竜」以外ではお目にかかったことがない。好きずきはあるだろうけど,ぼくはかなり好き。
 ホテルのレストランなんかより「登竜」の方がはっきり旨い。そう断言して憚らない。旨いものは市井にある。
 旨いものを喰うのに,お金はそんなに要らないんだよ。二人分で2千円でお釣りが来たよ。

● 時間帯を問わず,お客さんが入っている。そのお客さんの満足そうな様子もご馳走のひとつ。こういうお店はそうそうあるものではない。

● 相方は厨房にも関心があるようで,清潔にしてるね,と言っていた。はい,ここも大事。

2017年7月2日日曜日

2017.07.02 久しぶりに「登竜」に行ってみると

● 4月21日以来の氏家「登竜」。ここは原則喫煙可で,相方が煙草の煙で咳きこんでしまって。以後、バッタリと行かなくなってたんだけど,久しぶりに。
 「登竜」の麺を食べたくなってね。行ってみようかと言ったのは相方の方。

● したらば。禁煙になっていた。奥の座敷がどうなっているのかは確認しなかったけど,カウンターやテーブル席は禁煙。
 となると,しばしば行くことになるかも。味は氏家一なんだから。

● 夏季限定のざるラーメンを食す。麺じたいを味わうなら,これがいい。とはいっても,次は基本に戻って醤油にするかな。
 相方は味噌ラーメン。

● 酒メニューも変わってた。角ハイが登場している。4月以前にはなかったもの。
 その代わり,300円の「富士山麓」の水割りはなくなっていた。このあたり,メーカーの働きかけとか取引があるんでしょうかね。
 生ビール半額は去年もやっていたな,たしか。

● 3月まで氏家勤務だった。そのときは,しばしば「登竜」で飲んで帰った。また,飲みたいものだなぁ。野菜炒めやレバニラで角ハイをやろうかねぇ。

2017年4月21日金曜日

2017.04.21 「登竜」でカレーを食べたんだけど

● 氏家は「登竜」へ。プチ久しぶり。カレーライスを注文。「登竜」でカレーを食べるのはこれが2回目。辛さに走らないカレー。昔の子供にはご馳走だったカレーを思いださせる。
 思いださせるんだけど,昔の家庭のカレーではない。当然だ。それだけだったらお金は取れない。何かがあるんだよね。

● ラーメンもそうなんだけど,鋭角的に旨いわけではない。ジンワリと旨い。だから飽きない。しばらく経つと,また食べたくなる。
 そのジンワリの秘密というか,そこがいまいち解析できないでいるわけだ。

● ところで,「登竜」は喫煙可。ぼくはまったく構わないんだけど,相方は喘息の気があって,隣で煙草を吸われると苦しそうにする。
 スタッフに言うと,座敷(宴会席)に案内してくれた。奥に座敷があるのだ。

● けれども。3部屋あって,うちひとつが禁煙部屋(あとの2つは喫煙部屋)。あとの2部屋は喫煙可能ということ。
 禁煙部屋も21時まで。それ以降は,すべてが喫煙可能になる。

● この部屋を使うのは団体の宴会を想定しているんでしょ。禁煙の宴会なんて,少なくとも田舎ではなかったもの(都会ではどうか知らないけれど)。
 酒と煙草は相性がいいし,特に男同士の会話と煙草の相性もいい。

● そうはいっても,「登流」の流儀は世間の潮流に棹さしている。そういう店があっていいと,ぼくは思う。それが嫌だと思う人は行かなければいいだけのことだ。
 ゆえに。今後は相方を連れて行くことはないかもしれない。

2017年3月17日金曜日

2017.03.16 氏家「登竜」の決定版

● 8日に「登竜」で飲んだ。注文したのは,“肉入り野菜炒め”“メンマキムチ(長芋キムチが切れていた)とウィスキーの水割りだ。
 この“肉入り野菜炒め”と“長芋キムチ”でウィスキーの水割りを飲むのを,「登竜」におけるぼく的決定版と認定する。

● なにしろ,旨いのだ。水割りを3杯飲んでも,2千円でお釣りが来るのだ。これは正直,飲まなきゃ損だという気分になる。
 じんわり,しみじみ,旨い。一度食べるとやみつきになるというほど,鋭角的な旨さはない。のだが,何度か食べると,これはもう絡め取られたような状態になるでしょうね。
 半月も食べないでいると,居ても立ってもいられなくなる。あの活気ある空間に自分を置きたいと思うようになる。つまり,その活気も味のうちだ。

● で,今夜はここで相方と待ち合わせた。早く着いたので,長芋キムチでウィスキーの水割りを飲んで,待つことにする。いくら遅れてもいいぞ,と思うね。
 ところが,さほど待つことなく,相方が到着。相方は味噌ラーメンを注文。チャーハンも食べたいなとのたまう。ので,ぼくはチャーハンセットを注文。

● 「登竜」はたくましい庶民の食欲を満たすお店。あるいは,お金がなくても美味しいものは食べられるってことを教えてくれるお店。
 地域の宝だ。末永く残って欲しいと思う。

2017年2月16日木曜日

2017.02.16 「登竜」で飲んだのは嬉しかったのだが・・・・・・

● 帰りに「登竜」で飲んで行こうかとふと思って。ふと思ったら,もう抵抗する術などない。行きましたよ。
 レバニラと長芋キムチでウィスキーの水割りをやりだした。

● やりだしたところへ相方から電話が入った。今,どこにいるの? え,「登竜」? 今日は「スパ屋」に行くって言ってなかった? そうか,じゃぁ電車で岡本まで出るよと言ってなかった? 
 あぁぁぁぁぁ,忘れてた。そうだった。でももう飲み始めちまったしなぁ。

● そこへ,相方,登場。さらに追い打ちがかかった。この日は相方の誕生日だったのだ。全然,忘れていた。
 ここで水割り2杯目。本当はもう1杯飲みたかったんだけど,そんなことは言いだせる雰囲気じゃなかった。

● ワオッ,今夜は最悪だ。

2017年2月13日月曜日

2017.02.13 「登竜」の台湾まぜ麺

● またも相方と氏家「登竜」へ。台湾まぜ麺。初めて注文した。最近登場したメニューだと思う。税込み,785円。
 台湾にこういう麺があるのかといえば,ないんじゃないかと思う。どこが台湾なんだろうかな。

● いや,旨いんですよ。麺を食べたあとに残った海苔,ニラ,ネギ,肉そぼろをご飯にかけて喰うのも旨いんだけどね。
 けれども,率直に申しあげて,醤油ラーメンとか味噌ラーメンとか,以前からあるメニューの方がやっぱり旨い。台湾まぜ麺はおそらく,メニューとしては定着しないと思う。

● しかし,そのうえで,言っておく必要がある。
 11,12日は東京でプチ贅沢をしてきた。焼肉を食べ,フグ刺しを食べた。ホテルでもまぁいろいろと意地汚く喰い散らかしてきた。
 けれど,それらのどれよりも,さっき「登竜」で食べた785円の麺が旨い。確信を持って断言するぞ。

● これはつまり,並みの水準のフレンチ・フルコースより,旨いうどんの方が絶対に旨い,っていうことなんですよね。あるいは,並みのメロンより旨いトマトの方がずっと旨いっていうこと。
 自分の居住圏にこういう店があるということのありがたさを,自分は本当にわかっていたのかどうか。

2017年2月3日金曜日

2017.02.03 「登竜」頻度,上がりっぱなし

● 相方と待ち合わせて,またも氏家の「登竜」でご飯を食べて帰る。醤油ラーメン。「登竜」で最も出るのは味噌ラーメンのようだ。
 が,麺を味わうならやっぱりさっぱりと醤油がいいなぁ。
 ちなみに,相方が注文したのはチャーハンセット。うむ,チャーハンも旨いぞ。以前はキムチチャーハンもあったのだがな。

● 「登竜」の麺は太めというか,かなり太い縮れ麺。この麺は店で打っているんだろうか。昼前から夜中まで店を開けてて,休みは元日だけ。打っているとすれば,どこで誰がやっているのか,と。
 「登竜」を名乗っている店は他にもある。支店というより,暖簾分けで独立した店舗なのだと思う。その店の分も打っているのだろうか。
 委託製麺なんだろうかねぇ。ま,訊いてみればわかることなんだけどさ。

● ラーメンでも蕎麦でもうどんでも,結局は麺そのもので決まる。何だかんだいって,麺じたいを食べにいくわけでね。
 麺が旨い店で,汁はダメってところはまずないわけだけど。

● 「登竜」も麺が旨い。汁も旨い。麺以外も旨い。レバニラとか野菜炒めとかホルモン炒めとかキムチとか。
 なんだか,また行きたくなってきた。安くて豪勢な料理で1杯300円のウィスキーも水割りをやりたくなってきた。3杯飲んで食べて,2千円でお釣りがくるんだよ。