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2022年2月9日水曜日

2022.02.09 餃子と納豆

● 餃子購入額は宇都宮と浜松が首位争いを繰り広げていると思っていたのだが,宮崎市が首位に立った。総務省の家計調査の結果。
 この調査では餃子の皮と具材を買ってきて,自分で餃子を作るというのはカウントされないだろうから,厳密に言えば曖昧さは残る。が,自分で作る人が宇都宮にはベラボウにたくさんいて,宮崎と浜松には極端に少ないということでもない限り,実態をほぼ正確に反映しているものだろう。

● 宇都宮には強力なコンペティターが現れた。浜松と宇都宮のデッドヒートも面白かったのだが,宮崎が入ってくるとさらに盛りあがるかもしれない。三強の方が形としては安定するでしょ。
 餃子の街・宇都宮は街おこしの際立った成功例で,この種の成功は最初にやったものが成果のすべてを得る。二番手,三番手では,なかなか盛りあがるまい。
 という意味では,宇都宮にとっては餃子はもう用済みというところもある。あえてトップを狙う必要はないところに来ている。が,旗を振って盛りあげていくのだろうし,その方が面白い。

● でも,浜松と宮崎の皆さん,皆さんのところには餃子以外にも旨いものがたくさんあるでしょう。そこが宇都宮とは違うところなんですよ。
 流通網や技術が発達しているから,海なし県だからといって新鮮な魚が食べられないというわけではないんだけれども,これというものが栃木県にはない。郷土料理的なものがね。
 浜松の鰻は別格としても,宮崎には冷や汁がある。それに相当するものが宇都宮にはないと思うんだよね。

● 「しもつかれ」は悪くはないけれども,あの料理は下野(栃木県)だけではなく,群馬,埼玉,茨城,福島にわたるエリアで見られるものだ。しょっちゅう食べたいものでもないわけでね。
 蕎麦でもラーメンでも旨い店のいくつかをぼくも知ってはいるけれども,蕎麦もラーメンも全国一区の国民食だから,地域の代表にはなりにくい。佐野ラーメンが健闘しているけど。

● 納豆といえば水戸だ。が,“納豆の水戸,購入額の日本一は奪還ならず またしても東北勢に苦杯” という。水戸市が最後に1位をとったのは16年で,それ以後は福島市,山形市の東北勢に首位を明け渡したまま。
 であっても,「納豆といえば水戸」は微動だにしない。逆にいえば,首位の福島が納豆を使って何かしようとしても,なかなか難しかろう。

● でも,ここでも思うんですよねぇ。福島や山形で納豆がたくさん食べられているのはわかる。生産にも適するんだろうと思う。
 けど,水戸は納豆以外に旨いものに事欠かないんじゃないか。むしろ,何で水戸が納豆なんだ? 納豆購入額で水戸が首位に返り咲けないのは,むしろ当然でしょ。そんな必要,ないもん。

● しかし,これも煽った方が面白いのはたしかでね。納豆喰えや,というのをエンタテインメントにした方が,幸せ度があがりますわね。

2020年4月23日木曜日

2020.04.23 ジョイフル本田と氏家のBIG

● ジョイフル本田(ジャパンミート)にチキンラーメンを買いに行ったわけだけど,もちろんチキンラーメンだけ買って帰ってきたわけではない。
 隣には買物大好き人間(つまり奥様)がいらっしゃるのだ。それですむわけがない。ってか,ぼくもデパートは文具売場以外は敬遠したいけど,スーパーに行くのは嫌いじゃない。っていうか,好きな方。

● ジャパンミート印の納豆。69円。製造者は上河内のこいしや食品。となれば,まず変なものは作っていないはず。どれだけ儲けがあるのかはわからんが(→ 食べてみましたよ。ぼくの舌ではこいしや食品のフラッグシップ「平家納豆」と区別がつきもはん。ジャパンミートの近くに住んでる人は,この納豆,お買い得だと思うでごわす)。

● あと,マルタイの中華麺(乾麺)を探している。こだわっているわけではないんだけど,日保ちがするからさ。これからの時期,ざるラーメンにするのに便利ですよ。つけ汁は市販の麺つゆにポン酢とラー油でいいしね。
 普通の熱いラーメンにしてもいいわけで,何というか常備薬ならぬ常備糖質というかね。
 だけど,探すとないもので,ここにも見当たらず。代わりに,星野物産(群馬県みどり市)の中華そうめんを買った。

● 栃木のレモン牛乳はそれなりに知名度がある(と思う)が,イチゴ牛乳もあるんである。レモン牛乳は無果汁だけども,こちらは果汁3%。
 ジョイフル本田でもマスクを買えた。国産マスク。どうやら,マスクはポツポツと買えるようになってきたっぽい。

● たいていのショッピングセンターにある不二家。ペコちゃんは溢れているけど,ポコちゃんは探さないとわからない。影が薄いよな。
 不二家も賞味期限問題があったけれども,ずいぶん昔のことだ。復活したのは慶賀にたえない。

● インターパークビレッジに移動。こちらはめっきり人がいない。若いカップルを何組か見かけたが,こうまで閑散としていては,盛りあがりたくても盛りあがれないだろう。だから帰省なんかしないで,東京にいればいいものを。
 無印良品も閑散としている。子供がかくれんぼをして遊ぶのにこの店はちょうどいいな,と思った。

● さらに,氏家のBIGに移動。マルタイの棒ラーメンはここにありましたよ。といっても,4袋だけ。あるだけ全部お買い上げ。おそらくAmazonにあるだろうから,Amazonで箱買いしてしまえばいいんだけどねぇ。
 でも,買っただけで気がすんでしまった。これ食べることがあるんだろうかと思えてきた。このあたり,我ながらちょっとお子様体質。

2017年10月25日水曜日

2017.10.25 44円でタレとカラシが付いている納豆

● ベイシアさくら店で44円(+税)の納豆を発見。もっと安いのもあるにはあるけど,これ,タレとカラシが付いているんですよ。
 たぶん値段なりのことはあるんだと思うんだけど,こういうとき,違いのわからない男は得だね。安あがりですむもんね。

● 試しにひとつ食べてみた。自分はほんとに違いのわからない男なのだなと思った。
 ま,強いて言うと,豆が固い。炊く時間が短いのかもしれない。でも,違いのわからない男は,こういうところ,あまり気にならない。

● となると,次なる疑問が。この値段で生産者(㈱水戸フーズ)は儲けが出ているのか。っていうか,どうしてこの値段で出せるのだ?

● 『最後の秘境 東京藝大』(新潮社)に3つで40円の納豆で生活費を抑えて,常人には思いもつかないような創作に勤しむ美校の学生の話が出てくる。彼が食べてる40円納豆は,たぶんイオンのものじゃないかと思うんだよね。
 彼にこの納豆を教えてやりたいね。こっちはタレとカラシが付いてるぞ,って。醤油をかけるより旨いぞ,って。しかもイオンのは40グラムだけど,こっちは45グラムだよ,と。

2017年9月22日金曜日

2017.09.22 栃木産コシヒカリ+納豆=無敵艦隊

● 先日,栃木産コシヒカリ「穂の香」の新米を買った。いや旨いこと。おかげで,麺の消費が大きく減少した。ごはんを炊いてせっせと食べている。
 米が旨いんだから,おかずは主張が少ないものがいい。その代表は納豆ですかね。いや,漬け物とかワサビ漬けでもいいんですけどね。

● いや,待て。納豆は主張が強い食品の代表か。嫌いな人がたくさんいるというのは,つまりそういうことかもね。
 納豆といえば,スーパーに行くとだいたい3つの勢力圏がある。おかめ納豆のタカノフーズ。“金の粒”のミツカン。そして栃木の雄,あづま食品だ。代表作は“朝めし太郎”。

● 当然,あづま食品を選ぶ。地産地消だ。ってわけにはいかないね。大豆は輸入品を使っているはずだものね。
 それより何より,地産地消って,もし本気でそれをやったら,その産物を衰退させる。“地外”で食べてもらって,初めて生き残ることができるわけで。

● 栃木にはもうひとつ,こいしや食品がある。平家納豆なる高級品をだしておりますな。
 清水の舞台から飛び降りるつもりで,ごくたまに買ってみることがある。だが。悲しいかな,ぼくの舌ではその良さを感知できない。
 というわけで,たいていはあづま食品の一番安い“美味”っていうやつを買っておりますよ。あ,セブンイレブンで売っているセブンプレミアムの納豆も,あづま食品謹製でありますぞ。

● でも,まぁ,米が良ければ,納豆の違いは米に吸収される感じだね。つまり,どの納豆を使っても,あぁ旨い,になるというね。
 というわけなんですよ。米ってつくづく旨いなぁと思いましたよ。

2016年2月14日日曜日

2016.02.13 納豆についてのあれこれ

● 納豆を嫌いな人がいるってことを忘れそうになるほど,ぼくは納豆好きなんだけど,どのメーカーのどの納豆がいいというこだわりはない。
 ここはたいていの人がそうですよね。絶対にこれじゃなきゃっていうの,ありますか?

● なので,基本,値段で選んでしまっている。セブンプレミアムの78円(税抜き)の納豆を買うことが多い。
 この納豆を作っているメーカーは宇都宮市のあづま食品なんですけどね。メーカーブランドの納豆も当然出しているわけですよ。値段はそちらのほうが少し高い。なんだけど,食べ比べてみても,ぼくには同じものにしか思えない。

● 納豆だけを食べるんだったら,豆が大きめのほうが旨いかもしれませんね。
 昔,ぼく以上に納豆好きの女子社員がいて,彼女に言わせると,トーストに納豆を載せて食べると美味しいですよ,と。
 普通にパンを焼いて,マーガリンを塗り,そこにタレと辛子を混ぜた納豆を載せる。この場合,小粒や極小粒より大きな豆の納豆のほうがいいんだ,と。

● さすがに,自分ではやってはみなかったんだけど,彼女,かなり料理が得意だったようで,その彼女がそう言うんだからそうなのだろうなと思ったことでしたよ。
 ではあっても,納豆の食べ方には決定版がある。炊きたてのご飯に載せて,ガーッと食べる。これすなわち決定版。ご飯に絡むのは小粒のほうだ。スーパーで売られている納豆の多くは小粒あるいは極小粒であるのは,充分な理由がある。
 でもあれですな,納豆になった状態でこれだけ小さいんだから,納豆になる前の大豆のときにはどれほど小さかったんだろう,と思いますな。

● ともかく,78円の納豆を食べてますよ,と。でも,スーパーの売場にはもっと高い納豆も並んでいるわけで。
 低温熟成とか書いてあったりするんだけど,何が違うんだろう。3パック78円の納豆と,1パックで120円の納豆の違いって,何なのだろう。

● たまにね,そういう高い納豆を買うこともあるんですよね。今日も買ったんですけどね。250円くらいするのが,98円に値下げになっていたので(賞味期限が迫ってきてたんですね)。
 会津のメーカーが作っている大粒納豆。発泡スチロールの容器ではなく,透明のナイロンで包んで,それを経木様の紙(ビニール)に入れてあった。
 今の納豆は発砲スチロールの容器に入っているけど,その前(って半世紀ほど昔になるね)は杉を薄く切った経木にくるまっていたことを思いだした。

● こういう高級納豆のしからば味は。ああ,ダメだ。ぼくは違いのわからない男なんだった。ほんとに1ミリも違いはわからないのだった。
 そういう男には78円納豆を食べさせておけばいいのである。