● 夕方,「道の駅きつれがわ」の温泉に。入浴料500円の日帰り温泉。500円でこれだけの贅沢を味わえる。
身体を隅々まで洗って,源泉かけ流しの露天風呂に。極楽だなぁ。
● 基本,こういうのを究極の贅沢というのじゃないかなぁ。高級ホテルに泊まるとか高級レストランでフレンチを食べるなんてのは,これに比べたら,数段劣る体験。
つまり,贅沢をするのにそんなにお金はいらないってことだよなぁ。
そうなんだよ,お金はあってもぜんぜん困らないんだけど,お金に頼らない贅沢ってあると思うんだよな。
だから,贅沢っていうのは,一握りのお金持ちに限らず,誰でも味わうことのできるものだ。
● もうひとつ。贅沢って単純なものなんだよね,たぶん。
あれやこれやと複雑な行程(予約とか計画とか)を要するものは,単純なものに劣るんだよ。
● お客の多くは地元のおとっつぁんたちだ。雨が降らなくて困ったという話をしてた。入梅っていっても雨が降らねぇ,と。畑の作物が育たない。
ちなみに,このあたりでは,梅雨に入ることを入梅というのではなく,梅雨そのものを入梅ということが多い。
● というような話を聞きながら,温泉に浸かっては出て,出ては浸かって。500円の贅沢を満喫した。
2016年6月6日月曜日
2016年2月10日水曜日
2016.02.07 また,道の駅きつれがわ
● 先月23日に続いて,またふらっと「道の駅きつれがわ」に。前回は自転車だったけど,今回は車。
● 福味食堂で蕎麦を食べて,せきぐちゆきさんのミニライヴがあったのでそれを見て,温泉に浸かってきた。
温泉,いいですなぁ。かけ流しの露天風呂の気持ち良さは格別だ。1時間は過ぎたかな思って時計を見ると,30分しか経っていない。意地でも1時間はいてやれと思ったり。
● 喜連川でかけ流しといえば,市営第2浴場「露天風呂」がぼく的にはお勧めだ。何も足さない,何も引かない,というピュアな源泉で,じつに地球の生命力に浸かっているという気分になる。
問題は熱すぎるということ。50度はあるんじゃないか。とにかく熱い。ちょっとくらい水を入れたところでどうにもならないだろうし,そもそもそういうことができる雰囲気ではない。熱いのがここのいいところだというのが,利用者の共通了解事項になっている。
● ともあれ,今回は「道の駅」。特に変わったことをするわけではない。が,温泉を核に数時間(2時間程度か)まったりすると,何だかとても贅沢した気分になる。
これって立派な温泉リゾートではあるまいか。多くの日本人にとってのリゾートは,温泉をもってその頂点とするのではないか。
● 福味食堂で蕎麦を食べて,せきぐちゆきさんのミニライヴがあったのでそれを見て,温泉に浸かってきた。
温泉,いいですなぁ。かけ流しの露天風呂の気持ち良さは格別だ。1時間は過ぎたかな思って時計を見ると,30分しか経っていない。意地でも1時間はいてやれと思ったり。
● 喜連川でかけ流しといえば,市営第2浴場「露天風呂」がぼく的にはお勧めだ。何も足さない,何も引かない,というピュアな源泉で,じつに地球の生命力に浸かっているという気分になる。
問題は熱すぎるということ。50度はあるんじゃないか。とにかく熱い。ちょっとくらい水を入れたところでどうにもならないだろうし,そもそもそういうことができる雰囲気ではない。熱いのがここのいいところだというのが,利用者の共通了解事項になっている。
● ともあれ,今回は「道の駅」。特に変わったことをするわけではない。が,温泉を核に数時間(2時間程度か)まったりすると,何だかとても贅沢した気分になる。
これって立派な温泉リゾートではあるまいか。多くの日本人にとってのリゾートは,温泉をもってその頂点とするのではないか。
2016年1月26日火曜日
2016.01.23 ひっさしぶりの日帰り温泉
● 「道の駅きつれがわ」の日帰り温泉に入った。18日以降,それまでの暖冬はどこに行ったのかと思うような寒さが続いている。
寒いときの温泉,じつにどうも天国だ。
● 入浴料は500円。500円で買える天国体験。庶民の娯楽の王様だと思うけれど,じつは日帰り温泉に来たのはじつにもって久しぶりだ。確実に1年は空いている。2年近く空いているかもしれない。
ムスコと二人で行ったのは,いつだったか。それ以来になる。そのムスコは目下入院していて,それ以前からとても二人で出かけられるような状況じゃなかった。
● その昔,もっと切羽詰まった気持ちで,この温泉に浸かりに来ていた時期があった。束の間の安寧というか,癒やしというか,平穏というか,それを求めて来てた。
そうすることで,ギリギリ気持ちのバランスを保とうとしていた。結果,保つことに成功した。
● その技法はほかにもうひとつあった。ある道を散歩することだった。やはり休日に車でそこに行き,すがるような気持ちで歩いたものだった。
こういう振り返りは,少々,自分をヒロイックにしてしまうものかもしれないけど。
● 出勤前に強い酒を入れて気持ちを麻痺させなければならなかった時期も2年近くあった。そういうあまり望ましくないれやこれやと併用しての温泉や散歩だったけれども,ただ,その過程で家族(ヨメとムスコ)にあたってしまうことがしばしばあったかもしれない。
“かもしれない”はいらないか。あった。それはつまり,ヨメとムスコへの依存でもあったろう。
● そういうあれやこれを思いだしながらの,天国体験だった。
寒いときの温泉,じつにどうも天国だ。
● 入浴料は500円。500円で買える天国体験。庶民の娯楽の王様だと思うけれど,じつは日帰り温泉に来たのはじつにもって久しぶりだ。確実に1年は空いている。2年近く空いているかもしれない。
ムスコと二人で行ったのは,いつだったか。それ以来になる。そのムスコは目下入院していて,それ以前からとても二人で出かけられるような状況じゃなかった。
● その昔,もっと切羽詰まった気持ちで,この温泉に浸かりに来ていた時期があった。束の間の安寧というか,癒やしというか,平穏というか,それを求めて来てた。
そうすることで,ギリギリ気持ちのバランスを保とうとしていた。結果,保つことに成功した。
● その技法はほかにもうひとつあった。ある道を散歩することだった。やはり休日に車でそこに行き,すがるような気持ちで歩いたものだった。
こういう振り返りは,少々,自分をヒロイックにしてしまうものかもしれないけど。
● 出勤前に強い酒を入れて気持ちを麻痺させなければならなかった時期も2年近くあった。そういうあまり望ましくないれやこれやと併用しての温泉や散歩だったけれども,ただ,その過程で家族(ヨメとムスコ)にあたってしまうことがしばしばあったかもしれない。
“かもしれない”はいらないか。あった。それはつまり,ヨメとムスコへの依存でもあったろう。
● そういうあれやこれを思いだしながらの,天国体験だった。
2015年3月30日月曜日
2014.03.30 湯めぐりスタンプラリー
● いつものうどん屋で,ワンコインでお釣りが来るうどんを食べていた,ら。隣のテーブルに男性のふたり組がやってきて,座った。
ひとりは60歳を過ぎているんじゃないかと思える。もうひとりも,50代の後半じゃないか。ふたりともネクタイを締めて,会社の制服と思われる紺色のジャンパーを着ていた。
● 男どおしにしては,話が弾んでいる。若いほうが大きな紙とラインマーカーを取りだした。今度はどこに行きますか。そうだなぁ,ここはもう行ったよね。という会話が始まった。
ここは障害者や高齢者専用で,我々は入れてもらえないんじゃないですか,といった話も聞こえてきた。
● その大きな紙っていうのは,栃木県内の日帰り温泉施設の一覧表のようなものらしかった。地図にプロットされている。
行くとスタンプを押してもらって,全部のスタンプを集めると,景品がもらえるんだろう。
● こういうのは,景品よりスタンプが集まるのが嬉しいものだ。彼らもけっこう集めているらしい。
こういう光景を見て,いい男が何やってんだよと思うか,ほほ笑ましいと思うか。それは時と場合によるね。
● 今回は後者だった。ふたりの無邪気さにあてられた感じ。
ぼくも日帰り温泉は好きだけれども,彼らのように全部回ってみようとまでは思わない。地元にあるんだからそこに行けばいいじゃん,で止まってしまう。面白味がないですな。
ひとりは60歳を過ぎているんじゃないかと思える。もうひとりも,50代の後半じゃないか。ふたりともネクタイを締めて,会社の制服と思われる紺色のジャンパーを着ていた。
● 男どおしにしては,話が弾んでいる。若いほうが大きな紙とラインマーカーを取りだした。今度はどこに行きますか。そうだなぁ,ここはもう行ったよね。という会話が始まった。
ここは障害者や高齢者専用で,我々は入れてもらえないんじゃないですか,といった話も聞こえてきた。
● その大きな紙っていうのは,栃木県内の日帰り温泉施設の一覧表のようなものらしかった。地図にプロットされている。
行くとスタンプを押してもらって,全部のスタンプを集めると,景品がもらえるんだろう。
● こういうのは,景品よりスタンプが集まるのが嬉しいものだ。彼らもけっこう集めているらしい。
こういう光景を見て,いい男が何やってんだよと思うか,ほほ笑ましいと思うか。それは時と場合によるね。
● 今回は後者だった。ふたりの無邪気さにあてられた感じ。
ぼくも日帰り温泉は好きだけれども,彼らのように全部回ってみようとまでは思わない。地元にあるんだからそこに行けばいいじゃん,で止まってしまう。面白味がないですな。
2014年6月11日水曜日
2014.06.11 豚児との日帰り温泉行きがわりと頻繁になる気配あり
● 豚児が幼少のみぎりにはけっこう一緒に行ったんだけど。日帰り温泉。その後は,諸々の事情があって,バッタリ行かなくなった。
で,今年の4月に久方ぶりに二人で行った。そのときは喜連川の「道の駅」。
● その後,今月の1日に高根沢の「元気あっぷむら」に二人で行った。豚児はここが気に入ったらしい。なので,7日にまた行った。
お湯はね,喜連川がいいと思うんですよ。あと,旧小川町の「まほろばの湯」もなかなか。
ただ,施設は「元気あっぷむら」が最も整っていますな。露天風呂も広くて開放感は限りなし。
あと,寝湯。温度が低めなので長く浸かっていられる。そのまま寝てしまいそうになるほど,気持ちがいい。
● サウナで汗を絞ってから水風呂に飛び込んで(体にはあまりよくないらしいですね),露天風呂の縁台に座ってボーッとする。最高だ。下世話に申せば,酒も女もいらない。
もちろん,このあと宴席が用意されててもいいし,美女が俯きがちに迎えてくれてもいいんだけれども,風呂あがりのビールっていうのはぼくの採らないところだし,世の中に美女は少ないものだからね。
● 今の時期は露天風呂を囲む緑も濃い。露天に浸かりながら,森林浴とはいかないまでも,緑の癒しというのはたしかにあるなと実感できる。
● 豚児は露天は夜がいいねと言う。さよう,然り。
最近,教えたわけでもないのに食べ物の好みも父親に似てきている。遺伝ってあるのかなぁと,少々嬉しく思ってますね。最近までは母親が好きなものが好きという感じだったから。
ただし,そうなると似て欲しくないものまで似てしまうわけでね。
で,今年の4月に久方ぶりに二人で行った。そのときは喜連川の「道の駅」。
● その後,今月の1日に高根沢の「元気あっぷむら」に二人で行った。豚児はここが気に入ったらしい。なので,7日にまた行った。
お湯はね,喜連川がいいと思うんですよ。あと,旧小川町の「まほろばの湯」もなかなか。
ただ,施設は「元気あっぷむら」が最も整っていますな。露天風呂も広くて開放感は限りなし。
あと,寝湯。温度が低めなので長く浸かっていられる。そのまま寝てしまいそうになるほど,気持ちがいい。
● サウナで汗を絞ってから水風呂に飛び込んで(体にはあまりよくないらしいですね),露天風呂の縁台に座ってボーッとする。最高だ。下世話に申せば,酒も女もいらない。
もちろん,このあと宴席が用意されててもいいし,美女が俯きがちに迎えてくれてもいいんだけれども,風呂あがりのビールっていうのはぼくの採らないところだし,世の中に美女は少ないものだからね。
● 今の時期は露天風呂を囲む緑も濃い。露天に浸かりながら,森林浴とはいかないまでも,緑の癒しというのはたしかにあるなと実感できる。
● 豚児は露天は夜がいいねと言う。さよう,然り。
最近,教えたわけでもないのに食べ物の好みも父親に似てきている。遺伝ってあるのかなぁと,少々嬉しく思ってますね。最近までは母親が好きなものが好きという感じだったから。
ただし,そうなると似て欲しくないものまで似てしまうわけでね。
2014年4月12日土曜日
2014.04.12 今年二度目の日帰り温泉
● 最近(数年前から),何かと問題の多い豚児が,温泉に行きたいと言いだした。泊まりで塩原か那須に連れて行けというのではなく,近くの日帰り温泉でいいらしい。
そんなもの,自転車でひとりで行けよと言いたいわけだけども,夜,豚児を連れて行ってきましたよ。
● 今回は,さくら市喜連川の「道の駅」にある施設。露天風呂はかけ流しになっている。内湯とサウナがある。充分といえるでしょうね。ぼくのお勧めは,もちろんかけ流しの露天風呂なんですけどね。
料金は500円。ぼくひとりなら2時間は楽に過ごせる自信があるんだけど,豚児と二人じゃ,30分もいたかどうか。
● 以前は休日のたびに行っていた。日帰り温泉はストレスを溶かすところ。日曜に行って月曜に備えるところ。出るときにはドンヨリとした憂鬱におそわれるところ。
たいていの人には身に覚えがあると思う。べつに日帰り温泉じゃなくても,何がしか,杖がわりになるものがあったのではあるまいか。
● 豚児,最近は身長を気にしている(現在,168センチ)。これ以上伸びないんじゃないか,とか。父親の身長は超えたいと思っているらしいんですよね。けれど,まだ負けている。
しかし,股下の長さはどうだというわけです。実はそれを確かめたかったらしいんですな。確かめるために,父親を誘いだした,と。温泉といえば来るだろう,と。
ちなみに,股下の長さはほぼ同じ。膝下は豚児の方が長い。
● さらに,豚児はキ○タ○の長さも気にしていたらしい。
小学校ではダントツで小さかったんだよ,オレ。
毛が生える前の話だろ。
うん。
だったらカンケーねーよ。気にすんなよ。
といった会話が父子間で交わされた。
そんなもの,自転車でひとりで行けよと言いたいわけだけども,夜,豚児を連れて行ってきましたよ。
● 今回は,さくら市喜連川の「道の駅」にある施設。露天風呂はかけ流しになっている。内湯とサウナがある。充分といえるでしょうね。ぼくのお勧めは,もちろんかけ流しの露天風呂なんですけどね。
料金は500円。ぼくひとりなら2時間は楽に過ごせる自信があるんだけど,豚児と二人じゃ,30分もいたかどうか。
● 以前は休日のたびに行っていた。日帰り温泉はストレスを溶かすところ。日曜に行って月曜に備えるところ。出るときにはドンヨリとした憂鬱におそわれるところ。
たいていの人には身に覚えがあると思う。べつに日帰り温泉じゃなくても,何がしか,杖がわりになるものがあったのではあるまいか。
● 豚児,最近は身長を気にしている(現在,168センチ)。これ以上伸びないんじゃないか,とか。父親の身長は超えたいと思っているらしいんですよね。けれど,まだ負けている。
しかし,股下の長さはどうだというわけです。実はそれを確かめたかったらしいんですな。確かめるために,父親を誘いだした,と。温泉といえば来るだろう,と。
ちなみに,股下の長さはほぼ同じ。膝下は豚児の方が長い。
● さらに,豚児はキ○タ○の長さも気にしていたらしい。
小学校ではダントツで小さかったんだよ,オレ。
毛が生える前の話だろ。
うん。
だったらカンケーねーよ。気にすんなよ。
といった会話が父子間で交わされた。
2014年1月3日金曜日
2014.01.03 久しぶりに日帰り温泉に行ってみた
● 栃木県には(栃木県に限らないのかもしれないけど),たいていの市町に温泉がある。「ふるさと創生」だかで,掘ったんでしたっけね。
横並び発想の最たるものがこれだと思うんだけど,でも,あればあるでそれなりにありがたい。へたすると銭湯より安い料金で温泉に浸かれるんだから。
● 那須烏山市の曲畑ってところにある「壽乃湯」が初めて行った日帰り温泉施設だった。経営は民間。もう十数年も前のこと。
ここを皮切りに,さくら市とか高根沢町とか那珂川町とか芳賀町とか真岡市とか,いろんなところに行った。
● 個人的なお勧めは,さくら市喜連川の「露天風呂」。市営の施設。300円。ピュアな源泉がかけ流しになっている。どれだけピュアかというと,濾過してないから,源泉に含まれる不純物っていうんですかね,土埃のようなものまで入ってくる。
大きな露天風呂がひとつあるだけで,サウナも何もない。湯治場の趣もあって,地元の爺さんたちがお客さんのメイン。たいてい賑わっている。
知る人ぞ知る温泉なんでしょうね,中には遠くから(たとえば茨城県とか)わざわざこの温泉に入るために,車を飛ばしてくる人もいたりする。
温度がかなり高いので(45度くらいあるんじゃないか),熱いのが苦手な人には厳しいんだけど,大げさにいえば,地球の生命水に浸かっているような気分になれる。サウナなんぞは小賢しく思えてくる。
● もうひとつ。同じ喜連川なんだけど,「早乙女温泉」。民営。白濁した湯で,こちらも源泉かけ流し。駐車場まで硫黄の臭いが漂ってくる。
こちらも半露天の浴槽があるだけで,余計なものがない。鬼怒川とか塩原に行かずとも,ここで充分じゃないかと思えますな。
● もちろん,旅館に泊まって旨い料理と酒が付いて,思いっきりユッタリできるのは,そうした温泉場ならではだけれども。
日帰り施設にありがちなのは,聞きたくもないカラオケを聞かせられることで(歌っているのはたいてい年寄り),ゆえに入浴後の休憩は省略して,さっさと帰宅してしまうことになりがちだ。
● とはいえ,冬場は温泉に限りますよね。数百円で得られる快楽としては,この種の温泉に勝るものはなかなかないんじゃないでしょうかねぇ。
で,けっこう行ってたんですよ,しばらく前までは。
それが,去年は一度も行かなかったと思う。その前の年はどうだったか。
● で,今日,本当に久しぶりに行ってきたんですよ,日帰り温泉。行ったのは高根沢町の「元気あっぷむら」ってとこなんですけど。
循環させてるんだけど,湯量は充分で,広々とした露天と内湯。サウナに寝湯。休憩スペースも充実。カラオケ公害もない。
料金は日中は600円。午後5時を過ぎると400円になる。
● ここのお勧めは寝湯ですな。ぬるいからいくらでも浸かっていられる。ほんとに寝ちゃいそうになったりする。
今日は2時間で帰ってきたんだけど,いようと思えば半日はいられますね,ぼくは。出たり入ったりしてね。
● ここね,以前はかなり混んでたんですよね。洗い場がなかなか空かなかったほど。近くにゴルフ場があるんで,首都圏からゴルフにきたお客さんが帰りに寄っていったりとかね。
ところが,年々,客足は減少傾向にある。経営は楽ではないらしい。今日は新年のこととてけっこう混んでいて,もうちょっと空いてればなぁと思ったりしたんだけどね。
● やっぱいいもんですね。伸び伸びするし。あったまるしね。お金をかけずとも,快楽ってあるもんですな。
昔からの温泉場って,今でもなかなか苦戦しているんだろうけど,その理由ってさ,不景気云々のほかに,各地にこんなお安い施設ができてしまったこともあるのかもしれないね。悪くいえば,公による民業圧迫になるのかもしれないんだけどさ。
横並び発想の最たるものがこれだと思うんだけど,でも,あればあるでそれなりにありがたい。へたすると銭湯より安い料金で温泉に浸かれるんだから。
● 那須烏山市の曲畑ってところにある「壽乃湯」が初めて行った日帰り温泉施設だった。経営は民間。もう十数年も前のこと。
ここを皮切りに,さくら市とか高根沢町とか那珂川町とか芳賀町とか真岡市とか,いろんなところに行った。
● 個人的なお勧めは,さくら市喜連川の「露天風呂」。市営の施設。300円。ピュアな源泉がかけ流しになっている。どれだけピュアかというと,濾過してないから,源泉に含まれる不純物っていうんですかね,土埃のようなものまで入ってくる。
大きな露天風呂がひとつあるだけで,サウナも何もない。湯治場の趣もあって,地元の爺さんたちがお客さんのメイン。たいてい賑わっている。
知る人ぞ知る温泉なんでしょうね,中には遠くから(たとえば茨城県とか)わざわざこの温泉に入るために,車を飛ばしてくる人もいたりする。
温度がかなり高いので(45度くらいあるんじゃないか),熱いのが苦手な人には厳しいんだけど,大げさにいえば,地球の生命水に浸かっているような気分になれる。サウナなんぞは小賢しく思えてくる。
● もうひとつ。同じ喜連川なんだけど,「早乙女温泉」。民営。白濁した湯で,こちらも源泉かけ流し。駐車場まで硫黄の臭いが漂ってくる。
こちらも半露天の浴槽があるだけで,余計なものがない。鬼怒川とか塩原に行かずとも,ここで充分じゃないかと思えますな。
● もちろん,旅館に泊まって旨い料理と酒が付いて,思いっきりユッタリできるのは,そうした温泉場ならではだけれども。
日帰り施設にありがちなのは,聞きたくもないカラオケを聞かせられることで(歌っているのはたいてい年寄り),ゆえに入浴後の休憩は省略して,さっさと帰宅してしまうことになりがちだ。
● とはいえ,冬場は温泉に限りますよね。数百円で得られる快楽としては,この種の温泉に勝るものはなかなかないんじゃないでしょうかねぇ。
で,けっこう行ってたんですよ,しばらく前までは。
それが,去年は一度も行かなかったと思う。その前の年はどうだったか。
● で,今日,本当に久しぶりに行ってきたんですよ,日帰り温泉。行ったのは高根沢町の「元気あっぷむら」ってとこなんですけど。
循環させてるんだけど,湯量は充分で,広々とした露天と内湯。サウナに寝湯。休憩スペースも充実。カラオケ公害もない。
料金は日中は600円。午後5時を過ぎると400円になる。
● ここのお勧めは寝湯ですな。ぬるいからいくらでも浸かっていられる。ほんとに寝ちゃいそうになったりする。
今日は2時間で帰ってきたんだけど,いようと思えば半日はいられますね,ぼくは。出たり入ったりしてね。
● ここね,以前はかなり混んでたんですよね。洗い場がなかなか空かなかったほど。近くにゴルフ場があるんで,首都圏からゴルフにきたお客さんが帰りに寄っていったりとかね。
ところが,年々,客足は減少傾向にある。経営は楽ではないらしい。今日は新年のこととてけっこう混んでいて,もうちょっと空いてればなぁと思ったりしたんだけどね。
● やっぱいいもんですね。伸び伸びするし。あったまるしね。お金をかけずとも,快楽ってあるもんですな。
昔からの温泉場って,今でもなかなか苦戦しているんだろうけど,その理由ってさ,不景気云々のほかに,各地にこんなお安い施設ができてしまったこともあるのかもしれないね。悪くいえば,公による民業圧迫になるのかもしれないんだけどさ。
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