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2021年12月4日土曜日

2021.12.04 夜の東京を歩く

● 右の写真は,高根沢町と宇都宮市の境を走行中の4両編成の宇都宮線の車中から撮ったもの。ということは,その電車に乗っているということだ。
 これからJRで川崎まで行く。自治医大駅でいったん降りて,「休日おでかけパス」を買うつもり。

● 上野に着いた。ここで降りて,構内(Ecute)の「ANGERS」を覗いた。再び,ホームに戻って上野東京ラインから東海道線に入る列車を待っている。
 その7番線ホームからの上野公園を眺め。穏やかな初冬。暖冬なんだろうかな。コロナもインフレの気配も存在しないが如き,平和な空気だ。

● 国立科学博物館,まだ一度も行ったことがないや。上野の森には,美術館,博物館,藝大が集まっていて,隣には東京大学がある。学術,芸術の一大集積地でしょ。
 学術や芸術を支えるのに絶対に必要な,猥雑な賑わいもふんだんにある。人工的に整えたところでは,そういうものは育たないでしょ。かと言って,田園でもダメだ。してみると,東京一極集中は理の当然だと思う。

● 川崎駅の西口にも「富士そば」ができて営業を開始している。大盛りそば(420円)を食す。
 庶民の味方と持ちあげるつもりはないけれども,お客さんは入っている。そばは「富士そば」でいいかなと思ってる。
 駅構内にある「いろり庵きらく」と競合するんだろうか。あまりないと思うんだが。

● ミューザ川崎で音楽大学オーケストラ・フェスティバル。それを聴いてから,新橋で下車して東京まで歩くことにした。銀座を歩いていく。
 銀座ってさ,よそ者にも優しい街だよね。このあたりが六本木や渋谷と違うところだと思ってますよ。六本木は通にならないと楽しめないような臭いがする。ということは,年を喰ってからでは間に合わないってことなんだよね。
 そこは基本,銀座も同じなんだろうけど,銀座の場合は通じゃなくてもそれなりに遊ばせてくれるような気がするんだよね。

並木通り,1丁目
● 益体もない緊急事態宣言を9月いっぱいまで引き延ばされて,それが銀座にとどめを刺す結果にならないかと思った。が,世界の銀座でありますよ。
 コロナ云々に関係なく,爆買中国人が戻ってくる可能性はほぼ潰えた。インバウンドなんぞという言葉は死語にした方がよいと思う。その分,銀座の品格が戻ってきている。銀ブラという言葉が蘇生したんじゃないか。

● ところで。銀座を歩いているぼくは,けっこう目立つのではないかと思う。自意識過剰なのではない。破門されたチベット僧のような格好で歩いているからだ。
 緑色のスニーカー,すり減ってきた茶色いズボン,白と紺の横縞のセーター,ユニクロのダウンベスト。パジャマじゃないだけ,まだマシかってなもんだ。

● 有楽町からはJR線のガード下(進行方向の左側)を歩いて東京駅に。
 飲み屋が続くわけだが,どこもお客さんが入っている。大手町のオフィスビルに入っているところは商売が立ち行かなくなっているのじゃないかと思うのだが(リモートワークで社員がいなくなったのだから),ガード下には活気が戻ってきている。
 っていうか,ここは緊急事態宣言が出ているときでも,基本はお上に従いつつ,けっこうしぶとくやっていた印象があるんだけどね。

● 東京駅前の広場。東京は東京駅があるから東京なんだなと,東京駅に来るたびに思う。
 東京駅で降りることってそんなにない(と言っても,最近はけっこう来てるか)。京葉線に乗り換えるときぐらい。新橋駅がターミナル駅になった感じでさ。
 でも,東京駅に来てみると,ここが東京のヘソだなって。

● ここを潜ると,竜宮城に至る。東京ステーションホテルね。スパに行くと,東京駅の地下にこんなのがあったのかと思うし,このホテルの朝食はこの世の奇跡を見るようだ。
 しばしば泊まれる料金ではないんで,あと1回泊まれればなぁ,と。

● 東京駅のステーションギャラリーで18日から。チケットがちと高いけどね。とはいえ,高いには高いなりの理由があるようでもある。

2021年10月24日日曜日

2021.10.24 久しぶりにJRで東京日帰り

自治医大駅
● 久しぶりにJRで東京に向かっている。夏の “青春18” 以来ではないか。ずっと東武を使っていた。なぜなら,東武の方が安いから。
 JRにしたのは,東武疲れ(?)もなくはないんだけど,家を出るのがちょっと遅くなってしまったからだ。

● 自治医大駅でいったん降りて「休日おでかけパス」を買った。それでも都内を動くだけなら,東武で行く方が断然安い。その代わり,自治医大駅でいったん降りても,JRの方が早く着く。
 自治医大駅発10:23の平塚行きに乗った。車内はこんな感じ。貸切状態。小山で何人か乗ってきて,立つ人が出るのは久喜あたりからなのだが,今日は大宮でも立つ人はなく,赤羽でやっと(?)つり革につかまる人が現れた。

● 古河駅を出たところで緊急停車。具合が悪くなった乗客がいて,救護活動を行っているという。
 救護された人は列車を止めてしまったわけだから,後で損害賠償請求が来ちゃったりするの? こういうときには,それはなし? ないんでしょうね。それをやったらJRは鬼畜だと思われちゃうもんね。

● 正午頃,上野着。特急ひたちが停まっていて,窓際の席で弁当を食べている女性が見えた。
 激しく羨ましい。特急電車に乗って,駅弁のおかずを肴にして缶ビールか缶ハイボールを飲みたい。

● 上野からは京浜東北で蒲田。再び,京浜東北をひと駅乗って川崎。
 川崎の富士そばでラーメンを食べようと思った。富士そばはラーメン店なのだ。流行りのコッテリ系でないラーメンを食べたければ,富士そばに行くのが間違いのない選択だ。
 が,あらら,ラーメンは売切れでした。では,というわけで,大盛りそば,420円。

● 復りは東海道線で新橋まで乗って,銀座並木通りを歩いてみた。クラブの灯がまばゆい。銀座の灯は緊急事態宣言中も消えたことはない。ずっと点いていた。ただし,営業していなかったところも多かったのではないか。
 が,今ははれて営業も再開しているのだろう。お客はどの程度戻っているのか。自分には縁のない世界だが,頑張れ,銀座の夜の花。

● だってね,銀座が百貨店とブランドショップと専門店とカフェ・レストランしかない商業街になってごらんなさいな。それらの店が閉まったあとは誰もいなくなる。つまらなくなるよぉ。
 夜の顔を持たない街は街として半人前だよね。たとえ自分は行けそうにない高級酒場だとしても,銀座の夜の顔はなきゃいけないよ。

2021年10月9日土曜日

2021.10.09 東武線で川崎,銀座を巡る

新栃木駅
● 普段は昼夜逆転。今日は死ぬ思いで7時起床。最寄駅(JR宇都宮線)から8:10発の上野行きに乗った。そのまま乗っていれば,上野で乗換えて,10時半には川崎に着いているのかもしれないが,宇都宮で下車。
 東武駅まで宇都宮の旧市街を歩いて,東武線の南栗橋行きに乗った。今日は川崎まで行く。9月19日以来の県外移動だ。

● 東武電車の中吊り。門脇麦のポスター,外して持って帰りたい。

● 曳舟で乗換えた浅草行きに,小さな男の子を連れたママさんが多いんだが。浅草で何かやってるだろうか。
 東武伊勢崎線は北千住を過ぎてから,隅田川を渡りそうで渡らない。荒川(放水路)と隅田川の間の中洲を走って,浅草に着く直前にようやっと隅田川を渡る。その渡橋のときの風景が東武線の白眉ですかねぇ。

● 東京の地下鉄ほど面白い乗物はないと思うようになった。以前の田舎者にはありがちなJR中心主義は過去のものにできた。やれやれ。
 特に面白いのが銀座線。次に丸ノ内線。その次が半蔵門線。何で銀座線なのかと訊かれても困る。答えられない。何となく,だ。
 最初にできた地下鉄なので地下の浅いところを走っているから,あまり下に潜って行かなくてもホームに到達できるのが理由の1つかもしれない。都営大江戸線のように深く潜っていく必要があるところでは,かすかに気分が沈んでくるのを感じる。
 ただ,そういうことになると半蔵門線もだいぶ深く潜るのだが,半蔵門線はまったくOKなんだよねぇ。

● 乃木坂46のメトロ24時間券の使い初め。まずは齋藤飛鳥から。
 新橋で銀座線を降りて,JR東海道線に乗換え。やってきた電車は品川行きだったが,構わずに乗って,
品川駅12番線ホーム

品川でまた乗換え。常磐線から来るのは品川止まりが多いような気がする。

● ミューザでオーケストラ・ゾルキーの演奏を聴いた。そのために来たのだが,ここでは感想は述べない。
 富士そば川崎東口店。自分的には定番になった「ラーメン+大盛券」。富士そばって,蕎麦屋じゃなくて,ラーメン店だというになっている。

● 帰りは新橋から銀座を歩く。並木通りは緊急事態宣言が解除されても人出はさほど増えていない
並木通り
ように見えたので,アレアレと思ったが,中央通りに出てみると,おぉぉ,増えてるじゃないですか。生き返れるか,銀座。
 いやいや,銀座は死んでいない。生き返るんじゃなくて,盛り返すと言うのが正確だ。でもって,盛り返すに決まっている。
 ぼくは銀座でも通行人に過ぎないのだけども,銀座を自在
中央通り
に泳げる人がいるはずだ。しかも,大勢。そういう人たちがコロナ以前のように銀座を泳ぎ始めるに違いないのだ。

● 伊東屋を覗いて,銀座駅から銀座線に乗って,三越前で降りた。メトロの駅で一番好きなのが三越前。なぜかというに,改札を出るとタロー書房があるからだ。
 タロー書房には由緒正しい貴婦人のイメージがある。昭和の書店の趣を湛えつつ,凛としてそこにあるという風情。
 新潮文庫の『宮沢賢治万華鏡』があったら買おうと思っているのだが,宇都宮の書店にはない。タロー書房にもなかった。

● 半蔵門線をひと駅乗って,水天宮前。ちょっと歩くと隅田川。隅田川の風に吹かれてみたくなった。ロイヤルパークホテルを定宿にしていたときには,必ずここに来て,癒やしというか救いというか,隅田川の風景に助けてもらったという思いがある。
 久しく泊まっていないロイヤルパークも見てみたかった。JR中心主義を脱することができたのも,このホテルが半蔵門
線の駅に直結しているからだ。否応なくメトロを使うことになり,メトロの路線図が頭に入るようになった。
 東武線に注目するようになったのも,人形町に馴染むようになったのも,このホテルからだ。

● 気持ちがいいものだ。川の流れを見るとこれほどの快を感じるのはなぜなのか。このまま泊まってしまえればいいのだが,そういうわけにも行かない。帰るとしよう。

2021年8月28日土曜日

2021.08.28 川崎へ

● 宇都宮発10:06の平塚行き。例によって,プラチナシートの隅っこに席を取っている。
 プラチナシートというのは,ガラガラに空いている普通車の座席はグリーン席より快適だからだ。でもって,宇都宮を発車して久喜あたりまではプラチナシート状態なのが普通だ。

● 今日は勝手知ったる(つもりになっている)川崎に向かう。神奈川でもデルタ株が猛威を振るっていると騒がれているが,かつ,ぼくはまだワクチン未接種なのだが,そういうことはあまり気にしない。
 コロナなど大したことはないと思っているわけではない。感染したらしたでしょうがないと思っているわけでもない。ただ,よほどバカなことをしなければ感染することはまずあるまいとは思っている。
 バカなこととは何かといえば,大声(中声でも同じだが)で口角泡を飛ばす議論などしないこと。劇混みの居酒屋に行かないこと(行きたくても閉店しちゃってる)。要するに,盛りあがっている場に近づかないことだ。

● あとは,普通にマスクをして手指消毒をこまめにしていれば,そうそう感染はしないものだと思っている。県境をまたぐ移動は控えよ,とはまったく無意味なもの言いで,そういうのは都道府県行政の都合にすぎない。
 ぼくのような老いたる無為徒食の輩が貴重な医療資源を浪費することがあってはいけないと思っているが,そのことは県境をまたぐ移動を自粛することを結論しない。

● 今日は,大宮を過ぎ,東京を過ぎても,プラチナシートが維持された。これはあまり経験したことがない。皆さん,家に籠もっているんだろうか。

● 上野東京ラインができる前は自分には関係ないと思っていたが,できてみれば恩恵が大きい。新橋駅をターミナルにできることと,乗換なしで東海道線に入れることだ。
 特に川崎が近くなったのが,個人的には恩恵の最たるもの。横浜ははるか昔(30年以上前だと思うが)に湘南新宿ラインができて,宇都宮から乗換なしで行けるようになっていたけれども,川崎に行くには武蔵小杉で南武線に乗換える必要があった。

● 今日,なぜ川崎に向かうかというと,ミューザで管弦楽の演奏会を聴くためなのだが,上野東京ライン開通後は,サントリーホールよりミューザの方がずっと近くなった。
 気分的にそうなのだが,リアルに所要時間を計ってもおそらく同じかと思う。

● ミューザに用があったので,その用がすんだら帰るだけだ。その前に,富士そば川崎東口店。
 ストレスが多い,忙しい,酒好きの人は,そばを食べた方がいいらしい。ぼくはといえば,ストレスはないし,忙しくは全くないのだが,ドクターストップがかかっているのに,けっこう飲んでいる。そばを喰うべし。
 が,ラーメン大盛りを注文。この540円はお値打ちでござるよ。つまり,下手なラーメン店の800円のラーメンより旨いと思うんですよ。

2021年1月17日日曜日

2021.01.17 富士そばをハシゴ

● 富士そばのハシゴ? どうしてそんなことをするか,そんなことになるのか,といえば,生来内気な性格で,1人のときは立食いそばか吉野家にしか入れないからだ。
 もちろん,多少は誇張して言っているわけで,たとえば松屋とかなか卯にも入ることはできる。けど,まぁ,そんなところだ。サブウェイになるとダメだ。注文の仕方がわからないからだ。
 まして,夜に知らない酒場に1人で入るなんて,コロナに関係なく,とても無理だ。若い頃からそうだ。

● ま,そういうことはさておいて。池袋に来たので,駅西口の富士そば。特盛り,530円。100円しか違わないんだから富士山盛りにしとけばよかった,と思ってしまうケチ根性,どうにかならんかな。

● 冷たい蕎麦を食べるときに大事なのは,蕎麦をきちんと冷やすこと。真冬でも氷水で冷やした方がいい。これさえやっておけば,麺はスーパーで売っている乾麺で,汁は “創味のつゆ” でいいわけだ。あとはネギを刻む手間だけかければいい。
 と思うんだけれども,自分でやるとそれだけのことがなかなかできないんですよ。

● 浅草に移動。浅草がかつては銀座を凌ぐ繁華街だったことは,知識としては知っている。今だって雷門通りや仲見世通りをはじめ,賑わっている。
 コロナで緊急事態宣言が出されている今でも,それなりの人出がある。日本橋や銀座より凹みは少ないかもしれない。
 が,東武線で来れば浅草が東京の玄関口になるわけだが,だいたいはそそくさと銀座線に乗ってしまうな。浅草について実地に知るところはかなり少ない。

● 唯一の例外は駅前の富士そば。でもって,本日2度目の富士そば。ミニかつ丼セット,580円。
 でも,飽きることはないからね。人生には飽きても,富士そばには飽きない。

2020年12月7日月曜日

2020.12.07 立食いそば,3連投

● 12月5日。川崎駅の “いろり庵きらく” でコロッケそば。今日初めての食事。420円。
 立食いそばしか食べない人間がこう言うのもなんだけど,昔に比べると,かなり良くなってますよね,立食いそばって。これでいいんじゃないでしょうか,もう。

● ここは八王子ラーメン「直久」だったんだよね,元々はね。立食いラーメンの店だった。八王子ラーメンっていうのは,玉ねぎのみじん切りをドッサリ載せるのが特徴らしい。それ以外は普通の醤油ラーメン。
 “いろり庵きらく” はどこにでもあるわけだから,できれば希少価値のある「直久」に残っててもらいたかったと思うんですけどねぇ。

● 12月6日。富士そば池袋西口店。久方ぶりに富士山盛りを注文。630円。富士山盛りって,麺の盛りが富士山のようにうず高くなっているからでしょ。3玉分。
 が,店によって盛りつけの仕方は違うようでね。ここはあんまり高くしない。さほどに盛りの多さも感じなかったよ。

● 12月7日。宇都宮駅構内の「いろり庵きらく」でミニ豚丼セット。620円。糖質摂取過剰に陥る。が,この豚丼が旨いっす。「サクサク醬油」という固形(顆粒状?)の醤油がね。
 家で再現しようとすれば,豚コマを茹でて,だし醤油とラー油を絡ませて,ゴマをふりかければいいのかい?

2020年11月23日月曜日

2020.11.23 富士そば,3連チャン

● 11月21日。東武電車で浅草に着いた。浅草をあっちにフラフラ,こっちにフラフラということは,しない。まず,駅前にある富士そば浅草店に行く。今日もそうした。
 紅生姜天そば,430円。ちょっとした贅沢ですよ。

● 紅生姜天なんて普通のそば屋にはないんでしょ。立食いそば店にしか行かないからわからないんだけど。
 寿司だって回転寿司が開発したネタがあるし,蕎麦も立食いそばが作りだしたネタがあるね,ということね。

● 11月22日は池袋に来た。で,富士そばの池袋西口店。王道の天ぷらそば,430円。
 東海林さだおに富士そばの全メニュー制覇に挑んだ(?)顛末を綴った『偉いぞ! 立ち食いそば』(文春文庫)がある。もちろん,読んでいる。
 その頃にはあったメニューが今はないということもあると思うのだが,新しいメニューがどんどん出て,トータルでは今の方が多くなっているだろう。ネットを見ていると,富士そばを精力的に食べ歩いている人がけっこういる。全メニュー制覇は多くの人が達成しているんでしょうねぇ。

● 11月23日は再び浅草店。つまり,帰りがけに寄ってみたというわけね。
 ミニ豚シャブ丼セット,550円。いわゆるひとつのご馳走であることは間違いない。晩飯がこれでも,ぼくはまったく文句がない。

● “いろり庵きらく” のミニ豚丼セットとどうしたって比べたくなる。むこうは640円だったか。豚丼だけをとれば,いろり庵の方が旨いかなぁ。固形醤油がなかなかのものだからなぁ。
 90円の価格差をどう見るかだねぇ。富士そばを採るかなぁ。

2020年8月15日土曜日

2020.08.15 東武線で東京まで往復するという遊び

● さて,東武宇都宮駅にいるんだが。今日は右の写真と同じことをやろうとしている。つまり,東武で東京に出て,都内はメトロで移動しようというわけだ。
 東武・東京メトロパスは2,450円だけど,ぼくの場合は2,200円ですむぞ。金券ショップて1枚800円で買った株主優待券と,東京メトロの24時間券(600円)を使うからね。250円だけぼくの勝ち。

● わが家から東京に出るにはJRが圧倒的に便利。便利っていう以上に,JRしかない感じ。JRだと湘南新宿ラインのほかに,上野東京ラインもできて,じつにどうも便利になった。東京駅より南の,たとえば銀座や品川が近くなった。
 それに比べると,東武は時間がかかる。宇都宮から浅草に出るのに2時間半を要する。東武を使うのは,それ自体が遊びの範疇。

● 栃木から特急に乗るという手はあるのだが,宇都宮市在住者なら,急ぐ人はJRの新幹線に乗ってしまうだろう。東武の特急は日光線を走るもので,宇都宮線には乗り入れていない。
 が,栃木より先に住んでいる人,鹿沼や今市の人にとっては,東武線は便利だろうし,早い乗り物だろうし,なくてはならないライフラインのはずだ。

● 東武の特徴は墨田区を走ることだ。墨東の情緒に浸りたいなんていうときには便利だ。曳舟,東向島(旧:玉ノ井),鐘ヶ淵など,独特の風情をかもす名前の駅が続く。
 東武線で最大のターミナル駅は北千住。その北千住は足立区になり,浅草は台東区だ。裏東京(?)の大動脈なのだ,東武線は。

● それに,墨田区,江東区といった墨東エリアは著名人を多く排出している。幕末の英雄,勝海舟がそうだし,世界のホームラン王・王貞治がそうだし,松尾芭蕉が江戸に出てきて,庵を結んだのも隅田川の東だ。奥の細道の起点もしたがって,墨東になるはずだ。
 まぁ,墨西(?)からはもっと多くの人物が出ているんだとは思うんだけどね。

● 裏東京という言葉を使ってしまったが,そこは東京なので,裏と表の境界はない。要するに,近いのだ。たとえば曳舟で東武線に乗れば,そのままメトロ半蔵門線に乗り入れて,日本橋や大手町はすぐだし,渋谷まで乗換なしで行ける。
 都内で住むんだったら,裏東京は狙い目なのだ。ぼくに都内に住めるお金はないけれども。

● この日は,浅草からメトロ銀座線に乗り,赤坂見附で丸の内線に乗り換え,荻窪まで。復りは丸の内線で東京まで乗って,大手町を少し歩いてみた。
 で,大手町から半蔵門線に乗って,押上から東武線に入るというルートで,無事に帰宅した。

● どうでもいいことなんだが,東京の地下鉄の乗換えではけっこう歩かされるねぇ。東京に通勤している人は,毎日,充分すぎるトレーニングをやっていることになるのではないか。東京に住んでいると,メンタルもフィジカルも,かなり強化さえるのではないかね。
 特に大手町での乗換えは歩かされるよねぇ。何なのよ,この距離は。ひ弱な田舎者はこれだけでヘタっちゃいますよ。

● ひとりで東京に出たときは,ぼくは富士そば派。っていうか,ひとりで入れる店を他に知らないっていうだけなんだけども。
 荻窪北口店。特盛りそば,530円。ここのところ,こればかり。以前は富士山盛りを食べてたものですが,歳を取って胃が縮みましたかね。

2019年12月30日月曜日

2019.12.30 東京駅まで歩く

● 昨夜のリベンジ? ホテルから東京駅まで約30分の徒歩旅行。
 鎧橋で日本橋川を渡ると,東京証券取引所前。このあたりは昨夜も間違えなかったわけね。

● 茅場町交差点を直進してしまったのがいけなかった。ここは右折して,以後は永代通りを外堀通りと交差するまで直進すればよろしいのでした。

● せっかくだから,東京駅八重洲口前のヤマダを覗いていくことにする。欲しいものはまったく何もないんだけど。
 場所がらか,ゆったりした陳列。商品を見ているところに店員が寄って来ない。

● PCの比重は下がってますなぁ。2階がAppleフロアになってる他は,9階にWindowsのPCやタブレットが,周辺機器と一緒にひっそりと並べられている。
 今は1階にあるスマホもそうなる運命でしょうね。

● こうしてみると,WindowsよりもAppleの方が優遇されていることが明らかだ。それなりの理由があってそうなっているのだろう。
 パソコンでいえば,都市部ではWindowsよりMacの方が優位なんだろうか。SurfaceよりiPadを使う人が多いんだろうか(これは田舎でもiPadが多いやね)。

● 高所得者はAppleユーザーが多いという印象は正直あるんだけどね。AndroidよりiPhone,WindowsよりMac。
 ただし,逆は真ではないので,間違えないように。あなたがiPhoneやMacを使っているからといって,高所得者とは限らない。っていうか,まったくそうではないだろう。
 ちなみに,ぼくはAndroid+Windowsでとっても幸せ。

● 東京駅前にも富士そばはある。が,入ることはもはやない。糖尿病の悲しさよ。

2019年8月25日日曜日

2019.08.25 清澄通り~晴海通り を歩く

● ちょうど正午にホテルを出た。晴海トリトンに向かうことにしている。水天宮前から半蔵門線でひと駅乗って,都営大江戸線に乗り換えて勝どきで降りればいい。のだが,歩いて行こうと思っている。
隅田川を渡って清澄通りに出れば,迷う余地がない。が,清澄通りのつもりで永代通りを歩いてたことがあった。出る前に地図を確認するんだけれども,それでもそうなる。今回も。すぐに修正できたが。

● 清澄通りは一度歩いている。門前仲町がこのあたりきっての繁華な場所なのだろう。何の門前かといえば,富岡八幡宮であり深川不動。それ以外にも神社仏閣はたくさんある。深川エリアだ。
 東京海洋大学の越中島キャンパスも,入ったことはないが,歩きながら一度見ている。海洋工学部が置かれている。かつての東京商船大学なのだろう。年月を重ねてきた伝統大学の風情をかもしている。

● 中の島公園から。湾岸地域のタワーマンション。日本のマンションというのは,香港やシンガポールに比べると低層だと思っていた。やはり,地震のせいなのかななどと考えていたのだが,このタワマンでイメージが変わった。
 ゴーセーなものじゃの。エレベーターが使えなくなったら一大事だろうから,自家発電施設は備えているんでしょうね。

● 相生橋を渡れば佃島。昔,三波伸介と桜田淳子と森昌子のドラマがあって,その舞台が佃島だったような。その頃の佃島は東京の場末。
 今はネオセレブ地帯。つまり,タワマンに住むエリートビジネスマンが闊歩するところというイメージ。このエリアって,何と言っても羽田空港と東京駅に近い。豊洲なら有楽町線,勝どきなら都営大江戸線が通っている。
 エリートさん,あるいはエリートになりたい凡人さんにとっては,バリバリ仕事をするのに恰好のロケーションだろう。

● 都庁が有楽町から新宿に引っ越した当時は,東京は東から西に向かって発展すると言われていた。元々は浅草が東京きっての繁華街だったのが,銀座に移り,次は新宿。
 が,ウォーターフロントの開発(&羽田空港の拡張)によって,この流れは消えたといっていいだろう。東京の西側にあったかつてのセレブ住宅街,世田谷や杉並は衰退せざるを得ない様相を呈している。中央線文化などというのも,昭和レトロで終わり果てるだろう。

● 都市においても,職住接近の流れができているようでもある。都心に定住者が戻っている。郊外から通勤するのはダサいというムードかねぇ。
 ネットが普及すればどこにいても仕事ができるから,郊外や地方でも在宅ワークでなんてことも言われたし,今も言われているんだろうけれども,かえって都心回帰が進んでいるのは皮肉なことだ。
 おそらく,コンパクトシティへの動きが通奏低音として存在するのだろうと思っている。ダラダラと都市の平面を広げるのじゃなく,コンパクトに。
 となると,上に動くしかなく,その象徴が湾岸地域のタワマン。建築技術の進歩も大きいのだろうね。

● 月島といえば“もんじゃ”の時代もあった。“もんじゃ”を旨いと思ったことはない。普通のお好み焼きでよくないか。もっとも,そういうわけで,今の月島は“もんじゃ”で食べているわけではないと思う。
 とはいえ,このエリアは景観的にも観光地の資格があるし,豊洲市場が本格稼働すれば(しているんだろうけど。小池知事によって失われた2年間の損失は計り知れないが)なおのことだ。人を呼べる。とすれば,人をもてなす商売も残っていく。

● 13:09に晴海トリトン着。ゆっくり歩いて1時間ということ。ちなみに,ぼく,サンダルね。
 刺すような猛暑ではないけれど,下着は背中に貼りついている。

● 帰りは晴海通りを歩いて,新橋駅からJR線で帰宅。勝鬨橋から隅田川を眺め,次にホテル(ロイヤルパーク)からトリトンスクエアまで歩くときは,隅田川左岸の遊歩道を下ってこようかと思った。この遊歩道,ずっと繋がってくれてるとありがたいんだけど,そうじゃないんだよね。っていうか,ずっと繋げようとすると,相当に大規模な工事になるでしょうけどね。
 だから,時々,一般道に上がりながら,蛎殻町から勝鬨橋まで歩いてくる。これはこれで面白そうだ。

● 歌舞伎座隣の出光のペンシルビル。目立つよねぇ,これ。悪い意味でね。いつまでこのままにしておくつもりだ。
 出光は日本の伝統文化などどうでもいいと思っております,と言わんばかりの,負の広告塔だと思えるんだが。権利関係を整理して,更地にして,歌舞伎座に寄付しちゃった方が良くないか。
 現状だと歌舞伎座の建物がだいぶ窮屈そうに見える。シンメトリーを崩しているのも,好んでそうしているわけではなくて,このペンシルビルがあるからだろう。

● 最後は「富士そば」で締めた。途中,つけ麺の店がいくつかあったし,築地を通るわけだから,気安い寿司屋もある。
 が,入れないんだな,そういうとこ。結局,「富士そば」か吉野家になるんだわ。
 今回入ったところは,銀座店を名乗っていたと思う。間違いないと思うんだが,店があるところは新橋。遅い昼食というか早めの夕食というか。カロリー摂取過多は紛れもない。720円。