2024年6月24日月曜日

2024.06.24 大人の休日倶楽部パス,初体験(長野駅へ)

● お爺ちゃんの行楽。大人の休日倶楽部パスで未乗路線2つに乗ってくる。長野と新潟を結ぶ飯山線。もうひとつは,北越急行。
 いつもは夜明けとともに寝て,正午近くに起きる生活をしているのだが,今朝は7時に起きた。やればできるものだぞ。

● 予定より1本早い電車に乗ってしまったよ。7:37発の宇都宮行き。通勤通学列車ね。
 かつては毎日これに乗っていた。おぞましい記憶しかありません。

● 車内は憂鬱の気に満ちている。乗客の大半はスマホをいじっているか,朝から居眠りをしている。下層階級感が濃厚。
 現在の日本の長時間労働は,かつてのアメリカ奴隷以下だろうからね。そりゃ下層ですよ。

● この車内の雰囲気は病院の待合ロビーに似ている。街の開業医の待合室ではなくて,中核病院のそれ。
 こんなところにいたら,それだけで病気になりそうだ。

● 宇都宮からは8:11発 やまびこ206。20数分しか乗らないので,座席指定は取らず。
 けど,1号車自由席に座れましたよ。普段は乗ることのない新幹線。快適です。

● にもかかわらず,下層感が漂ってるのはなぜだ? なぜ日本人はこうなる? そこそこの暮らしをしているはずだろうに。って,お前が言うなって話ね。
 この時間帯でも非仕事で乗ってる乗客の方が多い印象。東京への通勤客は7時台に乗りますかね。

● 大宮からは長野まで北陸新幹線に乗る。北陸新幹線は初めてだ。
 しかし,問題発生。昨日,取っておいた指定券が使えない。乗ろうとしていたのの2時間も後の列車を予約していたことに気づいたんですよ。乗る列車のメモを見ながら予約したのに。

● なぜこんなことが起きたか。入力が間違っていたか,入力に対して券売機が返してきた答えを確認しなかったか。
 それを引き起こした理由は,ぼくが使っている時刻表が2年前のものだからだ。列車番号とかが微妙に違っているわけで,ここで勘違いを産んだ可能性がある。最大の理由は,ぼくの迂闊ですが。

● まぁ,しかし。平日の北陸新幹線が満席のはずがない,自由席に座れるだろう,とタカを括っていたんですよ。問題は全車指定の場合だ。
 で,その全車指定だった。北陸新幹線の中で最も速い「かがやき」はすべて全車指定なんでしょうね。
仕方がない。いったん改札を出て,指定券を取り直した。

● 乗ったのは,大宮発8:59の かがやき521号。長野までなのでひと駅ってことになるんだけど。軽井沢には停車しない。
 かなり空いているので,指定券の取り直しなどせず,そのまま乗ってしまっても問題なさそうだった。ひと駅しか乗らないなら尚更だ。
 車掌もやって来ない。やって来たら指定料金を払えばいいだけのこと。というラフな考えでいいような気がする(→ いや,指定券を買ってくださいね。それが正当ですからね)。

● これまたどういうわけか,北陸新幹線は大宮で上越新幹線と分岐するのだと思い込んでいた。「かがやき」が大宮を出ると長野まで停まらないからか。
 高崎をスルーする列車があるわけないから,高崎は通らないルートなのだと早合点してしまったのだ。東北新幹線でも宇都宮をスルーする列車かあるのは知っていたんだけどねぇ。

● 東京との距離を縮めるために,かつての信越線のルートを忠実になぞるのをやめて,ショートカットしたのだな,と思いこんじゃった。皆さん,東京に用があるんでしょうからね。
 にしても,この勘違いはひどい。新幹線には滅多に乗らないにしても,これはない。

● かなり長いと感じるトンネルをいくつも潜って,広大な長野盆地に出る。かつての信越本線には何度か乗っているので(寝台列車が多い),長野も通っている。
 が,長野駅のホームに降り立ったことはない。今回が初体験。

● このあと,10:29発の飯山線(越後川口行き)に乗るのだが,30分以上の待ち時間がある。駅周辺を歩くより,駅構内を歩きたい。
 新幹線ができたおかげで,路線が複雑になった。ぼくが乗ろうとしている飯山線にしたって,豊野まではしなの鉄道ということになる。

● 元々ひとつだったものが分断された。メトロ千代田線が常磐線に乗り入れてるのと同じ形になるわけだ。
 大人の休日倶楽部パスはこれらの路線にも乗れるから問題はないんだけど。

● 長野駅は通過していたが,長野県には何度か来ている。上田,小諸,松本。
 で,長野で蕎麦を食べて旨いと思ったことがない(→ どこで喰ったんだ?)。
 蕎麦は日本全国,どこでも旨いのを喰わせる店があるしね。まぁ,最近はもっぱら立食い蕎麦しか食べないんだけどさ。

● 長野駅6,7番線ホームの駅蕎麦。朝から何も食べていない。ちょうどいい。ありがたい。食べていくか。
 驚きましたよ。天ぷらそばが360円なんですよ。ぼく史上,最安値の立食い蕎麦ですわ。
 その分,麺が少ないのかもと思って,100円の大盛券も買ったんですがね。ぼくは少食な方ではない。が,少々もて余すことになった。
 なぜこの値段にできる?

2024年6月18日火曜日

2024.06.18 「大人の休日倶楽部パス」を買った

● 3月末に「大人の休日倶楽部」会員になった。大人の休日倶楽部パスを1回でも使えば,会費の元は取れる。
 で,買ってみましたよ。初めてなので,北海道まで行けるやつではなく,グリーン席に乗れるのでもない,一番安いやつね。

● えきねっと で買って,指定席券売機にQRコードをかざして切符を受取るのも,初めて経験した。
 経路はこれから考えて,座席指定を受ける。ぼく的には盛岡と酒田には行ってみたい。弘前と長岡もいいかな。

● とりあえず,5日間周遊で旅程を組んでみたんだけども,新幹線が使えるんだから,盛岡や新潟くらいなら日帰りできるんだな。
 5日間,日帰りを重ねるものありだなぁと思えてきた。

● 値段も18,800円なんでね。“青春18” とそんなに変わらない。青春18” は12,050円だったか
 新幹線まで乗れてその程度しか違わないんだから,“青春18” 的に使うのが正解かもなぁ。“青春18” をどう使っているかというと,ぼくはもっぱら東京往復に使ってるんですけどね。
 自宅から往復できる距離が相当延びるということね。

● 説明書の「指定席をとらずに普通車の空席を利用できます」というのがわからなかった。というか,当たり前すぎて,わざわざ断ることかと思った。
 これは前提を省略していて,全車指定席の場合でも,が抜けているんでしょうね。


(追記 2024.06.23)

● 座席指定もえきねっとでできるらしいのだが,えきねっとの操り方がよくわからないので(そもそも,ログインできない。後刻,理由が判明した。当然,こちらの勘違いによる),駅の指定席券売機で初日の指定券だけ取ってきた。
 いたってスムーズ。だんだん,今風の切符の買い方に慣れてきましたよ。

2024年6月2日日曜日

2024.06.02 沖縄の安い弁当に感激した

● 愛が飛び立つ那覇空港 に用はないけど来てみた。昼飯時にシャロンというコンビニに弁当がドッと運び込まれるんですよ。
 これがあり得ないくらいに安いんですわ。何でこの値段でできるのかね。

● ぼくもひとつ買ってみましたよ。カツ丼+タコライス。これが420円ですよ。
 カツの豚肉は叩いて薄く延ばしたもので,昭和50年頃までは日本標準だったやつ。衣の方がずっと厚い。
 それでもこれは安いですな。安さは正義でもありますな。

● スーパーを覗いてみると,食品がけっこう高いんですよ。3パックの納豆で100円未満のものなんかないんですよ。108円とか128円とかしてるんですよ。
 野菜も高い。特に,キュウリが高い。なのに,なぜ?

● ついでに,ポーたま もひとつ買ってね。両方食べましたよ。食べ過ぎですよ。
 沖縄に来ると,こうなるのが普通ですな。気をつけないといけません。


(追記 2024.06.06)

● 那覇のスーパーで納豆や野菜が高いのを見て驚いたのだけど,帰ってきて地元のスーパーに行ったら,かなり値上がっていた。
 6月から全国的にこうなっているのか。沖縄が高いわけじゃなかったのか。

2024年5月30日木曜日

2024.05.30 首里城

● 首里城。年パスを持っていたのだが,5日前に期限切れになった。
 2回行けば元が取れる料金なんだけど,首里城は無料エリアで満足するのでね。新たに年パスを作ってもらうことはなかった。

● 要するに,首里森御嶽を歩ければ満足する。小さなジャングルという感じね。
 そりゃ,斎場御嶽と比べちゃいけません。いけないけれども,原沖縄に触れてる感もあってさ。

● このあたりが那覇の京都。京都のように突っ張ってはおらず,静かに佇んでいる。
 県立芸大があるからか,首里城内に琉球大学があった頃の名残りなのか,学生街の空気もかすかに感じる。錯覚かもしれんが。

● 県立芸大(沖芸と呼ばれているのか)の学食。一般開放されている。
 一度食べてみようと思っているが,果たしていない。

2024年5月28日火曜日

2024.05.28 今でも沖縄は本土とは一線を画している

● 今の沖縄は本土化が進み(第一の理由はIT化だろう),かつての沖縄らしさは離島に行かなければ味わえないと言われるが,なかなかどうして。
 沖縄は今でも沖縄だと,ぼくは思う。

● 色々あるが,沖縄は喫煙者に寛容だ。喫煙所が多い。しかも,ベンチがあったりする。ゆっくりどうぞ,と言ってるようだ。
 那覇空港にも喫煙室がやたらある。健康増進法の薄っぺらなクリーン精神をあざ笑うかのごとくだ。

● 酒も飲まず煙草も吸わず女も抱かず,百まで生きたバカがいる,という本土では死んだ心意気が,沖縄には残っているようではないか。
 価値観がどんどん単純化(幼稚化)している本土を揶揄するかのようだ。
 それを雑だという人がいるかもしれないが,雑は “したたか” の別名でもあるだろう。

● 沖縄は今でも本土とは一線を画していると,ぼくには思える。沖縄は日本にある異国であり続けている。
 しかも,かなり以上に魅力的な “異国” だ。

● 那覇に感じるもう一つのこと。各道府県の県庁所在市の中で,最も東京的な景観を備えているのが那覇だということ。
 行き交う人たちも都会的というか,泥臭くない。話されている言葉もほぼ標準語。

● それでいて,刺々しいところがない。気を抜いてボーッとしていることができる。
 凄いことじゃありませんか。こんなの,沖縄だけだぞ。

● 基地問題もあって,コンパクトシティにならざるを得なかったのかもしれない。横に広がろうとしても土地がない。
 それが今となっては那覇圏域の魅力になっているようにも感じる。

● そんな理屈はどうでも,那覇はいいところだ。一番は気候風土ということになるんだけれども。
 以上に述べたような沖縄の特長も,気候や地形が造ったものに違いないのでね。

2024.05.28 那覇空港のケンミン食堂

● 那覇空港に着いて,まず行ったところは空港ビル3Fにあるケンミン食堂。那覇の最も都会的な場所にある地場食堂だと思っている。
 朝にガッツリ食べているんだけども,“トーフ野菜そば” を食べた。790円。

● 沖縄って豆腐が旨いじゃないですか。チャンプルーの豆腐もゆし豆腐もジーマーミも。
 沖縄に来たら豆腐は食べとかないとね。ぼくが注文したのは,沖縄そばに豆腐チャンプルーを載せたようなもの。

● 沖縄そばは沖縄の若い人は食べなくなっていると聞く。アレってオジサンの食べ物でしょ,ってなものらしい。
 確かに鋭角的に旨いものではないけれども,こちとらオジサンどころかジイサンでぇ,だったら俺が喰ってやろうじゃないか。
 こういう悪く言えば田舎びた安い食べものが,ぼくの胃袋には合うようだ。いい胃袋を持ったと思うぞ。

● 那覇に来るたびに思うこと。なぜ,沖縄の大学に入学しなかったのか。18歳から22歳までの若い時期を沖縄で過ごしてみたかったよ。
 って,琉球大学はぼくの学力では入れなかったか。そういうことか。

2024.05.28 那覇に来た

● JAL917便,那覇行き。この時期はガラガラで,この状態ならエコノミー席も特等席になる。座席の仕切りを上げて胡座もかける。
 詳細は略すが,今年もここまで色々あった。明日はどうなるかわからないものだと思わされる体験をした。

● どうなるかわからないなら,遊べるときに遊んでやれ。どうにか遊べるようにもなったわけだし。
 お金は使い切って死にたい。残す理由も必要もないわけだから。誰に憚ることもないんだしね。

● 出発が遅れた。体調の良くない人がいて,降機したらしい。荷物を探して降ろすのにどうしたって時間がかかる。
 全然急がないので,長く機内にいられてラッキーだわ。

● 今回,初めて機内の Wi-Fi につながったよ。座席に置いてあるパンフレットのQRコードを読み込んで接続しないとダメなのか。
 ネットに繋がれば,機内はアミューズメントルームになりますわ。機内の映画なんかなくてもいいッス。これ,ぼくは一度も見たことがないッス。

● 無事に 愛が飛び立つ那覇空港 に到着。沖縄はすでに梅雨入りしている。台風1号も近づいている。
 が,空港に着いたときには降っていた雨も,ゆいレールのホテル最寄駅に着いたときにはやんでくれた。ホテルまで濡れずに到着。ほんに今日の天気はういヤツじゃ。

● 今日に限っては関東の方が大雨で大変そうだな。
 羽田行きの便案内の放送で,天候の影響で成田か関空に着陸することもございます,ご了承くださいませ,とやっていた。無事に羽田に着陸できたろうか。