● 夜,電話がかかってきた。お子様の結婚でお困りの方に連絡をさせていただいてます,という。別にそんなことで困っていないので,速攻で切ったが,何とも後味が悪い。
● 今どき,固定電話にかかってくるのは,こんなのばっかりだ。投資用にマンションを買いませんかとか(今どき,そんなバカがいるのかと思うんだけど,いるんだろうねぇ),いい出物がありますよとか,限りなく胡散臭いセールスの電話。
メールなら,Googleがスパムをはじいてくれる(それをしない某プロバイダのメールなんてスパムだらけで使いものにならない)。訪問販売なら玄関に「訪問販売,宗教,新聞勧誘お断り」のステッカーを貼っておけば,けっこう効き目があるらしい。ちなみに,このステッカー,Amazonで売っている。
が,電話だけはこの振り分けができない。着信拒否の方法がない。出ないことはできるけれども,ひょっとしたら身内からの緊急の電話かもしれない。
● となると,固定電話を持っているのは,彼らの仕事道具をこちらの費用で維持してやっているようなものだ。換言すると,不愉快を有料で購入しているようなものだ。
ケータイが普及して,固定電話を引かない人が若者を中心に増えているようだが,当然の流れだと思う。
● ぼくもそうしたい。が,そうできないでいるのは,固定電話しか使えない人が身内にいるからで,このあたりはいかんともしがたい。
いや,そうでもないか。こちらのケータイに電話してもらえばいいんだものな。それだけのことなんだけどね,そこが意外にね。
● ケータイ番号は自分が教えた人しか知らない。それでは不安だと考える人がいるかもしれないね。それ以外の人たちからの連絡をシャットアウトしてしまうことの不安。
小学校や中学校の同級生や市役所からの連絡をどうやって受ければいい? けど,そのわりに電話帳に自分の電話番号を載せない人が増えているようでもある。そうしたんじゃ,同級生は君の電話番号を調べられなくなるんだけどな。
● ぼくは電話そのものが悪の権化だと思っている人間だ。何せ,電話はこちらの都合を考慮しない。即時の行動を求めてくる。そうではない通信手段(メール,LINEなど)になじんでしまうと,電話は前時代の遺物としか思えなくなる。実際,遺物なのだろう。
一番いいのは,全員がFBのアカウントを持って,連絡はFBのメッセを使うという方法だ。“友だち”になっていなくてもメッセは送れる。当然,未読無視ありというルールで。
が,便利さを凌ぐウザッタさが発生するだろうな。第一,ぼくがFBをやめてしまった人間だからな。
2018年8月31日金曜日
2018年8月29日水曜日
2018.08.29 SIMロック解除問題
● 右は今日の下野新聞。
「SIMロックは,販売から一定期間経過後に解除することが義務づけられている」といっても,購入者がキャリアのショップに持ちこんで,解除を要求した場合に,それに応じるだけの話だ。大方のユーザーはわざわざそんなことはしないから,SIMロックの解除義務づけといったところで,そんなものは画餅にすぎない。
同じことを中古スマホに対しても適用するといっても,やはり同様の結果になる。
● ロック解除を望む人には望むとおりに対応しているのだから,それで何の問題があるのかとキャリアは言うのかもしれないが,問題だらけだ。
SIMロックの何たるかを知らないユーザーもいるだろう。海外に遊びに行って,自分のスマホが使えなくなることを知って,初めてその問題を認知する人も,けっこうな数いるのじゃなかろうか。
● そうしたユーザーの無理解に便乗している感がありまくりで,はなはだ以上に不愉快だ。腹黒さを感じてしまう。
SIMロック解除のためにわざわざキャリアショップに出向くなんて,忙しい人には時間のムダ。そうしたユーザー感覚に助けられて,キャリアは事実上,SIMロックを継続しているのが現状だろう。
● キャリアが端末メーカーから端末を買い取って,自社製品として販売することには何の問題もない。それに自社の刻印を売って販売するのもかまわない。したければするがいい。iPhone以外なら,これからも可能だろう。
当然,販売時には自社SIMを装着する。あたりまえのことだ。
● しかし,販売時点で端末のSIMロックは解除しておかなければならない。SIMロックをかけている端末を売ってはならない。
なぜ,総務省はそこに踏み込まないのか。総務省がやるべきはそこのところだ。現状では官邸を応援したくなる。
● 逆にいうと,そこだけ徹底すれば,あとは放っておくのがいい。端末価格の割引と通信料の問題,2年しばり,そんなものは放っておいてもよい。
というか,放っておくべきだ。かけ算九九もろくろくできない官僚が,キャリアが長年かかって書きあげた微積分の答案を採点するようなマネをしてはいけない。
● 現在はスマホを持たずに生活していくのは難しい。第一の生活必需品になってしまった。良くも悪くもだ。
そのスマホをめぐるセンターに位置するキャリアに言いたいことは,まぁ,いろいろある。が,彼らの動きは鈍いだろう。っていうか,できれば動きたくないと思っているだろう。
● 端末メーカーがいずれもAppleのように強くなれば,キャリアが端末メーカーの風下に立ち,結果においてSIMフリーがあたりまえになるかもしれない。
が,端末メーカー間の競争が激甚だから,そういう状況にはなかなかならないだろう。
● とすれば,現状でぼくらが取り得る対応はただひとつ。3大キャリアを捨てることしかない。MVNOに移ることだ。そうして,最初からSIMフリーになっている端末を使うことだ。
Googleが開発したAndroidは公開されていて,ライセンス料なして使えるというオープンな仕様なのに,そのAndroidを搭載した端末の使用可能回線が,予めキャリアによって特定されていて,それ以外は使用できないというのでは,マンガにもならない笑い話ではないか。
● 世間で話題になる最新スマホはだいたいキャリアが押さえるから,MVNOだと使えないことが多い。XperiaXZ2もMVNOでは使えない。Galaxy NOTE9 もMVNOでは使えないだろう。外国で買ってくれば別だが。
そういうことはあるにしても,キャリアの腹黒さには断固抵抗しようではないか。
「SIMロックは,販売から一定期間経過後に解除することが義務づけられている」といっても,購入者がキャリアのショップに持ちこんで,解除を要求した場合に,それに応じるだけの話だ。大方のユーザーはわざわざそんなことはしないから,SIMロックの解除義務づけといったところで,そんなものは画餅にすぎない。
同じことを中古スマホに対しても適用するといっても,やはり同様の結果になる。
● ロック解除を望む人には望むとおりに対応しているのだから,それで何の問題があるのかとキャリアは言うのかもしれないが,問題だらけだ。
SIMロックの何たるかを知らないユーザーもいるだろう。海外に遊びに行って,自分のスマホが使えなくなることを知って,初めてその問題を認知する人も,けっこうな数いるのじゃなかろうか。
● そうしたユーザーの無理解に便乗している感がありまくりで,はなはだ以上に不愉快だ。腹黒さを感じてしまう。
SIMロック解除のためにわざわざキャリアショップに出向くなんて,忙しい人には時間のムダ。そうしたユーザー感覚に助けられて,キャリアは事実上,SIMロックを継続しているのが現状だろう。
● キャリアが端末メーカーから端末を買い取って,自社製品として販売することには何の問題もない。それに自社の刻印を売って販売するのもかまわない。したければするがいい。iPhone以外なら,これからも可能だろう。
当然,販売時には自社SIMを装着する。あたりまえのことだ。
● しかし,販売時点で端末のSIMロックは解除しておかなければならない。SIMロックをかけている端末を売ってはならない。
なぜ,総務省はそこに踏み込まないのか。総務省がやるべきはそこのところだ。現状では官邸を応援したくなる。
● 逆にいうと,そこだけ徹底すれば,あとは放っておくのがいい。端末価格の割引と通信料の問題,2年しばり,そんなものは放っておいてもよい。
というか,放っておくべきだ。かけ算九九もろくろくできない官僚が,キャリアが長年かかって書きあげた微積分の答案を採点するようなマネをしてはいけない。
● 現在はスマホを持たずに生活していくのは難しい。第一の生活必需品になってしまった。良くも悪くもだ。
そのスマホをめぐるセンターに位置するキャリアに言いたいことは,まぁ,いろいろある。が,彼らの動きは鈍いだろう。っていうか,できれば動きたくないと思っているだろう。
● 端末メーカーがいずれもAppleのように強くなれば,キャリアが端末メーカーの風下に立ち,結果においてSIMフリーがあたりまえになるかもしれない。
が,端末メーカー間の競争が激甚だから,そういう状況にはなかなかならないだろう。
● とすれば,現状でぼくらが取り得る対応はただひとつ。3大キャリアを捨てることしかない。MVNOに移ることだ。そうして,最初からSIMフリーになっている端末を使うことだ。
Googleが開発したAndroidは公開されていて,ライセンス料なして使えるというオープンな仕様なのに,そのAndroidを搭載した端末の使用可能回線が,予めキャリアによって特定されていて,それ以外は使用できないというのでは,マンガにもならない笑い話ではないか。
● 世間で話題になる最新スマホはだいたいキャリアが押さえるから,MVNOだと使えないことが多い。XperiaXZ2もMVNOでは使えない。Galaxy NOTE9 もMVNOでは使えないだろう。外国で買ってくれば別だが。
そういうことはあるにしても,キャリアの腹黒さには断固抵抗しようではないか。
2018年8月28日火曜日
2018.08.28 LINEとAmazon 気になるIT企業の双璧
● 気になるままでいるのは,自分には必要ないと思っているからだけれども,サービスの内容を知らないから,自分には不要と思っているだけなのかもしれない。
サービスの内容を具体的に知れば,おっ,これ便利じゃん,何で今まで使わなかったんだろう,となるのかも。
● LINEに関しては,相方とだけつながっている。やりとりはチャットで行うし,電話はLINEの無料電話をもっぱら使っている。
充分に便利だ。特にどちらかが外国にいる場合,あるいは双方が外国にいる場合に,インターネットを回線にしてるLINE電話の効用を実感する。国際電話が無料になったようなものだから。なるほど,インターネットに国境はないものなと思う。
● が,今のところ,LINEでつながっているのは相方だけだ。LINEを使ってまでやりとりするほどの友人はいない。
ぼくは社会的には存在していないと言っていいほどに,生産活動を含む社会活動(?)をしていないから,上司や部下,取引業者なども,存在しないに等しい。
● ま,それはいいんだけども,LINEにはチャットや無料電話以外のサービスがいくつもあるわけだ。それらは完全にスルーしている。
これらのサービスの中身を確認した方がいいのかもな,とは思ったりはする。役に立つものがあるかもしれない。
● Amazonに関しては,オンラインの書店という大昔のイメージから出ていない。市中の書店にはない本でもAmazonにないことはまずない,といったイメージ。実際,書店から消えた本をAmazonで買ったことはある。
もちろん,今のAmazonはそんなものじゃないってことは知っている。そんなものじゃないってことは知っているんだけど,具体的にAmazonは何をしているのか説明できない。その程度にしか知っていない。
● でも,具体的にはプライム会員になるかどうかというところだ。Amazonで何も買わなくても,音楽が聴き放題になったり映画が見放題になったりするんだから,プライム会員にならなきゃ損だよ,という声をよく聞く。
でもね,CDをリッピングしたものだけで一生かかっても聴ききれないほどある。もうひとつ,ぼくのスマホは音質があまり良くないので,スマホで聴かなきゃいけないとなると,ちょっとなぁ,と。ダウンロードもできるようなんだけどね。ダウンロードしてWALKMANに移すことは可能かね。
● 映画が見放題ってことになると,ずぅぅと見てしまうんじゃないかと思う。聴き放題,見放題っていうのは,時喰虫を何匹も飼うのと同じことじゃないか。
そんなことをウジウジと考えていてね,イマイチ踏み切れないでいる。
サービスの内容を具体的に知れば,おっ,これ便利じゃん,何で今まで使わなかったんだろう,となるのかも。
● LINEに関しては,相方とだけつながっている。やりとりはチャットで行うし,電話はLINEの無料電話をもっぱら使っている。
充分に便利だ。特にどちらかが外国にいる場合,あるいは双方が外国にいる場合に,インターネットを回線にしてるLINE電話の効用を実感する。国際電話が無料になったようなものだから。なるほど,インターネットに国境はないものなと思う。
● が,今のところ,LINEでつながっているのは相方だけだ。LINEを使ってまでやりとりするほどの友人はいない。
ぼくは社会的には存在していないと言っていいほどに,生産活動を含む社会活動(?)をしていないから,上司や部下,取引業者なども,存在しないに等しい。
● ま,それはいいんだけども,LINEにはチャットや無料電話以外のサービスがいくつもあるわけだ。それらは完全にスルーしている。
これらのサービスの中身を確認した方がいいのかもな,とは思ったりはする。役に立つものがあるかもしれない。
● Amazonに関しては,オンラインの書店という大昔のイメージから出ていない。市中の書店にはない本でもAmazonにないことはまずない,といったイメージ。実際,書店から消えた本をAmazonで買ったことはある。
もちろん,今のAmazonはそんなものじゃないってことは知っている。そんなものじゃないってことは知っているんだけど,具体的にAmazonは何をしているのか説明できない。その程度にしか知っていない。
● でも,具体的にはプライム会員になるかどうかというところだ。Amazonで何も買わなくても,音楽が聴き放題になったり映画が見放題になったりするんだから,プライム会員にならなきゃ損だよ,という声をよく聞く。
でもね,CDをリッピングしたものだけで一生かかっても聴ききれないほどある。もうひとつ,ぼくのスマホは音質があまり良くないので,スマホで聴かなきゃいけないとなると,ちょっとなぁ,と。ダウンロードもできるようなんだけどね。ダウンロードしてWALKMANに移すことは可能かね。
● 映画が見放題ってことになると,ずぅぅと見てしまうんじゃないかと思う。聴き放題,見放題っていうのは,時喰虫を何匹も飼うのと同じことじゃないか。
そんなことをウジウジと考えていてね,イマイチ踏み切れないでいる。
2018年8月27日月曜日
2018.08.27 東京エキマチvol.20
● 久しぶりに東京駅の構内(主には地下街)をウロウロした。で,このフリーペーパーをもらってきたよ,と。
相当に完成度の高いタウン誌というかPR誌というか。製作は(株)交通新聞社。
● これほどのフリーペーパーを作れるところは,銀座(「銀座百点」)を除けば,恵比寿(「YEBIS STYLE」)くらいのもの? 読めるフリーペーパーってそうそうないでしょ。
隔月刊でこれだけのものが出せるって相当なものですよ。JR東日本が中核になっているんでしょうけどねぇ。
● 今回は麺特集。っていうか,麺を出す店の特集。中華,パスタ,フォー,そば,うどん。
特に面白かったのが「昼下がりのそば屋人間模様」。立ち食いそば屋でのピープルウォッチング。こういうこと,ぼくも知らず知らずやっている。
食べてる様子を見ながら,彼なり彼女なりの職業や性格や人生を推測する面白さってあるよね。でも,このイラストのような観察眼はないな。
● ぼくは一人で知らない飲食店に入るのは,それがそば屋であれ居酒屋であれ,かなりの程度苦手とする。行けるのはチェーンのファストフード店に限られる。
ので,ぼくがここで紹介されている店に行く可能性は限りなくゼロに近い。だからこそ,出来のいいタウン誌にあたると得した気分になる。見て楽しめるから。
相当に完成度の高いタウン誌というかPR誌というか。製作は(株)交通新聞社。
● これほどのフリーペーパーを作れるところは,銀座(「銀座百点」)を除けば,恵比寿(「YEBIS STYLE」)くらいのもの? 読めるフリーペーパーってそうそうないでしょ。
隔月刊でこれだけのものが出せるって相当なものですよ。JR東日本が中核になっているんでしょうけどねぇ。
● 今回は麺特集。っていうか,麺を出す店の特集。中華,パスタ,フォー,そば,うどん。
特に面白かったのが「昼下がりのそば屋人間模様」。立ち食いそば屋でのピープルウォッチング。こういうこと,ぼくも知らず知らずやっている。
食べてる様子を見ながら,彼なり彼女なりの職業や性格や人生を推測する面白さってあるよね。でも,このイラストのような観察眼はないな。
● ぼくは一人で知らない飲食店に入るのは,それがそば屋であれ居酒屋であれ,かなりの程度苦手とする。行けるのはチェーンのファストフード店に限られる。
ので,ぼくがここで紹介されている店に行く可能性は限りなくゼロに近い。だからこそ,出来のいいタウン誌にあたると得した気分になる。見て楽しめるから。
2018.08.27 京都に行く? 交通費を高いと思うか思わないか
● 東京のホテルに4泊した。上旬にも同じホテルに3泊した。わが家の夏のバカンス(?)はこれがすべて。
海にも行かないし,テーマパークにも行かない。都内のホテルに入って,入ったらホテルから一歩も出ないでのんびり(ぐうたら)するというのが,老夫婦には一番しっくりくる過ごし方だ。
● いや,じつはもうひとつ,ケチな性分から来ているところがある。この4泊で一人あたりの費用は62,000円だった。1泊平均で15,500円。
泊まるだけでこの金額だと,うわっ,タケー,となるんだけども,これでオールインクルーシブなのだ。夜のアルコール代も,日に1回は入るサウナの料金も含まれている。
● 京都に新幹線で行くと交通費が2人分で5万円かかる。その交通費を払うのが惜しいと,ぼくは思ってしまう。だったら,その分を浮かせて,浮いた分を東京で使ったほうがいい。
わが家から東京までは,JRで約2千円で行ける。新幹線など使わない。鈍行列車で行くのだ。自慢じゃないけれど,東京に行くのに東北新幹線を使うという発想は,ぼくにはない。やむを得ない理由によって新幹線を使うことがまったくないわけではないけれども,それはあくまで例外。
新幹線や飛行機に乗らなければ行けないところには行かなくていいと思っている。老齢とみにそう思うようになった(このあたり,相方はまた別の好みがあるようだ。つまり,彼女は海外にも行きたがる)。
● でも,認識を変えた方がいいのか。右は東京駅で見かけたJR東海のポスター。往復の新幹線と宿泊をセットにしたものがJR東海ツアーズから出ている。
一番安いAシーズンなら,新・都ホテルに2泊して,東京からの新幹線込みで,28,500円なのだ。2人で約6万円。これなら許容範囲かなぁ。
● ただね,普通に勤めている人は,Aシーズンなんかに行けるはずがないんだよね。最も高いJシーズンだと47,800円になる。2人だと約10万円。
そのJシーズンでも行けないかもしれない。勤め人が必ず行ける年末年始や黄金週間には催行されないようなのだ。ガクンと値が上がるんだろうから,これはしょうがないね。
● というわけで,やっぱり東京だな。観光も東京の方が面白いと思うし。特に,近代史に焦点が合ってる人には。
っていうか,京都は人を選ぶよね。京都に呼ばれる人と呼ばれない人がいる。ぼくにしたって,高校の修学旅行以来,京都には何度か行ったことがあるけれど(ただし,2桁には達しない),ついに京都に呼ばれることはなかった。
何というのか,京都に対して,こちらが勝手に劣等感を作ってしまっている。そういうのも影響しているかも。
海にも行かないし,テーマパークにも行かない。都内のホテルに入って,入ったらホテルから一歩も出ないでのんびり(ぐうたら)するというのが,老夫婦には一番しっくりくる過ごし方だ。
● いや,じつはもうひとつ,ケチな性分から来ているところがある。この4泊で一人あたりの費用は62,000円だった。1泊平均で15,500円。
泊まるだけでこの金額だと,うわっ,タケー,となるんだけども,これでオールインクルーシブなのだ。夜のアルコール代も,日に1回は入るサウナの料金も含まれている。
● 京都に新幹線で行くと交通費が2人分で5万円かかる。その交通費を払うのが惜しいと,ぼくは思ってしまう。だったら,その分を浮かせて,浮いた分を東京で使ったほうがいい。
わが家から東京までは,JRで約2千円で行ける。新幹線など使わない。鈍行列車で行くのだ。自慢じゃないけれど,東京に行くのに東北新幹線を使うという発想は,ぼくにはない。やむを得ない理由によって新幹線を使うことがまったくないわけではないけれども,それはあくまで例外。
新幹線や飛行機に乗らなければ行けないところには行かなくていいと思っている。老齢とみにそう思うようになった(このあたり,相方はまた別の好みがあるようだ。つまり,彼女は海外にも行きたがる)。
● でも,認識を変えた方がいいのか。右は東京駅で見かけたJR東海のポスター。往復の新幹線と宿泊をセットにしたものがJR東海ツアーズから出ている。
一番安いAシーズンなら,新・都ホテルに2泊して,東京からの新幹線込みで,28,500円なのだ。2人で約6万円。これなら許容範囲かなぁ。
● ただね,普通に勤めている人は,Aシーズンなんかに行けるはずがないんだよね。最も高いJシーズンだと47,800円になる。2人だと約10万円。
そのJシーズンでも行けないかもしれない。勤め人が必ず行ける年末年始や黄金週間には催行されないようなのだ。ガクンと値が上がるんだろうから,これはしょうがないね。
● というわけで,やっぱり東京だな。観光も東京の方が面白いと思うし。特に,近代史に焦点が合ってる人には。
っていうか,京都は人を選ぶよね。京都に呼ばれる人と呼ばれない人がいる。ぼくにしたって,高校の修学旅行以来,京都には何度か行ったことがあるけれど(ただし,2桁には達しない),ついに京都に呼ばれることはなかった。
何というのか,京都に対して,こちらが勝手に劣等感を作ってしまっている。そういうのも影響しているかも。
2018.08.27 久しぶりに東京駅
● 京葉線に乗らなくなったので,東京駅に降り立つことはほぼなくなっている。ぼく的ターミナルは新橋だ。東京駅は通過するところだ。
中央線の上りに乗ったときも,神田で山手線に乗り換えて,新橋に出てしまうことが多い。
● というわけなのだが,今日は久しぶりに東京駅で降りてみた。向かったのが東京駅地下街。すっかり新しくなって,わけがわからなくなって,およそ自分には無縁な場所だと思っている。
けれども,今回は相方と一緒だ。彼女には小さかった頃の息子との思い出の場所が東京駅にもいくつかあるらしい。息子を説き伏せて寄らないで通過した担々麺のお店とか。
父親には窺い知れない,母子だけの秘密の場所(?)というのがあるのだろう。そういう聖なる場所を妻が口にしたときは,すべて彼女の意向にしたがうというのが,ぼくのみならず,世の夫族の取るべき態度というものだろう。
● 「LaClea」で昼食。880円のステーキに250円のランチビール。東京で平日のランチというのを一度やってみたかったと相方が言うので。
何でそんなものをやってみたいのかは,ぼくには理解不可能だ。昼メシなんか,吉野家でも富士蕎麦でもいいじゃないかと思ってしまう方だ。
さらに正直に言うと,こういうところで安いランチを食べるよりも,吉野家の牛丼の方が旨いと思うことが多い。ぼくの経験則ではそういうことになっている。
もっと言うと,一度やってみたかったと言うけれども,やっているはずだよ。恵比寿の「叙々苑」で平日の昼に食べたのはランチじゃなかったのかい?
まぁ,しかし,そういうことは言わないでおくのが賢明だ。言っていいことなど何もないから。
● 880円のランチ。この場所でこの値段なのだから,何の文句もない。っていうか,これだけを売っていたのでは採算割れになるのじゃないかと心配になる。
でも,今朝は朝食をたっぷり食べているのだし,相方はついさっき,焼きそばも食べたはずだ。どうしようもなく食べすぎてるぞ,俺ら。
中央線の上りに乗ったときも,神田で山手線に乗り換えて,新橋に出てしまうことが多い。
● というわけなのだが,今日は久しぶりに東京駅で降りてみた。向かったのが東京駅地下街。すっかり新しくなって,わけがわからなくなって,およそ自分には無縁な場所だと思っている。
けれども,今回は相方と一緒だ。彼女には小さかった頃の息子との思い出の場所が東京駅にもいくつかあるらしい。息子を説き伏せて寄らないで通過した担々麺のお店とか。
父親には窺い知れない,母子だけの秘密の場所(?)というのがあるのだろう。そういう聖なる場所を妻が口にしたときは,すべて彼女の意向にしたがうというのが,ぼくのみならず,世の夫族の取るべき態度というものだろう。
● 「LaClea」で昼食。880円のステーキに250円のランチビール。東京で平日のランチというのを一度やってみたかったと相方が言うので。
何でそんなものをやってみたいのかは,ぼくには理解不可能だ。昼メシなんか,吉野家でも富士蕎麦でもいいじゃないかと思ってしまう方だ。
さらに正直に言うと,こういうところで安いランチを食べるよりも,吉野家の牛丼の方が旨いと思うことが多い。ぼくの経験則ではそういうことになっている。
もっと言うと,一度やってみたかったと言うけれども,やっているはずだよ。恵比寿の「叙々苑」で平日の昼に食べたのはランチじゃなかったのかい?
まぁ,しかし,そういうことは言わないでおくのが賢明だ。言っていいことなど何もないから。
● 880円のランチ。この場所でこの値段なのだから,何の文句もない。っていうか,これだけを売っていたのでは採算割れになるのじゃないかと心配になる。
でも,今朝は朝食をたっぷり食べているのだし,相方はついさっき,焼きそばも食べたはずだ。どうしようもなく食べすぎてるぞ,俺ら。
2018.08.27 短いバカンスの終わり
● さて,4泊5日の東京バカンスも今日が最終日。上旬の3泊4日と合わせて,今年の夏は東京で7泊。ぼく的にはずいぶん豪勢なものだと思うが,1人あたり10万円程度で収まっているはずだ。
ハワイに行ったり,沖縄に行くのに比べれば,だいぶ安くついているのではないかと思う。
● 正直,年齢によるものか,それ以外の理由によるのかは分明としないが,長距離を飛行機で移動するのは,できれば避けたいものだ。億劫感が半端ない。
列車での長距離移動は億劫じゃない。飛行機の何が嫌かといえば,搭乗手続きの煩雑さが嫌なのだ。
列車なら切符を買ってやってきた列車に乗ればいいのだから,行き先が札幌であろうと鹿児島であろうと,乗りさえすればあとは列車が連れていってくれるところに行くだけのことだ。車内では寝てるか,景色を見てるか,酒でも飲んでればいい。
● もっとも,そうした長距離列車は新幹線しかなくなった。その新幹線もLCC網が整備されてくると,経営的に苦しくなりそうだ。列車より運賃も安くなる。長距離移動はもっぱら飛行機になるだろう。
となると,ぼくなんかは,ますます長距離移動からは遠ざかるかなぁ。
● 長距離を移動したその先に何があるのか。東京以上にワクワクする何かが待っているとはちょっと思いにくいんだけどね。東京のホテル以上にきめ細やかなサービスを提供してくれる宿屋があるとも考えにくいし。
というのは,井の中の蛙なんですかねぇ。
● 栃木県に住んでてよかったと思うことの筆頭は,東京が近いことだ。新幹線ではないチープトレインでも2時間足らずで東京に行けること。
東京に着いてしまえばこっちのもので,楽しみ方は人の数だけある。最近はホテルから出ないことが多い。だったらどこの街のホテルでも同じじゃないかと言われるかもしれないけれども,断じてさにあらず。
リゾートを含めて,何をするんでも東京がいい。何もしなくても東京がいい。
● ホテル内の「四川」で朝食。例によって食べすぎた。サウナに行って,汗を絞った。
庭園に出てみた。誰もいない。ほんと,ここは俺の庭だ。みんな,自由に使っていいよ。
● チェックアウト前の最後のラウンジ。よくいえば,アフタヌーンティー。
さて,バカンスは終わった。帰るとするか。っていうか,娑婆に戻ることにしよう。
ハワイに行ったり,沖縄に行くのに比べれば,だいぶ安くついているのではないかと思う。
● 正直,年齢によるものか,それ以外の理由によるのかは分明としないが,長距離を飛行機で移動するのは,できれば避けたいものだ。億劫感が半端ない。
列車での長距離移動は億劫じゃない。飛行機の何が嫌かといえば,搭乗手続きの煩雑さが嫌なのだ。
列車なら切符を買ってやってきた列車に乗ればいいのだから,行き先が札幌であろうと鹿児島であろうと,乗りさえすればあとは列車が連れていってくれるところに行くだけのことだ。車内では寝てるか,景色を見てるか,酒でも飲んでればいい。
● もっとも,そうした長距離列車は新幹線しかなくなった。その新幹線もLCC網が整備されてくると,経営的に苦しくなりそうだ。列車より運賃も安くなる。長距離移動はもっぱら飛行機になるだろう。
となると,ぼくなんかは,ますます長距離移動からは遠ざかるかなぁ。
● 長距離を移動したその先に何があるのか。東京以上にワクワクする何かが待っているとはちょっと思いにくいんだけどね。東京のホテル以上にきめ細やかなサービスを提供してくれる宿屋があるとも考えにくいし。
というのは,井の中の蛙なんですかねぇ。
● 栃木県に住んでてよかったと思うことの筆頭は,東京が近いことだ。新幹線ではないチープトレインでも2時間足らずで東京に行けること。
東京に着いてしまえばこっちのもので,楽しみ方は人の数だけある。最近はホテルから出ないことが多い。だったらどこの街のホテルでも同じじゃないかと言われるかもしれないけれども,断じてさにあらず。
リゾートを含めて,何をするんでも東京がいい。何もしなくても東京がいい。
● ホテル内の「四川」で朝食。例によって食べすぎた。サウナに行って,汗を絞った。
庭園に出てみた。誰もいない。ほんと,ここは俺の庭だ。みんな,自由に使っていいよ。
● チェックアウト前の最後のラウンジ。よくいえば,アフタヌーンティー。
さて,バカンスは終わった。帰るとするか。っていうか,娑婆に戻ることにしよう。
登録:
投稿 (Atom)