2025年12月8日月曜日

202512.08 軽井沢,初訪問

● 明日まで使える「大人の休日倶楽部パス」で,今日は軽井沢に行ってみようと思う。通過したことは何度もあるが,軽井沢に行こうと思って行くのは初めて。冬の旧軽銀座を歩いてきますわ。
 いや,実際のところね,パスの恩恵を受けようとして無理に動いている感じかな。明日はどこにも行きません。

● 大宮駅に停車中のやまびこ131号仙台行き。グランクラスには誰も乗っていない。そりゃそうですよね。仙台なんてすぐに着くんだからね。グランクラスに乗るなら青森や函館北斗まで乗るんじゃないとね。
 つーか,それでも乗りませんよ。普通車で充分快適だもん。いや,その前にグランクラスに乗るためのお金の工面がつかない。

● 軽井沢着。まず来たのがアウトレット(軽井沢・プリンスショッピングプラザ)。憎まれ口を叩くんだが,有象無象の貧乏人(含む外国人)が集まっている。
 もちろん,ぼくらも有象無象の集合の要素になっている。

● 聞くところによると,那須のアウトレットは撤退が相次ぎゴーストタウン化してるらしい。那須と軽井沢では格が違うということか。
 佐野のアウトレットも空洞化が進んでいて,閉店時間が早まっているそうだ。ひと世代分は経過してるだろうから,仕方がないといえば仕方がない。
 軽井沢も30年になるようなのだが,軽井沢の場力なのか,プリンスの商売よろしきによるのか。

● 気楽に入れるフードコートで信州桃のジュース。美味しかったです。
 信州りんごは知っているけれども,信州トマトっていうのもあるんですか。

● 旧軽銀座にやってきた。セレブへの憧れが,ぼくをここまで歩かせたようなものですよ。いくつもの小説の舞台にもなってますしね。
 陳腐な表現で申しわけないが,軽井沢の竹下通り。車も通行可。歩行者天国ではない。

● ここまで来ると,渡航自粛を言い渡されているはずの中国人がけっこう多くいる。
 よろしく強制召喚して,パスポートを剥奪すべし。国家主席に歯向かう人民に情は無用と存ずる。

● 会員制のホテルがある。会員の商売にも栄枯盛衰があり,したがって会員の入れ替わりも絶えないのだろうと推測する。
 こうしたホテルへの憧れも低下しきっているのではないか。特別感が薄れている。自分もこういうホテルに泊まれるようになりたいと考える若者はあまりいないだろう。

● 軽井沢発13:57の「あさま618号」の自由席に乗車。軽井沢からなら余裕で座れる。高崎でだいぶ乗ってくるが,まだ空席がある。
 この列車で東京に行く。せっかくの「大人の休日倶楽部パス」なんだから,たくさん乗ってやろうという貧乏根性の発露だけれども,じつは東京駅で「東京ばな奈」のドラえもんバージョンがあったので,買いに行こうというわけなんですわ。自分で食べるんじゃなくて,お土産用です。

● 東京駅構内,八重洲中央口近くの店で “ドラえもんばな奈” を買いました。それを提げて,銀座を少しブラついた。
 それを言っちゃオシメーよ的なことなんだけども,旧軽銀座より東京都中央区の銀座の方が気分が華やぐのは,何とも致し方のないところ。

● 東京発17:16の「なすの263号」那須塩原行きに乗車。グランクラスはない。グリーン車(9号車)以外はすべて自由席。
 ガラガラの新幹線ほど快適なものはない。宇都宮からなら「なすの」を選んで乗るのが正解で,しょっちゅう利用する人はそうしているに違いない。ただし,運転本数が少ないのが難。

2025年11月30日日曜日

2025.11.30 一般論の単純適用にご用心

● 昔の年寄りにはなくて,今の年寄りには与えられているもの。それがインターネットだ。ネットを味方につけるか,敵に回すか,関係のないものにしておくか。その差はかなり大きい。
 せっかくインターネットというインフラが整備されているのだから,それを使わない手はない。ネットを味方につけるかどうかで,生活のQOLがずいぶん違ってくる。

● 一般論としてはそのとおりだと思うのだが,それを個々具体の個人個人にそのままあてはめていいかどうかは,別の問題になる。
 ネットなど使ったこともないが,別段,不足や不満は感じてないし,毎日そこそこ楽しくやっていると言う人に,せっかくのインフラを使わないのはもったいないですよと言うのは,大きなお世話のような気がする。

● 楽しさや幸せとはその人の主観だからだ。楽しさや幸せの実体がバーンとあって,その実体が誰に対しても妥当するというものではないからだ。
 その人がネットなどなくても自分はそこそこ幸せだと感じているのであれば,そこから先は立入禁止。

● 主観とあれば,余人の容喙を許さず,の領域になる。一般論の単純適用など論外だ。
 インターネットに限らず,一般論の単純適用を勧める声が幅を利かせすぎのような気がしている。世の中の無作法の最たるものがこれだ。

2025年11月27日木曜日

2025.11.27 青森リゾート,始まる

● 「大人の休日倶楽部パス」が11月27日から使えるんですねぇ。当然のごとく青森に向かう。まっすぐ青森へ。
 青森に着いたら青森から動かない。周遊型の切符なんでもったいないんだけど,青森に沈潜する。ホタテとホッケ焼きと田酒に明け暮れる。楽しみだわ。待ってろよぉ,俺の龍宮城。

● というわけで,1ヶ月前にパスを買っておいた。その11月27日になりました。今日から「大人の休日倶楽部パス」が使えますよ。
 青森に向かいます。わが家としてはだいぶ早出。魚市場の「丸青食堂」の営業時間に間に合わせるためね。

● 何を食うかな。朝から田酒を飲む龍宮城暮らしが始まるぜよ。
 いわゆる観光はしない。恐山も三内丸山も浅虫温泉もスルー。
 「丸青食堂」と「おさない食堂」でひたすら飲み食い。あと,リンゴを食べる。そうして1日ふわ~っと酔っている。それだけ。

● それだけのために青森に行く価値がある。青森は食の龍宮城だからさ。
 アレもコレもと欲ばらんこと。欲ばる気にもならんと思うが。

● 鉄路恙なく青森に着いた。昔は夜行で行くところだった青森も,新幹線だと造作ない。
 ホテルは今回も ReLabo。駅ビルにあるので,スーツケースを引っぱって歩く必要がない。とりあえず荷物を預かってもらうつもりが,チェックインできた。

● 速攻で魚市場の丸青食堂へ。ホッケ焼きとせんべい汁で豊盃純米吟醸と田酒。汁物と日本酒が合うのは酒飲みの常識。
 青森に来たことを実感しましたよ。実感しすぎて,少し飛ばしすぎたかも。
● ホテルのラウンジでリンゴとリンゴジュース。旨いなぁ。
 リンゴって,普段はあまり食べない(昔はよく食べた記憶がある)。心を入れ替えて,食べるようにするかな。

● 夜は「おさない食堂」。ホタテ組合せ定食(2,800円)と田酒。
 丸青で飲んだのが残っていたかな。あまり勢いが出なかった。
 ホタテの鮮度が少し落ちているのかなと思った。今年は不漁から始まって色々あったようだからな。
 田酒は1合700円で,100円ほど安くなっていた。ただ,これほんとに田酒なのかという疑問が残った。田酒の味ではないような気がした。

● という感じで1日目は終わった。街に繰り出すことはせず。
 青森リゾートの始まりだ。明日は弘前と五所川原をブラついてみようかと思ってるんだけども,天気が良くないらしい。

2025年11月13日木曜日

2025.11.12 洲崎,日本橋,日比谷

● さて,今日はどこに行こうか。久しぶりに洲崎まで歩いてみるか。
 潮見から行くには “しおかぜ橋” を渡るのが近い。“しおかぜ橋” は工事中でしたが,通れます。

● このルートだと,洲崎には裏口から入ることなる。もちろん,当時はこんな橋はなかった。この辺は海だった。
 したがって,遊女がこちらから逃げることはできなかった。

● 洲崎橋跡。この近くに大門があったんでしょうね。洲崎遊郭の遺構はほぼ残っていない。
 遊郭なんてのは,ない方がいいに決まっている。人間の値段が安かったから成立した。

● 今の風俗はというと,少し厄介な問題をはらむ。が,人類がこの世にある限り,売買春が消えることはない。
 単純な話で,ヒトも哺乳類だからだ。そんなに崇高にはてきていないので。

● このあたりは深川になる。メトロの最寄駅は東西線の木場。
 久方ぶりにメトロ24時間券を買った。100円値上げの700円。本音はもっと上げたいだろうけどねぇ。便利に使わせていただきますよ。

● 日本橋乗り換えで三越前。メトロはやっぱ銀座線。メトロに乗ったという気がする。わずかひと駅だけど。
 かつては日本橋が東京のセンター。銀座なんか場末だった。今でもその面影は残ってますよね。
 問題はそういう格式高いところと自分との相性の悪さ。日本橋三越にも長くは居られないッス。

● 半蔵門線で水天宮前。隅田川を眺めに来た。いいよねぇ,隅田川。
 ちなみにアレですよ。ぼくは隅田川の上流端から東京湾に注ぐまでの全区間を堤防沿いに歩いてますからね。よっぽど暇だったんですな。今も暇だけど。

● 人形町って,魅惑的な街ですよねぇ。はるかな昔,たった40年だけど,吉原がここにあった。その後も色街だった。
 そういうことも効いてるんですかねぇ。只者じゃない感がありますねぇ。

● 人形町から日比谷線に乗った。行きたいところはもうない。とりあえず,日比谷で降りた。
 ペニンシュラホテル脇の出口に出たので,丸の内仲通りを歩いて,東京駅へ。

● 24時間券の元は取れていないが,歩き疲れた。JRで帰還する。
 何かね,目的なしにフラフラしようとしても,すでに知ってるところに行ってしまうね。人間の習性かね。年寄りの習性なのか。

● 疲れたのでプチ贅沢。セブンティーンアイスの自販機で,300円のガトーショコラを買ってやったよ。

2025年11月1日土曜日

2025.10.31 さよならWi-Fi,さよなら固定電話

● 脱タブレットを考えている。と言っても,タブレットでやってるのは Amazon Prime で映画を見ることだけだ。それもスマホでやってしまいたい。 
 ので,画面が大きめのスマホにしよう,と。と言いながら,わずかな大きさの違いを気にするのも,意味がないかなと思うしね。どうしたものかい。

● Xperia10-Ⅲもバッテリーがヘタってきた。これを機に買い替えるか。何にしますかねぇ。
 iPhone を使うほど貧乏しちゃいないしなぁ(うちの奥さんは iPhone 族)。iPhone はね,5のときに使ったことがあるんだけど,2カ月が限界でしたね。囲われてる感が鬱陶しくて仕方がなかった。
 皆さんは平気なんですか。柵の中の牧場が世界のすべてで。

● Amazon を見ていたら Motorola motog05 が引っかかった。17,300円。イヤホンジャックも付いてるし,これにしようかと思ってますわ。
 ぼくの使い方だと3桁スマホは要らんですわ。あまり細かく検討するのも性に合わない。

● というようなことを考え出したのも,今日限りでわが家から Wi-Fi と固定電話が消えるからですわ。明日からはスマホをテザリングして使うことが増えるだろう。
 テザリングも鬱陶しいなと思えてきてね。スマホでできることはスマホで片付けたいな,その方が面倒がなくていいな,と。テザリングって別に面倒じゃないんだろうけどさ。

● 以後はネットも通話も無線回線のみになる。月50GBあれば足りると思うが,もし足りなければ100GBにする。
 ネットは好むと好まざるとにかかわらず,背を向けることはできないからねぇ。潤沢に使うがよろし。

● 日付が変わった途端に Wi-Fi が切れるところを見たかったのだが,まだつながっている。勤務開始時刻まではこうなのかい?
 1時過ぎに Wi-Fi が切れた。固定電話も使えなくなった。

● “Wi-Fi ネットワークを探して自動で接続” もOFFに。それと Bluetooth も使うときだけONにして,印刷もOFF。アプリ通知も LINE と電話を除いてすべてOFF。
 バッテリーの保ちがだいぶ回復した。

● 次はレンタル機器の返却。固定電話も処分。のたうち回っていたケーブル類も撤去してスッキリした。スッゲー,ダサかったんだな。
 ついさっきまではのべつスマホをいじっていたが,今日からは少し締まるかもしれない。そうなってくれると,時間の有効活用の観点からも望ましいっちゃ望ましい。

● Amazon Prime は今までは Wi-Fi だったから,単純に再生していたが,これからはダウンロードして観ることになるだろうな。通信量を節約するためだ。
 そういった細かい変化はいくつか出てくるかもしれない。

2025年10月29日水曜日

2025.10.29 本も Amazon で買うようになった?

● 本を買わない人間になってるんだけども,買うときはリアル書店でと思っていて,本を買うのに Amazon を利用することはほぼなかった。
 が,このところ,続けざまに Amazon でポチっている。新刊だと予約段階でポチる。買いたいものがピンポイントで決まっていれば,Amazon に傾くようになりつつる。

● 立ち読みってのはしない質なのだが,背表紙を眺めるだけでも,書店に行く価値はあるもんねぇ。
 世の中の世相を最も簡単に知る方法は書店を覗くことだ。特に新刊売場と各コーナーで平積みになってるのを見ていくこと。

● 書店の効用はそれだけではなく,同好の士に囲まれている安心感の中で,広場の孤独に浸れることだ。
 街の喧騒を逃れるための避難場所にもなる。日本の街はとにかく騒音を発する。駅の中も本来業務に関係のない構内放送がひっきりなしに流れているし,最近はエスカレーターのガイド音声が呪いたくなるほどうるさい。書店に行けばそうした騒音から隔離してもらえる。

● 書店がなくなっては困るから,極力リアル書店で,とは思ってるんだけどね。
 ただね,本を読まなくなってきたというのが決定的かな。書店への依存度は総体的に下がる。

● かつては,書店の存在がその街の文化度のバロメーター的なところがあって,自治体は大学誘致と並んで,大型書店を引っ張って来ようとしていた。
 少子化がここまで来れば,今さら大学誘致はない。大学もつぶれる時代になっている。

● 大型書店いらっしゃい,もなくなったように思う。それがあることが街のステイタスである時代は終わっている感がある。
 これはひとえにインターネットの影響だ。情報は書店ではなくネットにあるようになった。

● ついでに申さば,“大型” の魅力が減じているようにも感じる。現時点で大型が幅を利かせているのはショッピングモールくらいではないだろうか。
 ホテルも Small & Luxury が好まれるようになっているように見える。少なくとも,自分の好みはそちらに移行しつつある。

2025年10月27日月曜日

2025.10.27 浅草橋と小岩

● 東京周遊。浅草橋に来た。隅田川テラスでボーッとしていると,何ともリラックスできる。
 東京ってパリより優雅な街じゃないですか。って,パリを知ってるわけじゃないんだけど。
● 小岩。快速が停まる新小岩には何度か来ているが,小岩は初めて。小岩は江戸川区で,新小岩は葛飾区ですよね。小岩ってのは,両区にまたがっているんですか。小岩の中に区境ができちゃった?
 昭和40年代と現代が隣り合っている。街の本屋が生き残っている。高層マンションがニョキニョキ生えている。
 北口は再開発がだいぶ進んでいる。再開発がしやすい土地がらだったんですかね。

● 昭和が残るのは都市だからこそ。新小岩もそうだ。港区や中央区ではそうは行くまいが,葛飾や江戸川には残ってますよね。周辺部に残るってことですか。
 けど,田舎には残らない。ポツリポツリとはあるかもしれないけれども,エリアとして残ることはない。

● 浅草橋も小岩も,ここに宿をとって,ひと晩,夜の時間を過ごしてみたいと思わせるところだ。墨田区の曳舟や江東区の深川もそうだ。
 東京にはそういう街が多い。実際に住んでる人に言わせればそうそういいことばかりではないのだろうけれども,インターネットで情報の地域間格差はなくなったと言いながら,インターネットの及ばないところは多い。

● と言ってもな。酒も弱くなってるし,夜の時間を愉しめるほどの体力が,今の自分にあるとは思えない。
 手遅れというのが,どんな分野にもあるよなぁ。

2025年10月11日土曜日

2025.10.11 日本通信,開通

● 日本通信の物理SIMが届いたので,さっそく設定。日本通信のアプリで開通手続き。
 SIMの差し替え。これだけでOKと思ってた。つながらない。APNの設定をしないといけませんな。「スタートガイド」をよく見るよろし。

● APN設定をしたらこの画面になりましたよ。つながったはず。
 ところが。アプリを起動すると,「オフライン。Wi-FiをONにしてみてください」「インターネットに接続されていません」と言われちゃう。要するに,ネットにつながってない。

● どういうこと? SIMの初期不良? そんなことがあるんですかね。
 SIMを外してまた入れてみるのも何度かやってみたんだけれども,状態は変わらず。もちろん,再起動は何度もしてる。

● docomo から楽天(MVNO)に移ったときにはいたって順調だったので,こんなことがあるんだと新鮮な驚き。
 つーか,どうすりゃいいんだよ。

● バタバタすること,数時間。解決した。APN設定を削除して,再び設定し直したら,ちゃんとつながった。
 理由はわからないが,こういうことがあるんだな。ともあれ,胸をなで下ろしたんでした。

● ちなみに,ぼくの通信量は月に33GB程度であるらしい。50GBプランで正解でした。
 日本通信の場合,50GBの下は20GB。20GBでは足りないんだからね。余った分の繰り越しもできないから。

2025年10月9日木曜日

2025.10.09 Wi-Fi の解約など

● スマホは楽天モバイル(MVNOの方)のデータ通信専用SIM で運用している。したがって,携帯番号は050から始まる。音質も悪くて,事実上使いものにならない。
 が,家族間のやりとりはLINEの電話でOK。そもそも電話嫌いだし。

● ところが,そうも言ってられない事情も起きうる年齢になった。ahamo の通話SIM に変えることにして,楽天は解約。
 ついでに,自宅の Wi-Fi(au光)も固定電話も解約することにした。固定電話なんて,いかがわしい会社や詐欺集団の営業ツールを費用こちら持ちで負担してやっているようなものだ。

● ブロバイダはSo-net。そのSo-netに連絡するだけで,すべての手続きが終了するのだな。ありがたいわ。
 解約金を16,500円ほど払うことになるのだけど。17年も使ってきたのに,手切れ金は勘弁してもらえないんだな。

● 以後は ahamo の通信容量だけでやっていく。月に30GBもあれば,テザリングしても充分かなと思う。
 ところが,ahamo の契約ができない。問題は本人確認。運転免許証でやろうとしたんだけども、運転免許証を受領したときの暗証番号2種の入力を求められるのだ。
 そんなもの,憶えているわけがない。手帳に控えてもいない。そんな暗証番号を使うことはないからだ。
 しかし,困ったぞ。マイナンバーカードは作ってないしな。怠慢のツケが出ているかい?

● 結局,日本通信SIM にしました。またMVNOです。こういう結果になるなら,楽天のプラン変更で良かったかもしれないですね。
 ホリエモバイルも考えたのだけれども,結局,安さで選んでしまった。50GBプランで月額2,180円は安い。そんなには要らないと思うんだけど,試してみて20GBで足りるようだったら,プランを変更しましょ。初期費用は3,300円。

● 来月から,これ以外に回線はなくなるんですわ。固定電話もなし。Wi-Fi もなし。パソコンもタブレットもスマホのテザリングで使います。パソコンもタブレットも外に持ち出すことはないから,問題はないと思うんだけどね。
 端末は変えないで今のを使い続ける。Xperia 10Ⅲ なので,eSIM には対応していない。従来どおりのSIMカードを装着。

● 次は docomo のDカードの解約だな。こういうのが期せずして終活になってくると思うんですよ。諸々の契約を極力減らしていく。

2025年10月3日金曜日

2025.10.03 龍宮城の最終日

● 今朝のスムージーはリンゴとパイナップルとココナツミルク。

● これでしばらくお別れの丸青食堂。今日頼んだのは,ホッケ焼き単品とせんべい汁。豊盃の純米吟醸。
 せんべい汁は700円。ドーミーインに泊まると,朝食のバイキングメニューにある。バイキングなのでせんべい汁のせんべい抜きなんて酔狂もできるのだが,そういうことはここではなし。

● ドーミーインのものとは別物と言いたくなるほど違うものだった。牛蒡がこれでもかというほどにびっしりと入っている。鶏肉もスカスカじゃなくて,昨日獲ってきたという趣。そこにせんべいが散らしてあって,ひと言で表現すると野趣に富む。
 昔の,元々のせんべい汁に近いような気がする。元々のせんべい汁がどんなものだったかを知らないわけだから,気がするも何もないものだが,これだけで1食にするという気概(?)を感じさせる。

● それらを肴にしてやる豊盃も乙なものだ。いや,乙以上のものだ。青森最後の晩餐(朝だけど)はピタリと決まった。

● この後は再びダイエットモードに戻る。ダイエットを始めたとき以上の体重になっているだろうが,それはいいのだ。
 またひとつ,レンガを積むことから始めるのだ。その繰り返しが人生だ(本当か)。

● お世話になったホテルは,今年の全国知事会の会場になったようで,ロビーに各県知事の寄書き色紙が飾ってある。
 それを見てみると,高校3年生が卒業記念に残す寄書きと同じレベルなんだな。字も下手くそなのが多い。
 知事の頭が高校生なみというよりも,寄書きってのが高校生なみであることを強制する表現様式なんだろうけどね。

● ホテルをチェックアウトした後,新幹線の発車時刻までけっこうな時間があった。そういうようにスケジュールを組んでいるというよりは,このあたりは大雑把に決めているわけだが,最後に「おさない食堂」に寄っていくというのは考えていなかった。全然,腹は空いていない。というか満腹に近い。連日のことだが,朝から飲んでしまってもいる。
 のだが,このまま「おさない食堂」を無視して帰宅の途につくのは,間違っているような気がする。

● 夕方よりは短い行列に並んだ。ぼくらより歳上と思しき夫婦がいて,奥さんの方が「何が美味しいんですか?」とぼくに訊ねてきた。
 「おさない食堂」に来ている回数は青森県民(青森市民じゃないですよ)の平均をすでに上回っていると思う。自信を持って答えたよ。どれでも美味しいです。
 貝焼き味噌定食,美味しそうねぇ,と仰るから,美味しいですよ,夜に食べたいですね,と返したしたよ。

● 夜はもういないのよ,ということだ。ぼくらと同じく「大人の休日パス」で来ているらしかった。「大人の休日パス」の使用期間は今日までだから,今日中に帰らなくちゃいけないのはお互い様だ。
 最終日まで「おさない食堂」に来ていなかったということは,しごく真っ当に周遊型の旅行をして,青森には1泊しかしなかったのだろう。

● 旅行は総花的であるよりも,一所集中の方が面白いんですよ。バランスを取ろうとするよりも,アンバランスを志向する方が収穫量は増えるかもしれませんよ。
 と言ってしまっては,我田引水が過ぎるかもしれない。しかし,おそらくそうではないかと思う。ぼくらは期せずして,面白い旅をしているのかもしれない。これを旅と呼べるのであれば,だが。

● この時間帯では飲む気にならず。身体もへばっている。飲んでるお客さんもいなかった。
 帆立塩ラーメンを注文。前回,けの汁ラーメンを食べた。中華麺に味噌汁をかけたような感じで,ラーメン成分はないと感じた。帆立塩ラーメンは間違いなくラーメンだった。しかも,いいダシのラーメンですわ。

● 相方が注文したのはカレーそば。食べさせてもらったんだけども,青森で唯一???と思うのがそばなんですよ。
 麺が軟らかすぎる。茹で時間をあと30秒ほど短くしてもらえると。こういうところもそれぞれの地域の文化なのかもしれないけれど。

● 復りも鉄路何事もなく,宇都宮着。仙台からは指定席ではなく,ガラガラの指定席に着座(すみません)。新白河,那須塩原にも停まる「やまびこ」。
 福島でも郡山でも乗ってくる人はいなかったのだが,新白河で大勢乗ってきた。那須塩原でも多かった。ふぅぅむ,そういうことか,と思っていたら,宇都宮でも大勢の人が並んでいた。

● 前の席には若い男性が乗っていて,彼はNECのノートパソコンを開いて,MS-Office で仕事をしている。どれほど効率が上がっているのかは知らないけれども,ONの状態でいる人って,基本,カッコいい。緊張と集中モードを発散しているからだろうか。
 で,緊張と集中は自然じゃないところがいいんだよね。音楽やダンスのライブに惹かれるのもここのところだ。半自然の美しさなんだよね。自然に逆らっている様が美しい,というところがあるんですよ。

● 青森から宇都宮に着くと,宇都宮は都会だなと感じる。宇都宮には人口圧がある。
 宇都宮テラスができて,LRTが走るようになってから,宇都宮の都会度が上がったような気がする。だから何? という話ではあるんだけど。

2025年10月2日木曜日

2025.10.02 ねぶたのポスター

● AUGA の「お休み処」には過去のねぶたのポスターが飾ってありましてね。
 東北四大祭りは,青森ねぶた,秋田竿燈,仙台七夕,山形花笠とされているが,かつてはねぶたではなく,相馬野馬追だったのではないか。

● 今や,東北の祭りといえば,青森のねぶたが筆頭に挙げられるようになった。
 ねぶたの知名度が上がったのは,そんなに古いことではないのかもしれない。企業がスポンサードするようになってからだろうか。

● ねぶたについてぼくが知るところは,かなり少ない。ほとんど知らない。
 「ワ・ラッセ」はねぶたの博物館のようなもので,入場料を払って展示を見たこともあるのだけれども,それで系統的に何かを知ったということもない。

● そもそも,ねぶたにお祭りする神様がいるのかどうかも知らない。神様をお祭りするのでなければ,単なるイベント(FESTIVAL)に過ぎないわけだが,単なるイベントにしてはずいぶん長く続いている。
 だから,単なるイベントのはずはないんだな。

● ともあれ,ねぶたを生で観るのは叶わない。ねぶたの時期に青森のホテルに泊まれるわけがない。なにより金銭的にね。
 YouTubeの動画で観るだけだが,以前と比べると多少勢いに翳りがあるんだろうか。だとしても,致し方ないことだ。これは日本全国どこでも同じだろうから。