2023年5月18日木曜日

2023.05.18 鳴虫山登頂に失敗

● 日光市街から簡単にアクセスできる鳴虫山に登ってみるかと思ってね。サンダル履きじゃさすがに無理だろうけど,散歩気分で行けるだろうと軽く考えてたんですよ。
 標高1,103.5mで,登山口の標高が540mだからね。標高差は600mもない。スカイツリーより低いわけですよ。

● で,こんなところから登り始めた。ところが,10分も歩かないうちに1回目の休憩。数分歩いちゃまた休み。3回目の休憩を取ったところで,Googleマップを確認したら,途中の神主山までまだ半分も来ていない。神主山から鳴虫山までは相当な距離がある。
 これは無理だ。引返すことにしましたよ。

● 下界は真夏のごとく暑いんだけど,山に入ってしまえば,基本,日がささないから涼しいんですけどねぇ。脳内で名探偵コナンのメインテーマを鳴らしてみても,ダメでしたよ。
 二晩連続で(自分的には)大酒を飲んでいるのが効いているかなぁ。深酒の結果,睡眠も浅いのかもしれん。体調を整えて捲土重来を期すことにしますわ。それでもダメなら人間も引退すべきかね。
 2リットルの水を持ってきたんだけど,この時点で半分消費。飲むそばから喉が渇く。腹に力が入らないんすよ。情ない。

● 地面に落ちている青い花びらは藤の花ですかねぇ。ぼくらが考えているより山は豊かなところで,水も獣肉も山菜も薬もある。
 姥捨山の暮らしは深沢七郎が描くような悲惨な世界ではなく,むしろ当時の娑婆より楽だったんじゃないかと思うんだよね。年寄はお山に登れる日を指折り数えて待ったんじゃないか。
 もちろん,姥捨てが実在したという証拠はありませんよ。念のためね。

● 近いうちにリベンジしたいです。酒を飲まずにたっぷり寝てね。
 加齢による体力の減退だとは思いたくないし,実際にそうではないことを証明しないとねぇ。