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2020年4月29日水曜日

2020.04.29 世は黄金週間

● 毎日が日曜日の自分はつい忘れがちになるのだが,世は黄金週間に入ったのだな。“黄金週間=行楽”は去年まで長く続いた常識だ。
 が,今年はそうじゃない。その常識の呪縛から解放されない人も多いのじゃないかと思うが,行楽はしばらくお預けにするしかないだろう。

● なぁに,去年までだって“黄金週間=田植え”の人もいたのだし,“黄金週間=かきいれ時”の人も多かったのだ。警察官,鉄道会社の社員,小売業者,ホテルスタッフにとっては,黄金週間など呪いの対象でしかなかったのだ。行楽できないくらい,なんだ。

● 今は我慢のときだよね。前代未聞の状況だもん。60数年生きてきて,こんなの初めてだもん。東日本大震災でもけっこうな被害があったんだよ,このへんも。でも,それとも違う。
 壮大な社会実験に立ち会ってるような面白さもあるんだよ。他人事っぽくて申しわけないけどさ。ともかく,今は我慢だ。

● 自分のことを言うと,昨年までの黄金週間は,この時期に開催される高校の吹奏楽部の定期演奏会,あるいは市民吹奏楽団の演奏会を聴くことに費やされた。
 この時期はどこに出かけても混んでいる。小さい子供がいてこの時期にしか出かけられない人なら仕方がないが,そうじゃないのにわざわざ黄金週間中に出かけることもあるまいと思ってた。自分と同じように吹奏楽を聴きに行くことはしなくても,この時期は家で静かに過ごすほうが賢いよね,と思ってた。

● それなのに,ここ3,4年は地元の吹奏楽を聴くことを諦めて,東京のホテルに籠もるようになった。黄金週間中は海外に行く人が多いのか,都内のホテルに安い宿泊プランが出るのだ。
 ので,東京で過ごす。東京にいるんだから,都内で開催される演奏会には出かけていたけれど,これでいいんだろうかなぁとも思ってましたよ。

● ところが,今年の黄金週間はそのどちらもない。だから困っているかというと,案外,そうでもない。
 ぼくはすでに毎日が黄金週間のようなものだから,黄金週間だからといって何がどうということはない。4月1日からずっと家でマッタリする生活だ。
 幸いなことに,それをあまり苦にしないライフスタイルが染みついている。以下の5つで時間を埋めることをあまり苦にしないのは,われながらコロナリミテッドな生活に向いていると思う。
 ① Amazonプライムビデオで映画を見る
 ② 本でも読む
 ③ 散歩する
 ④ その際,WALKMANで音楽を聴く
 ⑤ 何もしない

2018年5月2日水曜日

2018.05.02 GW中の旅行者数が過去最高になるらしいのだが

● GW中の旅行者数が過去最高になるらしい。海外に出る人は58万人。
 このニュースを見て,費用が高くなるこの時期に海外に行けるやつらってどんだけ金持ちなんだよとか,どこに行っても混んでるときにわざわざ出かけなくてもいいんじゃね的なコメントがネットに溢れることになる。

● でもさ,会社勤めだとこの時期しか行けるときがないよな。高いのも混んでるのもわかってるけどさ。
 小さな子供がいればさ,連れてけるのはこの時期だけだ。実際は,奥さんが子供にかこつけて自分が行きたがるのが多いかもしれないけど,奥さんの気持ちもわかるよね。
 何だか不自由なんだけど,しゃーないよ。

● 日本人って,混んでるのを苦にしないっていうか,かえって安心するっていうか,皆と一緒なのを好むっていうか,そういうところがあるのかもしれない,とも思う。
 ブツブツ言いながらも,わりとこの不自由さを気に入ってるんじゃないか,とも思える。

● 一方で,この時期は休んでいるどころじゃないという人たちも多い。
 まず,農家。田植えだ。連休は田植え。昔に比べれば,機械のおかげでかけなければならない労力は激減しているだろうし,自分はやらないで人に頼むという例も増えているとは思うんだけど,ともかく行楽はありえないような。
 あと,サービス業の人。書き入れ時だ。公共交通機関が休みになることはあり得ないし,流通やホテルで働く人がこの時期に休暇を申請するのは,私をクビにして下さいと言っているようなものだろう。それ以前に,休暇なんか申請できる雰囲気は皆無だろう。代替休暇はあるのかもしれないけれども,人と同じ時期に休むわけにはいかない。

● ぼく,若い頃はその方がいいんじゃないかと思っていた。人が休むときに働いて,人が働いているときに休んだ方が,気が利いているじゃないか,と。
 半ば自動的に自分が休むのはオフシーズンになるんだから,空いているし,料金は安くなるし,大事にしてもらえるしで,いいことづくめじゃないか。

● けれども,音楽のコンサートなんかは休日に集中する。人が休むときに休めないと,なかなかコンサートにも行けない。
 なかなか単純に割り切れるものではない。

● 黄金週間に行楽する人と,行楽地でそれを支える人。数はどちらが多いんだろうか。
 この時期に海外に行く人は58万人。1億2千万人の0.5%に過ぎない。微々たるものだ。国内旅行を含めても2,443万人。20%でしかない。
 スーパーやデパート,コンビニ,警察,鉄道会社,バス会社,公共図書館,美術館や博物館,動物園や遊園地,新聞やテレビ,旅行代理店などなど,この時期に休むわけにはいかない人たちはもっと多いのではなかろうか。

● 黄金週間というのは幻想なのかもしれない。もっと言うと,庶民にお金を使わせるために誰かが仕組んだ巧妙な搾取装置であるのかもしれない。

2015年5月4日月曜日

2015.05.03 さて,黄金週間 2

● もうひとつ。この時期,皆さん,どうやって過ごしているのだろう。
 海外旅行ですか。料金がガクンと上がるこの時期に? 円安も進んじゃってるよ。
 しょうがねーじゃねーか,この時期をはずしたらいつ行けるんだよ。
 そうだよなぁ。料金がどうだろうと,この時期に行くしかないんだよなぁ。

● ディズニーランドも混んでるんでしょ。混んでるとわかってても,子どもも休めるこの時期じゃないとな。
 ま,どこに行っても混んでるってわかっていても(近場の釣り堀だって混んでるものなぁ),小さなお子さんを抱えているご家庭では,どこかには行かざるを得ないですかねぇ。

● 都内は空いてるかもしれないね。帰省者がいなくなるから。都内は穴場かもしれないと思うな。だいたい,人の列が向かう方向と逆に動くのが吉ですな。
 都内観光は悪くないかもしれない。

● といって,ぼくなんかこの年になると(って,若い頃からそうだったんだけど)動くのが億劫だ。それでいいとは思っていないんだけど,思ってなくても億劫だ。
 とくに,乳幼児の泣き声が聞こえるとダメだ。ので,家族連れがいるところは避けたい。厳密にそれをやると,家にいるしかなくなるんだよね。

● といって,ずっと家にいたんじゃ,気分が塞ぎこみがちになる。で,ちょこっと宇都宮に出かけてみたり。
 要するに,普段の休日と同じことをやっている。ただね,休日は休日だっていうだけでありがたいからね。

2015.05.02 さて,黄金週間

● 暦どおりに休める人はそんなにいないのかもしれないね。
 当然,ホテルに勤務していれば休むどころではないだろうし,鉄道関係者もそうだ。お巡りさんも。公共施設でも,たとえば図書館なんか,閉館しているようでは常識を疑われるだろう(閉館しているところもあるに違いないけど)。

● 入院患者がいる病院,コンビニ,デパート,ファストフードのチェーン店,書店,百円ショップ,などなど。あとで,代休は取れるのかもしれないけど。
 農家は農家で,だいたいこの時期は田植えで忙しい。昔は田植えって5月の末っていうイメージだったんだけどね,どんどん早くなっているね。

● というわけで,黄金週間をしっかり休めるのは,一般職の公務員,銀行マン,工場勤務の人たちをはじめとするサラリーマンくらいでしょうかね。
 サービス産業化が進んでいるから,休めない人の方がひょっとしたら多いんじゃないかと思う。

● といっても,この時期,田舎でも電車は混む。日中も座れない。地元の図書館にも行ってみたんだけど,いつもの休日に比べれば閑散としていた。
 やっぱり,休めている人の方が多いのかね。