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2022年7月28日木曜日

2022.07.28 東京散歩:東京駅~銀座~新橋

● 東京駅から新橋まで歩いた。主には文具店を覗いて行ったのだが,それは別にまとめてあるので,ここではそれ以外のアレやコレを。
 東京駅前の KITTE。今日から香港ミニチュア展を開催するようだ。ぼくが行ったときにはプレス招待中。一般人は入れなかった(16時から)。
 もちろん,中国政府が噛んだ香港のPR企画だ。乗ってしまうんだな,こういうものに。

● これを見るためだけにもう一度 KITTE に来るかといえば,当然,ノー。今の香港に行ってみたいとは思わないからで,なぜ行ってみたいと思わないかというと,第1にかつての香港が持っていた魅力を現在の香港は保持していないからだ。
 かつての香港の魅力はといえば,
1 買物天国。ブランド品が格安に買えた(多くは偽物だったらしいのだが)。
2 食の都 広東料理の本場。飲茶,朝のお粥や麺。今の経営者になる前の「糖朝」も魅力的だった。
3 都市景観 特に尖沙咀から見る香港島。
4 人種の坩堝 白・黒・黄色・褐色と,いろんな人が歩いている。どんな異物も呑み込むような。
5 活気 人の歩く速度がすごい。東京は何とゆっくりなんだろう。

 このうち,現在でも残っているのは2と3だけになった。物価は日本以上に高くなった。平均的日本人が香港で暮らすのは無理だと思う。
 街を歩いているのは,黄色と褐色だけになった。返還後,まず白人がいなくなり,次いで黒人がいなくなった。人が歩く速さも普通になった。いまはたぶん東京と変わらないと思う。
 そこに今回の騒乱がったわけだ。今の香港は中国そのもので,わざわざ中国に行きたいと思うかという話。

● そこに来て,ウクライナ動乱を機に発生した円安だ。最近,かなり円が戻してきているが,現状ではまだ国内旅行の方が得られる満足が大きいのではないか。いや,それ以前に日本人の所得水準が応対的に大きく下がってしまったために,アジアを含む外国に出ると,面白いようにお金が飛んでいく実感に見舞われるだけのような気がする。
 吉野家の牛丼が400円やそこらで食べられるのは日本くらいのものだろう。貧乏な日本人がなけなしのお金を持って外国に行くのは,かつての東南アジアや韓国の人が,貯金をはたいて日本に来るようなものだ。やっても仕方がない。国内で400円の牛丼を食べている方が平和だろうよ。
 ブランド品のからくりにもぼくらは気づいているはずで,ブランドに群がるみっともなさもぼくらの先人がたっぷりやってくれているから,今さら外国にブランド品を買うために外国に行きたいということにもならないだろうしね。

● 灼熱地獄の銀座並木通り。それでもほとんどの人がマスクしてる。
 それなのに,今日(28日)の都内の感染者は40,406人だそうですよ。マスクなんて効果ないよと事実が教えてくれてますよ。マスク,外しませんか,皆さん。これでマスクって,コントを超えて茶番になっちゃうよ。
 銀座はちょっと路地に入るとこんな神社があったりする。ちゃんとお世話をしている人がいる。キレイになっているから。

● 新橋駅のすぐそばのビル。これって前からあったんだっけ,根室食堂。一献,傾けたくなりますな。
 根室って,ぼくは1回しか行ったことがない。ビジネスホテルに泊まって,街でサンマの刺身を食べた。冬だったと思う。
 サンマの刺身って今はわりと普通にあるようでもあるけれど,サンマを刺身で食べたのはそのときが初めてだった。

● 今日は昼食をたべてしまった。新橋駅前の「小諸そば」で2枚盛りイカ天付き。値段は変わらずの500円。大丈夫なのかと心配になる。もちろん,ありがたいんだけどさ。

● 旧新橋停車場に行ってみた。鉄道開業150年記念の展示。当時の様子を描いた絵などを展示している。
 新橋~横浜の鉄道工事で難所が2つあったらしい。1つは品川の海上築堤工事。もう1つは六郷川橋梁。すべて木橋だったのだが,六郷川橋梁は長さが最長。明治4年に完成したが,明治10年に鉄橋に替えられた。
 今は当たり前に乗っているが,当時の陸蒸気は庶民が乗れるものじゃなかったろう。駅は社交場でもあったんじゃないか。

● しかし,それがわずか150年前の出来事だったとは。150年をわずかと感じるのは,長く生きてしまった老人ならではかもしれんがね。

2018年1月8日月曜日

2018.01.08 香港には書店がない

● 帰国の途につくために香港の空港に。ここで初めて書店(兼文具店)を見かけた。空港の売店なんだから,小さな店だ。ぼくは日本語以外の読み書きはできないので,買うとすれば地図帳か美術書くらいのものだが,そういうものは置かれていない。
 文具ではモレスキンがあった。香港でもモレスキンは高いんでした。こんなのを買う人が香港にもいるんだなぁ。

たとえば,こんなの
● つまり,香港の街中では書店を見かけることがなかった。目抜き通りで最も目立つのはチェーンの宝石店で,単独の建物で書店を構えている店は目にしたことがない。
 香港に書店がないとは考えにくい。740万人が居住しているのだ。香港人は本を読まないんだろうか。

● 大学もある。かつての3大大学(香港大学,中文大学,科技大学)のほかに,理工大学,城市大学,浸会大学,教育大学,嶺南大学,樹仁大学と数多くの大学がある。学生の数もかなりのものだろう。
 すべて電子書籍になっている? まさかね。学内に書店があって,そこですんじゃうんだろうか。

● だとしても,香港には公開大学もあるのだから,学生からの書籍需要はありそうだがなぁ。
 ビルの一画に入っていたりとか,外からは目立たない形で存在してるんだろうか。香港で目立たないことに甘んじているのも考えにくいなぁ。
 かつて,香港で香港の地図帳を買ったことがある。その店は普通の書店だったけれど,今はなくなっているんだろうかなぁ。

● やっぱり,香港人は本を読まないのだという結論でいいんだろうか。

2018.01.08 飲茶,飲茶,飲茶

● 朝から飲茶。「倫敦大酒樓」。ネイティブで満席。香港に来たんだと実感する。こいつら,ほんとに旨いものを喰ってやがる。
 にしても。平日の8時半だぞ。こいつらの暮らしはどうなっているんだ。ま,年寄が多いんだが。

● 旨い。元気が出る。この食スタイルは,本当に素晴らしい。
 香港では頭にくることもわりとあるんだけど,これある限り,許せる。しょうがねえなぁ,って。
 というわけで,倫敦大酒樓には日参した。相方と初めてこの店に来たのは22年前。変わらぬ人々の喧騒とワゴンスタイルが健在だ。

● その「頭にくること」の筆頭には,この店で出会った。大テーブルが多いので,どうしたって相席になるわけだが,先に席に着いていた爺様が,ぼくらの相席を断ってきたのだ。シッシと犬を追い払うような仕草をした。
 まぁ,いいや。日本でもジジイの傍若無人ぶりには呆れることがあるからな。ジジイのいるところには近づかないという自衛策を講じればすむことだ。

● その代わり,大テーブルにいると,中国人のスタイルにホホゥと思うことがある。彼らにとってはそれが日常だから当然なのかもしれないが,あまり品数を注文しない。大きめの肉まんひとつに,あと何か一品くらいを取って,時間をかけて食べるのだ。
 この時間をかけるというところもすごい。ぼくらはそそくさと食べて,食べ終えたら,これまたそそくさと店を出る。彼らはそうではない。食は喋の道具にすぎない。喋るために食べているようなのだ。
 5日,東涌のスタバに入ってみた。日本のスタバは静かだが,こちらでは複数で来て喋っている人たちが多かった。喋るために彼らは生きているかのようだ。

● しかし,香港の飲茶店でも大テーブルは曲がり角にきているように思われた。ユニットが少人数になってきているのではないか。標準は2人連れのように思えた。
 大テーブルでこそ,ワゴンスタイルは成り立つのかもしれないが,このままの形態で生き残れる可能性は低いと見る。

● 個人的な知り合いが来店したときの店員の対応は,それまでと一変する。飲茶に限らずだが,店員の接客は接客になっていない。これなら,ロボットに置き換えられるなら置き換えた方がまだマシなのではないか,と思わぬでもない。
 が,知り合いが来ると,破顔一笑。下手すりゃ,ずっとつきっきりでサービスするんじゃないかと思うほどだ。頼まれていないものまで持ってきているだろう。もちろん,使用者の許可なんか得ていないだろう。
 公私の別がないというより,私が圧倒的に優先するのだ。そういう基盤なのだ。その基盤のうえにソーシャル・ルールができあがっているのだろう。全体としてバランスが取れているのだろう。

● ゆえに,そのことをいいとか悪いとか,ぼくらが評してみても仕方がない。そんなことをしている暇があるなら,彼らのプライベートな人間関係の中に入り込んでしまう算段を考えた方が早いとしたものだ。
 入れば入ったで,けっこう煩わしいかもしれないけどね。どっちにしたって,旅行者には関係のない話ではある。

● 九龍駅に直結しているショッピングモール「エレメンツ」に入っている「正斗」なる店にも何度か行ってみた。エビワンタン麺とエビ餃子と甘い肉まんが旨い。
 ここの一人前の料金で,倫敦大酒樓なら二人で飲茶を食べられる。かといって,倫敦大酒樓が安いわけでもない。
 のに,お客さんがびっしり入っているんだな。ぼくらも香港にいるからこの料金で食べているけれど,日本国内ならまずあり得ないぞ。香港人は宵越しの銭は持たない人が多いんだろうか。
 たぶん,平均所得は日本人を超えているんじゃないかな。どうもそんな印象を受けるんだけどね。金満家が多いようなね(返還前の香港からは想像できないくらいだ。ただし,一人あたりの所得額は日本を上回っているとしても,実質購買力では日本に負けているかもしれない)。

2018年1月7日日曜日

2018.01.07 香港の物価高に驚く

 かつての香港の魅力は次の4つだった。
 第1は食。広東料理の粋を極めたのが香港。
 第2は独特な都市景観。
 第3に人種の坩堝的な活気。白いのや黒いのもたくさんいて,セカセカと足早に歩いている。それが香港の活気を演出していた。
 第4に買物天国。日本ではなかなか買えないブランド品も,香港なら数分の1の値段で買えた。

 以上のうち,現在でも健在なのは,1と2のみ。中国返還後に,香港から白人が消えた。現在の香港は黄色と褐色がメインで,黒が少ぉしいる。

● 4に至っては完全に消滅した。ずっと海外にはご無沙汰していて,久方ぶりに来ているのだが,香港で一番驚いているのが物価が高くなったことだ。
 円安を外して考えても,香港の物価は高くなった。いくら香港が街として面白くても,そうしばしば来るわけにはいかない。

● ブランド品は香港で買うより銀座の方が安い。iPhoneの最新型も香港で買うと割高になる。
 ホテルもしかり。ぼくらが泊まっているのは香港のホテルはYMCA(ちなみにこのホテル,韓国人宿泊者が多い)。ペニンシュラの隣。パーシャルオーシャンビューの部屋(1062号室)に1泊19,000円で泊まっている。古い建物で,トイレにもウォッシュレットがない。
 以前は香港でもシェラトンが定宿的な感じだったんだけど,今ではシェラトンなんかとても泊まれない。

● 日常生活においても同じだ。今日はディズニーランドの合間に,東涌に行ってスタバに入ってみた。カプチーノのTallが約525円だった。日本では370円だよね。
 スーパーを覗いても同じことを感じる。返還前の香港からは想像できないくらいだ。いくつか例をあげてみる。
 鶏卵10個 390円
 チーかま(4本入り) 250円
 魚肉ソーセージ(1本) 70円
 香港のスーパーで確実に日本より安いのは,日本製の缶ビールだけだ。

● 自分の収入で香港で暮らせるだろうか。無理だと思う。不可能ではないかもしれないけれども,生活水準は相当以上に落とさなければいけないだろう。どのくらい落とせばいいのか,ちょっと見当がつかない。
 ただ,何でも香港の方が高いかというと,ひとつだけ例外がある。公共料金だ。鉄道運賃は,まだ日本より香港の方が安い。
 でも,それだけだ。香港で衣食住を成り立たせるのは,なかなか容易なことではない。

● 香港だけじゃないんだろう。アジアでは日本が突出して物価の高い国,というのは昔の話。東南アジアに行って,お金ってこんなに使いでがあったのか,と感動できる時代は終わっている。
 日本で稼いでアジアで使う,が成立しない。逆だ。自国で稼いで,日本で使った方が使いでがあるかもしれないのだ。日本に来る観光客が増えるはずだ。

● 年金暮らしは物価の安いタイで,なんて言ってたのは,いつの話だ?
 フィリピン人やベトナム人にしても,日本より稼ぎがいのある地域がアジアにできたということだから,たとえば介護要員をそれらの国に求めても,思惑どおりに行くとは限るまい。

2018.01.07 今回2度目の香港ディズニーランド

● 朝,けっこう降ってたんだけど,雨はあがった。嬉しいぞ。で,5日に続いて,2度目のディズニーランドに。
 香港人は客に対して愛想を振りまくことの絶えてない人たちなのだが,ディズニーのコスチュームを着ると,こんな仕草もする。ディズニーは民族性を超えるのだ。少なくと
も,3分の1程度は。

● 香港ディズニーランドに来たら,何をおいても「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」は,見るべし。TDLにはないからであり,面白いからだ。わりと大人向けのショーだと思う。ぼくらは計4回見た。
 特に,“雪の女王”が画面からステージに出てきて,“アナと雪の女王”の主題歌を歌うところ。館内に雪が降る。

● 「フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング」もTDLにはないもので,見ておく価値ありと存ずる。仕掛けといい,ダンスの水準といい。
 今回,何かのトラブルがあったらしく,進行が一時中断してしまったが,ま,ご愛敬の範囲内。

● 香港版スペースマウンテン。瞬間最高速度は,こちらが速い。が,“落ちる”がないので,スリルはTDLが勝ると思う。
 怖がっていた相方が一度乗って,はまった感じ。もっとも,怖がっていたのはポーズの可能性が大。

● 香港版ビッグサンダーマウンテン。後ろに落ちるところがあるのが,TDLと違う。

● ミスティック・マナー。ホーンテッドマンションの香港版。前に座った金正恩に似た男が,ずっと内部の写真を撮っていた。邪魔だっ,正恩。
 途中にこんな写真が。相方が多岐川裕美に似ているというのだが。

● ジャングルクルーズ。TDLの「皆さん,伏せて~」はない。逆に,TDLにないシーンがある。が,ガイドの英語が訛っていて,何を言っているのかわからなかった。訛っていない英語だと,もっとわからなかったろう。
 ま,これはTDLと中身もテイストもほぼ同じもの。

● パレード。ロープ規制がなく,演者との距離が近い気がする。パレードはしかし,見ている人を見ている方が面白い。謹厳な中間管理職と覚しき男が最前列で真剣に動画を撮っている。なかなかに味がある。

● このパーク内で,ぼくは最年長かも。TDLに比べると,中高年が少ない印象。日曜日なのに空いている。走っている人なんかいない。
 いや,空いているといってはいけない。ほどよくお客が入っている,というのが正しいね。TDLと比べるからいけない。TDLが異常なのだ。

2018年1月6日土曜日

2018.01.06 香港のそちこちを歩いてみる

● 旺角を歩いてみる。東京でいえば,新宿であり,秋葉原であり,池袋であり,錦糸町であり,他のどれでもある。ただし,銀座や神楽坂ではない。
年寄しかいない街が香港にはあるのか。
 街の風貌は変わってきているが,それでも返還前の香港が垣間見える。初めて香港を訪れたときの,日本じゃないところにきたという強烈な印象を思いださせる。圧倒的な人口圧。歩行速度の速さ。人種の多さ。それらが生みだす活気(のようなもの)。

● 人口稠密は今も変わらないが,今の香港人はゆっくり歩くようになっているし,白人がいなくなったし,街からセカセカ感が減ったように思えるが,それでも旺角に来ると,まっすぐには歩けないような,ウカウカしていると何度でも人にぶつかるような,あぁ香港にいるんだなぁと実感できる。
 相方がショッピングセンターのトイレに行って,感に堪えた様子で帰ってきた。なにゆえにというと,トイレの待ち時間が短いのだ,と。個室で化粧を直している人なんかいなさそうだ,と。

● 尖沙咀に戻って,重慶大厦(チョンキンマンション)の裏手あたりを散歩。重慶大厦は化粧直しをされてて,かつての魔窟(?)的な趣はなくなったが,1階には両替屋が蝟集してるのはかつてと同じ。
 日本語の提灯を出している店があった。日本人にアピールしているわけではないと思う。こうした日本的な風情(?)を愛でる香港人が一定数はいるんだろうか。

● 香港に来たからには,一度はスターフェリーに乗らねば。以前はトークンを買った。次にコインを投入する方式になり,今はオクトパスで乗船できる。
 着いた先の中環は,香港で唯一,香港らしからぬエリア。下町臭がない。東京に比すれば銀座。

● 中環からは地下鉄で再び旺角。夜の旺角は香港人の天真爛漫さが横溢している。素人の大道芸や歌や踊りが10メートルおきに展開中。人のことなんか気にしない連中だから,それぞれが大音声でやっている。
 若者だけじゃなくて,中年も年寄りも男も女も,同じフィールドで弾けているのが,何とはなしに微笑ましい。

● また,ホテルのある尖沙咀に戻ってきた。ネイザンロードを外れて,裏道を歩いてみる。
 吉野家があった。香港の吉野家はファストフードではないんでした。“料亭よしの”とまではいかないにしても,わりと高級店の趣。ので,ぼくらは入らなかった。

● で,夕食を食べたのはこの店。焼きそばを。ビーフンの焼きそば。具はほとんど入っていない。
 旨いからいいんだけど,問題は値段だ。日本円にして千円もするのだ。大衆食堂だ。料理を置くときにもドサッと投げだすように置くのだ。それを咎めるつもりは全然ない。
 しかし,それで千円も取るのだ。ネイティブは文句も言わずに払っているのだった。つまり,これが相場らしいのだ。

2018年1月5日金曜日

2018.01.05 香港ディズニーランド

欣澳駅で迪士尼線に乗り換え
● ぼくは二度目(相方は息子と二人で何度も来ている)。相方にすれば,香港に来たのは半ば以上はディズニーが目的。
 初めて来たときはまだ造成工事が終わっていなかったような記憶がある。いくつかアトラクションのある広い空き地で,お客さんも少なく閑散としていたような。さすがに,その頃とは様変わり。

2daysパス
● 2daysパスを買った。1dayパスと値段があまり違わない。もっと安いのが年パスで,3回行けば元が取れるんじゃないか。
 日本人客も多数。バカの日本代表という感がなくもない。代表があまたいるので困るわけだけども,その中でもいい年こいてこんなところに来ているぼくらは,代表 of 代表というところだな。

● TDL(TDLに最後に行ったのもだいぶ前のこと)との違いはいくつもあるけれど,大きく違うのは2つ。
 ひとつは,キャスト。香港はあくまで無愛想,あくまで事務的。彼らからゲストに声をかけることはない。私語は普通。
 彼らが2,3人横になって歩いているので,ゲストが端に寄って道を空ける。彼らはお客の管理者以外ではない。

● TDLの「キャスト」は特殊な例なのだろう。ディズニーではなく,オリエンタルランドの成果に帰すべきものではないか。
 ただし,香港流ではダメなのかというと,そこはわからない。香港ではディズニーランドを「夢と魔法の王国」とは捉えていないようでもあり(つまり,親子で遊べる遊園地だと考えている),それでいいような気もする。

● もうひとつは,トイレがきれいとは言いがたいこと。TDLと同列に考えてはいけない。

● 昼過ぎ,いったん退園して東涌へ。相方によればここに安いフードコートがあるとのことだった。が,なくなっていたようだ。
東涌駅
 仕方がないのでスタバで遅めの昼食。カプチーノのTallが約525円。日本では370円だったよね。
 日本のスタバはシーンとしている印象がある。ここではお喋りで過ごしている人が多い。飲茶民族の面目躍如と言いたいんだけども,そういう括りは間違いの元だろうな。

● パソコンを開いているのは一人しかいなかった。30代とおぼしきオネーサン。これだけ少ないと目立つっちゃ目立つんだけど,ひょっとすると香港ではこういったところでパソコンを開くのは,もう古い事象になっているのかもしれない。

● 空港ができるまで,このあたりは香港の僻地で何もないところだったのではないか。今では高層アパートが林立する香港的な街並みができあがっている。
 ただ,香港も日本以上の少子化に見舞われているのではなかったか。いずれ日本の後を追って,超高齢化,人口減少が現実のものになるのだろう。
 そのとき,これらの高層アパートはどうなるんだろう。ぼくが心配することではないんだけどね。香港がそっくり高島平と化するんだろうか。それとも,大陸から中国人が退去して押し寄せて,不法占拠的に住まうことになるのかねぇ。

● 再びディズニーランドに戻って,結局,1日をディズニーランドで過ごした。ので,相方の機嫌はすこぶるいい。
 行ってみたのは以下のアトラクションとショー。5と6は2回。

1 アイアンマン・エクスペリエンス(TDSのストームライダーの香港版)

2 ミスティック・マナー(ホーンテッドマンションをベースにハニーハントとピノキオを加味した感じ?)

3 ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー(ビッグサンダー・マウンテン)

4 フェスティバル・オブ・ザ・ライオンキング

5 ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック

6 ハイパー・スペース・マウンテン(スペース・マウンテン)

 4と5は香港オリジナルのショーで,相方は5が好きだという。ぼくは4に惹かれた。ディズニー水準,恐るべし。

2018年1月4日木曜日

2018.01.04 久々の海外旅行 香港

● 草木も眠る丑三つ時。2:25に自宅を出発して,3:05発の羽田空港行きマロニエ号に乗車。香港に出かけるのだが。
 昨年の夏は相方が一人で行った。今回も一人で行ってくれてもいいんだがなぁ。海外旅行というのは,何年ぶりだろう。興味を失って久しいっす。

● 5:30に羽田着。ほとんど寝ていないので,バスの中ではメガネを外して目を閉じていた(しかし,眠れるものじゃない)。
 さっそくやらかしてしまった。バスを降りるときに,メガネを忘れた。気づいて戻ったときには,時すでに遅し。メガネなしで5日間を過ごさなければいけない。

● こんな朝早くから,空港スタッフは通常営業を始めている。保険会社や免税店のスタッフもバリバリ営業中。お疲れ様です。
 ぼくはといえば,今回の年末年始は12日間の連休となる。社会人になって初めてだ。こんなに続けて休むのは。何だか,申しわけないようだ。

● 羽田空港のJALさくらラウンジ。和ものでハイボールを1杯。ほとんど寝てないわけだから,1杯でやめておいた。成田のラウンジよりも広くて,ゆったり使える。
 いつぞや,テレビで高橋真麻がここのカレーが旨いと語っていたらしい。で,そのカレーも食べてみたんだが,普通に旨かった。
 場所を変えてコーヒー。したら,ここはファーストクラス客の専用スペースだったらしい。のだが,ファーストクラスに乗るように見える人なんか,一人もいないんだがなぁ。顔つきといい,格好といい,佇まいから発散しているバカオーラといい。ファーストクラス客って,こんなものなのか。

● 今どきだから,備付けのPCはない。当然,Wi-Fiは完備。皆さん,ご自分のPCをお使いだ。
で,ぼくも自分のChromebookでTwitterにツイートしている。 
 最後にカレーをまた食べて,ラウンジをあとにした。ということは,このビーフカレー,普通に旨いんじゃなくて,かなり旨いのかも。高橋真麻は正しかったのだ。

● 機内にもWi-Fiはある。ただし,有料。ゆえに,我慢。
 ラウンジでカレーを食べたのに,機内食を出されると,食べないでいることができない。どこまで貧乏性なんだか。アイスクリームが出れば,やはり断らない。

● 機内から富士山が見えた。これほどハッキリ見えるのは,珍しいかも。って,機上の人になることがずっとなかったわけだけど。
 ちなみに,今回の航空券はマイルで買ったものだ。相方がJALカードでせっせと買い物をした賜物だ。
 マイルの場合,いつでも行きたいところまでの航空券を買えるわけではないらしい。たとえば,台湾は人気があって,なかなかマイル用の空きが出ないのだと相方はいう。

SIMのショップ。装着までお任せでいい。
● 4時間のフライトで香港着。以前と違うのは,到着後に最初にやることは何かってこと。以前は両替。今は現地SIMの調達だ。
 5日間で88香港ドル。1日あたり264円。docomoの海外パケホーダイはいくらだっけ? 海外に出かける人には,端末のSIMフリー化は今や必須。
空港から九龍駅までの2人用片道切符
 ぼく一個は,半年経たないとSIMロック解除に応じない3大キャリアとは関わりを持たない方がいいと思っているが,3大キャリアを使っている人も,面倒がらずにSIMロックは解除しておいた方があとで慌てなくてすむと思う。

● 空港から鉄道で「九龍」へ。駅があるビルもショッピングモールになっている。そこに入っている「正斗」なる店で,麺と点心を。あ,香港の味だ,と。これだ,これ。懐かしさがグワッと押し寄せてきた。
 香港の気温,23℃。セーターも要らない。荷物を置いて街に出れば,懐かしい香港の匂い。やっぱ,香港,素敵だ。ん? 海外には飽きたと思ってなかったんだっけ,オレよ。

● 両替のため重慶大厦へ。化粧直しが施されていた。中も変わったんだろうか。
 どこで両替するかでレートが違うというのは,香港では今は昔の話か。たぶん,どこでも大差はない。重慶大厦にはドッと両替商が集まっているが,まぁだいたいどこも同じようなものだった。
 日本出国の前に,成田や羽田の邦銀で両替するという愚を犯さなければ,それで良し。あれは世界一の暴利を貪るボッタクリ両替商だから。

化粧直しされた重慶大厦
● ホテルの近くのスーパー。売られている商品の多くは輸入品。特に韓国製品が目立つのだが,日本のものも多い。缶ビールをはじめ酒類が多いんだけど,最も目立つのは出前一丁だ。日本では出前一丁というと袋もカップもひとつしかないけれど,香港ではたくさんの出前一丁がある。
 日本にはない棒麺タイプのものがあって,昨夏にも相方が買って帰った。今回も買いこんだ。

出前一丁の威風堂々
● 相方と初めて香港に来たのは,もう20年以上も前のこと。ぼくは2回目で相方は初めてだった。そのときだけは,ぼくが相方の前を歩いた。
 が,次はもう,相方がぼくの前を歩くようになっていた。以後,その差は開くばかり。理由はハッキリしている。貪欲さが違うからだ。事前学習にも怠りがない。
 今回も寝ていないのは相方も同じはず。が,彼女は貪欲にこういうところにも並んで食べようとする。なんとか意思を通じさせてしまう。こう
して男女の生活能力の差はますます拡大する。
 でも相方に言わせれば,こういうところに並ぶのは度胸がいるものらしい。で,欲しいものをゲットできたときには,自分をほめてやりたくなるんだそうだ。

● 香港ではいまだにクリスマス。クリスマスの飾りつけをそちこちで見かけた。
 過ぎたらそそくさと片付けようという発想はないのかも。キレイなんだから,しばらくこのままでいいじゃないかってことか。

● ここに来ないと始まらない。九龍の突端からの香港島の夜景。しかし,じつは昼間の景観がもっといいんだよなぁ。
 昔と比べて特徴的なのは,日本企業の電飾がすっかり姿を消したこと。日立,シャープ,NECが大きく目立っていたのだが。
 だから,日本経済の勢いが落ちたということではないんだと思うんだけどね。エンドユーザーに届ける製品を作ることから,日本企業は手を引いたということに過ぎない。B2Bに比重が移ったということでしょう。
 家電やパソコン,スマホが典型的にそうだけれども,最終製品を組み立てるのは外国のメーカーに任せておけばいい。軽電では特にそうだ。わざわざ日本企業がやることはない。いずれは,自動車もそうなるかもしれない。
 iPhoneやiPadのような画期的な製品がなぜ日本から登場しなかったのかという識者もいるようだけれど,理由は単純で,日本がやる必要はないからだ。むしろ,最終製品の提供者であることをできるだけ速くやめなければいけない。

● にしても。ここにいると外国に来たという感じがしない。隅田川の下流域で対岸を見ているのじゃないかと錯覚しそうになる。
 日本人が少なからずいるからでもあるけれど,それ以上に,東京にも外国人が溢れるようになっているからでしょうね。
 それともうひとつ。スマホの普及だ。誰もがスマホを片手に歩いている。スマホをいじっている。日本で見かける光景と同じだ。目に見えるライフスタイルがたぶん,世界的に画一化しているのだろう。