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2018年12月22日土曜日

2018.12.22 世界一周クルーズ

● 右はJTBがチャーターして来年催行する世界一周クルーズのチラシ。
 かつては,飛鳥Ⅱ,にっぽん丸,“ぱしふぃっくびいなす”が,それぞれ世界一周クルーズを催行していたけれど,今はいずれも催行を停止している。郵船所有の飛鳥Ⅱではない船が世界一周に出るらしいけど,詳細は知らない。
 チャーターされるサン・プリンセスは,アメリカのプリンセス・クルーズ所有のクルーズ船。

● 日本のクルーズは料金は国際相場の3倍でサービス水準は3分の1という人もいるけれど,このクルーズは,飛鳥Ⅱに比べると料金はかなりリーズナブル。これで少しは国際相場に近づいた?
 Wikipediaによれは「2013年より日本発着クルーズとして本格的に投入された。国内客船の半額近い低価格クルーズの登場は「黒船」とも呼ばれ,国内船社に衝撃を与えた」「2019年にはJTBクルーズの全船チャーターにより本船を用いての横浜・名古屋・神戸発着の世界一周クルーズを予定しており,従来の世界一周の相場と比べ4割安い価格でクルーズ初心者を取り込む目論見としている」とある。

● スイートはすでに満室。高い方から売れていく? というより,ボリュームゾーンが残っているってことでしょうね。スイートは数が少ないんだろうからね。
 ぼくなら一番安い「内側」にするね。窓がない(たぶん)部屋。関係ないもんね。部屋にいるのは寝るときだけだと思うから。

● それでも200万円。98日間だから,オールインクルーシブで1泊2万円。2人で4万円。かなり安いというべきか。
 都内のホテルに98連泊した方が面白いのじゃないかと思ったりもするけど,さすがに飽きるだろう。クルーズは何といったって移動付きだからね。“ホテル+旅行”であるわけだから。

● 言葉とかチップとか煩わしいこともあるけれど,外国で催行されるクルーズにも目を向けた方がいいでしょうね。
 煩わしいということは,つまり勉強できるということでもあって,チップに慣れることができると前向きに捉えることにして。客の大半が外国人という方が,非日常感が増して面白そうだ。

● 仮にこのJTBのクルーズに参加するとする。98日間も割くことができるのは暇人に限られるだろう。暇人とはつまり年寄りのことだ。ジジイとババアに囲まれて98日間を過ごすことになる。
 さて,ねぇ,どうだろうか。いや,半ば以上はやっかみで言ってるんですが。

2018年2月8日木曜日

2018.02.08 世界一周クルーズ,今も催行中

● 世界一周クルーズ。以前は,日本の「飛鳥」や「にっぽん丸」など複数のクルーズ船が毎年催行していた。それでもすぐに予約が埋まった。
 同一国の乗客だけで世界一周クルーズを満員にできるのは日本くらいのものだと言われていた。バブルがはじけてからもしばらくはその状態だったようだ。

● が,今は昔の物語。「飛鳥Ⅱ」も「にっぽん丸」も「ぱしふぃっく びいなす」も世界一周はやらなくなった。いや,「飛鳥Ⅱ」は今年はやるんだったかな。来年の告知はないようだが。
 その代わり,JTBがサン・プリンセスをチャーターして催行する。

● 世界一周クルーズが下火になった一番の理由は,地中海に海賊が出没するようになったことだ。さらに,中東での戦争の影響。
 「飛鳥Ⅱ」のクルーズが復活したのも,海賊の取締が効果をあげたからのようだ。

● つまり,日本人の経済力が落ちて,参加できる人が激減したからクルーズを取りやめたわけではない,ということになっている(?)。とはいえ,それがまったくないのかどうか。
 世界一周に要するコストも上がっているはずだ。となれば,料金も上がるのが道理なのだが,それでもかつてと同じように,定員の倍も予約が殺到するという状況になるのかどうか。

● ところが,このJTBのクルーズ。「飛鳥Ⅱ」とは設備もサービスも違うんだろうから,単純比較はできないんだけど,価格もだいぶ安くなっている。
 300万円が平均的なところとして,夫婦で600万円。「飛鳥Ⅱ」の半値近くではないか。98日間でオールインクルーシブなんだ(ろう)から,300万円は安い。
 もっとも,ピースボートならツインで198万円からあるらしいんだけどね。

● 対象となる顧客はリタイア世代に限られる。彼らがあとに何も残らないものに300万円を一度に使えるかという話。
 ぼくなんかは新車が1台買えるなと思ってしまいそうだし,家も直さなきゃいけないしとか考えてしまいそうだけど,この料金なら殺到するよね。
 リタイア組もかつてほど豪放磊落ではなくなっているようにも思えるんだけど(ぼく一個はそれでいいのだと思っている),安けりゃお客は集まる。

● というわけで,皆さん。世界一周クルーズ,だいぶ障壁は低くなってますよ。
 一世紀前なら,そんなことをできる大金持ちは世界にひとかけらしかいなかった。一部の貴族と大富豪。
 それが,たったの300万円ですよ。ちょっと無理すれば,誰でも行けるようになってるんですよ。

● しかし,そうなってしまうと,世界一周クルーズの価値が大きく低減するのも事実。行ったところで,話のタネにもならないかもしれない。
 希少だから価値がある。希少価値以外の価値っていうのは,なかなかないものですなぁ。

2017年4月8日土曜日

2017.04.08 飛鳥Ⅱの世界一周クルーズ,復活

● 飛鳥Ⅱの世界一周クルーズのパンフ。ここ2,3年,世界一周の催行はやめていたんじゃなかったっけ。来年から復活するようだ。
 景気回復が確実に進んでいるということだろうか。(→じゃなくて,航路の安全が確保されるようになったからのようだ)

● 102日間の行程となる。早期に旅行代金の全額を払い込めば,一番安い部屋なら330万円。もちろん,1部屋を2人で利用した場合の1人あたりの料金であるぞ。ただし,一番安い部屋の数はかなり少ないと思われる。
 まぁ,夫婦2人で1千万円と見込んでおけばよろしかろう(もちろん,夫婦じゃなくてもいいわけだが)。問題は,そのたったの1千万円をどうやって工面するかだな。

● バブルの残り香があった頃は,夫婦で1千万円の世界一周クルーズがすぐに予約で埋まったらしい。ひとつの国の国民だけで世界一周クルーズを催行できるのは日本だけだ,などとも言われていた。
 今度もまた,すぐに予約で埋まるんだろうか。

● こういう大名旅行,できればやってみたいなぁと思うけれどもね。
 でも,こういうのに参加する人たちって,別にぼくらと隔絶した世界に住んでいるわけじゃないと思うんですよ。教養も考え方も行動様式も,ほとんどぼくら貧乏人のそれと変わらないと思う。
 しかも,大半が後期高齢者のような気もするよ。乗客同士の交流なんてのに参加してもつまらなそうだ。
 とケチをつけてみたけれど,こういうのを負け惜しみというんですな。

● 自転車で数年かけて世界一周するにも,そのくらいのお金はかかるだろう。
 であれば,自転車での世界一周を画策した方がいいと思うんだけど,さすがにその気力は・・・・・・。