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2026年6月26日金曜日

2026.06.26 食の都,青森へ

● 連続5日間有効の「大人の休日倶楽部パス」の今日が5日目。青森に向かっている。「大人の休日倶楽部パス」のメインエベントだ。
 雨中を駅まで歩くことになったが,昨日だったら青森の地震で新幹線が停まっていた。明日だったら台風に追いつかれていたかもしれない。ちょうどナイスなタイミング。

● 新幹線の Wi-Fi は役立たずなので,SIM の回線で接続したまでスマホをいじっていた。
 車中は読書で過ごしたいと思うのだが,どうも本を読む気にならないのが困ったものだ。本は3冊ほど持ってきたんだけどねぇ。
 こういうのは潮目というのがあるらしく,バタバタしてもしょうがない。そのうち,読書に気が向くこともあるだろう。

やまびこ車中
● 宇都宮に「はやぶさ」は停まらないから,仙台で乗り換えることになる。仙台から乗った「はやぶさ11号」は,盛岡を出ると新青森まで停まらないタイプ。八戸も通過する。
 それでも,仙台〜新青森間は宇都宮〜仙台間よりも時間がかかる。北関東は南東北でもある(言語も含めて,北関東は東北文化圏に属すると思っている)から,それで何の不思議もないのだが,東北は広いのだ。これだけ広大なエリアを東北,陸奥とまとめてしまっていいのかとは,青森に向かうたびに思うことだ。

● もうひとつ。新青森ではなく,青森駅に新幹線が停まってくれたら。
 いや,用地の問題をはじめ,青森駅にジョイントするのは難しかったろうとは思うんですよ。やるとすれば,陸奥湾にかなり長い橋を架けなければならなかったかもしれない。青森が終着ではなく,海峡トンネルを通って北海道まで延伸することは既定の計画だったのだから。
 それでも,新青森から奥羽線に乗り換えるのはかなり面倒だ。たったひと駅,約3分間の乗車のために,乗換えに要する時間は下手するとその10倍になる。奥羽線を待つ時間を含めてね。

● そうは言っても,新幹線が新青森まで延びたおかげで,青森が劇的に近くなったのは間違いない。新幹線以前は,青森は夜行列車で来るところだった。あるいは,東京まで出て夜行バスに乗るか。
 昼間の特急もあったけれども,新幹線以前の時代に昼間の特急で青森に来たことはない。普通列車を乗り継いでならあるけれども,青森につくのは暗くなってからだ。

● ともあれ。今回も鉄路恙なく,青森に着いた。駅直結のホテルに荷物を置いて,このために青森に来たんだぜ,の丸青食堂に直行。
 田酒な特別純米,せんべい汁,ホタテの紐サシ,ホタテ丼(これは相方が注文したもの)。どこからどう見ても旨くないはずがない。旨い魚を食べたかったら津軽海峡を渡るな,諸君。青森に留まれ。北海道に行きたい気持ちはわかるんだけど。

● けれども,これでけっこう酔ってしまった。ホテルでひっくり返っていたら夜になった。何とも贅沢な金曜日の昼下がり。
 目が覚めたら,夕食の時間。「おさない食堂」で帆立貝焼き味噌定食。

● 前回までは夜も田酒を飲んでいた。身体が飲まないでくれと言っているのがわかるのだけれども,旨い魚で田酒をやる誘惑を退けるのは難しかった。
 が,今夜はさすがに酒は抜いた。貝焼味噌をご飯に乗せて,丼にして食べる。
 味噌を使っているわけだから,貝焼味噌から染み出した汁が味噌汁かけご飯の風味にもなる。味噌汁かけご飯がほくは大好きなのだ。味噌汁かけご飯の豪華版でもある。旨かったなぁ。

● 青森といえば,もうひとつ,りんご。これはホテルのラウンジでつまみ喰い。

2026年2月28日土曜日

2026.02.27 おさない食堂へ

● 青森3日目。観光などというものは1㎜もしない。かつ,ここまで同じルーティンで動いている。
 まず,ホテルのラウンジで,リンゴとパイナップルとココナッツミルクのスムージー。

● 次に,魚市場の丸青食堂。ヒモサシとせんべい汁で田酒の特別純米。鮭のカマ。この量。どうにかこうにか,完食(⇒ 1時間経っても,鮭カマの臭いが自分の全身から立ち上っているのが,自分でわかるほどだった)。
 世界一贅沢な朝食だ。つーか,朝飲みだ。今日も旨かった。1日が終わった。やるべきことはやった。

● 魚市場の「お休み処」には老若男女,いろんな人が来るのだが,昼から缶酎ハイを前にしているオヤッサンがいる。それも決まってサンガリアのストロングドライのロング缶。
 市場の仕事を終えて帰宅する前に,1日の疲れを癒しているのだろうか。朝早くからというより未明から働いてきたのだろうから,そうしたいのはわかる。まだ,酒場は開いていないだろうし。
 この人なんか,そうなのかもしれない。市場の男は寡黙なのだ,という風情を醸している。

● が,この人たちは違うぞ。午前中からいたオヤッサンたちだ。
 待て。昨日,酔って大声をあげていたオヤッサンのグループではないのか。毎日来ているのか。「お休み処」を酒ありの団欒の場として毎日,有効に利用しているのか。
 午前中からいるのだから,そろそろいい加減に酔っているのではないか。これから中のひとりがテーブルを叩いて大声を出すフェーズに入るのか。ふたりが宥めてすかして場を収める。そうしてから,たぶん,それぞれの家に帰るのだろう。
 翌日はまた三人ともここにやってきて,何事もなかったように和やかにテーブルを囲む。そうやって1年を過ごしているのか。悪くない人生じゃないか。

● ホテルに戻って,アフタヌーン りんごジュース。

● やっと「おさない食堂」へ。ホタテの塩辛で田酒。そうしてから,ヒラメ漬け丼,2,000円。
 ヒラメとご飯のバランスが悪い。つまり,これでもかというほどにヒラメが乗っている。切身もデカい。これは普段着の食べ物ですから,ガンガン行っちゃってくださいよ,と言われている気がした。
 いや,「おさない」は健在ですわ。明日はホタテ刺身定食を食べることにする。

2026年2月27日金曜日

2026.02.26 丸青食堂とつじ製麺所

● 朝のスタート。ホテルのラウンジでリンゴとミックスベリーとココナツミルクのスムージー。

● そうしてから丸青食堂へ。ここは日参すると決めている。っていうか,ここに来るために青森に来ているわけね。
 当然,朝飲み。田酒の特別純米と “うすにごり”。“うすにごり” は純米吟醸。一度,酒屋で見かけて買って帰ったことがある。

● 合わせる肴はまずせんべい汁。汁物と日本酒の相性は抜群でしょ。けんちん汁でもいいのだけど,青森にはせんべい汁がありますんでね(本場は岩手県なんでしょうけど)。これは必ず食べるようになりました。
 貝焼き味噌とヒモサシ。日本一でしょ。これ以上の酒宴はあり得ないでしょ。朝からどうしましょ,ワタシ。
● 午後はホテルラウンジでりんごとりんごジュース。代わり映えしないが,しなくていいんですよ。
 ストレート果汁のりんごジュースはどこでも買えるが,青森のはちょっと違う,ということはなくて,自宅の近くのスーパーで売ってるものと同じ。濾してる。食物繊維は除かれている。
 生のりんごの代替にはならないですよね。むしろ,旨いからといって飲み過ぎない方がいいかもしれない。

● かつての栄華を偲ばせる青森駅の長いホームが見える。2両編成の列車がコトコトとやって来て,コトンと停まる。
 特急「つがる」は4両編成。それより長い列車はあるんだろうか。

● 魚市場の「お休み処」で缶酎ハイで酒盛り中のオヤッサン3人組。17時なのだが,こいつら,午前中からずっといるんじゃないか。
 けっこうきこしめしておられる。だから,声がデカい。こんなふうに使ってお咎めがないオープンスペースがあるのは,青森くらいじゃないか。この緩さ,ぼくは良しとする。

● ところが。中の1人が激昂し始めた。大声を出して,テーブルをドンドンと叩いて,立ちあがって隣の男に詰め寄っている。
 2人がなだめたりすかしたりしているが,その様子が堂に入っているところを見ると,毎度お馴染みのちり紙交換なのかもしれない。

● しかし,まぁ,こういうことが起こると管理者側も何もしないわけにはいくまい。せっかくの酒盛りをしていても何も言われない公共空間なのに,むざむざ失うことになる。
 何をしても自由なのだが,その自由を安寧たらしめるためには自制が必要だという,あたりまえのことを夢々忘れまいぞ。
 
● 夜は「つじ製麺所」へ。初めて。青森に来てラーメンを食べなくてもと思ってたんだけどね。
 3時間半ほど昼間の営業をして,夜は1時間しか店を空けない。この営業時間はこの店だけに限った話ではなさげ。青森は夜が早いという印象。飲み屋は遅くまで営業しているんだけどね。

● 店内はこんな感じ。昭和の琺瑯看板は他にも掛かっていた。
 店主が好きで集めたものだとしか思えないが,集めようとしなくても集まってきたのかもしれない。青森の基本色は昭和のような気がする。

● 醤油煮干しラーメン(麺大盛り)を注文。780円(大盛りにしなければ680円)。飽きない味だ。
 味噌やつけ麺もある。もう一度来ると思う。次は何にするか考えている。

2026年2月26日木曜日

2026.02.25 “キュンパス” で青森に

● 今年もJR東日本の “キュンパス” が出る。2/12〜3/12の平日に使えますよ。“えきねっと” で買っておきましたよ。
 1/27に「大人の休日パス」で仙台に行ったんですけどね。“キュンパス” は記念に仙台で紙の切符にしとこうかとと思ってね。
 ところが,仙台駅の指定券売機でQRコードをかざしても反応しなくてね。何なんだ,これは,と思ってたら,スマホ画面を上にするんですよ,と教えてくれた人がいてね。そうか,都会の指定券売機はそうなのか。

● ともあれ,“キュンパス” を2/25から青森に行きます。1万円で青森に行けるんですよ。
 はい。というわけで,2/25になりました。で,本日,青森に向かっております。田酒とホタテの青森沼にハマって抜けられない。おさない食堂と魚市場の丸青食堂にしか行かないんだけどね。
 だから,旨くて安い。朝から田酒を飲みますわ。豊盃と陸奥八仙もね。これ即ち龍宮城。

● 宇都宮に到着した「なすの253号」郡山行き。郡山まで行く「なすの」があるんですな。
 宇都宮でたくさんの人が降りる。ぼくは地元なんで,宇都宮は田舎だと思ってるんだけども,なかなかどうして大したものだと思いますよ,この光景を見るとね。

● 新幹線の車中でも勤勉に仕事をする人たち。だとしても,パソコンは仕事をしてるふりをして遊ぶための装置という感を拭えない。自分がそうだったから。


● 鉄路恙なく青森着。まず,ホテルに荷物を預けに行ってね。青森の定宿は ReLabo になっている。
 駅直結だから世話なし。魚市場の丸青食堂に至近。朝食なしの素泊まりにして,朝食は毎日,丸青食堂で食べようという魂胆なわけです。
 したらば。部屋の用意ができているというので,チェックインまでできました。前回も泊まった1018号室。

● 大雪の市民生活への影響は取り除れているが,雪じたいは残っている。当然ね。
 魚市場の丸青食堂は相当に混んでいる。“キュンパス” の時期は混むのだそうだ。13時を30分くらい過ぎたところなのだが,時間帯を問わず混むらしい。

● 去年も “キュンパス” で来てるんだけど,これほど混んではいなかったような気がするんだけどね。安くて旨いんだから,常時混んでてもいいっちゃいい。
 初回のメニューは決めている。ホッケ焼きとせんべい汁だ。それで,田酒の特別純米と豊盃の純米吟醸(秋月)をやる。
● ヒモサシがあった。その旨さたるや。田酒をもう1杯行くかと思ったけど,やめておいた。ただし,ヒモサシは明日もあるとは限らない。臨時メニュー。
 ホッケは冷凍で入ってくるのだろう。旨い理由は焼き方なんでしょうよ。それから,焼きたてをすぐに食べていること。

● 自分がホントに馬鹿だと思うのは,青森に着けば飲むことがわかっているのに,新幹線の車中で缶の角ハイ(しかも,濃いめ)をジャガリコを肴に飲んじまうことなんだよなぁ。
 しかも,昨夜は0時就寝,今朝の起床は8時。普段は3時に寝てるんで,早寝早起もいいところ。0時に寝たって眠れやしませんよ。体調があまりよろしくない。

● その状態で飲んじまったものだから,夕方から爆睡しちまった。“おさない食堂” には行きそびれた。丸青に行ったから良しとするんだけどさ。
 20時頃に起きて,ホテルラウンジでリンゴを食べてた。

2026年1月23日金曜日

2026.01.23 大雪で列車が動いてない

● 昨日までは暖かいところから寒々とした風景を眺めるという,極楽のような体験を重ねて来たのだが,最後にツケを払わされることになった。今日帰るのだが,奥羽本線が積雪のため運休になっているのだ。青森〜新青森 の列車運行がない。
 一生懸命に除雪してるところだろう。雪に強いのが鉄道というイメージがあったんだけどね。

● ホテルスタッフに訊くと,私たちも驚いてますとのこと。
 「大人の休日倶楽部パス」で青森に来てるから,去年の同じ時期にも来てるんだけど,こんなことはなかったからね。

● ともあれ。ホテルのラウンジでりんご,パイナップル,ココナツミルクのスムージー。
 さすがに,こうしたホテルサービスは途切れることがないんだな。車通勤のスタッフが多いのだと思うのだが,彼ら彼女らにしても,この状況で運転しなくてはならないのは気が重くなるだろう。

● 今回最後の丸青食堂。丸青食堂も臨時休業にしてもいいような気がするのだけど,そんなことにはねらない。魚市場全体も通常営業を維持している。 
 こういうところ,日本人は凄いねぇ。もう少し緩くてもいいんじゃないかと思うんだが,緩まないのだな。緩むのは相当な状況になってからなんだろうね。

● せんべい汁と本マグロ漬け丼。漬け丼は1,800円。田酒は「古城錦」と「うすにごり」。雪のことなんかどうでもよくなりますな。
 鱈と白子の天ぷら。白子を天ぷらにすると旨いんですなぁ。田酒が面白いように進みますわ。

● 帰りたくない気分が強烈に湧いてきた。でも,帰んなくちゃねぇ。
 青森駅前のバスターミナルの6番乗場から青森市営バスに乗り込んだ。新城線に乗って石江で下車。石江から徒歩3分で新青森駅。

● 青森市の路線バスに乗るのは初めてのこと。というか,地元以外で路線バスに乗ったのは,那覇だけかもしれない。あ,青森でも一度あった。酸ヶ湯温泉に行ったときに乗った。何十年も前のことだが。
 鉄道は好きだけれども,路線バスを乗りこなすのは難易度が高い。どうしても乗らなくちゃいけないという状況にならないと乗らないし,そういう状況を自ら作ることはない。今回はまさに乗らざるを得ない状況になったわけだねぇ。

● こういうアクシデントがあると,車内がコミュニティになる。運転手が転ばないように気をつけてと言うと,乗客がはぁ~いと答える。
 乗客の多くが女性だから成り立つことですけどね。

● 無事,新青森駅に到着。新幹線は定時運転を維持している。大したものだ。見えないところで働いている人がたくさんいる。
 4分遅れて仙台に着。ひと口に東北と言っても,仙台に雪はない。晴れ間もさしている。青森とは世界が違う。
 仙台からなら青森より東京の方が近いのだ(わずかの差だが)。仙台から宇都宮は1時間ちょっとで着く。完全に日帰り圏だ。

● 福島には雪が。が,青森とは積雪量がまるで違う。
 宇都宮に着いた。雪はないが,気温は青森とさほど違わない気がする。宇都宮は充分に寒い。

● 「大人の休日倶楽部パス」は今回も青森まで往復するのにしか使わなかった。5日間有効なのだが,中3日はまったく使わず。
 周遊型の特徴を活かしていない。次回からはここを改善しようと思う。ただし,青森に沈没することは変えないで。