2022年2月8日火曜日

2022.02.05 無限の富

● 3割引きで買えた,70円のセブンコーヒー。ローストのほどの良さ。ぶっちゃけ,スタバには及ばないものの,ホテルのコーヒーより旨いよね。
 100円でこれだけのコーヒーを飲ませてくれるのだから,まんずまんず,セブンイレブンは大したもんじゃなかとね。

● 同時にカフェやホテルのコーヒー代は場所代なのだなと思う。コーヒーはコーヒーだけを楽しむものではなくて,その場所で何か(お喋り,調べもの,考えごと etc)をするときのお供になるものだ。
 セブンコーヒーがあれだけ旨くても100円しか取れないのは,その場所を提供していないからだ。逆に,ホテルのコーヒーがセブンより不味いのに1,000円なのは,いわゆる上質な空間を提供するからだろう。

● 空間を自分たちで創れる人もいるだろう。主には若い人たちになるだろうが,自分たちがいるところを自分たちの用途に合った空間に創り替える。というより,見立てを変更できる能力を持った人たちだ。
 100円のセブンコーヒーがあれば,セブンイレブンの店舗の前にある空き空間をお喋りの適地にできる,というようなことだ。

● それを十全にできるのなら,ドラえもんの “どこでもドア” を持っているのと同じだ。空地をホテルのラウンジにできるのだから,100円を1,000円にできたことになる。無限の富を持っているとはそういうことではないか。
 誰でも若いときには無限の富を持っているのに,歳を取るとその富の大半を失ってしまうのだ。

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