● 宇都宮市明保野公園。ウクライナってどこだっけ的な気だるい穏やかさに満ちている。桜は満開にはまだ少し早い。けど,これくらいが一番いいかもね。鮮度を感じる。 16,7歳の乙女という感じ。これがあっという間に熟女になって,ババアになって,そして散っていく。が,1年後には乙女に戻って帰ってくる。超速の死と再生のドラマ。
そのドラマを繰り返しながら,桜の樹は人間よりもはるかに長く,この地球上にとどまっているわけだよね。
● こちらは田川の枝垂れ桜。桜のいわゆる名所ではないけれども,要は自分がいるこの場所が名所なのだと決めてしまえばいいんだよね。名所は自分に付いてくるのだと思い決めてしまう。 いわゆる名所の桜はガイドブックに写真付きで紹介されているし,今どきはSNSにこれでもかというほどの素人写真が載る。その写真を見てりゃすむわけでね。わざわざ行くこともないと思ってるんですよ。
● こちらはついで。宇都宮駅。トワイライトタイム。
トワイライトって,冬の日が短いときには現れないもんね。これも春の訪れを告げる,けっこう強力なアイコンになる。
0 件のコメント:
コメントを投稿