2024年10月26日土曜日

2024.10.26 “青春18きっぷ” の仕様変更

● “青春18” の仕様が変わる。自動改札機を通れるようになる。
 その代わり,購入時に使用日を指定することになるから,連続5日間にならざる得ない。
 価格は据え置き。3日間用もあるが,価格が3/5になるわけではない。

● ぼくは,基本,歓迎しますよ。自動改札機を通れるのは大きいよ。改札担当の仕事を減らす(人員増を避ける)のが眼目でしょうけどね。
 5日間乗り続けるのは,さすがに寄る年波でキツくなってるけどねぇ。使用機会は減りますわなぁ。けど,使いようはあると思いますよ。

● これに対するスーツ君の見解。参考になる。今回のメリットの第一は “青春18” の利用者が減ることだ,と。
 で,スーツ君は “青春18” について今までもネガティブだったらしい。極力使わないようにしていたと言う。詳細は上の動画をご覧いただきたいのだが,言ってることに筋は通っていると思う。

● ただし,“青春18” は縮小でいいけれども,“青春18” のような形ではない,若者向けのサービスはあって然るべきだとも言う。
 若者の間では,LCC,夜行バス,レンタカーが三種の神器で,鉄道の人気はイマイチ。若者向けのサービスを考えては,という提言。

● これまた,なるほどと思わせる。シニア向けのサービスは世に満ちているけれども,若者向けサービスは学割くらいだもんな。
 しかも,“青春18” のような本来は若者向けのサービスに,大人や老人が便乗しているという実態があるしね(ぼくも便乗している組なんだが)。

● “青春18” という言葉は利用のされ方の実態を表していないと,ぼくも思っていた。“老春68” と名前を変えた方がいいんじゃないか,と。
 それも踏まえて,JRの中には “青春18” 廃止論もあったんじゃないかと思いますよ。おそらく,いずれ廃止になるのじゃないかと思っている。

● “大人の休日倶楽部パス” という “老春68きっぷ” がすでに存在しているからだ。年寄りにはそちらを使ってもらえばいい。
 老人利用を外して考えていいなら,現行の “青春18” を存続させる理由はほぼないんじゃないか。若者の利用はそんなに多くないと思えるからだ。スーツ君が言うように,実質的に若者向けになるサービスを見当するのがいい。


(追記 2024.12.13)

● 「青春18きっぷ」が使える時期になっているのだが,購入していない。今季から連続5日間または3日間で使わなければならない。
 現実的な使い方は東京往復を5回続けることだが,毎日が日曜日の隠居ゆえ,物理的にそれをやることは可能なのだが,東京で何をするのかという問題。

● どうせ家でゴロゴロしてるんだから,東京へ行くだけで何もしないで帰ってきてもいいようなものだが,さすがに老体にそれは堪えそうだ。目的がある方が疲れない。
 まだ行ったことのない東京の街はいくらでもあるから,そこを歩いてくるのを目的にしようか。

● 限定測量野帳を販売している施設を巡る5日間にしてもいいな。メルカリでけっこう集めちゃってるんで,5日も要らないんだけど,こういうものを効率的にやったって仕方がない。5日間に薄めればいい。
 上手く使える方法を考えたいです。5日連続になったくらいで,使うのを諦めてたまるかってことね。

2024年10月11日金曜日

2024.10.11 高校の理科と社会科の教科書を読もう作戦

● 2020年のコロナ給付金。あの10万円を何に使ったかというと,全額を本代にあてた。
 絶対に読むことはないと思える,旧約と新約の聖書,コーラン,法華経などの仏典を買った。読まないつもりで買ったのだから,当然,読んでいない。
 そのことに罪悪感はない。給付金の10万円を市場に戻すことを優先した。

● 一方で,読むつもりで買った本もある。高校の社会と理科の教科書だ。神田の三省堂本店に出向いて,各科目の教科書を一揃い買った。
 が,こちらもまったく読めていない。

● 優秀な高校生は教科書を買ったら,学期が始まる前にひと通り目を通してしまうのではないかと思う(言うも愚かだが,ぼくはそういう生徒ではなかった)。
 それを学校では1年もかけてやるのだから,学校の授業はノンビリしたものだと言えば言える。

● 高校の教科書を弁えていれば,教養人としては国民の上位1%に入るだろう。知っておくべき知識としてはそれで充分で,それ以上のものを脳内メモリに保存しようとするのは,無意味どころか有害ではないかと思う。
 ちなみに,高校の教師でそのレベルに達している人なんか一人もいないと思うぞ。まして,大学の教師においておや。
 
● ところがどっこい,この齢になるとホントに読めなくなっているのだ。視力の衰えもあるのかと思うんだけどね。
 老いて学ぶのは言うほど簡単じゃないね。何とか,今年中に着手くらいはしたいと思うけどね。

2024年10月6日日曜日

2024.10.06 「大人の休日パススペシャル」が出るよ

● 「大人の休日パススペシャル」というのが出るんだね。「大人の休日倶楽部パス」と同じもの。
 臨時便か増設便のようなものですか。今年初めてなのか,今までもあった恒例のものなのかは知らない。
 連続する5日間,新幹線まで乗り放題で18,800円は激安。

● 今年から「大人の休日倶楽部」会員になり,すでに「大人の休日倶楽部パス」を3回使った。1回でも使えば会費の元は取れる。
 1回目は毎日移動してお得感を満喫しようとしたんだけども,2回目以降はあまりガツガツしなくなった。宇都宮から青森まで新幹線で行くと,片道15,870円になるんだから,どうやったって元は取れるんでね。

● 5日間,日帰りを繰り返すのもあり。宇都宮からだと仙台や山形は日帰り圏内だもんなぁ。仙台まで行って泊まらないんじゃ,逆にもったいないような気もするけど。
 ぼくを含めて,これで動いてる爺婆はかなり多いですよ。一定の経済効果はあると思いますよ。

● 爺婆にお金を使わせるにはそれなりの仕組み作りが必要で,「大人の休日倶楽部パス」はその成功例でしょ。爺婆は暇だけは売るほどあるわけだから,閑散期に新幹線に乗せて旅行させればいい。
 ただし,今はインバウンド効果が大きくて,爺婆動員の必要性がどこまであるのかは不明。

● そのうち,外国人のために日本人の新幹線利用を抑制しようとなる可能性だってないとは言えない。「大人の休日倶楽部パス」などという格安切符を出してまで,日本人を動員することはないじゃないか。そんなことをしたら,お金をたくさん使ってくれる外国人の席がなくなるじゃないか。
 ただ,「大人の休日倶楽部」はクレジットカード会社とタイアップしてるからね,そうそう簡単になくなることはないような気がしますよ。


(追記 2024.10.19)

● 「大人の休日パス」,買いました。安さに踊らされているとも言える。