2016年7月31日日曜日

2016.07.31 宇都宮駅ビル「さぼてん」のトンカツ

● トンカツって,毎日食べたいものではない。っていうか,昔話をして申しわけないんだけど,その昔は滅多に食べられないご馳走中のご馳走だった。

● 「さぼてん」は全国に展開するチェーン店。全国の至る所にある。でも,旨いものは旨いのでありまして。
 チェーン店を一段格下に見る向きもあるかもしれない。その場合,個人で独立して店を構えているのは一段格上になるんだろうな。

● この見方は居酒屋に対して採用されがちだね。なので居酒屋を念頭においての話になるんだけど,ぼくは当然,そうした見方には与しない。
 チェーン店って当然ながらレベルが揃っている。個人営業の店はピンキリだとしても,チェーン店を上回っているところは少ない。
 それゆえ,チェーン店を上回る水準の個人営業店には贔屓客が大勢つく。ぼくもそうした個人営業の店を2つか3つ知っていて,そうした店は自分の宝でもある。
 けれども,チェーンの居酒屋にだって行く。そこで不満を感じることはそんなにない。

● で,トンカツということになると,チェーン店がないというわけでもないんだろうけど,トンカツが喰いてーなとなったら,「さぼてん」に行ってみるかとなる。
 実際には店内で食べるより,テイクアウトすることの方が多いかもしれない。店内で食べた方がもちろん旨いんだけどさ。
 先日はカツサンドを買って,ビールの肴にした。かなり高級なビールの飲み方だな,ぼく的にはね。

● 今日は久しぶりに店内で食べた。ご飯は麦ご飯を勧めているというんだけど,ぼくは米だけの方がいいなぁ。玄米とかじゃなくて,白米のね。
 相方は五穀米だとか十六穀米なんぞを炊いたりするんだけど,こういうのって身体にいいと言われるものの,有意差ってほんとにあるのかい。

● いかん,話が跳びすぎる。
 そのご飯と味噌汁はお代わり自由というのがありがたい。キャベツもお代わりしていいんだけど,キャベツってけっこう腹を膨らませるね。
 味噌汁が赤味噌仕立てでなかなか乙。ぼくは,これをご飯にかけて汁かけ飯にしてガーッと掻きこみたい。

● トンカツも,トンカツがご馳走だった頃の華やぎを持っている。っていうか,当時のトンカツってこんなに華やかなものじゃなかったよ。
 これだけの量のトンカツを一度に喰えるなんて,夢のようだよ。昔の少年の大いなる夢のひとつは,間違いなくこれだったんだよ。

2016.07.30 さくら市氏家「みやこ家」のローストビーフ麺

● 夜,相方と氏家の「みやこ家」へ。前回,ローストビーフ麺なるものが出たことを知り,次はそれを食べてみようと思っていた。ので,今回は,迷わずローストビーフ麺を注文。890円。
 冷やし中華にローストビーフとレタスとミニトマトが載っている。

● 「みやこ家」のことゆえ,麺はまずもってたいしたもの。この麺,どこで作ってるんだろうかね。店で打っているとは思えないので,どこぞに頼んで作ってもらっているんだろうけど。

● 普通の冷やし中華。だとすると辛みが欲しい。芥子は付いてこなかったので,ラー油を使ってみた。が,これは相性があまりよろしくない。たぶん,七味をかけるのもどうかと思う。
 芥子かユズ胡椒が欲しいところ。

● 「みやこ家」の夏メニューでは1,2年前に「汁なし担々麺」というのがあった。山椒が利きすぎるほどに利いた檄辛麺。さすがにこの辛さに耐えられる人は少なかったのか,ワンシーズンで消えた。
 このローストビーフ麺はどうだろうか。ありていに申しあげると,たぶん今年限りになるのではないかと思われる。作る側もあまりリキを入れていないようでもある(入れているのかもしれないけどさ)。サイドメニュー的な扱いのように思われた。

● ただ,ですね。ローストビーフをあしらうっていうのは,今年のはやりなんですかねぇ。わりと見かけることが多いような気がするんですけどね。
 だとすると,いよいよ今年限りだろうなと思う。

2016.07.30 高根沢町「ふく田」の弁当

● 場所は役場の近く。スーパー「リオン・ドール」の隣。和食のお店。メインは夜になるんだと思う。酒席を提供すること。
 が,昼も営業している。当然,お店に出向いて食べるのが原則だけれども,頼めば弁当も作ってくれる。

● 先月(6月)の19日に,親類10数名で「ふく田」さんで会食した。5,000円でお任せのコースにしたんだけれども,これが殊のほか好評でね。
 刺身,海老のフライ,鰻の蒲焼きからメロンまで。基本的にコースはひとつで,値段によって何を引くか,何を足すかの違いなのだろうね。

● で,今日は弁当を5つ作ってもらって,相方と義父母の4人でお昼に食べた。息子の送別会だ。
 2千円の弁当なんだけど,千円から作ってくれるらしい。
 値段以上の価値があると思った。高根沢町の隠れた名店ということにしておきたい。いや,隠れてはいないんだろうけどね。

● 今日は土曜丑の日で,弁当の中に鰻もあった。先日,鰻を喰わなければウナギ資源の問題はすぐにも解決すると書いたばかりなので,少々バツが悪いんだけど,美味しくいただきましたよ。
 2千円の弁当に国産鰻が入っているとは考えにくいので,たぶん中国産なんだろうけど,手を加えれば中国産でも旨く食べることができるんですな(国産鰻だったらごめんなさい)。

2016年7月29日金曜日

2016.07.29 東条碩夫のコンサート日記

● 「東条碩夫のコンサート日記」というブログがあるのを,今朝,知った。2007年9月に立ちあげられて,現在までのアクセス数が2,305,158。
 ぼくもわりとクラシック音楽を生で聴いてる方だと思っている。多いときで月8回。でも東条さんに比べれば(比べてはいけないんだけど)話にもならない。

● 彼は聴くのが仕事だ。聴くことのプロだ。そのプロがこれだけ聴いていて,アマチュアのぼくはもっとはるかに少ない数しか聴いていない。
 しかも,彼が聴くのは国内外の一流と目されるプロ演奏家が奏でるもの。ぼくが聴くのは,圧倒的にアマチュアの演奏が多い。

● とにもかくにも,聴くということの経験値がまるで違う。これからも違うはずだから,プロとアマの差は開く一方だ。
 演奏する側においてもそうなんだろうね。プロは練習も含めて楽器に触っている時間が長い。アマチュア演奏家がそれを超える時間,楽器に触っていられるとは考えにくい。

● ところで。畏れおおいことながら,この東条さんのブログ,あまり面白くないのだ。文章も凡庸だ。
 と感じてしまうのは,こちらに凄いものを凄いと感じられるだけのアンテナがないからかもしれないんだけど。

2016.07.28 ウナギがなくなる?

● 今日(7月28日)の読売新聞。これ,簡単だよね。鰻を食べないようにすればいいんだよ。それだけで問題は解決する。
 「食卓からウナギがさらに遠のくという最悪の事態」っていうけど,ウナギが遠のくくらいのことが何で最悪なんだよ。

● 鮪でも同じような話があったな。鮪の寿司が食べられなくなる,スワッ大変だ,的な。
 寿司屋や魚屋は大変かもしれないけれども,鮪の寿司が食べられなくなるくらいのことが何で大変なんだってことだよ。

● むしろ,消費者側からその事態を作っていけばいい。「日本に輸出すれば高額で取引されるから」「中国などは国内の養殖業者への影響を懸念し,規制強化に及び腰」なのだとすれば,鰻資源枯渇の危機を作っている究極の原因者は,日本の消費者だろうがよ。

● というわけで,あさっての土曜丑の日には,鰻は食べないことにしよう。
 自分は何も変えないで,周りが全部お膳立てしろっ,てか。それって,自分は休むけど,自分にサービスする側の人間は休むな,っていう発想と同じだよな。
 佃煮の一片に過ぎないやつが,何を偉そうにホザいてんだよ。

● わが家に限っていうと,ぼくは鰻好きだけど,相方が鰻を敬遠するタイプ(生きてるときの外見を想像してしまうのだろうか)。
 だものだから,土曜丑の日に鰻を食べたことは,たぶん一度もなかったと思う。
 この記事の内容とはまったく無関係に,食べなかったというだけね。

2016.07.27 夢とか希望とか目標とか

● アメリカ人にとっては9.11。日本人,特に関東以北に住む人にとっては3.11。忘れることのできないメモリアル・デーになっているだろう。まったく歓迎できない負のメモリアルだが。
 同じ意味で,わが家においては6.16がこれからメモリアル・デーになる。

● 自分の人生が残り少ないこともあるんだけど,夢とか希望とか目標とか呼ばれるものは,自分には関係のないものになった。はるか遠くに霞んでいる。
 同時に,それらが浅薄なものにも思えてきた。夢? 希望? 目標? なに,それ? どうだっていいじゃん,的なね。

● ビジネス書,自己啓発書の類はすべて捨てた。これがまたけっこうな量があって,こんなのをこんなに読んでたのかオレは,と憂鬱な気分になった。
 まさにゴミ。膨大な時間を割いてこんなものを読んできたのか。

● 半世紀にわたって,何をしてきたのか。膨大な無駄を重ねてきただけじゃないか。人生なんてしょせんは無駄の積み重ねだと思いはするんですよ。無駄と思わないでやっている無駄の膨大さを思うと,目が眩む。
 だから,自分も例外ではなかったというだけなんだけど,その無駄を具体的に認識できちゃうと,やっぱり憂鬱になるんだよ。

2016年7月26日火曜日

2016.07.26 スマホで現金を引きだせる

● 今日の朝日新聞の一面。今すぐというわけではないらしいけど,スマホをATMにかざして現金を引きだせるようになる。
 キャッシュカードは要らなくなる。

● 振込はとうの昔にパソコンやケータイでできるようになっている。すべて無条件でというわけではないけれども,多くの人が振込はネットでやっているだろう。
 振込なんて大学生の子どもに仕送りするというのでもない限り,そうそうあることではないだけに,たまにあると面倒だ。ネットでやれるようになって,大きく時間を節約できるようになった。

● それが今度は現金を引きだすのもスマホでできることになる。振込と違って,家にいたままできるわけではないけれども。
 これ,現金を引きだすというところで止まるわけじゃなくて,その先,さらにその先の利用法が出てくるんだろうな。

● スマホで何でもできるようになるとスマホをなくしたら大変なことになるとか,問題点も記事の中で指摘されている。問題点を指摘するのは簡単だ。誰にでも見えることだから。
 ぼくとしては,こうした動きに棹さすようなことは言うまいと思う。基本的にその流れに付いていく方がいいと思っている。今までだって結局は,マスコミや評論家の言うとおりになったことなどないんだからね,少なくともこの分野においては。

2016年7月24日日曜日

2016.07.24 宇都宮駅ビルの「みんみん」

● 宇都宮駅ビル「パセオ」の3階に餃子の「みんみん」が2店あるわけですが。昨日と今日,2日連続でその「みんみん」に行っちまいました。
 昨日は,普通の(?)「みんみん」。今日は「ステーションバル」の方。

● 宇都宮といえば餃子。すっかり定着した。これを仕掛けたのは市役所の職員らしいけど,鮮やかに成功した例だろう。何の例かといえば,企んで巧くいった街おこしの例。

● といって,宇都宮の餃子がヨソに比べて旨いかといえば,そんなことはまるでない。餃子だよ。抜きんでて旨い餃子ってどんなものなのか,ちょっと想像できないよね。餃子は餃子だよ。
 ただ,ぼくらが餃子好きなだけだね。餃子で食べるごはんは旨いんですよ。これは間違いない。餃子なんか嫌いっていう人がこの世に存在するとは思えない。

● そのうえで言うんだけど,どうせ餃子を食べるんだったら「みんみん」で食べたいと思う。
 ところが,「みんみん」はどの店も混んでいる。駅ビルのこの店も,ここで昼めしにしようとは思わない。行列に並ぶのを覚悟しなければならないから。
 幸いなことに,高根沢にも支店があって,そこは空いているんでね。高根沢で食べることが多いね。

● が,夜に行ったら,ちょっと待てば入れそうだった。23日には,焼きダブルとごはん。560円。
 24日は,焼き餃子と「もやしナムル肉味噌のせ」で,レモンサワーを3杯飲んだ。
 「ステーションバル」はカウンター席がメイン。ぼくもカウンター席に座った。右隣には若い女性の2人連れ,左には若い男性のお一人様。

● ここでなら,飲むのと食べるのが一度にできる(たいていの店で両方できるわけだけどさ)。しかも,安くすませることができる。メインは餃子なんだからね。
 電車で帰るんだったら,すぐそこがホームだ。安心だ。
 というわけで,若者が多いのかなぁ。

2016年7月23日土曜日

2016.07.23 ステーキハウスクローバー

● 烏山の在にあるステーキの店。息子が好きだった飲食店の筆頭はここかもしれない。といっても,そんなにたくさん連れて行ったわけではないんだけど。

● そのクローバーに行ってみた。家を出たのがやや遅れた。着いたのは正午ちょい前だったかな。この日は烏山で山あげ祭りがあるので,市街を避けてやや遠回りをした。
 休日の正午ちょい前では,予約でもしていない限り,かなり待たされることになる。それは覚悟のうえだ。

● テーブルに着いたのは1時頃だったか。待つ間,退屈させない工夫はしている。ウェイティングルームがある。ウーロン茶が自由に飲めるようになっている。各種雑誌がバックナンバー込みで置かれている。
 前からそうだけれども,雑誌のチョイスにセンスがある(とぼくが言うのはちゃんちゃらおかしいんだけどね)。オーナーの好みによるものなのか,誰か決定者がいるのか。
 特に自転車雑誌が複数あるのが,ぼくとしてはありがたい。これならいくら待たされてもかまわない。

● で,席に着いて,注文するのは決まっている。クローバーステーキのランチだ。ステーキの中では一番安いヤツだ。安くても旨いんだから,これは何とも仕方がないやね。
 ちなみに,相方が注文したのは,肉と夏野菜(茄子,ズッキーニ,アスパラ,パプリカ)を焼いたの。エリンギも入っていた。

● その前にサラダ。ごく普通のサラダなんだけども,ひとつはドレッシングがよろしいのですね。グリーンドレッシングともうひとつ,茶色いドレッシングがあるんだけど,ぼくはグリーンドレッシングをもっぱら好む。
 このドレッシングは店で買うこともできる。いくつかのスーパーでも売っている。

● 最後はコーヒーか紅茶かアイスクリーム。ずっとアイスクリームにしている。アイスクリームにすると,ウェイティングルームでも飲めるウーロン茶が付いてくる。
 ウーロン茶で口の中をサッパリさせてお帰りください,ということだろうね。

● 何度か,値段は上がっている。であっても,値段以上のものを返してくれる。お客さんの8割かそれ以上がリピーターだろうと思う。

2016.07.23 烏山の山あげ祭

● 烏山では昨日から山あげ祭が始まっている。烏山とは因縁浅からぬものがあるんだけれども,山あげ祭をきちんと見たことはない。
 つまり,山があがるところをつぶさに眺めたことはない。ずっと昔にあったのかもしれないけれども,記憶にない。

● 今年も祭りは見ないで終わりそうだ。もともと,祭りっていうのは,唯一無二のお客は神さまであって,催行者(氏子)が神さまをお祭り申しあげるのものだ。それが全てであって,「見る阿呆」の存在は不要である。
 祭りを観光資源として捉えるようになったのは最近のことであって,ずっとその地域内で完結していた催事であったろう。
 だから,ぼくなんぞが見に行こうが行くまいが,そんなのは祭りからしたらどうでもいいことだ。

● が,山あげ祭が街おこしの具となった感がある今では,あの手この手でお客を呼ぶ算段に努めているだろう。
 その観点から申しあげるなら,東力士を製造している島崎酒造が,山あげ祭りの期間中,仕込水を飲ませてくれる。これは飲んでおいて損はない。
 マッタリとした,ネットリとした,濃い水だ。腹にたまる水,とでも言おうか。夏だからといって,冷蔵庫で冷やしているわけではもちろんない。が,キリッと冷えている。ありていに申して,かなり旨いのだ。

● 烏山は人口の減少率が大きく,この祭りを維持するのも大変だという声を聞いたことがある。当番町の居住者だけですべてを賄うことは,かなり以前からできなくなっているのではないか。
 それでも,少なくなった若者や女子高校生(野外劇で主役を務めるのは彼女たちだ)が必死に踏ん張って支えている。
 とわかっていながら,スルーしてしまっているのは誠に申しわけのないことなんだが。

2016.07.22 氏家の「みやこ家」

● 氏家の「みやこ家」で相方と待ち合わせた。ぼくの方が早く着いたので,ネギチャーシューと最近メニューに加わったハイボール(ダブル)を注文。
 ネギチャーシューが300円で,ハイボールが380円。ジョッキはトリスのやつ。トリスのハイボールでやんしょうか。

● 問題はネギチャーシューだ。これを初めて食べたとき,何とかパクれないかと思った。要は,ネギとチャーシューを細かく切って和えればいいのだ。そこに辛みを加えればいい。
 ところがなかなかね,今に至るも,パクる作業を実行に移していない。早い話,ここに食べに来ればいいんだから。

● あとから来た相方にネギチャーシューを試食してもらったら,これが大好評。
 ということなので,ネギチャーシューとハイボールをお代わりすることに。ネギチャーシューの辛みがね,ラー油と唐辛子と,あとほかに何かあるんだろうか。
 それと,フワット感だね。綿菓子のようにフワッとした感じ。これをどうやって出すのか。全体を和えたあと,少し寝かせて馴染ませるのか。そんなことをしたのでは,フワット感が抜けてしまいそうでもあるけど。

● 相方が注文したのは,濃厚つけ麺。みやこ家の定番。ぼくもそれを分けてもらった。唐辛子をかけすぎるほどかけて食べるのが吉。ここの唐辛子はあまり辛くないから。
 これでしっかり満腹になった。

2016.07.22 Facebookは中高年の男性が支えている?

● 今日の読売新聞。これによると,10代男性のFacebook利用率は劇的に下がっているのに,40代,50代のオヤジ世代の利用率が高い。
 そうなのか。中高年というか初老世代に属する自分もFacebookを始めたくらいだから(今年2月のこと),中高年男性もかなりやっているのだろうとは思っていたけど。

● 中高年男性がなぜFacebookに行くのか。この記事でも触れられてはいる。
 ネットを介して幅広くつながれる,実名だから安心だ,の2つ。けど,それでは理由になっていない。2つとも40代や50代に限らず,誰にでもあてはまることだからだ。
 実名なら必ず安心かっていうのも,じつは疑問だけれども,たとえ実名が安心につながるとしても,それをいうなら女性にとっては一層そうかもしれない。

● この記事では,Facebookを介して女性がストーカー被害(?)に遇っている的な紹介のされ方もしている。けれども,ここに登場している女性が「監視されているようだ」と言っているのは,ちょっと違うんだよね。
 どういうことかというと,中高年男性のいう「使う」と,大方の女性がいう「使う」は,措定される水準がぜんぜん違うのだと思う。

● 大方の女性の「使う」は,中高年男性に言わせると,使っているうちに入らないのかもしれないよ。
 逆に,中高年男性的な使い方をされると,大方の女性は監視されていると思ってしまうのかもなぁ。
 ヘビーに使うかライトに使うか。一般的にいえば,ライトな使い方の方が高級かもしれないけどね。

● にしてもだよ,オヤジ世代のFacebook利用率が高いのはなぜなのだろう。自己顕示欲が高いのか。最先端のSNSを使っているオレってどうよ,ってか。いくら何でも,そこまで馬鹿じゃないよな。
 中高年男性が牽引しているものにロクなものはないという一般則(?)に則れば,Facebookの先行きは意外に楽観できないのかもしれないな。

2016.07.21 氏家は「なかやま」さんの焼きそば

● 週に1回はお昼に「なかやま」さんの焼きそばを食べている。ぼくは毎回,500円の大盛り。旨いんだわ,これが。

● 焼きそばであれ,蕎麦であれ,うどんであれ,パスタであれ,旨いか不味いかを決める最終ファクターは麺それ自体の出来だと思う。
 スープやソースがどうとか,茹で方がどうとか,そりゃそういうのも大事というか基本的な要件ではあるけれども,つまりのつまりは,麺そのもので決まる。そうではないですか。

● 「なかやま」さんの本業は製麺業だ。したがって,焼きそばの麺も自家製麺。うどんも中華麺も作っている。
 そのうち,焼きそばだけは旦那さんが鉄板で焼いて,最終製品にしているわけだ。テイクアウト専用だけど。

● ところで。氏家といえば「氏家うどん」を売り出し中だ。氏家うどんを供する店はいくつかある。そのすべてに行ったわけではないけれども,ぼくが行ったところでは,どうも自分でうどんを打っているのではないようだった。業者が打ったのを購入しているっぽい。
 たぶん,フニューフーズのものではないかなぁ。市内のスーパーでも売っているやつだ。

● 「なかやま」さんでも生麺,乾麺のうどんは作っている。最近,氏家うどんの冠を付けた製品も出したようだ。
 近いうちに試してみようと思う。中華麺は一度買って行って,自宅で茹でて食べてみた。スーパーで売っているものより少しお高いんだけど,その分間違いなく旨い。それは実地で体験済み。

2016年7月21日木曜日

2016.07.18 ベルモールのスターバックスでまったりした

● スタバやタリーズには,当然ぼくも行く。だけども,女子高校生がやるような長居はなかなかできない。
 一人で行くことが多い。何をして過ごすかというと,ひとつはピープルウォッチング。今どきの世相を自分以外のお客さんの様子から窺おうとする。野次馬になる。

● もうひとつは,ノートを開いて何かを書く。こういうところに行くと,不思議に何かしら書くことが出てくるものだ。
 あとは普通にスマホをいじったりしている。要するに,特別なことはしていない。

● で,こうしていると,そんなにまったりとはできない。案外,せわしない。男とはすべからくそういうもの・・・・・・でもないと思うんだけど。

● 今日はヨメとベルモールに出かけた。ここ1ヵ月はいろんなことがありすぎた。すでに大きな山は越えたと思う。けど,細かいことでやり残していることがまだまだある。ポツポツ片づけていこうと思う。
 今日はそういうこととは関係なく,イトーヨーカドーのハッピーデーだったので(5%安くなる),普通に買いものに出かけてみた。

● そのイトーヨーカドーをはじめ,ベルモール内のいくつかのお店を回って,最後にスタバに入った。ヨメがアイスコーヒーの大きいのを注文した。108円追加でもう1杯頼めるらしい。それで,ぼくは普通のコーヒーを。
 結局,二人で500円程度でスタバのコーヒーを楽しむことができた。

● 場所は入口に最も近い二人がけの丸テーブル。そういうところは,最後まで空いてるものですか。
 ところが,この場所が案に相違して,なかなか快適だった。一度腰をおろしてしまうと,動きたくない感に満たされた。
 結局,1時間ほどもいたろうか。女子高校生には及ばないけれども,自分としてはわりと長くいたなと思う。ひょっとすると,今までで一番長くいたかも。

● 腰をおろしてまったりというときの想像上の第1位は,世界一周クルーズの最中に,客船のデッキのチェアに腰をかけて海を眺めている図だ。
 第2位はどこぞの高級ホテルのロビーか通路に置かれている椅子に座って,通り過ぎる人を眺めたり本を読んで過ごすこと。
 憧れのシーンだね。でも,スタバでこういう過ごし方ができるんだったら,豪華客船も高級ホテルも要らないかな,と思った。

2016.07.17 「さぼてん」のカツサンド

● ぼくのように人生の半分以上を昭和の御代に過ごした者にとって,トンカツはかなりの贅沢品だ。とにかく肉は貴重だった。牛肉にとどまらない。豚肉も同じだ。
 貴重ゆえに,トンカツの肉は薄いのだった。肉を叩いて延ばすのだ。これが面白いように延びる。って,体験したかのごとくに書いているんだけど,どうもそうだったらしいのだ。

● その薄く延ばした肉を切って,衣をつけて揚げる。それがつまりトンカツというものだ。そのようなトンカツであっても,充分以上に贅沢品だったのだよ。
 だから,初めて,叩いて延ばしたのじゃない,厚い肉のトンカツを食べたときには驚愕した。驚愕したわりには,それを食べたのがいつ,どこでだったのかは憶えていないんだけど。
 ただし,断言するけれども,社会人になってからのことだ。今あるような厚さのトンカツは,庶民が行くような店にはなかったのだ。

● 「さぼてん」はチェーン店で,全国のどこにもある。ありがたがる店ではないのかもしれない。ところが,ぼくのような者は,こんなに贅沢なトンカツを喰ったら罰があたるんじゃないかと思うのだ。
 ごく稀にだけれども,「さぼてん」で串揚げを肴にビールを飲むことがある。こういう贅沢ができるようになったんだ,オレ,とか思う。
 だけど,“オレ”の問題じゃなくて,時代の問題だね。“オレ”の努力の結果,こうなったわけじゃない。

● 今日は昼過ぎに,「さぼてん」でテイクアウトのカツサンドを買った。それに缶のヱビスビールを合わせて,昼食にした。
 じつにどうも,けっこうなものだった。

2016.07.16 卒業証書と卒業アルバムを捨てた

● その流れで,いろんなものを処分している。
 そのひとつが,高校と大学の卒業証書と卒業アルバムだ。何のためらいもなく,燃えるゴミに出した。むしろ,よく今まで取っておいたね,こういうものをね。
 小中の卒業証書はひょっとしたら実家のどこかにあるのかもしれない。自宅にはなかったので処分することはできなかったけれども,見つけ次第,火あぶりの刑だな。

● 卒業証書って取っておいたところで,具体的に役に立つ局面はほぼない。何かをするときに卒業証書のコピーですむことってまずないからね。たいては卒業証明書をもらってこいっていう話になる。
 ぼくは今を去ること27年前に放送大学に入学したんだけど,唯一,そのときだけ既卒業校の卒業証書のコピーで手続きできた(その放送大学の卒業証書も捨てた)。

● 卒業アルバムには若き日の自分が写っている。青春のメモリアル。といって,その青春ももうどうでもいいもんね。
 っていうか,卒業したと同時にどうでもよくなっていたんだけど,こういうのはとっておくものだという常識に縛られていてね,今まで持ち続けてしまったというわけだった。実際,開いて見たのは二,三度だけだ。

● こういうのって,ほかにもたくさんあるね。さっさと処分するに限るな。

2016.07.15 奥さんが大型家具を処分する決意をした

● 自宅の大掃除をしている。まず,大型家具(=高級家具?)を捨てた。自宅を建てたときに,実家の親がくれた大きすぎる食器棚。嫁入り道具のタンス。鏡台。リビングダンスとでもいえばいいのか,テレビを置くための台や,アルバムを保存しておくための書棚が付いているやつ。若い頃から使っていた机。
 引っ越し業者に来てもらって,外に出した。ヨメが持ってきた嫁入り道具は,ほとんどなくなってしまったな。

● もちろん,まだまだ使える。孫の代まで使えるかもしれない。モノとしては。が,子どもはいないんだし,ぼくらの代でお役御免になるものだ。
 となれば,大きくて重いものは持っていたくないというのが,ヨメの意見。それと,まぁ,大きく模様替えをしたくなったんだろうな。
 こういうものは,奥さんの意向を百パーセント尊重すべきだろう。家は巣であり,巣作りは奥さんの仕事だ。何と言ったって家を使うのは奥さんであって,旦那さんはつまるところ居候にすぎないわけだから。

● 一人で動かせないモノはどんどん捨てて,その後に,プラスチック製でキャスター付きの軽いタンスというのか収納グッズを置いている。かなりの数になる。ニトリあたりで買ったものかと思う。
 この手のお手軽家具が登場したのは,そんなに昔ではないらしい。見た目もチープだから,家の中の様子も今までとはだいぶ変わった。
 見た目より使い勝手を重視すると,木製家具からプラスチック製収納グッズに移行することになる。ぼくもそれでいいと思っている。


(2016.07.21 追記)

 役場に連絡したうえで,家の外に出しておくと,持っていってくれる。
 ただし,1個あたり4,000円の手数料がかかる。6つあったので,24,000円ほどの出費になった。

2016年7月14日木曜日

2016.07.14 スマホを持ち歩くということは

● 株式取引アプリだけじゃない。スマホを持ち歩いていれば,何もしないでも,何月何日何時何分に自分がどこにいたかを記録することができる。睡眠のログもとれる。
 NHKのラジオ番組を録音して語学の勉強に役立てることもできる。NHKなんかスキップして,もっといい教材を引っぱってくることもできるだろう。

● サイクリングでどこを走ったかも自動的に記録してくれる。気になったブツが目に入ったときには写真や動画に残すことができる。TwitterやFacebookに投稿することもできる。
 百科事典を持ち歩いているも同然だ。家計管理だって忘れないうちに,その場でやれる。

● テレビであり,ラジオであり,ボイスレコーダーであり,ビデオカメラであり,電卓であり,音楽再生プレーヤーであり・・・・・・という,器機としての多能性もさることながら,それ以上にインターネットがポケットに入るということ。
 これ,世界がそのままポケットに入るというのと何が違う?

● 入力装置としてのパソコンは依然として必要だけれど,入力以外はスマホですむ。世界をデジタルにする,その結果をポケットに入るスマホで操る。
 その行き着く先に何があるのか。現在は,まだその途上。途上から先はほとんど見えないのだが。

2016年7月13日水曜日

2016.07.13 株式取引アプリ

● 株に手を染めたのはバブルの残り香が残っていた頃か。上手く行ったこともあるし,350万円ほどを紙くずにしてしまったこともある。それ以外にも損失多し。
 信用できる評論家(邱永漢さんだった)についていった頃は良かったんだけど,自分で判断したらとんでもないことになった。

● 痛恨の判断ミスは,北海道拓殖銀行が倒産したあたりを底つきだと思ってしまったこと。とんでもなかったね。それから山一証券が倒れた。冬の時代は長く続いた。

● 昔,千株単位でしか売買できなかった頃と比べると,出来高も膨大に膨れあがっている。
 その膨大な取引をこなせているのは,IT化の賜だろう。売り買いの注文も,以前は証券会社に電話するしかなかった。今はネットでやっている人が大半だろう。

● ネットを使うことのメリットは,証券会社の営業マンの講釈を聞かされなくてすむことだ。営業攻勢はかなり迷惑だったからね。ぼくは電話攻勢を受けることはなかったんだけど。
 売買手数料も安くなっているのだろう。それゆえ,株人口も増えているんだろうな。

● でもないのか。日本人は貯金一辺倒で,株に行く人が少ない,例外的な国だと言われていた。これは今でも変わっていないんだろうか。
 マイナス金利の時代だ。銀行にお金を預けておいても仕方がない。なにせ1万円を1年間預けて,もらえる利息が1円なんだから(定期預金の場合)。現時点での預金のメリットは,盗難防止という一点に尽きるだろう。少なくとも,定期,普通,当座の別は意味を持たなくなった。
 それでも,安全性重視で,株なんてとんでもないと考える人が多いんだろうかね。

● ま,ともあれ。株はネットでやる人が増えているのは間違いないはずだ。となると,各証券会社でも,顧客に対してネットならではの利便性を提供しなければならない。他社がやっているんだから,やらないわけにはいかない。
 顧客が保有している株の価格を時系列で見ることができ,買値との差額が一目瞭然にわかり,株式市場全体の動きや,個別銘柄の推移をチャートで表示し,といったじつに痒いところに手が届くものだ。

● 昔はヤフー・ファイナンスというものがあった(今でもある)。ヤフーIDで登録すれば,やはり便利に使えたもので,インターネットってすごいなぁと思ったものだった。昔の話だ。
 今,各証券会社が出しているアプリはそれをしのぐんだろうな。スマホさえあれば,いつでもどこにいても株の売買ができ,その記録を自動的に残すことができ,自分のパフォーマンスを確認することができる。
 昔を知る人間にすれば,とんでもない時代(もちろん,いい意味で)になったと思う。

2016年7月12日火曜日

2016.07.12 入居者のいないアパート群

● わが家から駅に向かう途中,かなりの数のアパートがある。ぼくが10日まで借りていたアパートもその中にある。
 その中でひときわ目立つのが,A棟からE棟までの5棟のアパートが建っているところ。1棟あたりいくつの部屋があるのかは数える気にならないが,かなり広い敷地になる。

● で,その5棟のアパートに入居者がいない。正確にいうと,1台だけ車が停まっているから,ひと部屋だけは埋まっているのかもしれない。
 建て替えるために入居者を追い出している最中じゃないのという見方もできるかもしれない。が,入居者が皆無の4棟も数年間,そのままになっている。

● これだけのアパートを建てるのにどれだけのお金がかかったのだろう。地主が払っている固定資産税はいくらになるのだろう。
 これではまったく償却できていないはずだ。

● 空いた土地をどう使うか。何も考えない人がアパートを建てるのだ,と聞いたことがある。そうかもしれない。
 が,アパートを建てる以外に,この土地をどう使えばいいのか。少なくとも,ぼくには妙案がない。
 更地にしておけばよかった(損害を出さずにすんだ)とは思うけれども,更地のままにしておいたのでは,土地を活かしているとはいえない。

● 家賃が高いから入居者がいないということかもしれない。人口が減っている。貸家はすでに余っている。需給法則からすれば,家賃は下がるのが道理だ。
 しかし,過去の(昨日までの)相場が頭に入っていると,どうしてもそれに引きずられるのだろうか。

● 土地に勢いがあれば,人を集めることができる。人が集まれば,家賃が高くても人は住む。けれども,その勢いが全国的に失われているわけでね。
 おそらく,家賃云々以前に人が集まらない土地になってしまったのだろうな。地主はそこの見通しを誤ったんだろう。仲介業者の口車に乗ってしまったか。

● 入居者がいないアパートが5棟もあると,それじたいがブラックホールのような不気味さを呈する景観になってしまう。
 地主はこれからどうするつもりなのだろう。いや,難問なんだけどね。

2016年7月11日月曜日

2016.07.11 林葉直子さん

● かつて女流プロのアイドル的存在だった林葉直子さん。ネットに現在の画像がある。かつてとはまるで違っていた。
 本人はどう思っているのかわからないけれども,お気楽な外野としては,どこで歯車が狂ってしまったんだろうかと考えてしまう。ずっと女流棋士を続けていれば。

● 石をもて追われるように将棋界を去り,エッセイや漫画原作を書き,ヌード写真集を出し,豊胸手術をし,お店を出してつぶし,自己破産し,酒に溺れて肝硬変になり,その間,中原誠との不倫騒ぎがあり・・・・・・。
 なまじルックスが良かったために,周りに持ちあげられて,使い捨てられた感もあり。多方面に小才もあったのだろう。小器用だったのか。不器用に将棋だけやっていることはできなかったか。

● 師匠が米長さんだったことも災いしたろうか。いろんなことをやっていた師匠だったから。
 でも,師匠が彼女の年齢のときには,将棋の勉強しかしていなかったと思うんだがな。
 奨励会を卒業できなかったことで,女流プロといってもその内実はプロじゃないと醒めていたところがあったのか。そのために将棋への情熱をつないでいくことができなかったのか。

● 1994に「心身ともに疲労を感じ極限状態にあるのですべての活動を停止ししばらく休養したい,棋士としての処遇は日本将棋連盟理事会の決定にしたがう」と休養願いを提出したらしい。このときに,誰か有効なアドバイスをする人はいなかったのか。この時点ですでに味方はいなくなっていたんだろうかねぇ。
 このあと対局場に現れないという失踪事件を起こす。そこから先はすべてが転落のプロセスとしか思えない。
 あそこでどうにかできなかったのかと思う。どうにもできなかったんだろうな,とも思う。

● 以上,大きなお世話だろうけどさ。

2016.07.10 高根沢町の「昭和軒」

● 20年以上前に二,三度行ったことがある。それ以来,バッタリと行かなくなって,今日に至る。なんだけど,最近,ひとりで二度行ってみた。
 二度とも食べたのは,写真のネギラーメン。

● 以前のもう不確かになった記憶では,けっこう油を使っていた。味は昔懐かしっていうものだった。
 なんだけれども,今回食べたネギラーメンはしごくアッサリとしたものだった。油なんかまるで浮いていない。
 巷では,まだ濃厚が主流の位置にあると思われるところ,これだけのアッサリはぼく的には新鮮な印象。

● メニューを見ると,けっこう以上に本格派の中華料理屋の印象を受ける。これは20年前もそうだった。
 その時点でだいぶ長く続いているといった趣があった。それからさらに20年。よく続いているなぁと思う。
 ひょっとすると代替わりがあって味が変わったんだろうか。あるいは,看板は同じでも中で働いている人はそっくり入れ替わっているんだろうか。

● 主には夜のお店のようだ。何人かのグループで行って,酒を酌み交わしながら複数の中華料理を楽しむというのが,この店の味わい方の王道だろう。

2016.07.10 ちょっ蔵広場の縁日

● 宝積寺駅東口を出たところの「ちょっ蔵広場」。この時期は特に用事がなくても,ここに出かけて日陰のベンチに腰を下ろす。風が吹き抜けていくのが気持ちいい。戸外の避暑地だ。

● ぼくらは軽井沢や那須に別荘を持つことはできない。ま,別荘なんて欲しいとも思わないけれどね。
 その代わり,避暑地に行かなくても,こういう風の通るところでしばらくボーッとするのにお金はかからない。お金はなくても避暑はできる。
 問題は,そこが喫煙コーナーになっていることだね。喫わない人にとっては,たとえ風が通るとしてもあんまりいたくないスポットかもしれない。

● ともあれ。そのちょっ蔵広場ではしばしばイベントが開催される。今日ももの売りのテントがいくつも並んで,混み合っていた。
 生ビールを出しているところもある。この暑さだからね,いくらでも売れるだろうね。ぼくも1杯所望した。500円。あとツマミの串を3本。しめて800円。
 このお店,笑いが止まらなかったに違いない。

● こうした縁日的な風景は,もちろん嫌いではない。が,外から眺めているだけのことが多かった。中に入って縁日を味わう人になることって,あまりなかったような気がする。
 見ようによっちゃ,都市部は毎日が縁日のようなものだしね。ことさらに祝祭空間に身を置いてみたいっていう気にもならないっちゃならないわけでね。

● だからか,今日も中に入ってはみたものの,どうもうまく溶けこめていなかったようだ。うまく溶けこめなければうまく楽しめない。何事も経験であるな。

2016.07.10 アパートを引き払った

● ゆえあって,2012年の8月から自宅から歩いて5分のところにアパートを借りた。以来,4年と2ヵ月の間,その8畳一間,1Kのアパートにお世話になった。
 今回,アパートにいなければならない理由が消滅したので,アパートを引き払って自宅に戻ることになった。

● 荷物を捨てたり,自宅に持ち帰ったり,掃除をしたり。カーペットなので,掃除機をかけただけでは毛髪などが残ってしまう。カーペット用のコロコロを使ったら,採れるわ採れるわ。
 ほかにもトイレや風呂場,台所を大掃除した。住まなくなる直前ではなくて,住んでいるうちにこうしておくんだったなぁと思った。

アパートからの眺め。何の変哲もない田舎の風景
● こういう場合,どこまで掃除をしておけばいいのか。どうせ業者が入って掃除はするんだろうから適当でいいんだろうか。そのあたり,よくわからない。
 が,汚いままにして去るわけにはいかないだろう。そこは常識の範囲というものがあるんだろう。

● 集中してやれば半日で終わったろうけど,こういう部分での集中はできない方で,結局,何日かに分けてやることになってしまった。
 で,今日が鍵の引渡し日。業者の方が中を点検して,きれいに住んでくださってありがとうございました,と言った。ホッとしたよ。普段は掃除なんてあまりしなかったからね。

● 今月分の家賃はまるまるひと月分払うのだと思っていた。ら。日割り計算になるのだった。だったら,もっと早く引き払っておくんだったなと思った。少なくとも1週間は早めることができた。
 でも,まぁ,こういうのはね,あんまり合理性を追求しない方がいいとも思うので。と,自分の優柔不断(さっさと撤退作業をしなかったこと)を正当化しておこう。

2016.07.09 128GBのSDカード

● 最近,自分が浦島太郎だと思ったこと。SDカードに128GBのものがあることを知ったんですよ。いや,もっと大容量のがあるのかもしれないんだけど(512GBまであるみたいだね)。
 SDカードもmicroSDカードも32GBでだいたい間に合っているので,ショップの売り場を覗くこともなかったんですよね。

● microSDカードの128GBをヤフオクで落とした。サンディスクの製品。ソニーの WALKMAN で使うため。
 次いで普通サイズの128GBをヨメが買ってくれた。数千円だったらしい。聞いたことのないメーカーの製品。こちらはパソコンに挿入して使っているが,まったく問題ない。
 パソコン本体のハードディスクに保存しておいたデータをほぼすべて,SDカードに移行した。これだけの容量があれば,それが可能だ。いずれ,外付けハードディスクにバックアップを取るけれども,それまでの間,パソコン本体ではなくSDカードに入れておいたほうが,少しは安心感がある。

● SDカードって長らく32GBでとまっていた印象がある。とはいっても,あんな小さいカードに32GBも保存できるなんて,なんてサイバーなんだと,ぼくは思っていた。
 SDXCカード規格ができて,64GBのSDカードが出た。いつだったか。2009年だったか2010年だったか。64GBも保存できるなんてちょっとしたハードディスクじゃんと思った。

● 当時のiPodで最大容量のものが80GBじゃなかったか。ぼくはiPodは持っていなかったけれど,スマホで音楽を聴くのに,64GBも入るんだったら楽曲データのすべてを持ち歩けると思ったのだったか。
 あるいは,楽曲データに限らず,自分が作ったすべてのファイルをSDカード1枚に容れておけると思ったのだったか。

● ので,64GBのSDカードを購入した。3万数千円だった。32GBは1万円をはるかに切っていたから,そんなにするのかと思った。でも,買った。
 のだが。買ったはいいけど,当時のぼくのパソコンは64GBのSDカードを認識しなかった。従来のドライバーでは認識しないようなのだった。結局,お蔵入りになってしまった。

● というようなことを思いだし,あ~ぁとため息をつきながら,128GBのSDカードを使っている。これはもう価格破壊なんていう生やさしいものじゃないな。
 ま,昔からそうなんだけどね。すぐに使い倒して元を取るつもりで買わないといけないね。

2016年7月9日土曜日

2016.07.08 株必勝法-7則

その1-東証1部以外に手を出すな
 東証1部以外の市場に手を出さないこと。2部もジャスダックもマザーズもあかん。
 将来の成長株はこの辺に落ちているのかもしれない。が,何が成長株なのかは素人にわかるものじゃない。はずす可能性の方が圧倒的に高いと思え。
 昔,邱永漢さんの成長株理論が一世を風靡したが,それは日本経済が若かったからだ。今,同じ考え方をジャスダックやマザーズに適用するのは,かなり危険である。

その2-チャートや罫線は無視せよ
 チャートだのローソク足だの,あれだのこれだのは,ことごとく無視すること。それで飯を喰っているやつがいるけど,おしなべて貧乏なのではないか。そんなもので巧くいくなら,人に教えていないで自分一人で儲けを独占するがいい。
 かつて,柴田罫線なんていうのが喧伝された時期があったんだけど,今はどうなっているのかね。九重罫線なんてのもあったな。

その3-低位株を拾え
 これはぼくのオリジナルではまったくないんだけど,低位株を機械的に買っていく。建設株だろうと食品株だろうとIT株だろうと,何でもいい。東証1部の低位株を機械的に買って,数年保存。

その4-頻繁に売り買いするな
 したがって,売った買ったを頻繁にやらないこと。頻繁に売り買いをやらないではいられない人は,ネギを背負ってる鴨であることを自覚すること。
 自覚したうえで頻繁に売り買いをするのは,その人の勝手たるべし。

その5-売り時が難しい
 難しいのは買い時ではなくて,売り時だ。いつが売り時なのか。過ぎてみなければわからない。
 腹いっぱいに株を仕込んでおくべきか,キャッシュポジションを高くしておくべきか。今日現在はそのどちらなのか。これは本当にわからない。

その6-欲を抑えよ
 それゆえ,必勝法はないのである。ないのであるが,頭から尻尾までごっそり儲けさせていただこうなどと欲をかかないこと。
 ここを徹底できれば(つまり,欲を抑えることができれば)巧くいく確率が高くなる。

その7
 以上である。
 貴君が会社や役所からもらうであろう退職金程度の額を株でたたきだすのは,さほどに難しいことでもあるまい。欲を抑えてクールに健闘せよ。

2016.07.07 七夕に雨が降らなかったのは何年ぶりだろう

● 七夕とはそも何ものなのか。1年に一度,織姫と彦星が天の川を越えて会える日だ。デートできる日。
 ということしか知らないのが,普通の人だと思う。ぼくもそれしか知らなかった。
 ところが,ネット時代の今は,それ以上の知識が欲しいと思えば,パソコンかスマホで検索をかければ欲しいだけの知識が得られる。

● 織姫と彦星の伝説は古く漢の時代の中国にすでに見られるらしい。この話ってわりと垢抜けているイメージがある。垢抜けているものだから,ヨーロッパかアラブ起源ではないかと思っていたんだけど(ひじょうに嘆かわしい分類の仕方だな),中国だったのか。
 ちなみに,織姫星はこと座のベガで,彦星はわし座のアルタイルであるぞ。天の川をはさんで対峙(という言葉を使うのは,この場合は変なのだが)している。これはネット検索しなくても知っていたぞ。

● 7月7日が雨だと,その年に一度の逢瀬も叶わなくなる。ところが,7月7日といえば梅雨のまっただ中。滅多に晴れることはない。会えないことの方がはるかに多いだろう。
 太陰暦では今よりひと月ほど遅くなる。これでいくと,2016年の七夕は8月9日になるらしい。これなら,年に一度のデートも実現する確率がグンと高くなる。

● 1月1日を新春とするのも何だかなぁと思う。太陽暦の導入時に,日本の伝統的行事と暦をどう馴染ませるか検討はしたんだろうけどね。
 年中行事の多くは形骸化しつつある。その理由のひとつは,リアルの季節感とズレが生じてしまったからではないかと思っている。

● ま,ともあれ。今年の七夕は雨が降らなかった。夜,晴れていたかどうか,空を見あげて確認するのは忘れてしまったんだけど,たとえ天の川が雲に隠れていたとしても,雨は降っていなかったんだから,ふたりは会えたのだろうと思うことにする。

2016年7月7日木曜日

2016.07.06 千円カットの不思議

● ずっと千円カットのお世話になっている。千円カットのいいところは3つある。ひとつは15分か20分で終了すること。普通の理髪店だと1時間程度はかかる。あの席に座っているのが3分の1か4分の1ですむ。
 2番目は床屋政談的な世間話を仕掛けられなくてすむことだ。床屋政談なんてのは,人が喋っていいるのを聞くのも嫌な方だ。まして,自分がそんなことを喋らされるなんて,まっぴらだ。
 3番目が料金が安いこと。

● 料金に関していうなら,通常の理髪店の数分の1の時間で仕上げるんだから,通常店より高い料金を取ってもいいのではないか。タイムセービングの特急料金を上乗せして。
 というわけにはいかないんだな。風俗だって,1時間コースより2時間コースの方が高いんだろ,たぶん。
 してみると,結果としてというにとどまらず,プロセスにおいても快を与えるサービスは,時間と料金が比例し,電車(移動)のようなプロセスが快につながらないサービスは,時間と料金は反比例する?

● では,理髪はそのプロセスにおいて快を提供するか。ぼく的にはノーなんだがな。対して,電車移動は基本的に快。
 それゆえ,千円カットはもっと高くていいと思うし,新幹線のごときは短時間しか乗せてくれないのに高い料金を取るとはけしからん,と思っている。
 逆に各駅停車の電車は,長く乗せてくれて,料金が安い。じつにありがたい。もうすぐ「青春18きっぷ」が使える時期になる。さらに安くなる。じつにじつに,ありがたい。

2016.07.05 料亭よしの

● 吉野家の牛丼は日本の誇る国民食だと思っている。旨い,安い,速い。吉野家と競合するのは,「すき家」や「まるまつ」にとどまらず,マクドナルドやモスバーガーなどのハンバーガー店,丸亀製麺など色々あって,激戦区で戦っているという印象だ。

● その牛丼に生卵を付けて,卵かけ牛丼にして食べるのが,目下のマイブームだ。この“牛丼+生卵”は,吉野家を「料亭よしの」に変える。
 牛丼だけだとただの吉野家の牛丼だけれども,60円を追加して生卵を加えると,「料亭よしの」の卵牛飯とでもいうべきものになる(ならない?)。60円の魔術と言うべし。440円で料亭の味?

● 卵には醤油を数滴。くれぐれも入れすぎないように。唐辛子も控えめに(入れなくてもいいかも)。言うまでもないことながら,卵はよく溶いてください。そのうえで,牛丼にかける。
 したらば。韓国人になったつもりで牛丼と卵をよくかきまぜる。準備完了。ガバッと食べる。

● ふーむ,旨かよぉ。豚丼でやっても旨いんだけど,牛丼の方がシックリ来るように思いますな。

2016.07.04 Microsoft Surface を電車の中で使う人

● Surfaceはデスクかテーブルの上に置いて,椅子に座って操作するものだ。固い平面じゃないと安定しないから。
 普通のノートパソコンなら立ってでも使えないことはない。左手で持って,右手でキーを操作すれば。でも,Surfaceはそういうわけにいかない。その場合は,タブレットとして使えばいいわけだけど。

● 電車の中で使うんでも,Surfaceよりもノートパソコンの方が圧倒的に使いやすいはずだ。ラップトップとして使うならノートパソコン。
 でも,電車の中でSurfaceをいじっている人を見かけた。

● 画面をどうやって立てるのかといえば,膝の上に鞄を置いている。アタッシュケースのような固いものではなく,ずだ袋のような鞄だ。ずだ袋の中の荷物の場所を調整して,画面を立てているのだった。
 工夫というより無理矢理の感はあるけれども,こういうふうにすれば使い慣れているSurfaceを電車の中でも使えるのだな。

● 無理矢理を通すのも情熱だな。Surface愛。そうまでしてSurfaceにこだわらなくてもいいのじゃないかとも思ったんだけど。

2016.07.04 宇都宮駅の立ち食いそば

● 宇都宮駅7,8番線ホームにある立ち食いそばのスタンドで,かき揚げそばを食べた。400円。以前に比べれば,駅そばを食べる頻度はかなり減った。
 ぼくだけではないようだ。昔は,宇都宮駅には3つのスタンドがあったのだが,今はひとつだけになった。この世界にも栄枯盛衰がある。

● 立ち食いそばスタンドの最大の敵は,たぶん,ハンバーガーショップだ。今は駅構内にモスバーバーとロッテリアがあるけれど,その昔は関東バスの待合所にDomDomがあって,田舎びた宇都宮に都会の香りをふりまいていた。
 昔話(それも大昔)ですまん。

● ちなみに,この立ち食いそば,35年前でも250円くらいだった記憶がある。比較的,値を上げていない外食モノということになりそうだ。

● 宇都宮駅に関していえば,味は「いろり庵きらく」の方が旨い(と思う)。が,駅そばの風情というのがあって,ホームに流れるアナウンスの声や,電車が発着するときの音がBGMになる。
 昔はわずかな乗換えの合間に駅そばを食べることじたいが,旅行の趣たり得ていたように思うけれども,その旅行の趣というのがどんどん削ぎ落とされてきた。
 今は普通列車の窓も開かない仕様になっている。これじゃ駅弁も買えない(売れない)。そもそも,長距離列車がなくなった。40年前には上野発一関行きの普通列車があったんだがな。

● 電車は移動の手段として,より安全により速くを指向してきて,今がある。まったく正しい方向で,何も文句はないのだけれど,駅そばにとっては逆風なんだろうな。

2016年7月2日土曜日

2016.07.02 Chromebook

● パソコンなら,ブログもTwitterもFacebookもヤフオク入札も,ブラウザからアクセスできる。ぼくの場合はChromeを使っているけれど,Googleが提供しているサービスはChromeから当然入っていける。
 スマートフォンはそれぞれ専用アプリの出番となる。スマホ用のブラウザからパソコンと同様にできないわけではないんだけど,アプリを入れた方が段違いに使いやすくなる。

● パソコンはブラウザが入っていてネットにつながっていれば,それだけでほとんどすべての用が足りる。ゆえに,理屈のうえではChromebookで必要十分ということになる。実際にはあまり売れていないらしい。それが不思議なくらいだ。
 もっとWi-Fiが普及して,どこでもネットにつながれるようになれば,Chromebookはもっと普及するんでしょうね。

● ネットにつながっていないChromebookは,ただの金属の塊に過ぎなくなることが辛い。特に年輩者はネット以前のパソコンの記憶が染みついているから,スタンドアロンでも使えないと承知しないだろうな。
 ネットにつながっていない状態でWordやExcelを使うのは,年輩者にとっては何の違和感もない使い方だもんね。

● ゆえに,現状では,ネットにつながらない状態でもOfficeくらいは使えるようにしてくれるといいかな。MS-Officeのプリインストールはあり得ないだろうから,Googleドキュメントをオフラインで使えるようにできないかねぇ。
 って,Googleとすれば,それは妥協の範疇を逸脱するポリシー違反になるんだろな。

● もう少し時間が必要か。ぼく自身,現状では,次に買うのはChromebookとはならないもんなぁ。