2014年1月29日水曜日

2014.01.29 わずかの間にスマホがググッと良くなっていたこと

● 昨年5月に「10日間ほどパソコンなしの生活をしてみて」と題したエントリーを載せました。パソコンがないと手も足もでませんよ,スマホじゃパソコンの代わりにはなりませんよ,という内容。
 でも,この辺がずいぶん変わってきているようですね。

● 当時使っていたスマホはdocomoのSH-12C。OSはAndroid2.3。今はSC-06D(GALAXY SⅢ)を使用中。OSは4.1にバージョンアップしてある。
 このわずかな期間に,だいぶ様相が変わっていたようなんですね。これだったら,パソコンが使えなくなっても,手も足もでないという状態にはならずにすむかも。

● 次のふたつが大きい。ひとつは,Chromeが使えるようになっていること。もうひとつは,USBのホスト機能が備わっていること。
 Chromeは決定的ではない。決定的ではないけれども,スマホでもChromeを使えることの利便性は相当高い。
 一方,USBのホスト機能は決定的だ。キーボード,マウス,USBメモリを使うことができる。スマホを最小限の機能を持ったノートパソコンに変身させることができる。

● ぼくは時代遅れ野郎で,フローデータはUSBメモリに保存して,必要があれば持ち歩いている。パソコンが逝っちゃっても,スマホでUSBメモリが使えるのであれば,とりあえず継続性は保たれる。
 入力もキーボードでできるのだから,イライラ感は抑えられるだろう。もっとも,キーボードに関しては,レノボのThinkPadトラックポイントキーボードをBluetooth接続で使ってみたいんですけどね。

● もちろん,使い勝手はパソコンに遠く及ばないだろうし,パソコンでなければできないこともある。CDのリッピングとかね。スキャナをはじめ,パソコンでしか使えない周辺機器もあるわけだし。
 にしても,これなら手か足は充分に出せそうだ。

● タブレットならなおさらでしょ。リッピングなんて古いことはやらないよ,データはクラウドに置いてますよ,っていうのなら,パソコンは要らない感じ。なるほど,Microsoftは危機感を持つはずだ。
 となると,出たばかりのXperia Z Ultraが気になってくる。これ1台あればほかは何も要らん,っていうたたずまい。

● 最初から入っている音楽再生アプリの使い勝手も良くなっているし,画面の見やすさ,バッテリィのもちなど,基本性能も格段に向上している。この世界では大事に長く使うってのは,美徳ではないんですかねぇ。
 GALAXY SⅢでこう思うんだから,最新型はどういうことになっているのか。

● しかし,まぁ,パソコンをヘビーに使い倒している人にはあてはまらない。ライトユーザーに限る話ではある。ガンガン入力するとか,エクセルを多用している人は,パソコンでなきゃストレスが溜まってしょうがないだろうから。

2014年1月3日金曜日

2014.01.03 久しぶりに日帰り温泉に行ってみた

● 栃木県には(栃木県に限らないのかもしれないけど),たいていの市町に温泉がある。「ふるさと創生」だかで,掘ったんでしたっけね。
 横並び発想の最たるものがこれだと思うんだけど,でも,あればあるでそれなりにありがたい。へたすると銭湯より安い料金で温泉に浸かれるんだから。

● 那須烏山市の曲畑ってところにある「壽乃湯」が初めて行った日帰り温泉施設だった。経営は民間。もう十数年も前のこと。
 ここを皮切りに,さくら市とか高根沢町とか那珂川町とか芳賀町とか真岡市とか,いろんなところに行った。

● 個人的なお勧めは,さくら市喜連川の「露天風呂」。市営の施設。300円。ピュアな源泉がかけ流しになっている。どれだけピュアかというと,濾過してないから,源泉に含まれる不純物っていうんですかね,土埃のようなものまで入ってくる。
 大きな露天風呂がひとつあるだけで,サウナも何もない。湯治場の趣もあって,地元の爺さんたちがお客さんのメイン。たいてい賑わっている。
 知る人ぞ知る温泉なんでしょうね,中には遠くから(たとえば茨城県とか)わざわざこの温泉に入るために,車を飛ばしてくる人もいたりする。
 温度がかなり高いので(45度くらいあるんじゃないか),熱いのが苦手な人には厳しいんだけど,大げさにいえば,地球の生命水に浸かっているような気分になれる。サウナなんぞは小賢しく思えてくる。

● もうひとつ。同じ喜連川なんだけど,「早乙女温泉」。民営。白濁した湯で,こちらも源泉かけ流し。駐車場まで硫黄の臭いが漂ってくる。
 こちらも半露天の浴槽があるだけで,余計なものがない。鬼怒川とか塩原に行かずとも,ここで充分じゃないかと思えますな。

● もちろん,旅館に泊まって旨い料理と酒が付いて,思いっきりユッタリできるのは,そうした温泉場ならではだけれども。
 日帰り施設にありがちなのは,聞きたくもないカラオケを聞かせられることで(歌っているのはたいてい年寄り),ゆえに入浴後の休憩は省略して,さっさと帰宅してしまうことになりがちだ。

● とはいえ,冬場は温泉に限りますよね。数百円で得られる快楽としては,この種の温泉に勝るものはなかなかないんじゃないでしょうかねぇ。
 で,けっこう行ってたんですよ,しばらく前までは。
 それが,去年は一度も行かなかったと思う。その前の年はどうだったか。

● で,今日,本当に久しぶりに行ってきたんですよ,日帰り温泉。行ったのは高根沢町の「元気あっぷむら」ってとこなんですけど。
 循環させてるんだけど,湯量は充分で,広々とした露天と内湯。サウナに寝湯。休憩スペースも充実。カラオケ公害もない。
 料金は日中は600円。午後5時を過ぎると400円になる。

● ここのお勧めは寝湯ですな。ぬるいからいくらでも浸かっていられる。ほんとに寝ちゃいそうになったりする。
 今日は2時間で帰ってきたんだけど,いようと思えば半日はいられますね,ぼくは。出たり入ったりしてね。

● ここね,以前はかなり混んでたんですよね。洗い場がなかなか空かなかったほど。近くにゴルフ場があるんで,首都圏からゴルフにきたお客さんが帰りに寄っていったりとかね。
 ところが,年々,客足は減少傾向にある。経営は楽ではないらしい。今日は新年のこととてけっこう混んでいて,もうちょっと空いてればなぁと思ったりしたんだけどね。

● やっぱいいもんですね。伸び伸びするし。あったまるしね。お金をかけずとも,快楽ってあるもんですな。
 昔からの温泉場って,今でもなかなか苦戦しているんだろうけど,その理由ってさ,不景気云々のほかに,各地にこんなお安い施設ができてしまったこともあるのかもしれないね。悪くいえば,公による民業圧迫になるのかもしれないんだけどさ。