● うちの17歳の豚児なんですけど。iPhoneユーザーなわけですよ。もともとはdocomoのAndroidを使ってたんだけど,iPhoneがいいというんでauにキャリア変更。
4,4S,5,5Sと乗り継いでいるわけです。昨年の9月には5Sの発売日にauショップで速攻購入。
● 5Sからはdocomoも参入。docomoに替えないのかと訊いたらば,auの方が速度がでるから,とかで。
5までは遅かったんだけど,5Sになると速くなるらしかった。LTEが整備されるタイミングと重なったのか,5Sの性能なのか,その辺のところは知らないけれど。
なので,そうなのかと,auで機種変。
● ところが,先々週あたりからdocomoに替えたいと騒ぎ始めた。だったら,何であのときにdocomoにしなかったんだ,アホ,とか思っちゃいましてね。
おまえは我慢というものを知らなすぎる。もう17歳なんだから,少しは我慢も覚えろ。どうしてもというなら,自分でバイトでもしてカネを作れ。
というわけで,はなから相手にしない態度だったわけですね,こちらとしては。
● ところが,ねぇ,iPhoneに関してはキャリア間の顧客争奪戦が凄まじいですな。他キャリアからの乗換組に対しては,32GBの端末価格が9千円ですよ。分割購入なら6万円のキャッシュバック。
結局,一括購入にしたんだけど,24ヶ月は通信料が安くなる。そのままauにいたのとほぼ同じ額になる。
● その一括購入の端末価格と,auに支払う解約手数料やあれやこれやで,2万7千円ほどの追加出費が生じた。だけど,それまで使っていた端末がハードオフで3万円で売れた。
つまりは,若干の黒字を出しつつ,自分が使用する端末を新品に替えられた(正確にいうと,30日にこの手続きをしたんだけど,翌31日だけで1ヶ月分の通信料を払わなければならないから,若干の赤になる)。
● しかも,発売当初はゴールドが品薄で,シルバーで妥協したんだけども,今回はゴールドをゲット。豚児はすこぶるご満悦だった。
じつのところ,ゴールドへの未練もキャリア変更を言いだした理由のひとつになっていたと思うんですけどね。
● これほどの優遇はiPhoneだけらしい。にしても,docomoもauもSoftBankもとんでもなくバカげた消耗戦をやっていないか。
バカげた消耗戦だってことはよくよくわかってやっているんでしょうね。何が理由なんだ。アップルから締めつけがあるのか。この期間にこれだけ売れ,とか。でもアップルはSIMフリーのiPhoneを自分でも売ってるんだよな(ぼくならそれを買って,OCNのSIMをさして使うと思うんですけどね)。
どうも,アップルが猿回しで,日本の3キャリアが猿に見えてくるんだけどねぇ。SoftBankはiPhoneのおかげで大きくなれたんだから,賢い猿ってことでしょうけどね。
● ぼくは自分がiPhoneに無関心なので,どうもピンと来ないんだけれども,iPhoneがそれだけ人気があるってことだよねぇ。イメージ作りが巧いのかなぁ。
● ともあれ,豚児はそうしたところまで情報収集をしたうえで,おずおずと親にプレゼンを始めたんだと思うんですよ。それに対して聞く耳を持たなかったことを反省しましたね。すまなかったなぁ,と。
まずは話を聞くところから始めるってのは,相手が子どもであっても重要だなぁと思った次第です。
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