買わない理由が値段なら買え,買う理由が値段なら買うな。
古本に関する有名な格言です。迷うなら,買う買わない双方の理由があるはずです。欲しい本なのだけれど価格が高いから迷っているなら買った方が良い。欲しくない本だけれども価格が安いから迷っているなら買わない方が良い,という意味です。
● これは古本に限らず,買物全般に当てはまるよなぁ。特に後段。
買った理由が「安かったから」は最悪。それやってると家の中が倉庫になってしまうし,いつまで経っても貧乏のまま。
● 安いから買う,は,人生を半分捨てているに等しいんだわ。欲しいものは定価でも買え,要らないものはタダでやると言われても断れ。
その方がコスト極小化に資するんだと思いますわ。あと,時間もコストであることを忘れるな。
● “安いから買う” が身についてしまうと,欲しい欲しくない,要る要らない,の境界がぼやけてしまうんだよ。さほどに欲しくないもの,さほどに要らないもの,まで買ってしまうことになる。
結果,それが食べ物なら,食べたくなくなっても食べ続けることになる。食べたいものを食べる機会を逸することになるわけだし,デブる元にもなる。いいことなんてありゃしない。デブの原因は優柔不断と貧乏性なのよね。
しかし,これ,わかっていても治らないんだよね。
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