2021年11月26日金曜日

2021.11.26 「なか卯」で朝食を食べながら,幸せについて考える

● 宇都宮のオリオン通りの入口のところにある「なか卯」。最近,何度か,朝食を食べさせてもらっている。今日は銀鮭朝食,370円を。
 もちろん,自分で作ればもっと安くできる。けれども,朝食を用意するって,中の人はなかなか大変でしょう。文明の利器を駆使しているのだろうし,昨夜のうちにあらかた用意はしておくのだろうけれど,それにしたって朝食を出すっていうのは大変だと思いますよ。

● 多くの人は,この370円の朝食で充足できると思うが,もしできなければ,3千円とか5千円を払って,たとえばホテルの朝食を食べることになる。
 それを当たり前にしてしまうと,3千円や5千円が見る間に色褪せて行く。それはつまらない。というより,方法論として稚拙だと思う。

● 使わなければ腐ってしまうほどの大金を持っているのでない限りは,この程度で充足できるようにしておいた方が,何かと幸せになりやすいやね。益体もないグルメなんて目指さないのが賢い。

● 千円を使って得られる楽しみ・快楽が,人様が1万円を使って得られるそれと同じなら,人様の10倍の収入を得ているのと同じことだよ。これを詭弁と片付けてしまうのは,少し待ってもらいたい。
 幸せとか満足とか喜びとか快楽って,客観的に厳然と存在するものじゃないでしょ。誰の目にもそれと明らかにわかる形で屹立しているものじゃないでしょ。

● 幸福って主観で決まるものでしょ。ならば,錯覚だろうと勘違いだろうと,自分で自分は幸せだと思ったもの勝ちでしょうよ。他人と比べてばかりいると,必ず不幸になるとしたものでしょ。
 幸福の要素は色々あると思うけれども,お金はやはり大きい要素になる。たくさん稼ぐか,お金の使いでを大きくするかだ。お金の使いでを大きくできれば,それはたくさん稼いでいるのと同じ。
 なら,「なか卯」の朝食で満足できる自分でいた方が断然お得ですよ。

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