● サイゼに行ってみたくなった。青豆とミネストローネで白ワインを飲もうかな,なんちって。
リュウジさんの YouTube にサイゼの使い方(?)を指南する動画があるじゃないですか。豆にチーズをどっさり載せて,黒胡椒をこれでもかというほどかけて食べるのが旨そうでねぇ。やってみたいと思ったんですよ。
● いや,最高でした。ワインがいくらでも飲める。500ml ほど飲んだかなぁ。
最強の居酒屋ですよ。最安の居酒屋でもあります。凄いぞ,サイゼ。
● どうすればこの価格でこれだけのものを出せるのかはわからないけれども,サイゼがあれば生きていけるという安心感を与えてくれるじゃないですか。セイフティネットじゃないけれども,千数百円あれば豪遊感を味わえる。
ぼくは行ったことがないのでわからないんだけれども,少々敷居の高いイタリアンレストランと比べても,そんなに遜色あるとは思えないんですよ。これで充分じゃありません?
● 外に出たら雨になっていた。いや,降り出しそうな雲行きになっていた。まもなく降ってきた。けっこうな降り。
傘はない。この雨の中を帰るのは億劫だ。けっこう酔っているしな。ええぃ,宇都宮に泊まってしまえ。
というわけで,「リッチモンド・アネックス宇都宮駅前」に投宿。1328号室。近く改修工事に入る。再開は8月になるようだ。
● そのまま爆睡モードに入っちゃいました。起きたのは20時。5時間くらい寝たのか。寝不足だったわけじゃないんですけどねぇ。昼間の酔いは効くんですかねぇ。
20時から鯛茶漬けのサービスがある。同じものが朝食にも出るんだけども,こういうのって何だか嬉しいよね。
● 5時間も寝て元気になっちゃった。宇都宮テラスの日高屋。肉野菜炒めとかバクダン炒めとかは浮気の対象。結局はニラレバ炒めが心の故郷。ホッとするわ。
汁なしラーメンを初めて食べた。日高屋は炒めものを肴に酒を飲むところと心得ているので,麺を食べるのはたぶん2回目。汁なしラーメンは,でも旨かったッス。
● 宇都宮テラスは賑わっている。賑わいははっきり西口から東口に移った感がある。
できた当初,トナリエや駅ビルから客を奪うどころか,早々に撤退するテナントが続出して,商業施設として保たないんじゃないかと思ってたんですよ。
ところが,さにあらず。LRT が予想を超えて歓迎された。が,LRT 効果だけで説明できるかといえば,そうではない(と思う)。飲食施設に人が入っている。ちょうどツボにはまる飲食店が入ってくれたってことですかね。ぼく的にはその代表が日高屋ってそとになるんだけどね。
● ちょっと駅周辺を散歩。田川沿いの枝垂れ桜。夜桜もいいけど,桜はやはり昼間,空の青さとの対比で映えるものでしょうかねぇ。
西口の方にもラーメン店だの居酒屋だのがある。チェーン店と違って入るには少しだけ踏ん切りが必要な感じ。でも,どこもお客さんは入っている。宇都宮,なかなか凄いじゃないか。
● 一夜明けて,リッチモンド・アネックスの朝食。鯛茶漬けを朝食でも食べられる。でもって,これが頭抜けて旨い気がする。
佐野ラーメンも作ってくれる。佐野ラーメンは佐野まで食べに行ってくだぁさい。ニラそばもあり。これもね,鹿沼まで食べに行ってくだぁさい。
リッチモンドは盛岡と仙台でも泊まったことがある。朝食が充実してますよねぇ。
● 田川の枝垂れ桜,昼間はこんな感じです。今日まで宮桜祭なんですな。宇都宮共和大学が主催しているらしい。
川沿いにいくつかの屋台が出てます。賑わうのは,当然,夜になるわけね。静かさを好む人は昼に来るべし。
ただし,清楚に控えめに咲いているから,ソメイヨシノのように人を狂わせるような妖しい風情はない。
● かれこれ30分ほど,ベンチに座ってボーッとしてた。気持ちのいい4月の中旬。
新入社員の皆さんにとっては,桜は憂鬱の象徴になってるかもしれませんねぇ。残るか退くか。悩んでる人も多いんじゃないかと思いますけどね。どちらを選べばいいのか。軽々なことは言えませんねぇ。
● さほど空腹ではなかったんですけどね。テンションを上げなきゃ。そういうときは「すし華亭」。
まず,センベロ。付属の酒は惣誉でぇす。この千円はお値打ちですよ。ガッとテンションが上がりましたよ。
セリの天ぷらでさらに1合半ほど飲んじまいました。青森八仙のあと,惣誉を追加。
● 栃木の地酒なら惣誉ですかねぇ。あまり地酒にこだわるタイプではないと,自分では思ってるんですけどね。
惣誉は,奇を衒わず,軽佻浮薄に走らず,という印象がありますよ。一発狙いはしない,と言いますかね。
● 北海道のウニ3種盛り。豪華でしょ。テンション,上がりまくるでしょ。
生クジラ。臭みなんかないんですよ。馬刺しを喰ってるような感じですかねぇ。あと,ニンニクの芽に梅肉を載せたものね。いや,テンション上がりました。
● 問題は,帰宅後にドサッと下がってしまうことね。上がったまんまでいてくれればいいんだけれども,そうは問屋が卸してくれませんわねぇ。