これはニュースやワイドショーのことだ。ドラマやスポーツ中継は関係ない。関係はないのだが,オオゴト主義に我慢できなくなるとドラマもスポーツ中継も見なくなった。
● 最近,YouTube もそうなっていないか。つっても,ぼくは旅系 YouTuber の動画しか見ないのだけど,スーツ君やドスコイさんの成功を見て,真似するやつが雨後の筍のように現れた。
後発組はセンセーショナルな表現に走りがちな印象ね。そうならざるを得ないのもわからんではないんだけども,そうなるとスーツ君やドスコイさんのも含めて,YouTube はもういいかと思ってしまう。悪貨は良貨を道連れにする。
● YouTuber という職業自体の賞味期限が切れるのは,意外に早いのかもしれないね。単純に情報を取るだけなら,動画よりもテキストの方が圧倒的に効率がいいのだから,動画はエンタテイメントにもなっていなければならない。
旅系はそれをやりやすいのは確かだ。旅そのものがエンタテイメントでもある。伝達媒体として動画が適してもいる。
● が,同じ素材を使った動画が溢れるようになると,しかもオオゴト主義のものが増えてくると,場の空気感が変わってくるというかなぁ。
テレビと違って,YouTube はコンテンツが自動的にストックされる。ストックの溜まり方の速度がハンパない。視聴する側がいったん飽きに向かうと,一気に飽きてしまうことになるかもだな。
● スーツ君やドスコイさんにしても,ウカウカとはしていられない。今のうちに地盤を固めておかなければ。
そんなことは百も承知二百も合点で,これからどうすればいいのかを必死に考えているだろうし,考えを行動にも移しているのだと思う。それでも YouTuber として生き残るのは,並大抵のことじゃないような気がする。
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