2020年7月22日水曜日

2020.07.22 4連休は東京で

● 巷では明日から4連休。わが家では東京に籠もる予定だ。コロナの新規感染者が200人を超えていようと300人に達しようと,GoToキャンペーンの対象からはずれようと,そういうこととは関係なく,東京で過ごすのだ。
 ところが,6月からずっとお世話になっていた東京イーストサイドホテル櫂会に空きがない。ひょっとするとひょっとするのかもしれないが,豊洲のJALシティも同様に空きがないので,ひょっとはしないのかもしれない。

● 有明のホテルには空きがある。武蔵野大学の有明キャンパスが近い。このエリアは意外に大学が多い。ぶらぶらと歩いてみるのも悪くない。現在はたぶん休業中だろうが。
 相方は“ゆりかもめ”の1日乗車券を買って,お台場を楽しむに違いない。ま,泊まればの話だけれど。

● つまり,東京は楽しみ方がいくらでもある。人が集中しているのだから当然だ。人が集中しているということは,何でも集中しているということだ。
 大学や,百貨店や,飲食店や,演芸場や,ホストクラブや,美術館や,乾物屋や,コンサートホールや,書店や,ホテルや,寄席や,キャバクラや,漬物屋や,オーケストラや,名所旧跡や,性風俗店が,すべて東京に集積しているのだ。
 学術や,芸術や,ファッションや,流行や,アミューズメントや,味覚や,好奇心や,スケベや,下心や,自慢や,“私を見て”や,カッコよさや,安らぎや,癒しや,発奮や,希望や,絶望まで,東京に集中しているのだ。

● 面白くないわけがないのだ。それらに生々しく触れなければならないとなると,こちらにもそれ相当の腹のくくりが要求されることになるが,遠くから感じる分には,こちらの快はそのまま存続できる。
 観光とはそういうことではないか。関わりをまるで持たない第三者の気楽さを保持したまま,現地のアレやコレを見て歩いて,自分が抱えているアレやコレを忘れることを,観光するというのではないか。光を観るとはそういうことだ。

● で,そうした観光を楽しむのに東京ほど適した場所はない。以上の面白さは自然が作るのではなくて,人間が作るものだからだ。

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