● お盆の中日の21時。宇都宮市オリオン通り。すっかり飲み屋街と化したこのエリアに,けっこうなという以上の人出。二荒山神社でお祭りでもあったのかと思ってしまうほどだ。
若者が中心。久しぶりに小中高校の仲間が揃ったぜ,飲みに行こうぜ,といったノリで出てきてるって感じですかねぇ。
● 当然,オリオン通りでも流行っている店とそうじゃないのがあって,その差はわりと歴然としている印象を持っていたんだけれども,今夜はどこも流行っているというか。
路上にテーブルを出している店が多い。三密回避。
● これで大丈夫なのかと不安に思う人もいるかもしれないけれども,大丈夫なのだろうと思う。
コロナは感染後3日経過すると,感染力が弱まって,人を感染させるほどのウィルスを撒き散らすことができなくなる(PCR検査は結果がわかるまでに,現状では4日かかる。だからやっても無意味),とネットで読んだことがある。本当かどうかは知らないが,信を置いてもいい人が書いていたので,ぼくは信じることに決めた。
だからといって,こうして同じテーブルに着いて,安い酒(たぶん)を仲間と酌み交わしても,コロナ感染の心配はないということにはならないわけだろうが,この光景を見て感じる印象は「健全」だ。これでいいのだと思わせる。
● もちろん,主観的な印象だ。ぼくは,感染者数が最多を更新してて,都知事が帰省はするな,飲食店は営業時間を短縮してくれ,と言っているようなところへ,わざわざ出かけているような人間だから。
そういう人間が見れば,見える光景は以上のようなものになる。酒場は流行っていて,初めて酒場になるんだよね,と能天気に感じているわけだ。
● これはオリオン通りではないんだけれども,キャバクラでは店の前に客引きが出ている。黒服だけではなく,キャバ嬢も立っている。同じ光景は,先日,東京の神田駅南口の飲み屋街でも見た。厳しい状況なんでしょうねぇ。
1時間いかがですか,千円で,と言われても,おお千円でいいのか,じゃぁ1時間だけ,とはさすがにちょっとならないわけでね。この類の店はもともと苦手とするタイプなので,申しわけないけれども素通りするしかない。
● 業態からして,居酒屋チックに路面で商売するってわけにもいかないだろうしなぁ。人から見られるオープンな営業形態じゃキャバクラにならないもんねぇ。
舞台装置として密室が必要になる。いくら換気をしても映画館や電車のようなわけにはいかない。淀みが出てしまう。
ワクチンができた後も,ではこの種の業態の店が元に戻れるかとなると,難しそうだ。喉元過ぎれば・・・・・・となってくれればいいのだが。
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