2020年8月15日土曜日

2020.08.15 東武線で東京まで往復するという遊び

● さて,東武宇都宮駅にいるんだが。今日は右の写真と同じことをやろうとしている。つまり,東武で東京に出て,都内はメトロで移動しようというわけだ。
 東武・東京メトロパスは2,450円だけど,ぼくの場合は2,200円ですむぞ。金券ショップて1枚800円で買った株主優待券と,東京メトロの24時間券(600円)を使うからね。250円だけぼくの勝ち。

● わが家から東京に出るにはJRが圧倒的に便利。便利っていう以上に,JRしかない感じ。JRだと湘南新宿ラインのほかに,上野東京ラインもできて,じつにどうも便利になった。東京駅より南の,たとえば銀座や品川が近くなった。
 それに比べると,東武は時間がかかる。宇都宮から浅草に出るのに2時間半を要する。東武を使うのは,それ自体が遊びの範疇。

● 栃木から特急に乗るという手はあるのだが,宇都宮市在住者なら,急ぐ人はJRの新幹線に乗ってしまうだろう。東武の特急は日光線を走るもので,宇都宮線には乗り入れていない。
 が,栃木より先に住んでいる人,鹿沼や今市の人にとっては,東武線は便利だろうし,早い乗り物だろうし,なくてはならないライフラインのはずだ。

● 東武の特徴は墨田区を走ることだ。墨東の情緒に浸りたいなんていうときには便利だ。曳舟,東向島(旧:玉ノ井),鐘ヶ淵など,独特の風情をかもす名前の駅が続く。
 東武線で最大のターミナル駅は北千住。その北千住は足立区になり,浅草は台東区だ。裏東京(?)の大動脈なのだ,東武線は。

● それに,墨田区,江東区といった墨東エリアは著名人を多く排出している。幕末の英雄,勝海舟がそうだし,世界のホームラン王・王貞治がそうだし,松尾芭蕉が江戸に出てきて,庵を結んだのも隅田川の東だ。奥の細道の起点もしたがって,墨東になるはずだ。
 まぁ,墨西(?)からはもっと多くの人物が出ているんだとは思うんだけどね。

● 裏東京という言葉を使ってしまったが,そこは東京なので,裏と表の境界はない。要するに,近いのだ。たとえば曳舟で東武線に乗れば,そのままメトロ半蔵門線に乗り入れて,日本橋や大手町はすぐだし,渋谷まで乗換なしで行ける。
 都内で住むんだったら,裏東京は狙い目なのだ。ぼくに都内に住めるお金はないけれども。

● この日は,浅草からメトロ銀座線に乗り,赤坂見附で丸の内線に乗り換え,荻窪まで。復りは丸の内線で東京まで乗って,大手町を少し歩いてみた。
 で,大手町から半蔵門線に乗って,押上から東武線に入るというルートで,無事に帰宅した。

● どうでもいいことなんだが,東京の地下鉄の乗換えではけっこう歩かされるねぇ。東京に通勤している人は,毎日,充分すぎるトレーニングをやっていることになるのではないか。東京に住んでいると,メンタルもフィジカルも,かなり強化さえるのではないかね。
 特に大手町での乗換えは歩かされるよねぇ。何なのよ,この距離は。ひ弱な田舎者はこれだけでヘタっちゃいますよ。

● ひとりで東京に出たときは,ぼくは富士そば派。っていうか,ひとりで入れる店を他に知らないっていうだけなんだけども。
 荻窪北口店。特盛りそば,530円。ここのところ,こればかり。以前は富士山盛りを食べてたものですが,歳を取って胃が縮みましたかね。

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