● 川崎に来た。ミューザの隣のホテルに投宿。なぜ来たのか。理由は特にないのだが,強いて言えば避暑のため。 日本に天然の避暑地はなくなった。軽井沢も日光も那須高原も等しなみに暑い。北海道も稚内まで行けばだいぶ違うのかもしれないけれども,札幌ではどうにもならない。
● 避暑地なんてのはぼくの世界にはないものだから,最初からどうでもいいんだけれども,ともかく避暑地は人工の施設に求めるしかなくなった。
第一にはホテル。となると,沖縄にも避暑地はある。おかしいと言えばおかしい状況になった。
今どきはイアコンがどのご家庭にもあるだろうから,自宅が一番の避暑地になるはずだが,ずっと家にいると気分が塞いでくる。会社勤めをしていればそうはならないだろうけどね。
● 夕食は奮発してホテルのビュッフェ。北海道フェアをやっていて,食べ放題メニューの中に蟹があったのでね。かなりの混みよう,予約必須。 平日なら6,000円なんだけども,今日は日曜日なので6,900円。白州のハイボールを1杯だけ飲んだ。酒は飲もうと思えばいくらでも飲めた。が,調子こいていいことはあまりないからね。 前にいたスタッフと似た人がいた。その人が戻ってきたと勘違いして,タメ口をきいてしまったのが,痛恨の失敗。
● 甘いものも食べちまったよ。左の写真のおはぎの下の平べったいのは,「かわっぴら餅」という川崎の名物らしい。 こういう手のかかる作り方の餡ころ餅を各家庭で作っていたとは思えないから,新参の名物なのじゃないか。
● 食べた中で一番旨かったのは生ハムメロン。左の写真の小っちゃいやつ。 蟹はけっこうな期間,冷凍保存されていたやつだと思う。6,900円で食べ放題の蟹だからね,どうしたってそうなりますよ。
● ホテルの朝食。ですが,昨夜もここでディナーブッフェを詰め込んでるわけですよ。腹なんか減ってない。
2食連続ブッフェなんて無理なんですよ。人の道から外れてるんですよ。助けてください,姐さん。
● というわけで,トマトとコーン,芋煮汁を取って来ましたよ。 芋煮汁は牛蒡たっぷり。ささがきにする機械ってのがあるんですかね。手でやったんですか。牛蒡を使った料理=手がかかっている,という公式がぼくの中にあってですね。
● 芋煮汁はお代わりしましたよ。昨夜食べた数々の料理を思いだしながら,こういうのがいいんだよ,と思っちまったんですよ,姐さん。 右側の椀はカレーそば。
● なめこ汁と餃子。なめこ汁はしっかりした味噌汁になっていて,ぼく好み。 こういうのに遭うと,ご飯にぶっかけたくなるんですよ。そんなことをしようものなら,わが社の上司から速攻で鉄槌が下るので,やりませんがね。ご飯み入れるのははさすがに厳しかったし。
● で,ヨーグルトとフルーツで締めたんですけどね。朝食のメインルートは歩けませんでしたよ。 このホテルには朝食を食べに来てるんですよ。どうしたら良かったんでしょうか,姐さん。つーか,終わってみれば,けっこう食べてますかね。
● このホテルでも外国人客が増えてる。顕著に増えてる。この時間から,3階の多目的ラウンジは中国語で満ちている。 彼らが自国通貨を円に替えて,日本で使ってくれてなければ,今頃は1ドル=180円になっていたかもしれない。宿泊,飲食,観光という業界を越えて,彼らは日本の救世主かもしれんね。
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