2025年7月4日金曜日

2025.07.04 青森王

● 「大人の休日倶楽部パス」を二度使って,青森に合計7泊。明日,帰るのだが,駅周辺で沈没していた。おさない食堂と魚市場の丸青食堂にしか行っていない。食べるのも飲むのも,この2つ。
 あとはホテルで寝転がっていた。にもかかわらず,俺は青森王だくらいに思っている。

● 朝兼昼食は今日も丸青食堂で。ホタテフライとクリームコロッケ定食。田酒(特別純米)を飲むのもお約束。サービスで豊盃(弘前の酒)も。
 肝臓は大丈夫か。朝からこの店で酔いどれたいが,さすがに正気を保っているぞ。


● Aファクトリーにも行ったな。このリンゴ飴は喰わざるべからず。皮の部分に飴を塗ってある。作りおきはできないはずだ。
● 夕方はホテルでリンゴとリンゴジュースを胃袋に収めてから,バーに移動して田酒(特別純米)を肴なしで流し込む。
 が,いかな田酒でも旨い肴があった方がいいに決まっている。

● おさない食堂でホタテ鍋定食,1,600円。イカメンチ,900円。これで田酒をやりながら,カラッ酒など飲むんじゃなかったと後悔する。
 鍋の汁が身体に染みた。これだけで肴になるし,残った汁をご飯にかければ最高の汁かけ飯の完成だ。
● 昨日,お客の過半は外国人と言ったが,今日はザッと見たところ,ほとんど外国人だった。大半は東洋系で,白人がポツポツと。
 インバウンドが日本の地方の食堂を支えていると見ればいいのだろうか。さしもの「おさない食堂」も,彼らなしには経営が成り立たなくなっている?

● あるいは,彼らが日本人を遠ざけてしまっているんだろうか。外国人がワンサカ来るために,日本人の座る席がなくなっている?
 しかし,彼らのマナーや食べ方に,日本人の眉を顰めさせるものがあるとは感じない。たぶん,ユダヤ系じゃないかと思われる若い男性がひとりで来ていたのだが,上手に箸を使ってひと口ひと口味わうように食べていた。日本の食文化に興味を持ってくれてありがとう,と礼を言いたくなった。

● 4月の値上げが影響しているとは考えづらい(行列の長さは若干短くなっているようにも感じるが)。焼魚定食やカレーライスなどの,元から安価だったメニューの価格は据え置いているのだから。ジモティー対応はキチッとしている。
 のだが,とにもかくにも,インバウンドの潮流は相当に強いようだ。

2025年7月3日木曜日

2025.07.03 田酒天国

● 午前8時20分の青森駅。ラッシュとは無縁。この世の天国ではないか。
 青森のセンターは駅周辺ではないのかもしれない。ビジネス街は駅から延びる「しんまち通り」の南を走る国道沿いのようなのだが。

● 魚市場の丸青食堂。ホッケ焼きで田酒。こんな贅沢がこの世にあっていいんだろうか。田酒も旨いが,それ以上にホッケが旨い。
 スタッフのお嬢さんは,青森を何もないところと謙遜していたが,そんなことはない。こんなに旨いホッケを食べさせるところは,たぶん,青森の他にない。

● 早い時間に来たので,1日50食限定のカレーがまだ残っていた。食べてみた。550円。
 これも旨いが,ホッケの感動はない。そりゃそうだ。これは学生定食のようなもので,大人に注文してもらうためにあるのではない(と思う)。

● 青森に来たら,これも外せませんね。Aファクトリーで食べるリンゴあめ。
 もちろん,デザートにもいいんだろうけど,何ならこれだけで1食になる。

● 湾岸道路(?)を歩こうと思う。じつは昨夜も歩いてみたんだけど,ソチコチからドン,ドン,ドドドン,ドドンッ,と太鼓の音が聞こえてきた。ねぶた の練習をしているらしい。仕事を終えてから,チームごとに集まってやっているようだ。

● 湾岸道路の終点。ここから向こうに見える公園まで行ける。ので,行ってみることにした。
 海側から青森市の市街地を見るとこんな感じになるのだな。

● 突然の雨。ちょうど,屋根のあるベンチに辿り着いていた。ラッキー。雨は数分であがった。

● 何もしていないときの,ぼくの定位置。魚市場の “お休み処” でボーッとする。これが何よりの悦楽だったりする。

● ホテルのバー。田酒のねぶたラベルだそうだが,ねぶたラベルがそも何者かがわからない。
 が,田酒の純米吟醸のひとつであろうと思われる。肴要らず。が,チェイサーの水は要る。

● 田酒を引っかけて,おさない食堂へ。イカの漁師焼き定食,1,500円。イカメンチ。さらに田酒(特別純米酒)を1合飲む。
 1,300円の差しかないなら,ホタテ組合せ定食にすべし。イカ好きなら話は別だが。
 お客の過半は外国人観光客。バアちゃんスタッフが何事もないかのように捌いていく。ニッポンのバアちゃんを舐めるなよ。

● ホテルに戻って,リンゴで胃腸を整える。世界は完結した。

2025年7月2日水曜日

2025.07.02 再び,龍宮城へ

● 東京駅新幹線ホーム。また,青森に行きます。待ってろよぉ,田酒とホタテ。待ってろよぉ,焼きホッケと銀鱈。待ってろよぉ,イカの一夜干しとリンゴ。
 待ってろよぉ,オレの龍宮城。今から行くぞ。

● 東京駅から下りの「はやぶさ」に乗るのは今日が初めてではないけれども,大宮を出ると次の停車駅は仙台です,には感動がある。宇都宮にも郡山にも福島にも停まらないのだ。
 仙台の次は盛岡。盛岡から先は各駅に停まるタイプなのだが(最速の「はやぶさ」ではない),本来これは盛岡以北に住む人たちのための新幹線だと思えなくもない。

● しかし,乗客の主力は仙台に用がある人。仙台でドッと降りる。乗ってくる人はあまり多くない。現実はそういうことだよね。

● 二戸に到着。けっこうな雨。ところが,八戸まで来ると,降ってない。青空が出ている。
 局所的な雨だったのか,一時的な雨だったのか。こういうの,何だか嬉しくなる。

● ぼくが乗っていた車両で,新青森まで乗っていた人は10人。これって,盛岡以北の新幹線は要らなかったってことじゃないのかねぇ。
 その代わり,在来線を東北本線のまま,JRに持ってもらってた方が良かったんじゃないのか。青森には空港もあったんだし。LCCじゃなくても,飛行機の方が安くない?
 そういうことじゃないのか。そんな単純な話じゃないのか,青森にとっては。

● 新幹線は速いし,快適だけども,唯一,Wi-Fi が極めて遅くて不安定。仕方がないのかもしれないけどね。新幹線の車中ではパソコンやスマホで遊ぶんじゃなくて,静かに読書して過ごすのが最善かもしらんね。
 これって,飛行機も同じ。飛行機の場合は,Wi-Fi につながること自体が僥倖に属する。本を読むか寝るかだな。

● ともかく,青森龍宮城に着いた。宿は駅ビルの4階から上に入居している「ReLabo」。
 青森にいる間は,極端に言うと,おさない食堂と魚市場の丸青食堂にしか行かない。駅から半径200メートルが,ぼくにとっての青森だ。
 龍宮城を満喫するにはエリアを限って,そこに入り浸ることだと心得ている。そのための拠点として,ReLabo の立地は申し分ない。

● まずは,ReLabo のラウンジでリンゴとリンゴジュース。旨いぜ。
 そうして,おさない食堂。わずか数日前のことなのに,この行列が懐かしい。帰ってきたという気がする。

● ホタテ組合せ定食。ホタテの刺身(ヒモサシも付いている)とバター焼きがこれでもかというほどに出てくる。これで2,800円。あり得ん。
 田酒を2合。それをホタテの刺身でやる。これ以上の至福があったら教えて欲しい。

● ちなみに,焼魚定食,煮魚定食もあって,それらは850円。カレーは550円。ジモティーはこちらを頼むのだと思う。
 ホタテ,ホタテと騒いでいるのは,他所から来た観光客だけかもしれん。ジモティーにとっては,ホタテの旨さは日常性に染まったあたりまえのものとして存在するのだろうから。

2025年7月1日火曜日

2025.07.01 舞浜だの東京駅だの

● 宇都宮発10:22のやまびこ210号に乗車。自由席1号車。小山にも停まるやつだから空いている。
 どうしてこんな贅沢をかましているのかといえば,ジャーン,また買っちゃったんですよ,大人の休日倶楽部パス。

● 舞浜に来た。夢の国から悪夢の国になったという人もいるようだけど,東京駅の京葉線に向かう通路は以前と同じように混んでいて,TDR人気は変わらないように思えた。
 「ボンボヤージュ」にもけっこうな人。ディズニーの絵柄を印刷しただけで,鉛筆4本と樹脂製キャップ4個で1,000円とはふざけるな,と思ったけど。

● 「イクスピアリ」は閉鎖されたと思ってた。けど,そんなことはないんですね。というか,コロナが収束して,再開したのか。ディズニーストアは6日からリニューアルオープン。
 ちなみに,丸善も残ってた。天賞堂はどうなんだろ。
 ただし。1階の駐車場はガラガラでしたよ。1階のマックでじゃがいもを喰いました。

● 今日は東京に泊まることにして,潮見駅前の東京イーストサイド ホテル櫂会にチェックイン。ここはコロナ禍の2020年に開業した。
 場所がら,TDRに行く家族連れを当て込んだのかもしれないし,東京駅にも近いからビジネス客も見込んだのかもしれないが,かのコロナ禍では茨すぎる経営を余儀なくされたと思う。

● したがって,致し方がないと思うのだが,レストランを会社の社員食堂として使わせたり,夜はサラリーマンの宴会用に供したりした。
 これで離れていった人もいるだろう。ぼくもそうだった。じつに久しぶりにやって来た。

● なぁに,コロナ収束後の部屋代の暴騰が一番大きな理由ではあるのだが。たまたま,この時期に安い宿泊プランが出たので泊まってみることにしたというわけだ。
 でも,張り込んでけっこう広い部屋を取りましたよ。和の部屋。ベランダも付いている。家族連れ用の4ベッド。洗面台も2つある。

● ここから洲崎(東陽1丁目)まで歩いて往復すると,ちょうどいい散歩になる。明治通りに出るより,しおかぜ橋を渡る方が,いくらか近い。洲崎には裏口から入ることになるのだが。
 行ってみようかと思ったけども,この暑さじゃね。

● で,東京駅に行ってみることにした。丸の内側の KITTE 地階。久方ぶりの松戸富田。
 席は選べない。店員の指示に従わなければならない。当初はブロイラーになったようだなと思ったものだが,こういうものは要するに慣れだ。繁盛店にはつしもの。
 テーブル席はなく,すべてカウンター席になっている。合理的だ。すべての店にこうなってもらいたい。

● 濃厚つけ麺並,1,100円。特徴のひとつは柚子の涼味。間違いなく旨い。ガッツリ系で,客層は主に男性。
 満足して,ホテルに戻ることにした。

2025年6月27日金曜日

2025.06.27 龍宮城を去る

● 青森最終日。魚市場の丸青食堂で朝食。田酒飲み比べセットに原点の特別純米。
 朝からこんなに飲むか。って,飲み比べセットのうち,2つは相方が飲んだ。ずいぶん強くなったものだ。

● 刺身盛合せを奮発。切身が大きい。豪快だが,大きすぎないか。白身の魚はヒラメ。
 いや,朝からこんな贅沢をしては,神様に叱られそうだ。

● しかぁし。正直なところ,ぼくは大衆魚の焼きものが旨いと思う。写真は銀鱈。これが旨い。カマに近いところをほじくり返してくまなく食べましたよ。
 〆は貝焼き味噌(卵を味噌に見立てたネーミングだと思う)をご飯に乗せて。来た,喰った,酔った。

● 昼食は「おさない食堂」。朝にあれだけ飲み喰いしたんだから,食欲はなし。それでも,「おさない食堂」には行かんとな。
 けの汁ラーメンを食べた。850円。さすがに酒は飲まなかった。

● ぼくはケノジルと発音して注文したのだが,ケノシルというらしい。けの汁とは何かというと,大根,人参,蒟蒻,牛蒡,凍み豆腐などを細かいさいの目にした,要は味噌汁。
 その味噌汁に中華麺を入れたもの。中華麺なんだからラーメンでいいのだろうが,ラーメンっぽさはない。シャンタンもなにも使っていない。
 これならうどんの方がいいんじゃないかと思ったが,けの汁うどんというメニューはない。ふぅむ。

● けの汁とはどういう由縁か。家の汁じゃないかと思ったんだが。あたしンちの汁。
 ところが,ネットは簡単に教えてくれちゃう。

言葉の由来は「粥の汁」が訛ったものと言われています。米が貴重だった時代に,刻んだ野菜や山菜を米に見立てて食べたのが始まりとされています。

 そうですか。納得ですわ。

● 無事,宇都宮に戻ってきた。新幹線ホームから駅東を臨む。宇都宮テラスとライトラインが見える。ずいぶん,都会的な空間になったものだ。

● 喰いすぎついでに,日高屋で冷やし中華。青森は旨かったが,宇都宮も,もとい,日高屋も旨い。
 青森ジモティーも おさない や 丸青 にばかり行くわけではない。サイゼリヤは賑わっているし,あまり賑わってはいないが吉野屋もある。
 青森に日高屋があるのかどうかは知らないが,おさない には おさない の,日高屋には日高屋の良さと旨さがある。