2026年7月20日月曜日

2026.07.20 酷暑のなか,府中へ

 ● 暑くて目が覚めた。去年の夏も一昨年の夏もこんなだった。梅雨が明けてから今月いっぱいが暑さのピーク。8月になるといくぶん落ち着く。
 と思って,今日も元気に遊びましょ。

● 宇都宮発9:56の湘南新宿ライン逗子行きに乗った。新宿まで乗る。電車の中は涼しくて,まことこの世の天国だ。
 新宿は魑魅魍魎が住む阿鼻叫喚の巷というイメージ。わけがわからない。自慢じゃないが,新宿駅構内で迷子になったこともある。したがってあまり行きたくないのだが,京王線に乗る必要があるので,万やむを得ない。

● 京王電鉄の路線は単純で,田舎者でもそうそう迷うことはなさげなのだが,利用する機会が多くはないせいか,なかなか頭に入ってこない。頭の性能の問題だという声もありそうだが。
 それがやっと頭に入ってきた。要は,調布で八王子方面に向かう本線と橋本に向かう相模原線が分岐することだけ知ってればいい。あとは,競馬場や動物園に行く短い路線があるだけだ。井の頭線は独立路線。

● これは京王に限らないのだが,東京の私鉄に乗って窓外を見ていると,こういうところに自分は住めないなと思う。無礼の段があれば重々ご容赦願いたいのだが,人口圧によるストレスが半端なさそうに見えるからだ。
 田んぼしかないところで生まれ,田んぼしかないところで育ってしまった人間には,人口圧は大敵なのだ。免疫ができていない。こういうところはたまに来るところ。

● 今日の昼食。セブンイレブン定食。このほかに納豆巻きも食べた。
 街中気温は40℃を余裕で超えてると思う。牛乳さえ飲んどきゃ何とかなるだろう。

● 今いるのは京王線の東府中。新宿から京王線で来たけれど,復りはコースを変えたい。
 新宿から湘南新宿ラインの下り線に乗るのが嫌だからだ。“行きはよいよい帰りは怖い” の典型だと思っている。

● 東府中から京王線で分倍河原に出て,JR南武線に乗換え,川崎。川崎から上野東京ラインに乗る予定。
 京王府中までひと駅乗って,府中からJR府中本町まで府中の街を歩いて,府中本町から武蔵野線に乗るのが距離的には近いんだけだも,今日は歩く気がしない。途中で倒れてしまうかもしれない。

● だが,南武線は今日も混んでいた。こんなの川崎まで乗るのは辛い。結局,次の府中本町で武蔵野線に乗換えた。
 これが最も合理的なコースではあるのだが,これだけ暑いと,府中本町で乗り換えるのが億劫だ。億劫だけれども,南武線に乗り続けるのはもっと億劫だ。

● 南浦和→浦和 と辿って帰る。この3日間,「青春18」で川崎,大船,新宿と,日帰りの移動を重ねた。
 わが家からだと「休日おでかけパス」を3回買うより,2,510円安くなる。

● 小金井駅ホームの自販機。今日1日でどんだけ売れたよ。君に助けてもらった人は数知れず。
 いや,中身を補充するのも大変だったんじゃないかと思うんですよ。このクソ暑いなかでの作業になったわけだし。おかげで,ぼくらは助かってますよ。今日は4回,自販機のお世話になったもんなぁ。

2026.07.20 株は高みの見物で愉しむ

● 7月13日
 キオクシア,順調に下げておりますな。先月,11万円で買った人,たくさんいるんだろうねぇ。現物買いならまだいいんだけれども,信用で買っちゃった人もいるんだろう。生きててくださいよ。
 韓国の KOSPI も順調。サムスン電子とSKハイニックスが主力の指数らしいから,AIバブルの崩壊は韓国からというのが現実味を帯びてきてますかな。
 こういうのは,踊る阿呆に見る阿呆,同じ阿呆なら踊らにゃ損々,というわけでもないぞ。高みの見物が愉しい。

● 7月15日
 韓国KOSPIが今日はどうなってるかを見るのが楽しみね。だいぶ高く寄り付いてますよ。韓国のギャンブラーたちは命がけで突っ込んでるね。諦めるということを知らない。
 ギリギリ追証を払える人たちがまだ夢を見ている。追証も溶かすことになるんだろう。

● 株価は一直線に下げない。反転して,もしかしてと思わせる。誰もバブルから逃げられない。バブルは弾ける前に脱出することを許さない。
 バブル崩壊なんて,後になってからわかること。渦中でそれがわかる人なんていない。罪だよねぇ。

● 7月16日
 韓国KOSPI。昨日は6.24%も上げて,7284になった。3日ぶりに7000回復。
 今日は現時点で6.74%下げている。スリル満点のジェットコースター。
 しかもレバをかけているんだろうから,韓国人のメンタルの強さは並じゃない。

● 7月17日
 キオクシア,急降下。先月の最高値から半値割れ。1年前は2,270円だった。そこで買って,11万円で売った人も,ひょっとするといるのかもしれない。キオクシア株は億万長者を量産したのかもしれない。
 が,高値近くで買って,逃げ遅れた人がその何倍か何十倍もいるだろう。そういうものだ。

● 7月20日
 KOSPI,執念の踏ん張り。持ちこたえられるか。踏ん張れば踏ん張るほど,ダメだったときのダメージは大きくなるぞ。
 無念。健闘むなしく。

2026年7月19日日曜日

2026.07.19 大船は大都会である件

● 宇都宮線のほとんどは宇都宮駅が起終点になる。上野東京ラインや湘南新宿ラインを通ってくる電車は,古河や小金井で止まるのもあるけれども,宇都宮を通過して黒磯まで行く列車は1本もない。宇都宮止まりだ。ので,宇都宮の先まで行く人は宇都宮で乗り換えることになる。
 が,宇都宮を通過する発車が1日に1本だけある。運転区間は小金井〜黒磯(他に,小金井〜日光も1本ある)。

● その黒磯発小金井行きに乗って,宇都宮を通過して小金井に来た。
 で,小金井始発(9:28)の上野東京ライン平塚行きに乗車。今日は大船まで乗る。

● 電車の中には2種類の人間しかいない。スマホを見ている人と居眠りしている人。9割は前者だ。とっくの昔にそうなっているが。
 スマホは愚民の象徴になった。スマホが人を愚民にするのではなくて,愚民がスマホを使うようになったってことだ。自分もその1人で,人様をあげつらう資格はないんだが。

● そうこうしているうちに,北関東の田んぼの村から大船へ。クラクラするような大都会ですわ。初めてではないですよ,大船に来るのはね。
 しかし,それでもクラクラします。暑いからだけではないと思いますよ。

● 大船は鎌倉市なのだが,神奈川県民じゃない人で、そのことを知ってる人は意外に少ないんじゃないかと思う。自分も大船は大船市なのだと思っていたから。
 大船で東海道線から横須賀線が分岐する(実際には,東京から横須賀線の専用軌道があって,東海道線と並行して走っている)。大船から鎌倉までは横須賀線でふた駅だけども,大船と鎌倉ではだいぶ様相が異なる。

● 元々の鎌倉人からは,大船は鎌倉ではないと言われる。その鎌倉の民も先祖代々鎌倉というのではなくて,しょせんは新参者のはず。おまえが鎌倉を代表するな,このボケッ,と言ってやればいいんだよと思うけどね。
 鎌倉郡大船町が鎌倉市に編入されたのは昭和23年のことらしい。戦後間もない,はるかな昔のことなのだ。当時,大船は何もない田舎だったのだろう。鎌倉はすでに市だったわけだから,この編入はいたって自然なことだったに違いない。

● が,その後,高度経済成長期になると,大船が地の利に恵まれて経済成長し,人口も急激に増えた結果,逆に大船がなんで鎌倉なのって感じになったのだろう。
 現在の大船はまず交通(特に鉄道)の要衝だ。東海道線と横須賀線の他に,根岸線も1973年に大船までつながった。さらに,これは要らなかったんじゃないかと思うんだが,湘南モノレールまでできた。

● 鎌倉は日本を代表する歴史文化都市であるには違いないけれども,経済や産業の隆盛といったところでは大船に一歩もニ歩も譲るだろう。今をときめくキオクシアの横浜テクノロジーキャンパスも大船駅のすぐそばにある(ただし,横浜市栄区になる)。
 昭和23年の時点では鎌倉に編入するのが自然だったのだろうが,今となってはむしろ横浜の一部の感があるのじゃないか。

● これから行こうとしているのは鎌倉芸術館。その隣には鎌倉女子大学がある。それらが大船芸術館,大船女子大学だったら,やっぱりアピールしませんかね。何だそれ,どこにあるんだ,ってことになりそうではあるなぁ。
 鎌倉芸術館であり,鎌倉女子大学であるのは,まったく自然なことなんだけれども,それが大船にあることがいまいち腑に落ちない感じがばくにもある。

● 大船駅の改札内に立ち食いそば店か2つある。「いろり庵きらく」と「濱そば」。
 「いろり庵きらく」はどこにでもあるので,「濱そば」でかき揚げそばを食べた。490円。安いですな。

2026年7月5日日曜日

2026.07.05 日本が貧しい国になったと感じること

● 使えるお金が月に100万円あれば,それ以上はいくらあっても同じ,と邱永漢さんが書いてるのを大昔に読んだ記憶があるんだけど,そんなこと言われたって,自分には関係ない話だと99%の日本人が思っているわけか。
 しかも,邱永漢さんがそう言ってから数十年は経っている。“失われた30年” がその大半ではあるとしても,何だかねぇ。

● バブル崩壊の後遺症は相当なものだったんだねぇ。その間,日本は停滞を続け,中国や東南アジア,欧米諸国は成長を続けた。
 気がついたら欧米諸国には大きく水をあけられ,アジア諸国にも追いつかれていた。インバウンドが目立って増え始めたときに,クールジャパンなどと寝言を言ってないで,危機感を持つべきだったんだろう。危機感を持ったからと言って,打つ手があったわけではないと言われりゃ,それはそうなんだけどさ。

● 彼らが日本を目指すようになった理由はたった1つ。日本は安いから。日本の文物がどうのこうのはその次。
 自国内を旅行するのは無理でも,日本なら安いから行ける。そういうことなんだと思うんだよね。

● 都内の1泊3万円程度のホテルに泊まっていると,宿泊客の8割は外国人じゃないかと感じることがある。彼らを見ていると,マナーとか公共道徳とかにはあまり気を向けない,たぶん中以下の層かなと思えるんだよね。
 そんなヤツらが来ないところに泊まればいいじゃないかと言ったって,1泊3万円って,大方の日本人には泊まれるギリギリのラインじゃないですか。1泊5万円になったら無理でしょ。どこのお大尽様が泊まるんだよ,そんなとこ,ってなるじゃないですか。

● その大方の日本人にとってのギリギリのラインが,諸外国にとっては中以下が泊まるところ。となると,日本はどんだけ貧乏になったんだって,ちょっと悲しくなるというかさ。
 アジア系の子連れ夫婦がいるんですよ。まだ若い夫婦がね。子育て中って,一番お金がない時期じゃないですか。子育てにお金がかかるんだから。
 そうした子育て夫婦でも,日本になら来れるんですよ,子供を連れて。安いからでしょうね。

● 食べ物が美味しいとか,清潔だとか,治安がいいとか,接客が良くて神様にしてもらえるとか,日本が選ばれる理由は色々あると思うんですよ。
 しかし,第一の理由は安いから。日本に来れば,自国にいるときより一段上の暮らしができるから,ってことなんじゃないかなぁ。

● 円安もあるだろう。通貨の高い国で稼いで,通貨の安い国で使う。それが一番いいに決まっている。
 かつての日本人バックパッカーは,それを地で行っていた。日本のオッサンたちが徒党を組んで韓国や東南アジアに買春ツァーに繰り出していたのも,経済的には合理性がある。
 今は,それが逆転して,日本は使うのにいい国だ。おそらくだが,日本に買春に来ている韓国や東南アジアのオッサンたちがウジャウジャいるに違いない。日本なら安く買える。日本の風俗産業は彼らに支えられているのかもしれない。

2026年7月1日水曜日

2026.07.01 日本の富裕層って,こんなに少ないのか

● Instagram から拝借した図表。日本では年収1,000万円超が18人に1人しかいないというのだが,本当なのか。 
 年収であって,手取りじゃないんだよね。1,000万円ならもっといそうな気がするが。

● なんかさ,アメリカの平均年収は1,300万円だと聞いたことがあってね。アメリカは物価も高いし,チップなんてのもあるから,日米の生活水準はさほどに変わるまい,低所得なら日本の方が住みやすいんじゃないか,と思ってたんだけども,日米の収入差自体は3倍あるってことか。
 いや,アメリカの平均は1,300万円というのも,本当かどうか確かめてないんだけどね。

● Amazon Prime の年会費も日本では5,900円なのに対して,アメリカでは約22,000円ということだ。収入差を反映しているんだろうかね。

● 同じ人(たぶん)がこんな図表も出した。真水(手取り)で月に100万円ある人は全体の1%しかいない。
 自営業とフリーランスは除くとあるのだけれども,上場企業の社長や重役は除いてないと思うんだよね。

● うーん,この調査に現れてこない富裕層がいるとか,この調査では洩れている “真水” があるんだろうかね。給与所得以外の所得もあるもんね。
 たとえば,株の配当金は分離課税だから,所得に合算されない。月100万円程度の配当金をもらっている人はけっこういそうだよ。年収が多ければ資産も多いでしょ。長い間にはお金も貯まるでしょうよ。株も相当持ってると思うんだけどなぁ。

● YouTube や 𝕏 で月100万円稼いでいる人だって・・・・・・これは少ないか。0.01%もいないか。
 ぼくには関係ない世界のことをアレコレ想像してるだけなんだけどさ。

2026年6月26日金曜日

2026.06.26 食の都,青森へ

● 連続5日間有効の「大人の休日倶楽部パス」の今日が5日目。青森に向かっている。「大人の休日倶楽部パス」のメインエベントだ。
 雨中を駅まで歩くことになったが,昨日だったら青森の地震で新幹線が停まっていた。明日だったら台風に追いつかれていたかもしれない。ちょうどナイスなタイミング。

● 新幹線の Wi-Fi は役立たずなので,SIM の回線で接続したまでスマホをいじっていた。
 車中は読書で過ごしたいと思うのだが,どうも本を読む気にならないのが困ったものだ。本は3冊ほど持ってきたんだけどねぇ。
 こういうのは潮目というのがあるらしく,バタバタしてもしょうがない。そのうち,読書に気が向くこともあるだろう。

やまびこ車中
● 宇都宮に「はやぶさ」は停まらないから,仙台で乗り換えることになる。仙台から乗った「はやぶさ11号」は,盛岡を出ると新青森まで停まらないタイプ。八戸も通過する。
 それでも,仙台〜新青森間は宇都宮〜仙台間よりも時間がかかる。北関東は南東北でもある(言語も含めて,北関東は東北文化圏に属すると思っている)から,それで何の不思議もないのだが,東北は広いのだ。これだけ広大なエリアを東北,陸奥とまとめてしまっていいのかとは,青森に向かうたびに思うことだ。

● もうひとつ。新青森ではなく,青森駅に新幹線が停まってくれたら。
 いや,用地の問題をはじめ,青森駅にジョイントするのは難しかったろうとは思うんですよ。やるとすれば,陸奥湾にかなり長い橋を架けなければならなかったかもしれない。青森が終着ではなく,海峡トンネルを通って北海道まで延伸することは既定の計画だったのだから。
 それでも,新青森から奥羽線に乗り換えるのはかなり面倒だ。たったひと駅,約3分間の乗車のために,乗換えに要する時間は下手するとその10倍になる。奥羽線を待つ時間を含めてね。

● そうは言っても,新幹線が新青森まで延びたおかげで,青森が劇的に近くなったのは間違いない。新幹線以前は,青森は夜行列車で来るところだった。あるいは,東京まで出て夜行バスに乗るか。
 昼間の特急もあったけれども,新幹線以前の時代に昼間の特急で青森に来たことはない。普通列車を乗り継いでならあるけれども,青森につくのは暗くなってからだ。

● ともあれ。今回も鉄路恙なく,青森に着いた。駅直結のホテルに荷物を置いて,このために青森に来たんだぜ,の丸青食堂に直行。
 田酒な特別純米,せんべい汁,ホタテの紐サシ,ホタテ丼(これは相方が注文したもの)。どこからどう見ても旨くないはずがない。旨い魚を食べたかったら津軽海峡を渡るな,諸君。青森に留まれ。北海道に行きたい気持ちはわかるんだけど。

● けれども,これでけっこう酔ってしまった。ホテルでひっくり返っていたら夜になった。何とも贅沢な金曜日の昼下がり。
 目が覚めたら,夕食の時間。「おさない食堂」で帆立貝焼き味噌定食。

● 前回までは夜も田酒を飲んでいた。身体が飲まないでくれと言っているのがわかるのだけれども,旨い魚で田酒をやる誘惑を退けるのは難しかった。
 が,今夜はさすがに酒は抜いた。貝焼味噌をご飯に乗せて,丼にして食べる。
 味噌を使っているわけだから,貝焼味噌から染み出した汁が味噌汁かけご飯の風味にもなる。味噌汁かけご飯がほくは大好きなのだ。味噌汁かけご飯の豪華版でもある。旨かったなぁ。

● 青森といえば,もうひとつ,りんご。これはホテルのラウンジでつまみ喰い。

2026年6月24日水曜日

2026.06.24 「大人の休日倶楽部パス」で米沢

● 今日は福島に行ってみることにした。新幹線だと通過してしまいがち。北関東の田んぼの村に住んでいると,そうなりがちだ。隣の県なんだから。
 宇都宮発12:49の「やまびこ137号」に乗車。正午を過ぎてから動き出したわけだ。

● 恙なく福島着。「やまびこ137号」は「つばさ」も連結してい

るので,このまま米沢まで行ってみるかと思った。「つばさ」は全車指定だが,福島から先は空いてる席に座っていいはずだ。
 が,デッキに立って,景色を眺める方を選択。米沢まではひと駅なのだから,大した時間はかかるまい。ところがけっこうかかるのだった。在来線のレールを走るのだから,スピードがガクンと落ちる。眼は喜んでいるのだが,足は疲れたと言う。齢は取りたくないものだ。

● 米沢で降りるのはたぶんこれが三度目。改札を出るのは二度目だ。
 駅から少し歩いてみたが,すぐに引き返した。ありていに言うと何もない。前回は上杉神社まで歩いた記憶があるが,この暑さでは2kmも歩く気にならない。

● 駅に戻って,立食いそばを食した。570円。太めの麺。作り置きの天ぷらは仕方がない。どこでもそうだ。
 結局,米沢での滞在時間は30分。落としたお金はこの570円のみ。

● かつての奥羽本線だが,米沢から福島方面は廃線になったと言いたいぐらいに,普通列車の運転本数が少ない。行きたければ特急券を買って新幹線に乗りな,ということだな。元々,交通需要もそんなにないのだと思うが。
 米沢〜山形間はそれでも運転されている。うーむ,新庄から乗り換えなしで東京に行けるようになったのは,福音には違いないのだろうけどなぁ。

●かつては,東北といえば,山形,米沢,会津若松が花形的な位置にあったのだと思う。千代なんか寒村もいいところだったのではないか。
 ところが,今や山形は仙台市山形区と揶揄され,会津は人もまばらな奥地になった。伊達政宗が本貫の米沢でもなく,会津若松でもなく,千代に本拠を構えることにしたのは慧眼だったのだろう。

● 栄枯は移る世の姿。昔の光,今いずこ。
 しかし,この先,どうなるかはわからんからね。彼は昔の彼ならず。将来から見れば,今が昔なんだからさ。将来のことなんて,ほんと,わからんよ。

● 米沢発14:38の「つばさ144号」に乗車。が,上りの「つばさ」も混んでいて,空席がなかった。復りもデッキで景色を見るハメになった。
 福島着。福島の街を歩いてみる。福島は大都会だ。東京となァんも変わらんッちゃ。

● 福島の「文化通り」。命名の由来がわからん。ググれば出てきそうな気はするが。
 福島の高名な(と思われる)文具店「ペントノート」を覗いて,福島発16:51の「やまびこ62号」で宇都宮に戻った。

● 今日は普通に切符を買っていたら14,980円の移動。この3日間で51,680円。26日には青森に行くので,それを併せると67,980円になる。
 20,000円の切符でこれだけ乗れるんだから,「大人の休日倶楽部パス」はありがたいでしょ。このパスを1回でも使えば,「大人の休日倶楽部」の年会費の元は取れますよ。

● 宇都宮ではいつもの日高屋。緑茶ハイ(ウォッカダブル)とドラゴンハイボールを飲みました。うまみはネギチャーシュー,枝豆,マカロニサラダ,ゴボウ揚げ。しめて1,930円。
 これくらいのお金は米沢で使いたかったよね。


2026年6月23日火曜日

2026.06.23 「大人の休日倶楽部パス」で仙台

● 宇都宮発11:30の「やまびこ57号」に乗って,仙台にやって来た。11時を過ぎてからの始動なのだが,新幹線ならそれで充分。
 仙台なら日帰り圏というより半日圏だよねぇ。速いねぇ,新幹線は。

● 仙台に来てやることと言ったら,アエルの4階にある「文具の杜」を覗くこと。ついでに,1階の丸善を覗くこと。
 それをやってしまうと,他にやることはない。天気があまり良くなくて,時々雨がパラつく。そのせいもあったかもだけど,天気が良くたって仙台城に行ってみるかとはならない。

● 駅構内の飲食店を見て歩く。2階と地階は相当なものですよ。さすが東北の雄都だと思わせますよ。
 結局,2階の「仔虎」という店でローストビーフを肴に角ハイを2杯。いや,美味しいローストビーフでしたよ。米沢牛を使ってるよとアピールしてるんだけどね。
 冷麺もね,盛岡駅前の某店で小一時間ほど並んで食べたのより旨いような気がした。
 夫婦2人で5千円を超えた程度。ランチタイムはお得です。

● 仙台のアーケード商店街。宇都宮のオリオン通りとそんなには変わらない。が,仙台の方が活気があるのは仕方がない。
 駅の構内よりもこういうところで食べるのがいいんだろうけどね。前に回転寿司店に入ったことがあるんだけど,チェーン系だったかな。
 「一蘭」もある。好きな人は好きだからねぇ,「一蘭」。

● アーケード街の入口近くに,ずんだお焼きの店があるじゃないですか。ここはいつも混んでますねぇ。
 注文を受けた後に焼くんだろうか。注文してから7分間待たされる。よそ者が多いのか,地元の人の御用達なのか。ぼくらも買うんですが。

● でも,仙台といえば,やっぱこれ。笹カマでもずんだ餅でもなく,「萩の月」。
 “「萩の咲き乱れる宮城野の空に浮かぶ名月」と見立てて命名された” んですか。風流ですなぁ。
 全国にエピゴーネンを生んだ。栃木県にも「御用邸の月」と「みかもの月」がありますよ。

● 肝は宮城の名産を材料にしていないこと。だからこそ,全国区になれたような気がする。
 たとえば,うちはイチゴが名産だからイチゴを使った土産品を作ろうという発想をしてしまうと,だいたいうまく行かない。実際,死屍累々というありさまで,特にかつての “いちごワイン” はひどいものだった。焼酎に砂糖を溶かし込んで少量のイチゴ果汁と香料を加えたもの。これのどこがワインなんだと言いたくなるシロモノだった。
 安易な発想でやってしまうとブランドイメージを毀損するという典型的な例で,以後,イチゴを使った土産品には一切手を出さないようになった。

● 仙台発16:34の「やまびこ148号」で帰ってきた。まさに半日。
 今日は単純に仙台まで往復しただけだから,16,300円の旅。「大人の休日倶楽部パス」,元取りまくり。下品なことを言って申しわけないが。

2026年6月22日月曜日

2026.06.22 「大人の休日倶楽部パス」で東京と軽井沢

● 今日から「大人の休日倶楽部パス」が使える。青森に行くのは26日。それまでの4日間は日帰りの旅行(というより,移動)を繰り返す。
 今日は仙台に行ってみるかと思ってたんだけども,宇都宮に着いたら上りの方が早く来るので,まずは東京に出てみることにした。宇都宮発9:58の「やまびこ128号」に乗車。今日はすべて自由席。かつ,1号車にしか乗らない予定。

● 新幹線だから造作もなく東京着。KITTE 地下の「松戸富田」で濃厚つけ麺を食べた。
 カウンター席しかない。奥の方から空きを作らずに座らされるので,最初はブロイラーにされた気分になったが,それにもすっかり慣れた。人気があって満席がデフォルトなんだから仕方がない。

● KITTE 4Fには ANGERS 丸の内店がある。そこを覗いてみたが,さて,それ以外に東京でやりたいことはあるか。さしあたってはない。
 では,仙台に向かうとするか。仙台では何をするつもりなのか。したいことなどない。ガイドブックに出てくるような観光地に行くつもりは端からない。
 青森は「丸青食堂」と「おさない食堂」で,旨いに決まっているホタテや魚を肴に田酒を飲む,という明確な目的があるが,青森以外は移動それ自体が目的といった感じかな。新幹線に乗ることが目的ではない。移動が目的ね。

● 東京駅に着いてみると,東北新幹線より北陸新幹線の「あさま」の方が早く出る。仙台はやめて,軽井沢に行くことにした。
 東京発13:04の「あさま613号」長野行きに乗車。けっこう混んでいたが,高崎で降りる人が多かった。

● 二度目の軽井沢。一度目も「大人の休日倶楽部パス」で来ている。「大人の休日倶楽部パス」がなければ軽井沢に来ることはなかったかもしれない。
 ぼく一個は軽井沢に特段の興味はないのでね。西武のアウトレットを覗いて,駅の近くをぶらついた程度。アウトレットには書店もあって,文庫1冊と新書2冊を買った。いずれも旅行ものです。

● 東京とはたしかに気温が違う。じっとしていると肌寒いくらいで,動いている方が楽だなと思ったくらいだ。が,徐々に気温も上がってきたのだろう,そうした感覚もなくなった。
 東京もだが,軽井沢も外国人だらけ。東洋系がドッサリいる。

● 駅前の不動産屋を覗くと,別荘の売物はたくさんあるようだ。ただし,億を越えていたりする。
 どんなに金があっても持ってはいけないもの,3つ。愛人と秘書と別荘。誰かが言ってた。おおいに納得。
 ひと夏過ごす程度ならホテルが最善。別荘はやめておけ。

● 軽井沢から再び東京へ。軽井沢発15:56の「あさま622号」に乗った。上りの「あさま」はガラガラ。
 が,本庄早稲田でスポーツ着姿の若者の大群が乗ってきた。早稲田で何かあったのかい。

● 本日二度目の東京をフラフラしてから,東京発18:08 の「なすの267号」で宇都宮に向かっている。
 宇都宮〜東京が4,600円。東京〜軽井沢は5,600円。それを往復したんだから20,400円分乗ったことになる。初日で「大人の休日倶楽部パス」の元は取れた。
 これは大人の「青春18」なんですよ。天下無双のワイド周遊券です。

2026年5月22日金曜日

2026.05.22 今年も「大人の休日倶楽部パス」を使って青森へ

● 今年も「大人の休日倶楽部パス」が年3回。臨時が1回あると思うので,計4回になるのが例年のこと。
 何だかんだ言って,これが一番安いッス。このパスを使って青森に行きまくりたいッス。

● はい,買いましたよ。前回までは18,800円でしたが,今回からは20,000円。
 でも,安いでしょ。「青春18」(5日間用)が12,050円なのに対して,「大人の休日倶楽部パス」は20,000円なのだ。「青春18」は全国のJRに乗れるのに対して,「大人の休日倶楽部パス」はJR東日本のエリアに限られるが(北海道まで行けるのもある),JR以外にも乗れる路線がけっこうある。

● 初日の6/22から使う。22日から25日までは日帰りで仙台に行ったり,軽井沢に行ったり。26日に青森に。
 6/30〜7/4のパスを買もって30日に帰宅。その後はまた日帰りで東京に行ったり,下田に行ったり。このパスを余すところなく満喫する方法ですな。

● 青森駅前の魚市場に行って,丸青食堂で田酒をのむことと,魚市場の “お休み処” でノートを開いて手書きを楽しむこと。青森でやるのはその2つだけなのだが,青森に行くのは依然として楽しみであり続けている。
 が,予定どおりならば,新幹線を使っての日帰りを8日間もできる。その8日間をどう過ごすか。

● 仙台は当然のこと,盛岡や山形も日帰り圏だが,盛岡には何度でも行ってみたい。大宮での乗換えが意外に億劫なのだが,長野県の上田を歩いてみるのもいいな。
 松本もいい。富士急行にも乗れるので,大月から河口湖まで行くのもありだ。郡山まで新幹線で行って,久しぶりに水郡線に乗るのもいいし,仙台まで行って常磐線で帰って来るのもあり。

● どこに行っても,いわゆる観光はしない。乗ることが目的だったり,行った先で文具店を覗いてみたり,車中で読書するのが楽しみだったりする。
 当然,「青春18」より遠くに行ける。車中読書の楽しみは「青春18」の方が味わいやすいかもしれないが,物理的に遠くまで行けるのはやはり大きい。

● “遠くに行くばかりが旅ではない” という言い方に対して,“旅の面白味は物理的な移動距離に比例する” という考え方もある。
 “善は急げ” に対して “慌てる乞食は貰いが少ない” があるのと同じようなもので,どちらもありだと考えておけばいいと思うが,今のところ,ぼくは後者寄り。動ける間に動いておけ,と思っている。

● 乗物としては,新幹線より在来線の方が楽しい(座れた場合に限るが)。入ってくる情報量が全然違う。
 乗車の素が見られるのは在来線。在来線は乗客の距離が近い。地場の空気が入ってくる。下校する高校生が乗ってくる。乗客どうしの会話が聞こえてくる。在来線の車中は広場でもある。

● 新幹線に地域性はない。どこを走っていようと,車内の新幹線はハレの乗物的なところがあるだろうか。多少の気取りのようなものを,乗客はまとうことになる。
 車両の構造上,仕方がないのだろうが,閉じ込められた感がある。在来線は数分ごとに停まってドアが開くが,新幹線はずっと走りっ放しだし。

● しかし,新幹線はとにかく速い。遠くまで運んでくれる。
 その新幹線にこんなに安く乗れる切符は他にない。使わないと損だと思っている。

● ちなみに,左の写真は山口県柳井市の木阪賞文堂のネットショップで買った金魚ねぷた(弘前市「津軽藩ねぷた村」の製造)。元気にしとります。
 青森は食の竜宮城だからね。今から愉しみですわ。旨い魚を喰いたいと思ったら津軽海峡を渡るな,青森に留まれ,というのがぼくの意見なんだけれども,それを言うと(言ってしまったわけだが)道民の方々に失礼だ。北海道にも旨い魚はゴロゴロあるに決まっている。

2026年4月28日火曜日

2026.04.28 馬鹿者どもが夢の跡

● 都市部の BOOK-OFF の品揃えはひょっとすると新刊書店以上。新刊本もすぐにBOOK-OFF に出てくる。サッと買ってサッと読んでサッと BOOK-OFF に出す賢者が多いんでしょう。
 ぼくなんかは BOOK-OFF で買えばいいじゃんと思ってしまうんだけれども,それは “サッと賢者” からは大きく遅れた二番手になる。

● が,しかし。BOOK-OFF の売場を見ていると,“馬鹿者どもが夢の跡” の感慨に堕ちることがある。
 これ全部,パルプの無駄使いじゃね? こんな本,あんた,読んじゃったの? 時間を捨てちゃったんじゃね?

● 自分の書棚を見ても同じ感慨に堕ちますよ。それを避けようとするなら,本は読んだら処分せよ。
 それこそ,BOOK-OFF に持っていくのがいいね。見ぬもの清し(本来の意味とはちょっと違うかもしれんが)。

● 本が売れなくなったと言う。若者が本を読まなくなったと言われる。
 中年や老年は昔から読まない人が多かったのだろうか。だとすると,出版社や書店は若者たちが支えていたということになるが,その若者たちが支えるのをやめたということか。

● ひょっとすると,それは若者たちが賢くなったゆえかもしれないよね。
 読書というのが過大評価された来た。書き手や出版社が自分たちのやっていることの社会的意義を吹聴したくて,本を読むのは素晴らしいことだと神輿を担ぎ続けてきた。
 そのじつ,儲かりゃいいやで粗製乱造を続けてきたことに若者たちが気づいてしまったという側面はないのかね。

● 今の若者たちは,日本史上最も活字を読んでいる世代だ。本ではなく,スマホでだが。かつ,史上最も文章を書いてもいる世代だ。
 その彼らが出版社の粗製乱造に気づいてしまった。気づいてしまった以上,ソッポを向くのは当然だというだけのことではないか。
 そもそも出版社が多すぎやしないか。少し以上に淘汰された方が社会のためかもしれない。

2026年4月21日火曜日

2026.04.21 高校の教科書を読んで,自分を教養人に改造するプロジェクト

● コロナ禍の頃,自分を教養人に改造しようと思ってね。高校の社会と理科の教科書を一揃い買ったんですよ。
 全部読んで理解すれば,百人に1人,いや千人に1人の教養人になれるだろう。いやいや,ひょっとすると万人に1人かもしれない。少なくとも,高校の教師にその1人はいないと思うぞ。

● 自分が高校生だった頃の教科書とは違ってますな。図版がカラー化されてカラフルになっている。教科書が参考書化したと思いましたよ。
 そんなことはともかく。スタートを切れない。他の本を読まずに教科書に集中する何ヶ月間がなければなりませんな。

● と言っても,理想は1日で1冊を読んでしまうことだ。10日で決着をつける。
 が,そんな芸当はぼくにはできない。できる人はいるはずだと思うが。

● しかし,1ヶ月ですませたい。それ以上の時間をかけるならやらない方がいいくらいだろう。
 それを3回繰り返して,3ヶ月で終了できるといい。勢いを付けて短期決戦に持ち込むのが正解だよね,こういうのは。

● たいていのものはそうなんでしょうけどね。受験勉強や資格を取るための勉強もそうなんだと思いますよ。
 短期決戦で決着をつけないと。ダラダラと時間をかけたのでは,その時点で負け戦だ。失うものが多すぎる。

● でも,それ以前の問題があってね。
 これらの教科書は間違いなく日本語で書かれているんだけれども,この日本語,ぼくは読めるんだろうか。