が,宇都宮を通過する発車が1日に1本だけある。運転区間は小金井〜黒磯(他に,小金井〜日光も1本ある)。
● その黒磯発小金井行きに乗って,宇都宮を通過して小金井に来た。
で,小金井始発(9:28)の上野東京ライン平塚行きに乗車。今日は大船まで乗る。
● 電車の中には2種類の人間しかいない。スマホを見ている人と居眠りしている人。9割は前者だ。とっくの昔にそうなっているが。
スマホは愚民の象徴になった。スマホが人を愚民にするのではなくて,愚民がスマホを使うようになったってことだ。自分もその1人で,人様をあげつらう資格はないんだが。
しかし,それでもクラクラします。暑いからだけではないと思いますよ。
● 大船は鎌倉市なのだが,神奈川県民じゃない人で、そのことを知ってる人は意外に少ないんじゃないかと思う。自分も大船は大船市なのだと思っていたから。
大船で東海道線から横須賀線が分岐する(実際には,東京から横須賀線の専用軌道があって,東海道線と並行して走っている)。大船から鎌倉までは横須賀線でふた駅だけども,大船と鎌倉ではだいぶ様相が異なる。
● 元々の鎌倉人からは,大船は鎌倉ではないと言われる。その鎌倉の民も先祖代々鎌倉というのではなくて,しょせんは新参者のはず。おまえが鎌倉を代表するな,このボケッ,と言ってやればいいんだよと思うけどね。
鎌倉郡大船町が鎌倉市に編入されたのは昭和23年のことらしい。戦後間もない,はるかな昔のことなのだ。当時,大船は何もない田舎だったのだろう。鎌倉はすでに市だったわけだから,この編入はいたって自然なことだったに違いない。
● が,その後,高度経済成長期になると,大船が地の利に恵まれて経済成長し,人口も急激に増えた結果,逆に大船がなんで鎌倉なのって感じになったのだろう。
現在の大船はまず交通(特に鉄道)の要衝だ。東海道線と横須賀線の他に,根岸線も1973年に大船までつながった。さらに,これは要らなかったんじゃないかと思うんだが,湘南モノレールまでできた。
● 鎌倉は日本を代表する歴史文化都市であるには違いないけれども,経済や産業の隆盛といったところでは大船に一歩もニ歩も譲るだろう。今をときめくキオクシアの横浜テクノロジーキャンパスも大船駅のすぐそばにある(ただし,横浜市栄区になる)。
昭和23年の時点では鎌倉に編入するのが自然だったのだろうが,今となってはむしろ横浜の一部の感があるのじゃないか。
● これから行こうとしているのは鎌倉芸術館。その隣には鎌倉女子大学がある。それらが大船芸術館,大船女子大学だったら,やっぱりアピールしませんかね。何だそれ,どこにあるんだ,ってことになりそうではあるなぁ。
鎌倉芸術館であり,鎌倉女子大学であるのは,まったく自然なことなんだけれども,それが大船にあることがいまいち腑に落ちない感じがばくにもある。




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