2014年4月19日土曜日

2014.04.19 駅においてある観光パンフレット

● どの駅にも観光に誘うパンフレットがドッサリ置いてありまして。ときどき,手に取って見ることがあるんですけど。
 最近,JTBが出している「るるぶ」の抜粋版のようなものが置かれるようになった。ぼくの地元でも,宇都宮,那須烏山,大田原のものがある。
 で,かなり人気のようなんですね。特に,宇都宮版はすぐになくなる。頻繁に補充しているようだ。

● 自治体やナントカ観光協会が作ったものはぜんぜん減らない。あとでまとめて破棄されるんだろう。要するに,税金の無駄遣い。
 パンフレットは見てもらえてナンボだ。見てもらえるパンフレットを作る難しさを公務員や準公務員は知らないだろう。

● 餅屋は餅屋で,「るるぶ」抜粋版が安直パンフに取って代わるのはいいことじゃないか。直営をやめて委託に回せってことだね。その方が安あがりで効果的。少なくとも,手に取ってもらえる可能性が跳ねあがることは,実証済み。
 細かくいえば,安直パンフも一から十まで直営でやっているところは少なくて,作業のかなりの部分は地場の業者に委託しているんだろう。であれば,下手な業者に委託するより,専門業者が作ったものを買い取った方がいいよ,と言い直さなくちゃいけないか。

● というと,地元をよく知ってる人が作った方が云々という反論が出るに違いないんだけど,地元をいくら知っていても,編集を知らないやつにやらせちゃダメだよ。

2014年4月18日金曜日

2014.04.18 お金を潤沢に持っているかいないかは,幸せかどうかとあまり関係ない

● あまりな貧困は良くないとして,まぁ普通にお金があれば。
 若い頃はね,使えるお金で月に100万円あればなぁとか夢想したこともあったんだけど。浅はかだったなぁ,と。

● ぼく,基本的に衣食住はどうでもいいと思っているところがあって,何でもいいから着てりゃいんだし,ご飯なんか腹がふくれりゃいんだし,住めればいいんだよ,と思ってたんですよ。まぁ,今も基本そう思ってんですけど。
 だから,昼はカップ麺でもパンでも喰っときゃいいんだ,と。食事というよりは餌を自分に与えてきたなぁと思うんですよね。

● 昼休みって1時間しかないじゃないですか。そのすべてを昼食にとられてしまうのはイヤじゃないですか。昼食なんかササッとすませて,居眠りしたり新聞読んだり散歩したりしたいじゃないですか。
 弁当を持ってくればいいんだけども,作ってくれる人もいないし,自分で作る暇なんてない。ちなみに,ぼくは朝食は食べない派。
 となると,すぐそこに食べもの屋があって混む前に行ければいいけれども,そうではない場合はコンビニで弁当かパンかカップ麺を買ってしまってたわけですよ。

● でも,今のところに転勤してから,普通に外で食べるようになったんですよ。理由はすぐそこに食べもの屋があったこと。
 うどんのお店なんですけどね。旨いんだな,これが。もちろん,自家製麺ですよ。業務用の麺を買ってるんじゃない。
 しかも安い。ざるうどんが280円ですから。天ぷらを付けて380円。量はたっぷり目。これなら朝を抜いても満腹になる。
 駅の立ち食いソバより安い。味は立ち食いソバなんか問題にもならない。
 近い,安い,旨い。というわけで,毎日通いつめている。小銭に使いでがあることを実感してる。

● さらに最近,中華料理の店が近くにできた。台湾料理の看板を出している。中で働いている人たちは(たぶん)台湾ではなく,中国本土から来ている人たちだと思う。
 そんなことはどうでもよくて,これまた安くて旨い。ニラと肉そぼろがどっさり入っている「台湾ラーメン」が旨い。中華丼も旨い。野菜タップリ。中国から輸入している野菜かもしれないから,まぁ細かいことを考えれば色々あるにしても,とりあえず体にいいということにしときましょう。
 でね,このふたつを一緒に頼んでも680円なんだよね。安っ。これまた,近い,安い,旨い。

● でね,やっぱり幸せなんですよ。餌ではなくて食事をしてるって感じがするんですよね。その幸せを得るのに要する金額は380円とか680円なわけですよ。
 たとえばですよ,ホテルオークラの「桃花林」で同じものとたべるとしたらいくらになるか。「桃花林」に台湾ラーメンや中華丼があるとも思えないので,近似での比較になるんですけど,だいたい3,500円くらいじゃないですか。
 「桃花林」の夜のコースだと15,000円くらいですか。これが台湾ラーメンの店なら,ふたりで5,000円。

● 料理の種類も食材も場所も雰囲気もまるで違うはずだから,この比較はかなり以上に無茶なんだけど,ぼくとしては台湾ラーメンの店で満足しているわけだね。
 だとすると「桃花林」で値段比例の満足を得ることはほぼ確実にできないだろうってことなんですよね。
 ぼくの680円と「桃花林」で食事をする人の3,500円は,もたらす幸福度においてそんなに差はないような気がするんだよね。

● でも,あれだね,こうして見ると,「桃花林」って安いかもしれないね。あの場所で,たぶん相当にいい食材を使って,一流の料理人が作っているはずだから,それでこの値段は安いように思う。

2014年4月12日土曜日

2014.04.12 今年二度目の日帰り温泉

● 最近(数年前から),何かと問題の多い豚児が,温泉に行きたいと言いだした。泊まりで塩原か那須に連れて行けというのではなく,近くの日帰り温泉でいいらしい。
 そんなもの,自転車でひとりで行けよと言いたいわけだけども,夜,豚児を連れて行ってきましたよ。

● 今回は,さくら市喜連川の「道の駅」にある施設。露天風呂はかけ流しになっている。内湯とサウナがある。充分といえるでしょうね。ぼくのお勧めは,もちろんかけ流しの露天風呂なんですけどね。
 料金は500円。ぼくひとりなら2時間は楽に過ごせる自信があるんだけど,豚児と二人じゃ,30分もいたかどうか。

● 以前は休日のたびに行っていた。日帰り温泉はストレスを溶かすところ。日曜に行って月曜に備えるところ。出るときにはドンヨリとした憂鬱におそわれるところ。
 たいていの人には身に覚えがあると思う。べつに日帰り温泉じゃなくても,何がしか,杖がわりになるものがあったのではあるまいか。

● 豚児,最近は身長を気にしている(現在,168センチ)。これ以上伸びないんじゃないか,とか。父親の身長は超えたいと思っているらしいんですよね。けれど,まだ負けている。
 しかし,股下の長さはどうだというわけです。実はそれを確かめたかったらしいんですな。確かめるために,父親を誘いだした,と。温泉といえば来るだろう,と。
 ちなみに,股下の長さはほぼ同じ。膝下は豚児の方が長い。

● さらに,豚児はキ○タ○の長さも気にしていたらしい。
  小学校ではダントツで小さかったんだよ,オレ。
  毛が生える前の話だろ。
  うん。
  だったらカンケーねーよ。気にすんなよ。
 といった会話が父子間で交わされた。

2014年4月11日金曜日

2014.04.11 週末にスマホのイヤホンを会社に忘れてきた

● スマホは千円SIMに替えて,とてもコストパフォーマンスのいいデジタルガジェットになった。だいたい,ネットにつなぐことはあまりない。ときどき,GmailとLINE。そんなもん。

● 使っている時間でいうと,音楽プレーヤーとして使っているのが最も長い。だいたい音楽って家では聴かない。まったくないわけじゃないけど。
 やっぱりスマホに転送して,歩きながらとか,電車の中でとか,外で聴いてるのが大半だ。

● そのイヤホンを忘れてきたよ,休日にスマホで音楽を聴くという選択肢を喪失したよ,と。喪失というのは言葉のアヤね。
 で,どれほど困ったかっていうと,じつはそんなに困らなかったんですよ。ないならないで,けっこう平気なものだった。ということは,音楽を聴くという習慣がそんなに深く自分の中に食いこんでいたわけでもなかったってことですね。
 何だかちょっと,妙な気分。めちゃくちゃ困って欲しかったんで。自分に。

● ただ,若干,手持ちぶさたではあった。いつもと違うわけだから当然ですな。すぐに慣れてしまうものでしょう。
 でも週が明けて,イヤホンを耳に突っこんで音楽を聴けるようになると,やっぱこれだよ,これ,と思った。

2014年4月1日火曜日

2014.04.01 豚児がiPhoneのキャリアを変更した

● うちの17歳の豚児なんですけど。iPhoneユーザーなわけですよ。もともとはdocomoのAndroidを使ってたんだけど,iPhoneがいいというんでauにキャリア変更。
 4,4S,5,5Sと乗り継いでいるわけです。昨年の9月には5Sの発売日にauショップで速攻購入。

● 5Sからはdocomoも参入。docomoに替えないのかと訊いたらば,auの方が速度がでるから,とかで。
 5までは遅かったんだけど,5Sになると速くなるらしかった。LTEが整備されるタイミングと重なったのか,5Sの性能なのか,その辺のところは知らないけれど。
 なので,そうなのかと,auで機種変。

● ところが,先々週あたりからdocomoに替えたいと騒ぎ始めた。だったら,何であのときにdocomoにしなかったんだ,アホ,とか思っちゃいましてね。
 おまえは我慢というものを知らなすぎる。もう17歳なんだから,少しは我慢も覚えろ。どうしてもというなら,自分でバイトでもしてカネを作れ。
 というわけで,はなから相手にしない態度だったわけですね,こちらとしては。

● ところが,ねぇ,iPhoneに関してはキャリア間の顧客争奪戦が凄まじいですな。他キャリアからの乗換組に対しては,32GBの端末価格が9千円ですよ。分割購入なら6万円のキャッシュバック。
 結局,一括購入にしたんだけど,24ヶ月は通信料が安くなる。そのままauにいたのとほぼ同じ額になる。

● その一括購入の端末価格と,auに支払う解約手数料やあれやこれやで,2万7千円ほどの追加出費が生じた。だけど,それまで使っていた端末がハードオフで3万円で売れた。
 つまりは,若干の黒字を出しつつ,自分が使用する端末を新品に替えられた(正確にいうと,30日にこの手続きをしたんだけど,翌31日だけで1ヶ月分の通信料を払わなければならないから,若干の赤になる)。

● しかも,発売当初はゴールドが品薄で,シルバーで妥協したんだけども,今回はゴールドをゲット。豚児はすこぶるご満悦だった。
 じつのところ,ゴールドへの未練もキャリア変更を言いだした理由のひとつになっていたと思うんですけどね。

● これほどの優遇はiPhoneだけらしい。にしても,docomoもauもSoftBankもとんでもなくバカげた消耗戦をやっていないか。
 バカげた消耗戦だってことはよくよくわかってやっているんでしょうね。何が理由なんだ。アップルから締めつけがあるのか。この期間にこれだけ売れ,とか。でもアップルはSIMフリーのiPhoneを自分でも売ってるんだよな(ぼくならそれを買って,OCNのSIMをさして使うと思うんですけどね)。
 どうも,アップルが猿回しで,日本の3キャリアが猿に見えてくるんだけどねぇ。SoftBankはiPhoneのおかげで大きくなれたんだから,賢い猿ってことでしょうけどね。

● ぼくは自分がiPhoneに無関心なので,どうもピンと来ないんだけれども,iPhoneがそれだけ人気があるってことだよねぇ。イメージ作りが巧いのかなぁ。

● ともあれ,豚児はそうしたところまで情報収集をしたうえで,おずおずと親にプレゼンを始めたんだと思うんですよ。それに対して聞く耳を持たなかったことを反省しましたね。すまなかったなぁ,と。
 まずは話を聞くところから始めるってのは,相手が子どもであっても重要だなぁと思った次第です。