● LINEに集まった個人情報が中国当局に筒抜けになっていたというニュース。が,これでLINEユーザーが減ったかというと,そうでもないでしょ。
多くの人にはピンと来てない。「自分の情報なんか,中国政府が興味を持つようなものじゃない。見たけりゃどうぞ」くらいに思っているだろう。
● LINEの代わりになるものってなくはない。けど,友だち全員が一斉に乗り換えるならともかく,自分だけが乗り換えるのでは,失うものが多すぎるように感じるだろうしね。
この人脈(?)をまた一から作り直さなければならないのは億劫だ。なら,このまま使い続ければいいか,と。そこが問題だと言われりゃ,それはそうなんだろうけどさ。
● よほど親しい人限定で使うのが,LINEの使い方のコツだとは思うんだけどね。ご主人様が奴隷たちに指示を出すために使っているのを別にすれば。
会社の同僚だとか学生時代の同窓生だとか,その程度の関係にすぎない人とLINEでつながっても,ノイズが増えるだけで,ストレスまみれになるだけだろうと思うんだよね。そういう人とつながるのにちょうどいいツールはFacebookでは。
● ぼく一個は,その程度の関係の人とネットでつながってどうするのかという意見だけど。いかにしてつながらないですませるか,を考えた方がいいい時期に来ているよね,とっくの昔に。
ので,今回の件は,くだらないLINE友だちを一掃するのにちょうどいい機会じゃないかと思うんだけどね。
● LINE上層部も認識が甘すぎ。ほとんど話にならないレベルで,相当なペナルティを課さないといけない案件だとも思いますよ。3ヶ月の業務停止命令でどう?
● ま,実際にはそれは難しいらしい。高橋洋一さんのこちらの動画が,そのあたりを平易に解説してくれている。
ちなみに,その高橋さん,小学校から高校までほとんど登校しなかったと語っている。頭が良すぎて学校に馴染めなかったから。高校では話のわかる教師がおまえは来なくていいと言ってくれたらしい。
それに見合った何らかの欠落があるはずだとも思うんだけど,そういう人が面白くないはずがないよね。面白さってバランスの欠如の度合いかもしれないね。
(2021.03.27 追記)
● こういう動画もある。渡邉哲也さんの辛口の論評だ。
ぼく一個に関していうと,LINEなど消えてしまっても痛くも痒くもない。ぼくがLINEでつながっているのは奥さんだけなので(彼女はぼく以外にも数人のLINE友だちがいるらしい),彼女にたとえばViberに移ってもらえば,LINEでやっていたこと(チャットと無料通話)はそのままViberで継続できる。
野次馬的に心配なのはソフトバンクだよね。アリババがおかしなことになっているし,そこに傘下に収めたLINEがこけるようなことがあると,ソフトバンク自体が危ないんじゃないかというね。
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