● 緊急事態宣言が出ている栃木県から,同じく緊急事態宣言が出ている埼玉県を経て,やはり緊急事態宣言が出ている東京都に向かっている。
もちろん,今日も不要不急の用事で出かけるのだ。急を要する用事というのは,些かなりとも緊張を強いられる。場合によっては胃が痛くなるような状況になる。そんなものには遭遇したくないものだ。不要不急だからこそ,日々が潤うのだ。
● 自分がコロナに感染するはずがないという根拠のない思い込みに支配されていないか,というところは点検してみる必要がある。生来,お調子者のところがあると自覚しているから。
そんなことはないと断言することはできないのが正直なところだけれども,密閉・密集・密接を避け,盛りあがっている集団に近づかないようにしていれば,まずもってコロナ感染を気にする必要はないのではないか。
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東武 南栗橋駅 |
みんながお金を使っているときに,自分も同じことをしても仕方がない。みんながしないときにするのが肝心としたものだ。
● 左の写真はJRが作った池袋駅西口の観光案内。立教大学観光学部の学生が関わったというんだけども,圧倒的な観光リソースは立教大学それ自体ってことね(観光学部は池袋ではなく,埼玉県新座市にあるらしい)。
しかし,コロナでいろんな流れが反転してしまった。立教大学観光学部は前身の社会学部観光学科を含めると半世紀にわたって存続しているわけだが,コロナで観光は急速に萎んでしまった。コロナ以前の状態に戻れるかどうかは,現時点で確言できる人はいないだろう。
が,それ以上に行ってみたいのは,東武百貨店7階に入っている伊東屋であり,息子が小さいときには東口のサンシャイン水族館だった。
しかし,今日は伊東屋も覗かず,次に向かうことにする。
将来はこの一帯が鬱蒼としてくるのかもしれないけれど(しないと思うが),現時点では緑地帯と言うのが,日常語としての日本語に叶う。この場所にこれだけの緑地帯があることが凄いことではあるのだが。
● お賽銭をあげて詣でて参りました。この年になれば,神様にお願いすることは特にない。長く生きれば,誰でもこれ以上はないだろうと思える痛撃を受ける。が,そういうことも畢竟,自分の問題であって,神様には関係のないことだ。
ので,柏手だけ打って頭を下げてきましたよ。
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タロー書房 |
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誠品生活 |
● 銀座線で浅草。東武線で帰途につく。
緊急事態宣言で東京は沈んでいる。しかし,そうであっても,東京は面白い。気持ちを上向かせてくれる。
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