● その間,Amazonで買物したのは片手で数えられる程度。ゆえに,送料無料の恩恵は無視してもいいほどに少ない。
もっぱら,プライムビデオを見るために年会費を払っている。2年間で424本,直近の1年では272本の映画を見ている。1本あたり18円。
● 数年前までレンタルショップで1本200円で借りてたんですよ。その頃の1割以下になってますよ。しかも,借りに返しに,ショップまで車を走らせる必要がない。延滞金が発生する余地もない。Amazon様々ですよ。
ぼくの地元にはハーマンというレンタルショップがあったが,今はレンタルの店は閉めて,リサイクルショップになっている。あのTSUTAYAもだいぶ店舗数を減らしている。
● 往年の名画的なものは,洋ものであれ和ものであれ,地元の公立図書館でDVDを借りて見ることもできる。が,“大切に扱ってください。もし毀損した場合は弁償していただく場合があります” なんぞと書いてある。
公共物を意図的に毀損するバカはよほどの例外だ。毀損はほぼ百パーセント過失による。DVDというブツがあるから毀損も起こる。Amazonプライムビデオならそのブツがない。
● 問題はコンテンツであって媒体ではないのだから,動画や音楽はデジタル化と親和性が高い。レンタルショップが成立していたのは,インターネットの回線が細くて大容量の動画を送ることが難しかった期間に限られた。
ぼくのような素人がこんなことを言えるのも,結果が出ているからだ。映画がここまで安くなるとは,それが現実のものになるまで,ぼくは考えたことがなかった。
● 昔の話をしても仕方がないけれども,その昔は映画なんて滅多に見られないものだったからね。隣町に映画館がひとつあって,バスに乗って見に行くものだった。
夏休みに1回,冬休みに1回,くらいのものでしたよ。もっと少なかったか。テレビに押されて,映画界が沈滞期にあったのも影響しているかもしれないけどね。
● もっと早くプライム会員になっときゃよかったよ。逸失利益はけっこう大きいかもだね。
おそらく,Amazonは年会費を上げてくるでしょ。欧米に比べて日本だけ安いから。といっても,Hulu や Netflix と競合するので限度はあるけれど,1万円までは上げてきますよね。でも,1万円なら問題なく許容範囲だと思っている。
● 自分の老後を安寧ならしめてくれる要因の1つ,しかもその最右翼がインターネットだ。GoogleとAmazonだ。
両社とも今後の安泰が保証されているわけではないが,どうか頑張ってもらいたい。
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