歩いている人がいない。シーンとしております。時々,若いカップルが肩をくっつけて,どこかにか歩いていくのに出くわす程度だ。
● 東京は緊急事態宣言からまん延防止措置に切り替わった。酒も出していいことになった。しかし,その場合は90分しか店にいられない。ホテルのレストランではそういうことになっていた。
居酒屋でも同じなのだろう。1グループ2人まで,かつ午後7時まで。普通に仕事をしている人は飲めないということだ。
● 銀座のクラブにすれば,お客さんがボチボチ来始めるかという時刻には酒類提供ができなくなっているわけだ。営業禁止と同じことだ。
コロナ収束後は不死鳥よろしく甦るんだろうか。退却を完了しているところが多いんだろうか。甦ったとして,中の選手は交代しているんだろうか。
● 銀座では路面店は営業終了後も灯りを落とさないというのがルールになっているんだろうか。2丁目の伊東屋でも3丁目のアップルストアでも,路面側には灯りをつけている。ルールがあるわけではなくて,ディスプレイ効果を狙って個々の店舗が勝手にやっていることなんだろうかね。
ともかく,歩いている人はいないんだけど,銀座の灯はとにもかくにも保たれている。とはいっても,寂れた感じは隠しようがない。
明るさもネオンだけではなくて,人間が作っているところがあるんでしょうね。その人間がいないんだから。
とはいえ,アップルが特にデザイン面で業界のリーダーであったことは,当然,認めている。アップルの製品が “美しい” ことも認める。
にもかかわらず,アップル製品には手を出さないことにしているのは,高級ホテルに足を踏み入れるのをちょっと畏れるのに似ている。MacもiPadもiPhoneも,それを使うに相応しい人が使えばいい。それは,ぼくではない。
今度のiMacは初代のiMacを連想させる多色展開だ。スペックはまるで違うけど。
あの頃にアップルの株を100万円ほども買っておけば。今頃は億万長者だったわけでしょ。
賢者はアップルの株を買い,愚者はアップルの製品を買う,ってね。明日以降もそれが成立つかどうかはわからないけどさ。
● こうして人の歩いていない銀座をフラフラ歩いて,23時を過ぎた頃に,予約していたホテルに入った。部屋で安酒を飲んで寝るとしよう。
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