● 右はJTBがチャーターして来年催行する世界一周クルーズのチラシ。
かつては,飛鳥Ⅱ,にっぽん丸,“ぱしふぃっくびいなす”が,それぞれ世界一周クルーズを催行していたけれど,今はいずれも催行を停止している。郵船所有の飛鳥Ⅱではない船が世界一周に出るらしいけど,詳細は知らない。
チャーターされるサン・プリンセスは,アメリカのプリンセス・クルーズ所有のクルーズ船。
● 日本のクルーズは料金は国際相場の3倍でサービス水準は3分の1という人もいるけれど,このクルーズは,飛鳥Ⅱに比べると料金はかなりリーズナブル。これで少しは国際相場に近づいた?
Wikipediaによれは「2013年より日本発着クルーズとして本格的に投入された。国内客船の半額近い低価格クルーズの登場は「黒船」とも呼ばれ,国内船社に衝撃を与えた」「2019年にはJTBクルーズの全船チャーターにより本船を用いての横浜・名古屋・神戸発着の世界一周クルーズを予定しており,従来の世界一周の相場と比べ4割安い価格でクルーズ初心者を取り込む目論見としている」とある。
● スイートはすでに満室。高い方から売れていく? というより,ボリュームゾーンが残っているってことでしょうね。スイートは数が少ないんだろうからね。
ぼくなら一番安い「内側」にするね。窓がない(たぶん)部屋。関係ないもんね。部屋にいるのは寝るときだけだと思うから。
● それでも200万円。98日間だから,オールインクルーシブで1泊2万円。2人で4万円。かなり安いというべきか。
都内のホテルに98連泊した方が面白いのじゃないかと思ったりもするけど,さすがに飽きるだろう。クルーズは何といったって移動付きだからね。“ホテル+旅行”であるわけだから。
● 言葉とかチップとか煩わしいこともあるけれど,外国で催行されるクルーズにも目を向けた方がいいでしょうね。
煩わしいということは,つまり勉強できるということでもあって,チップに慣れることができると前向きに捉えることにして。客の大半が外国人という方が,非日常感が増して面白そうだ。
● 仮にこのJTBのクルーズに参加するとする。98日間も割くことができるのは暇人に限られるだろう。暇人とはつまり年寄りのことだ。ジジイとババアに囲まれて98日間を過ごすことになる。
さて,ねぇ,どうだろうか。いや,半ば以上はやっかみで言ってるんですが。
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