2021年4月2日金曜日

2021.04.02 東京ベイ潮見プリンスホテル

● 正式名称は長いのでプリンス潮見と書くことにするが,昨年オープンした新しいホテルで,宿泊するのはこれが二度目。
 潮見駅前はホテル通りになった。プリンス潮見,ホテル櫂会,ホテルリブマックス,アパホテルの4つが並んでいる。その三方を,遠く近く,マンション群が取り囲んでいる。

● 舞浜が近いからディズニーランド客を取り込めるし,東京オリンピックもあるしというわけで,急ピッチで建設を進めてきたのだろう。が,コロナという誰もが毛ほども考えなかった要因によって,すべてが裏目に出た。
 ディズニーランドのイクスピアリもかなり悲惨な状態になっている。三密を避けよというわけだから,人が集まるところほど打撃が大きい。その筆頭がディズニーランドだが,元に戻れるんだろうか。
 いずれはワクチンが行き渡る。そうすればインフルエンザと同じになると言われている(死亡者数から見ると,最初からインフルエンザと同じなのだが)。指定感染症からも外れるだろう。そうなると元に戻るんだろうか。

● 昨日チェックインして,通されたのは617号室。朝食付きで11,200円。
 しかも,1チェックイン(1泊ではなく)につき,5,000円の金券が渡される。ホテル内のレストランや売店で使える。ホテル側が自己負担でGoToをやっているようなものだ。消耗戦という印象になる。生き残りをかけた体力勝負。

● とりあえず,部屋でトリハイを。ファミリーマートが敷地内にある(ちなみに,櫂会とアパホテルにはローソンが入っている。というところからも,ディズニーランドに来る家族連れを当て込んでいたのだろうなと思える)。そこでトリスのポケット瓶と炭酸水と肴を買えばすむ。
 こうするのが安上がりなうえに安全だ。コンビニ居酒屋で充分だよなと思いますよ。これを自宅でやると貧相に思えてしまうけれども,場所を変えると全然OKなんだよね。

● しかも,このホテルはサウナとフィットネスジムが自由に使える。ホテルのサウナって,カウンターで受付をして,キーをもらってっていう煩わしさがあるけど,ここはそういうのがない。銭湯にでも行くような気安さ。大衆性を極めていて,ありがたいや。
 それゆえか,看板も「大浴場」となっている。スパとか,
 部屋からパジャマ&スリッパで行ってもOKということになっている。他のホテルでもたとえばプールに行くときには部屋で水着に着替えて行ってもいいのが共通ルールだと聞いたことがあるんだけども,そうしている人とエレベーターで一緒になったことはこれまで一度もない。

● プールのような大浴場に掛かっている絵は,銭湯画の現代版? 富士山が描かれ,大きな鯉が踊り,波は「まんが日本昔ばなし」のオープニングに出てくる龍のようだ。この絵を眺めるのが,じつは楽しみの1つだったりする。
 というわけで,夕方と夜,2回もサウナおやじになって来ましたよ。

● 一夜明けて。プリンス潮見の朝食。自分で取っていいのは,ドリンクだけ。あとはスタッフが持ってきてくれる。メインの卵料理以外はお代わり自由だけれども,スタッフにお願いしなければならない。
 自分自身選べるときは和食になりがちなんだけど,ここには和食メニューはない。が,パンにコーヒーも悪くないな,と。お値段は2,700円(+税)。

● 相方はやや不満気だ。何が不満かといえば自分で自由に取ってこれないことと,品数が少ないこと。ロイヤルパークの「シンフォニー」で食べるのと値段はそんなに違わないんだよ,と。
 が,不自由には不自由なりの良さがある。第一に,サーブしてもらうと盛りつけのキレイな皿がやってくる。
 第二に,自分で選ぶと自分の惰性的な好みの外に出るのが難しいが,選択の自由がないと好みから逸れることできるから,意外な発見に遭遇することがある。

● プリンス潮見はリゾートホテルを標榜しているのだろう。そのせいかどうか,部屋にデスクはない。デスクの代わりになる小さなテーブルはあるのだが,そこでパソコンと資料を広げて作業するのは無理だ。ぼくなんか,それを使って部屋飲みをしてるんだけど,部屋飲みするにも手狭なくらいだからね。
 が,1階ロビーにスタバスペースがたくさんあって,パソコンを使うこともできる。コンセントとUSBの電源も取れる。
 使ってみたい気持ちにさせる。ホテル側としても賑わいを作る手段になるんだろうか。

● さて,そろそろ出かけるとする。今日も東京のそちこちを回って来ようと思っている。

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