● 現時点で新浦安は駅の周辺100メートルくらいしか知らない。まさに駅前を点として知っているに過ぎない。せっかく新浦安に泊まっているのだから,せめて点から短くても線にしてみよう。
というわけで,駅から海が見えるところまで歩いてみた。シンボルロードと呼ばれる駅から伸びている道路をまっすぐ行くだけだけどね。
明海大学の実質的設立は1988年。国内唯一の不動産学部がある。1992年にできた。すでにバブルの破綻が明らかだった頃のはずだが,設立準備を進めているときには,バブルがはじけた後に土地神話が崩壊するとは誰も思っていなかったろう。
難関資格の1つである不動産鑑定士は仕事がなくなっていると聞く。学生は集まっているんだろうかと気になるところだが,少なくとも定員割れは起こしていないようだ。
● 首都圏の私立大学としてはかなり広い。埋立地で広い土地を確保できたからだとは容易に想像できるが,グランドも含めて施設は整っているように見える。
道路とフラットで,キャンパスを塀で囲んだりしていない。東大に代表されるが,大学ってのは刑務所と同じで塀で囲まれているものだ,と思っているのは少し古いのかもしれない。
街に対して開放されている造りにするのが,けっこう前から当たり前になっているっぽい。北千住の東京電機大学がその代表だが,他にもいくつか思いつく。
ありなんですかねぇ。ビールを出す時間は夕方以降とかに制限されてはいるんだろうけどね。
東京ディズニーリゾート・パートナーホテルになっている。バス送迎すれば舞浜はすぐそこだ。
後刻,相方から,私も泊まったことがあるんだよと聞いた。昔,幼かった息子とディズニーランドに来て,帰るつもりがもう1泊してこうかという気分になって,このホテルに泊まったんだよ,と。
アップグレードでかなりいい部屋に泊まれたという。温泉があるらしい。
これが定番ではあるのだが,人口は減少期に入っているんだからね。頑張って子どもを4人産む夫婦がポコポコ出たくらいでどうにかなる問題じゃないからね。
柵の向こうに広がる海は,もちろん東京湾。海から後を振り返ると,松林になっている。海岸に三保の松原を造ろうとするのは,日本人のDNAですかねぇ。
長らく見られなかった風景だ。こういうあたりまえの景色が消えていたのがコロナ禍というものだった。
人が集うこと,群れること,語らうこと,共に飲食することを,コロナは禁止していたのだ。相当に異様だ。自己の判断で群れることを拒否するというのとは違う。群れることを許されなかったのだ。
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