● 現在施行中の県民旅割というのは,宿泊料が20,000円だったら,それが半額の10,000円になり,さらに1人あたり2,000円(2人で停まっていれば4,000円)の小遣いをくれるというものだ(現金と違って,どこででも遣えるというものではないけど)。
しかも,あとえばJRホテルメンバーズに登録して,JR系列のホテルに泊まると,最初の20,000円を基準にポイントが付く。
今,泊まらないで,いつ泊まるんだ? って話だねぇ。コロナ様々だねぇ。という不謹慎な感想を持ってしまうわけだ。今のうちに一生分,泊まってやるぞ。
● その県民旅割は7月14日までの予定だった。ところが,また延長された。8月末日まで。拙いなぁ。行っちゃうだろうなぁ。
子供たちが夏休みになったらロートルは遠慮しなきゃってのもあるし,いくら安いとは言っても老後の生活資金の先食いを続けることになる。ホテル泊がたて込むと,ロートルなりのルーティンが崩れたままになってしまう。
それでも,目先の快適さに喜んで負けちゃうんだよ。ここまで酷暑になると,軽井沢や那須は避暑地の役割を果たさない。ホテルに逃げ込むに限る。
● 旅割が延長されたということは,全国版のGoToは実施されないってこと。
関東在のぼくらは,東京を除く関東(+山梨)に泊まらないと旅割の恩恵がないのだが,率直に申して,首都圏以外に行きたいとは思わない。神奈川と千葉が入っているので,東京が入っていないことの弱点はカバーできる。つまり,これで何の問題もない。
● が,福島や長野に住んでる人の中にも首都圏を訪ねたい人はたくさんいるだろう。そうした需要を見込んで首都圏には受皿ができている。
特に,夏休みに子供にかこつけてTDRに行きたい人には,関東ブロックかそれ以外かで大きな差が出ちゃう。とりわけ,静岡県民は気の毒だ。
● というわけで,ブロック制ははっきり軛だ。全国一区のGoToが望ましい。
誰もがそう思いながら実施できないのは,できない理由があってのこと。今回は感染拡大のためGoTo開始を延期し,その代わり,県民割を8月末日まで延長したということなのだが,全国版のGoToが刺激効果はあるだろう。
● 都市部のホテルで家でやっていることをする。特別なことをやろうとしない。だったら家にいればいいじゃん,と言われたい。
旅するように暮らし,暮らすように旅をする,という格言があるらしい。力点は前半にあるが,この場合の旅は移動と言い換えていいだろう。ハードさを内包しない移動。
要するに,中途半端な向上心なんて捨てちゃおうよ,ってことね。そのために老後資金の先食いを続けちゃうんだよねぇ。
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