4月になると登山客も増えだすのだろう。1月末に初めて日光に泊まるという経験をして味をしめたというか,以後,同じことを何度か繰り返しているのだけれども,そろそろ身を引く時期かもしれない。次は11月頃となるか。
実際には,黄金週間は避けるとしても,6月くらいまではホテルの予約を入れることになる。いや,すでに入れている。
● ホテルから稲荷川左岸の山を下って来た。小杉放菴記念日光美術館の庭園。咲いているのはアカヤシオ(というらしい)。
大谷川の交流点を見ておきたかった。市街から近いから造作なく到着する。左の写真で奥の方から落ちてるのが稲荷川。
暮らしがラクだとは限らないだろう。生きていれば色々ある。まさかという坂も経験しているだろう。にも拘わらず,この佇まいを維持しているのは大変なことだ。それ自体が社会貢献だと言っていいだろうし,何て言うんだろ,公共意識をきちんと持っている人たちだなと思った。
照らそうと意図して何かをやると,たいていの場合,何がしかの迷惑になる。
じつは,ここ,初めて来ました。ひょっとしたら,小学校の遠足で来たかもしれないけど。
● 憾満ヶ淵から市街に戻る途中に,銭沢不動尊への案内標識があった。ついでだから行ってみるかと思ってね。行ってみることにした。ゼニっていうのは銭という字を当てたけれども,元々はどんな意味を持ってたんだろ。意味なんかないんだろうか。
日光宇都宮道路の下をくぐらされる。忌々しいが仕方がない。
途中,一度だけ休憩した。若い人にはさしたることもあるまいが,老体にはけっこうな山道だった。
不動尊はお堂に収められていて,見ることは叶わない。
次に来たときには,この上まで行ってやろうと思った。つまり,鳴虫山に登ろうと思う。登ると言うと大げさだけど。男体山や女峰山に登るのも登山と言ってはいけない気がする。ハイキングの範疇だと思う。