鮪も食べられなくなると言われたことがあったが,だいぶ経った今でも食べられている。鰻もそうだな。騒いだヤツが狼少年だったわけではなくて,関係者が獅子奮迅の努力をした結果なのかね。
ろくな根拠もないのに騒ぐことが好きなヤツがいて,ギャーギャー騒いだだけなんじゃないかと思っているが。
デセールとはデザートという意味のフランス語だから,セレナード(小夜曲)をアイネクライネナハトムジークと言うが如しで,わかったようなわからんような。
● これで食事は終わり。その後に漬物が出る。昨日は食べないで部屋に戻ったんだけど,今日はいただきましたよ。
再度,鳳凰美田と望を注文して,漬物で飲んだ。外池酒造の燦爛をサービスで出してくれたのでね。お返しをしないわけにはいかないでしょ。
つーことで,けっこう飲んだ。が,悪酔いはしない。
朝食。汁は鯛の潮汁。シモツカレもあった。クセを取り除いて食べやすくしている。栃木県民でもシモツカレを食べることは早々ないから,そうした方が受けがいいのかもしれんね。
● 昨夜もお一人様のお客さんがいた。しかも,女性。まったく違和感がない。ひとりが様になっているというかね。
女性が一人で旅館に泊まっていると,自殺を警戒されたのはそれほど昔のことではない。シンガポールのホーカーズに地元の女性が一人で食べに来ているのを見て,これは日本にはない風景だなぁとぼくが思ったのも,それほど昔のことではない。
それが,日本もここまで来ていたのだな,と思った。
● 駅まで送ってもらって,10時過ぎにJR日光駅に。宇都宮発の電車から降りてくる人がかなり多い。その過半は外国人。こんなに外国人が増えているのか。昨年10月まではこれがゼロだったわけだ。
日本の観光業は外国人なしでは成り立たなくなっているのだろうな。インバウンドが増加する過程で,彼らの存在を前提にした供給体制を作ってきているんだろうから。
● 彼ら外国人の中には本格的な登山の格好をしている人も多い。が,そこは外国人で,ガチガチに固めてはいない。どこかラフなところがある。
そこが外国人の好ましいところとして,ぼくの目には映る。
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