2019年6月30日日曜日

2019.06.30 数十円を惜しむ自分のセコさに翻弄された日

● 水天宮前から春日に向かっている。神保町で都営三田線に乗換。280円。この乗換が意外に面倒くさい。丸の内線で後楽園に出ればよかったかも。200円ですむんだし。
 もっともそれで道に迷うなんてことがあれば80円ではすまなくなるかもしれず,その可能性もけっこう高かったとは思う。

● 帰りは迷路のような地下通路を通って,丸の内線の後楽園に。迷路のような地下通路でも迷うことはない。帰りは目的地が起点になるから,地下鉄の入り口さえわかれば,あとは無問題だ。
 大手町で半蔵門線に乗り換えることにしていた。押上まで行って東武線に乗り継ぐ。が,千代田線に乗り換えた。なぜかというと,押上までだと240円なのに対して,千代田線で北千住に出れば200円ですむからだ。

● ここでもたくさん歩いた。日常生活に運動を取り入れたいなら,東京に住むに限るな。東京人って毎日1万歩くらい歩いてるんじゃないか。否応なく歩かされる仕組みだもん。
 田舎に住んでいると,万事,車ですませるから,じつにどうも歩かなくなる。ひ弱なのは田舎人で頑健なのは都会人。しかも五感から入ってくる情報は圧倒的に都会の方が多いから,都会の人ってぼけないかもしれないね。

● さて,40円の差に負けて千代田線に乗ることにしたのだが,北千住をウロウロしてみたかったってのもある。結果,それでよかったけれども,もしそれがないのならば40円多く出して押上に出るのが正解だったかも。
 あと,千代田線に乗り換えるんだったら,淡路町の方が良かったんですかね。丸の内線の淡路町から千代田線の新御茶ノ水の間はつながっているっぽい。たぶん,ここでもかなり歩かされるはずだけれども,どっちがいいんでしょうね。
 東京の地下鉄は奥が深すぎて,田舎者にはよくわからん。路線図自体が迷路のようだもんな。

● 千代田線に乗るのも北千住で降りるのも,30年ぶり。いや,もっとか。北千住駅には思い出がある。千代田線に降りる階段の途中にあるスタンド店で,生まれて初めてカレーラーメンというのを食べたのだ。
 ともかく。北千住駅に着いた。すっかり変わっていた。カレーラーメンを出すスタンド店もとっくの昔になくなっているのだろう。
 が,少し困っている。駅の外に出られないのだ。普通に歩いてたら東武線のホームに来てしまった。東武線には乗るんだけど,今すぐじゃなくていいのだ。改札口はどこだ?

● というわけで手間取ったが,北千住の街に出れた。東口の方ね。何だかいい感じ。このカオス感は手頃。
 東口から少し歩くと東京電気大学に至るらしい。通りの名も学園通り。が,この先に大学があるとは考えにくいカオスの雰囲気。大学は孤立しているより巷にあった方がいいとは思うのだが。

● 東口のすぐそばに“富士そば”があったので栄養補給。親子丼セット。このあと,近くを探検(?)。
 東武線の改札を入ったあとにも書店をはじめけっこうな商業施設の集積がある。北千住で降りて改札を出なくても満たせる欲望(?)はけっこうあるかもしれない。
 面白そうだ。新大久保に続いて気になる街ができた。ただし,泊まらないとダメだな。泊まってまで来るかというと,たぶん来ないんだよな。

● でも,あと1回は来ると思う。東武線にはこれから何度も乗るはずだから,途中下車してフラフラと歩いてみたい。

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