2019年6月30日日曜日

2019.06.30 ロイヤルパークホテルに投宿

● 先週に続いてロイヤルパークホテルに投宿。今回は1646号室。今年,東京のホテルに泊まるのはこれが16泊目になる。すべてがロイヤルパークではないのだが,圧倒的に多いのは確か。
 第一には安いから。泊まらないと損だと思えるほどに安い。1人あたりに換算すると11,000円で泊まれてしまうのだ。しかも,その料金でラウンジまで使える。
 第二に北関東から行く場合,交通の便がいい。都内に入る前に乗り換えることができて,乗換えはその1回ですむ。着駅から直結しているのも何気にありがたい。
 第三に人形町と隅田川を抱えていることだ。この界隈は何度歩いても飽きることがない。

● だったら浅草にこれくらいのホテルがあれば定宿になるか。おそらくならないと思う。浅草では観光色が濃すぎる。しかも色が少ない。単色で濃く塗りつぶされている感がある(偏見かもしれない)。良くも悪くも,浅草寺の存在感がありすぎる。
これなんか模範中の模範。
何もお願いしてないんだもん
 人形町はその頃合いがいいのだ。しかも,歩こうと思えば東京駅までだって歩けない距離ではない。三越本店までなら余裕で歩けるだろう。隅田川を渡れば深川だ。その頃合いが絶妙だ。

● が,このホテルのパフォーマンスの良さを受け取るためには,2人で泊まるのが前提となる。もし,相方が先に逝くようなことがあれば,バッタリ来なくなることは必定だ。
 ぼくが先に逝った場合は,相方が1人で来るかもしれないけどね。

● 着いたのが17時だったので,チェックインしてそのま
ホントだよなぁ
まカクテルタイム。今回は用事があって,1時間で切り上げたけれども,普通はカクテルタイム(夕食前の食前酒)とは言いながら,これで夕食まですませてしまう。

 最近,「兎屋」のつけ麺を食べたいってのがあって,自重はしているけれども,夕食まですませているお客さんが大半だと思う。日本人はそんなに食べないし,ホテル側もそういう前提で対応している。

● 翌朝。ホテルラウンジでの朝食。ブッフェスタイルだけども,ぼくは不動の和食。“朝食 ザ・人形町”と命名したい。
がんばれ。やせなくてもきれい
にはなれるんだけどさ
 今日は和食を取る人が多かったのか,ご飯や味噌汁がしばしば品切れ状態になった。和食の良さに気づいたお客さんが増えたのではなくて,そもそもお客さんの数が多かったからだと思う。それに,たぶんだけれども,ホテル側のウリは洋食にある。

● 先週に続いて,ホテルロビーにある七夕の短冊を見てみた。というか,先週より念入りに見てみた。
 総じて子供が書いたものが面白い。書いているのは男性より女性,特に母親のものが多いんだけど,子供の就職がいま
おぉっ!
諸行無常なんかくそ喰らえ
く行きますようにとか,努力が報われて大学に合格しますようにとか,陳腐なものばかりになる。それを陳腐と言ってしまってはいけなくて,切なる願いに違いないんだけどね。


● ところで,自分だったら何をお願いするだろうか。最初にでてきたのは,これ。
 ポックリ死ねますように
 でも,これじゃ何のヒネリもない。つまらなすぎる。

意識高い系か。
これはさすがに子供じゃないけど,
こう思えてる時点で,
自己肯定感は普通に高いと思う
● 今回は天気のせいもあるんだけど,人形町にも隅田川にで出ず,ホテル内で過ごした。七夕の短冊を見るというきっかけがあったからか,ロビーで過ごす時間が長くなった。こうなるとホテルの快適さが増してくる。オープンスペースで過ごせるようになると別荘感が強くなるのだ。
 ここが東京の別荘になった。こんなに使い勝手のいい別荘はない。ホテルを別荘にすればいいのだし,近くの図書館を書斎兼書庫にすればいいのだ。そういうものを自分で持つ必要はない。というか,持たないのが賢い。

● このペースでこのホテルに泊まるとしても,年に100万円もあれば交通費込みでお釣りが来る。ぼくは持ったことがないので想像で言うのだが,軽井沢に小さな別荘を建てたとしても,年間の維持費(税金やら何やら)と滞在中の諸々の出費でこのくらいにはなるのじゃないか。耐用年数20年として建築費を含めれば,年に100万円ではすまないだろう。
 問題はその100万円だ。いつまで負担できるかという問題だ。

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