2019年11月10日日曜日

2019.11.10 東京散歩-隅田川

● 隅田川を散歩。永代橋を渡って江東区佐賀に至り,隅田川大橋でホテルに戻ってきただけなのだが。
 何事もない。もう見慣れているといっていい光景だ。が,10月12日,13日はこのあたりはどんなになったのか。すっかり旧に復しているので,そこをイメージするのが難しい。

● 白人女性が何人もジョギングしている。日本は平和ないい国だなと思える光景だ。平和を絵画にすると,ここに来て写生するのがいいのじゃないか。
 喉元過ぎれば熱さを忘れる。いい意味で使われる諺ではないのだろうが,喉元を過ぎたのにいつまでも熱さを忘れないでいたら,生きていくことができなくなる。忘れるように人間は作られている。忘れていいのだと思う。

● 江東区佐賀からの光景。日本IBMはここにある。ここといっても,隅田川右岸側。日本橋箱崎町。
 パソコン事業をLenovoに売却したときは驚いた。が,今からすればその時期で正解だったね。NECや富士通は腰が重すぎて,いよいよどうにもならなくなるまで手をこまねいてしまった。結果において無為無策。
 けれども,そのIBMにしてもすでに昔日の栄光はない。南無,諸行無常。

● といっても,だ。厳密にいえば,将来はどうなるかわからない。IBMが往年の栄光を再び手にすることは絶対にないとはいえない。いえないけれども,そういうシナリオはなかなか見えてこない。
 やはり,南無,諸行無常。

● 日本橋と頭に付いても,箱崎町まで来ると空気は墨田区と変わらないように思う。
 だから何だと言いたいわけではない。隅田川が作りだす何ものかがあるのかなと思っただけ。

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