2020年12月6日日曜日

2020.12.06 ロイヤルパークホテル

● コロナ以前は蛎殻町にあるロイヤルパークホテルが東京の定宿になっていた。北関東から出るには便がいい。JR宇都宮線に乗って久喜で東武線に乗り換えれば,後は何もしなくても水天宮前駅まで連れて行ってもらえる。
 駅に着けばホテル直結だ。雨が降ろうが風が吹こうが,一切影響されずにホテルに入れる。入ったら,そこからは竜宮城の暮らしが始まる。

● しかし,コロナで4~5月は一切,泊まりの外出はせず。ホテルでもラウンジサービスは停止するとか,バイキング形式での料理提供はやめるとか,非常時の対応を強いられた。
 当然,宿泊者は減る。わが家にもホテルから “どうぞいらしてくださいレター” が届いた。
 で,だいぶ遅れてしまったのだけども,10月3日にコロナ以後では初めて泊まりに行った。GoToの威力を実感した。ラウンジは宿泊客で溢れかえり,スタッフはてんてこ舞い。これではサービスどころではあるまいと思われた。
 経営体のホテルとしては,春の損失を補填する絶好のチャンスなのだけれども,現場のスタッフはたまったものではない。

● ということもあって,またしばらく間があいてしまった。2ヶ月ぶりになった。
 昨日(5日),20階のラウンジで相方と落ち合った。ブッフェ方式はまだ復活してなかった。スタッフが給仕する方式。宿泊客には触らせない。ので,きれいに盛り付けられた料理が並ぶ。
 アルコールもスタッフに作ってもらう方式。これは酒類が置かれているスタンドに出向いて受け取る。並ばなければならないのと,濃さを自由にできないもどかしさがあるんですなぁ。
 要するに,元のブッフェ方式に早く戻してほしいと思うわけだ。しかし,ホテル側だって戻せるものなら戻したいだろう。ハイボールを2杯と梅酒を飲んで部屋に戻った。

● 部屋(1646号室)もすっかり馴染んているつもりだが,風呂とトイレが完全分離ではない。1週間前に泊まった三井ガーデンの方が新しい分だけ,快適度が上がっている。
 しかし,この馴染んだ感というのは大きい。正直,ぼく一個はこれからもずっとこのホテルでいいと思っている。

● 夜は久方ぶりに兎屋に行った。つけ麺大盛りで980円。目をつぶって食べても兎屋だとわかる味。汁と麺のマッチングがひとつの肝でしょうかなぁ。
 相方はラーメンの中盛りにしたが,麺をけっこう残した。ところが。帰りに “ちよだ鮨”(持ち帰り寿司店)のホタテやウニが半額になっているのを見つけて,3つほど買いこんだ。

● ホテルロビーにもクリスマスの飾りつけが完了している。これはクリスマスの飾りつけなのかどうかわからないのだけども,カスミ草を使った大きな花飾りがあった。
 へぇぇと思って見ていたら,相方が,あら,これは簡単よ,私でもできるよ,カスミ草しか使ってないんだから,と言う。そうなのか,そういうものなのか。

● 6日。朝食は1階の「シンフォニー」で。ホテルの朝食なら東京ステーションホテルの質量が他を圧倒する。それはそれとして認めなければならないけれども,ぼくはここロイヤルパークも質においては引けを取らないと思う。
 ここ数年,朝食は和食と決めていたのだが,今日はそこを外れてみた。カボチャのスープが旨い。生クリームとコンソメはわかるのだが,その他に何を。知ったところで家で再現できるものではあり得ないけどね。
 ご飯は海老チャーハン(ピラフと表示されていた)。これも旨いなぁ。

● ぼくらが食事を終えてしばらく経つと,こういう行列ができる。8時を過ぎると混みだすから,それより前に食べておくのがいい。食べるために並ぶというのは,時間のムダという他に,勢いを削がれる感じがしてね。
 ところが,並んでもいいから朝はゆっくりしたいという人が多いようなんだよね。それじゃいけないんですかと言われれば,別にいけないこともないと思うんだけども。

● 部屋は15時まで使える。相方は目いっぱいお風呂を楽しんで,それから銀座に出るつもりのようだ。
 ぼくは,申しわけないけれども,13時前にホテルを出た。これより先は自由行動。家を出てから家に帰るまでずっと一緒というのは,お互いに気が詰まるというか,好き勝手ができないというかね。

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