● ホテルの楽しみの第一は朝食。腹が一杯になっても目が食べたがる。が,昔ほど食べられなくなっているのが残念。残念というのは違うな。ガッツかなくなったと肯定的に捉えるべきだね。
ひとつには年齢。もうひとつは,場慣れ。
● トマトジュースにトマトサラダ,トマトソースの温野菜。グレープフルーツがスイカに替わっていた。ここのグレープフルーツは旨かったんだが。旨い以前に食べやすいようにきちんと処理がしてあって,さすがホテルは違うなぁと思っていたんだが。
普段は朝は何も食べないんだけど,ホテルや旅館に泊まったときは朝食が一番楽しみだ。
● これまではホテルでまったりするのが常だったけれども,この日は高輪をグルッと歩いてみた。相方は新宿に行った。お目当てはZARAであったらしい。
ホテルに戻ってアフタヌーンティー(?)。グレープフルーツがあった。やった。
● さて,夕食だ。夕食のメニューが昨夜より少なかったものだから。マグロのスモークがなかった。代わりにエビのエスカベシュがあったけど。ナッツもなし。なくなった後の補充も細かった。
レンコン,パプリカ,ヤングコーン,さつまいも,ズッキーニのココナツカレーを昨日初めて食べて感激したんだけど,それも途中から色の違うカレーになった。ニンジンも入った家庭的なカレーに。
● 今日のこの時間帯はローテーションの狭間で,ホテルのスタッフも休みが多いんだろうか。が,ぼく的には無問題。一番旨いのは野菜スティックで,これは潤沢にあったから。
● 深夜,ホテルのロビーに出てみた。この時刻でもチェックインするお客っているんだねぇ。
ところで。居丈高にスタッフに喰ってかかっている男がいた。サッサと調べろよ,いいから調べろよ,と繰り返していたな。何だろ,宿泊予約が通っていなかったんだろうか。それなら,ここまで激高することはないだろう。
● こういう光景を見ると,ホテルマンは大変だなぁと思ってしまうんだけど,その男もかなり切羽詰まっているようだった。30代の後半とおぼしき男だった。
こういう場で激情するのはバカだと決めつけては,たぶんいけないんだろう。彼には彼の言い分があるはずだから。
2017年5月5日金曜日
2017.05.05 東京散歩-高輪
● シェラトン都ホテルに泊まっている。このホテルに来るときは,湘南新宿ラインで恵比寿,恵比寿で山手線に乗り換えてひと駅。目黒からホテルの送迎バスに乗る。
ので,ホテル周辺の地理が頭にない。アクセスラインが線としてあるだけだ。
● 高輪がすぐ近くなのに,最近気がついた。かの泉岳寺が徒歩圏内なんだ。では,行ってみよう。相方は新宿で買物をするという。
一人で東京を歩けるのは,相方には申しわけないことながら,ちょっと嬉しいぞ。これはお互い様であろうけどね。
● ところが,スマホがない。Googleマップが使えない。予めネットで地図を確認して出かけた。けど,この確認がかなり大雑把。
最初から道を間違えるのを前提にしている。今日は時間もあるので,いくら間違えてもいいやと思っている。
● 国道1号を歩いた。明治学院を過ぎてなおも歩く。地下鉄の高輪台駅があった。この時点で方向が違っていることはわかった。ままよ。高輪プリンスの方角に曲がってみる。
途中まで遊歩道になっている。このあたりの戸建て住宅,資産価値はどれほどなのか。という,貧乏ったらしいことを考えてしまう。ほんとに貧乏ったらしい。
● 御殿山と呼ばれるらしいエリアに出た。このあたり,緑が多い。歩いていて気持ちがいい。
ソニー歴史資料館があった。開館しているのかどうかわからなかった。素通りしてしまった。あとでネットで確認したら,「事前のご予約がない場合はご見学いただけません」とのことだったので,どっちにしても見学はできなかったわけだ。
● ぼくは田舎生まれの田舎育ちで,現在も田舎に住んでいる。田舎には緑なんて売るほどある。それゆえ,緑があたりまえになっていて,特にありがたみも感じない。
東京の緑は基本,人工のものだから手入れが行き届いている。田舎のそれは自然のものだから,何というのか緑のあり方に秩序がない。
東京の緑には,東京なりの良さがある。少なくとも,都内に居を構える人が,緑を求めて地方に行く必要はないと思う。
● 台地を降りて広い通りに出ても,並木が美しい。この時期は一番いいのかもしれない。
あらためて,東京は緑の都市だと思う。都市公園の面積の大小と緑の多寡は無関係だ。欧米の都市をモデルにしない方がいいようだ。
● ぐるっと回って第一京浜に出た。すぐ品川駅。ここまで来ると,グッと庶民色が強くなる。ホッとする。自分はこちら側の人間なのだと思う。身体がそう訴えているっていうかね。
品川駅の港南口に出てみた。吉野家,見っけ。喰ってくか,牛丼。朝食からそんなに経ってないんだけど。腹も減ってないんだけど。まぁ,いいや。太ってやる。
待て待て,富士そばもあったぞ。どっちにするかい?
● 結局,吉野家で牛丼+生卵。宇都宮と同じ440円。これが不思議。宇都宮と品川駅前じゃ地代家賃が全然違うだろうに。それ以上に回転率が良くて,地代の高いところほど儲かっているんだろうなぁ。
昼間からビールを飲んでるオッサンがいた。吉野家だなぁと思う。つまみなしでビールだけのようだった。だったら,コンビニで缶ビールを買って公園で飲めばいいと思うんだが。
自分はそうしている。これを称してローソンパブという。もし,セブンイレブンで買ったのならセブンパブ。
● 品川駅前に神社があった。高山稲荷神社。新橋の烏森神社を簡素にした感じ。都会の雑踏の中にとにかくこうして神社が残っている。
もうひとつ。高輪神社。御籤を引いてみた。大吉だった。なかなかサービスいいぞ,高輪神社。
● 遠回りの末にたどり着いた泉岳寺。初めて来た。こういうところにこれだけ広い敷地を持つお寺があったのか。もちろん,名前は知っていたけど,もう少しこぢんまりとしているのかと思っていた。何せ,東京のしかもかなり人口稠密なところにあるわけだから。
赤穂浪士の墓前に老若男女が線香を手向けていた。若い女性が多いような印象。昔からこうして線香が絶えることはなかったのだろう。
● その線香を売る人がいる。土産物を商う人もいる。地方から来てくれれば,宿泊の需要も生まれるだろう。
後世の人間が勝手に美化し,勝手に脚色した結果ではあるとしても,赤穂浪士はこうしてずっと多くの人たちに仕事を作ってきたのだ。それだけでも功績は甚大だと思う。
● 帰りは最短距離で行きたい。泉岳寺と高輪高校の間の狭い路地を通って行く。
ここでも貧乏人的発想が出てきちゃうんですなぁ。この家,古くて資産価値はないんだろうけど,土地を含めると凄いんだろうなぁ,っていう。ったく,貧乏性は死んでも治らんね。
● 高輪高校の隣には東海大学の附属高校もあって,このあたり,文教地区でもある。それからお寺がやけに多い。泉岳寺だけじゃない。寺町だったんだろうか。
時代を少し巻き戻すと,今とはかなり違った様相だったのだろうと思う。
● 東海大学の附属高校まで来ると,清正公大祭の露店が目に入ってきた。昨日よりもずっと賑わっていた。
ここまで来ればホテルはすぐそこだ。なるほど,最短距離で行けば,泉岳寺はホテルから目と鼻の先とは言わないけれども,かなり近かったのだな。1キロ程度か。
● 1号線に沿って歩かずに,横切ればよかったんでした。が,今回に関しては迷って正解だった。街歩きは迷うと楽しくなる。
時間に余裕があるときには故意にでも迷うべし。故意に迷ったのは,迷うとは言わないかもしれないけど。
● ついでに,ホテルの日本庭園を歩いてみる。庭園というにはだいぶワイルド。といっても,ホテルのことだから手入れは完璧。
森林浴もできそうだ。でも,ま,森林浴をするなら,わざわざ東京にでなくても,わが家の近くにもっと適当なところがあるわけですがね。
ので,ホテル周辺の地理が頭にない。アクセスラインが線としてあるだけだ。
| 泉岳寺 |
一人で東京を歩けるのは,相方には申しわけないことながら,ちょっと嬉しいぞ。これはお互い様であろうけどね。
● ところが,スマホがない。Googleマップが使えない。予めネットで地図を確認して出かけた。けど,この確認がかなり大雑把。
最初から道を間違えるのを前提にしている。今日は時間もあるので,いくら間違えてもいいやと思っている。
| 国道1号線沿いにマンションが林立する。栃木にはない風景だ |
途中まで遊歩道になっている。このあたりの戸建て住宅,資産価値はどれほどなのか。という,貧乏ったらしいことを考えてしまう。ほんとに貧乏ったらしい。
● 御殿山と呼ばれるらしいエリアに出た。このあたり,緑が多い。歩いていて気持ちがいい。
ソニー歴史資料館があった。開館しているのかどうかわからなかった。素通りしてしまった。あとでネットで確認したら,「事前のご予約がない場合はご見学いただけません」とのことだったので,どっちにしても見学はできなかったわけだ。
● ぼくは田舎生まれの田舎育ちで,現在も田舎に住んでいる。田舎には緑なんて売るほどある。それゆえ,緑があたりまえになっていて,特にありがたみも感じない。
東京の緑は基本,人工のものだから手入れが行き届いている。田舎のそれは自然のものだから,何というのか緑のあり方に秩序がない。
東京の緑には,東京なりの良さがある。少なくとも,都内に居を構える人が,緑を求めて地方に行く必要はないと思う。
● 台地を降りて広い通りに出ても,並木が美しい。この時期は一番いいのかもしれない。
あらためて,東京は緑の都市だと思う。都市公園の面積の大小と緑の多寡は無関係だ。欧米の都市をモデルにしない方がいいようだ。
品川駅の港南口に出てみた。吉野家,見っけ。喰ってくか,牛丼。朝食からそんなに経ってないんだけど。腹も減ってないんだけど。まぁ,いいや。太ってやる。
待て待て,富士そばもあったぞ。どっちにするかい?
● 結局,吉野家で牛丼+生卵。宇都宮と同じ440円。これが不思議。宇都宮と品川駅前じゃ地代家賃が全然違うだろうに。それ以上に回転率が良くて,地代の高いところほど儲かっているんだろうなぁ。
| 高山稲荷神社 |
自分はそうしている。これを称してローソンパブという。もし,セブンイレブンで買ったのならセブンパブ。
| 高輪神社 |
もうひとつ。高輪神社。御籤を引いてみた。大吉だった。なかなかサービスいいぞ,高輪神社。
![]() |
| 大吉じゃ |
赤穂浪士の墓前に老若男女が線香を手向けていた。若い女性が多いような印象。昔からこうして線香が絶えることはなかったのだろう。
● その線香を売る人がいる。土産物を商う人もいる。地方から来てくれれば,宿泊の需要も生まれるだろう。
| 赤穂浪士の墓に線香をたむける人 |
● 帰りは最短距離で行きたい。泉岳寺と高輪高校の間の狭い路地を通って行く。
| こんな細道を行く |
● 高輪高校の隣には東海大学の附属高校もあって,このあたり,文教地区でもある。それからお寺がやけに多い。泉岳寺だけじゃない。寺町だったんだろうか。
| 覚林寺(清正公) |
● 東海大学の附属高校まで来ると,清正公大祭の露店が目に入ってきた。昨日よりもずっと賑わっていた。
| シェラトン都ホテルの日本庭園 |
● 1号線に沿って歩かずに,横切ればよかったんでした。が,今回に関しては迷って正解だった。街歩きは迷うと楽しくなる。
時間に余裕があるときには故意にでも迷うべし。故意に迷ったのは,迷うとは言わないかもしれないけど。
● ついでに,ホテルの日本庭園を歩いてみる。庭園というにはだいぶワイルド。といっても,ホテルのことだから手入れは完璧。
森林浴もできそうだ。でも,ま,森林浴をするなら,わざわざ東京にでなくても,わが家の近くにもっと適当なところがあるわけですがね。
2017年5月4日木曜日
2017.05.04 シェラトン都ホテル東京の1泊目
● というわけで,初めてホテルの近くを歩いて,その後にチェックイン。238号室。わが家的にはギリギリの贅沢だと思われる。と,引いた言い方をするのは,決定権は相方が握っているからだ。
行き先を決めるのも,ホテルを決めるのも,すべて相方がやっている。一応,ぼくの都合も訊くんだけど,行き先の変更などはたぶん認めてもらえない。
● ただ,相方が自分で決めるときに,ぼくの嗜好も織り込んでくれているとは思う。リゾートはアーバンリゾートに限る,というのもわかってくれているだろう。
自分も買い物が好きだから,買い物天国の東京は歓迎するところでもあるだろうし。
● 相方がホテルを決めるとき,最も重視するのはコストパフォーマンスだ。ギリギリの贅沢なんだから,当然にしてそうなる。ネットを見て,安い宿泊プランを探してるらしい。で,それがうまく見つかると,ねぇ,出かけない? となるわけだ。
とはいえ,宿泊するホテルがばらけることはない。かつてはウェスティン,それがインターコンチネンタルになり,最近はシェラトン都になることが多い。
● とはいえ,ホテルなんて寝るだけなんだからビジネスホテルでいいだろう,ということにはならない(ぼくは典型的にそう考えるタイプだ。カプセルホテルで何の問題もない)。いくつになってもお姫様気分を味わいたいものらしい。上げ膳据え膳で,掃除もやってもらって,いつもの家事から解放されたいとも思っているだろう。
そのためには客室はある程度の広さを確保していなければならないし,ホテルの知名度もあるに越したことはない。誰も知らないホテルではお姫様気分に到達できない。
● あと,わりと外資系が好きだな。帝国ホテルに泊まろうという発想はないっぽい。昔,ニューオータニに泊まったことがあったけれど,あとが続かなかった。
外資に弱いのが相方の特徴といえる。
● シェラトンはスターウッドの一員で,かつてはだいぶ無理をしてスターウッドプリファードゲスト (SPG) のプラチナ会員にまでなったことがあった(子供が小さかった頃,舞浜のシェラトンをだいぶ使った)。
が,シェラトン都を予約するときに,SPGを通すことはないらしい。SPGを通してしまうと,格安プランが使えなくなるらしいんだな。目先の価格を重視。
● 1日に何度も入浴してリラックスしたいとも思っているようだ。ホテル側も心得ているようで,ひと頃は,シャワーブースを設けるとか,シャンプーやボディソープに凝ってみたりとか,そうした動きが目立った。今は一段落しているようだけど。
シェラトン都の浴室は昔ながらのカーテンをバスタブの内側に引いてシャワーを使うタイプだ。それで不満はないのかと思うんだけど,相方は満足しているらしい。お湯が溜まるのが比較的速いのと,相方はかなり小柄な方なので,バスタブが多少小さくても,格別の不都合はないことによると思われる。
シャワーもいわゆるレインシャワーを味わえるタイプのもので,それも影響しているかもしれない。
ちなみに,ぼくはカプセルホテルで不満を感じないくらいだから,自分は今とんでもない贅沢をしているという気分に包まれるわけだ。
● けれど,コストパフォーマンスを考える際に,第一の要因となるのは,いわゆるラウンジがあるかどうか,だ。そのラウンジで食事までできるかどうか,ラウンジは静かで落ち着けるかどうか。
そこが決定要因になる。ラウンジを使うにはクラブレベル(エグゼクティブフロア)に宿泊しなければならないとしても,その都度,ホテル内のレストランで食事をすることに比べれば,ずっと安くあがるからね。
● その一点において,目下のところはシェラトン都が第一候補になるらしい。かつては,ラウンジがなかった。その頃は1階にある“ラウンジ バンブー”が使えたらしい。ただし,飲み物だけ。
その頃,ぼくは行ったことがなかったんだけど,飲み物だけというのが相方のお気に召さなかった。
● ラウンジができてからこのホテルへの評価は一変した。ゆったりしている。テーブル間の距離も充分に取られている。
しかも,比較的空いている。したがって静かだ。外人が多いというのも,相方的には高得点だろうと思う。
何より,出てくる料理が丁寧に作られている。ホテル内のレストランで供されているものとさほど変わらないのではないか。
ホテルによっては明らかに原価を落としていると思われる料理を,ラウンジに出しているところもあるのでね。そうするのが料金相応であることはわかるので,シェラトン都は良心的だなと思いますね。
● そのラウンジで酒を飲むのは,やっぱり贅沢感がある。セルフサービスになるんだけど,ぼくのような飲兵衛にはその方がありがたい。いちいち頼むんじゃ,遠慮しぃしぃ飲むことになってしまう。
最近お目見えしたのは餃子。タレはない。そのまま食べる。今日の初体験はココナツカレーだ。レンコン,ヤングコーン,パプリカ,ズッキーニ,さつまいもの5種がザックリと入っている。辛味もちょうどいい。マグロのスモークなんてのもあった。これも初体験。
が,一番旨いのは何の変哲もない野菜スティックだ。ニンジン,キュウリ,ダイコン,セロリの4種。ホテル特製のマヨネーズで食べる。これがハイボールにピッタリだ。以前は4種をセットにしてカクテルグラスに入れていた。今はまとめてトレイに置いている。それでいいと思う。スタッフの負担が軽減される。
● というわけで,1日目の夜はゆっくりと飲んだ。ただし,2杯で満足してしまった。弱くなったのか。濃いめに作りすぎたのか。
あるいは,体調が十全とはいえない状態なのか。そんなことはないと思うんだが。
行き先を決めるのも,ホテルを決めるのも,すべて相方がやっている。一応,ぼくの都合も訊くんだけど,行き先の変更などはたぶん認めてもらえない。
● ただ,相方が自分で決めるときに,ぼくの嗜好も織り込んでくれているとは思う。リゾートはアーバンリゾートに限る,というのもわかってくれているだろう。
自分も買い物が好きだから,買い物天国の東京は歓迎するところでもあるだろうし。
● 相方がホテルを決めるとき,最も重視するのはコストパフォーマンスだ。ギリギリの贅沢なんだから,当然にしてそうなる。ネットを見て,安い宿泊プランを探してるらしい。で,それがうまく見つかると,ねぇ,出かけない? となるわけだ。
とはいえ,宿泊するホテルがばらけることはない。かつてはウェスティン,それがインターコンチネンタルになり,最近はシェラトン都になることが多い。
● とはいえ,ホテルなんて寝るだけなんだからビジネスホテルでいいだろう,ということにはならない(ぼくは典型的にそう考えるタイプだ。カプセルホテルで何の問題もない)。いくつになってもお姫様気分を味わいたいものらしい。上げ膳据え膳で,掃除もやってもらって,いつもの家事から解放されたいとも思っているだろう。
そのためには客室はある程度の広さを確保していなければならないし,ホテルの知名度もあるに越したことはない。誰も知らないホテルではお姫様気分に到達できない。
● あと,わりと外資系が好きだな。帝国ホテルに泊まろうという発想はないっぽい。昔,ニューオータニに泊まったことがあったけれど,あとが続かなかった。
外資に弱いのが相方の特徴といえる。
● シェラトンはスターウッドの一員で,かつてはだいぶ無理をしてスターウッドプリファードゲスト (SPG) のプラチナ会員にまでなったことがあった(子供が小さかった頃,舞浜のシェラトンをだいぶ使った)。
が,シェラトン都を予約するときに,SPGを通すことはないらしい。SPGを通してしまうと,格安プランが使えなくなるらしいんだな。目先の価格を重視。
● 1日に何度も入浴してリラックスしたいとも思っているようだ。ホテル側も心得ているようで,ひと頃は,シャワーブースを設けるとか,シャンプーやボディソープに凝ってみたりとか,そうした動きが目立った。今は一段落しているようだけど。
シェラトン都の浴室は昔ながらのカーテンをバスタブの内側に引いてシャワーを使うタイプだ。それで不満はないのかと思うんだけど,相方は満足しているらしい。お湯が溜まるのが比較的速いのと,相方はかなり小柄な方なので,バスタブが多少小さくても,格別の不都合はないことによると思われる。
シャワーもいわゆるレインシャワーを味わえるタイプのもので,それも影響しているかもしれない。
ちなみに,ぼくはカプセルホテルで不満を感じないくらいだから,自分は今とんでもない贅沢をしているという気分に包まれるわけだ。
● けれど,コストパフォーマンスを考える際に,第一の要因となるのは,いわゆるラウンジがあるかどうか,だ。そのラウンジで食事までできるかどうか,ラウンジは静かで落ち着けるかどうか。
そこが決定要因になる。ラウンジを使うにはクラブレベル(エグゼクティブフロア)に宿泊しなければならないとしても,その都度,ホテル内のレストランで食事をすることに比べれば,ずっと安くあがるからね。
● その一点において,目下のところはシェラトン都が第一候補になるらしい。かつては,ラウンジがなかった。その頃は1階にある“ラウンジ バンブー”が使えたらしい。ただし,飲み物だけ。
その頃,ぼくは行ったことがなかったんだけど,飲み物だけというのが相方のお気に召さなかった。
● ラウンジができてからこのホテルへの評価は一変した。ゆったりしている。テーブル間の距離も充分に取られている。
しかも,比較的空いている。したがって静かだ。外人が多いというのも,相方的には高得点だろうと思う。
何より,出てくる料理が丁寧に作られている。ホテル内のレストランで供されているものとさほど変わらないのではないか。
ホテルによっては明らかに原価を落としていると思われる料理を,ラウンジに出しているところもあるのでね。そうするのが料金相応であることはわかるので,シェラトン都は良心的だなと思いますね。
● そのラウンジで酒を飲むのは,やっぱり贅沢感がある。セルフサービスになるんだけど,ぼくのような飲兵衛にはその方がありがたい。いちいち頼むんじゃ,遠慮しぃしぃ飲むことになってしまう。
最近お目見えしたのは餃子。タレはない。そのまま食べる。今日の初体験はココナツカレーだ。レンコン,ヤングコーン,パプリカ,ズッキーニ,さつまいもの5種がザックリと入っている。辛味もちょうどいい。マグロのスモークなんてのもあった。これも初体験。
が,一番旨いのは何の変哲もない野菜スティックだ。ニンジン,キュウリ,ダイコン,セロリの4種。ホテル特製のマヨネーズで食べる。これがハイボールにピッタリだ。以前は4種をセットにしてカクテルグラスに入れていた。今はまとめてトレイに置いている。それでいいと思う。スタッフの負担が軽減される。
● というわけで,1日目の夜はゆっくりと飲んだ。ただし,2杯で満足してしまった。弱くなったのか。濃いめに作りすぎたのか。
あるいは,体調が十全とはいえない状態なのか。そんなことはないと思うんだが。
2017.05.04 東京散歩ー白金台
| 八芳園 |
これまでも何度か泊まっているんだけど,ホテルから出ないで過ごしていたので,それでは少しもったいないとも思うし。
| 八芳園 |
その1万2千坪の日本庭園を拝見した。こういうのを見たときの,貧乏人の感想は決まっている。これ,維持するのにどれくらいかかるんだろう,というもの。これだけの日本庭園を荒らさないで維持していくのは大変だろうよ。
さすがに八芳園に怠りはないんでした。
| 八芳園 |
ただ,もう少しで卒業というときに,中退したらしい。妹を高校に行かせるために自分が働かなくてはならなくなったから。義父は次男なんだけども,色々と家庭の事情もあったのだろう。詳しくは聞いていないけど。
そういう時代だったのだと安易に納得しておくのが,精神衛生にはいいだろう。
| 明治学院 |
たとえば東大は,駒場でも本郷でも,誰でも中を歩ける。近くの住民が散歩してたりするんだけどね。
このあたり,覚林寺以外にもけっこうな数のお寺が散在しており,かつては寺町だったのかと思うほどだ。
| 夜の覚林寺 |
2017.05.04 リゾートはアーバンリゾートに限る
| シェラトン都ホテル内の点景 |
ぼくら夫婦には最大限の贅沢なので,せっかくのホテルから出ないで過ごすことが多い。要するに,ホテルで過ごすのが目的だ。
● となれば,東京がいい。いわゆるリゾート地のホテルは,リゾートに寄りかかっているというのかリゾートに甘えているというのか,たとえばルームキーピングに雑なところが目立ったりする。
東京はホテル間の競争が厳しいのだろう,そういうところがしっかりしている。
● ホテルから出ないとなれば,ぼくらにとってはそれがつまりリゾートでもある。リゾートはアーバンリゾートに限る。
ハワイや国内だったら沖縄がお手軽なリゾート地ということになるんだろうけど,ぼくは泳げないのでね,ハワイや沖縄は豚に真珠ってことになるんだなぁ。
● それに東京だったら,わが家から近い。新幹線を使わずとも,チープトレインで2時間もあれば出ることができる。つまり,交通費がかからない。
その分,ホテル代とか食事代に回せるわけで,経済的でもある。
● さらに,黄金週間の帰省ラッシュやUターンラッシュと逆方向になるので,混雑を避けることができる。
もっとも,黄金週間は可能であればどこにも出かけないのがいいと思っている。本を読んだり,音楽を聴いて数日間を過ごすのが最善だろう。
東京といえども,乳幼児の泣き声やら親が子供を叱りつける声やら,あまり耳にしなくない騒音は少なからず味わうことになる。
● 相方は忙しい。昨日は7時~19時まで職場にいて,今朝は4時に起きて5時半から4時間ほど仕事をしてきた。職場が近いからできることなんだけど,見ているだけで疲れそうだ。大丈夫なのか。
もっと働いている人,働かざるを得ない人たちもたくさんいると思うんだけど。
今回は,その相方から是非にとのことだった。仕事から戻って,すぐにリゾートに向かったのだった。
2017年5月3日水曜日
2017.05.03 地元のマクドナルド
● モスにはしばしば行くんだけど,マックにはまず行くことがない。かつての騒ぎが印象に残っているからじゃない。モスは宇都宮駅構内にあるので,寄りやすいというか便利だからだ。
マックはちょっと駅から離れている(わずかな距離だけど)。
● 息子が小さかった頃は,それでもしばしばマックに立ち寄った。マックのソフトクリームやシェーキが好きだったので。が,そんな時期は永遠に来ない。
それに,例の事件が起こる前は,マックの店舗は今よりずっと多かった。宇都宮で言えば駅西口の駐車場のすぐそばにもあった。
● ところでマックはぼくの地元にもある。が,ここにはほとんど来たことがない。ほとんどであって,まったくではないのだが。
が,今日は一人で地元のマックに入ってみた。一人で入るのは初めてのことだ。
● 例の事件でマックは客離れに苦しんだ。あの事件がとどめを刺した形ではあるけれども,それ以前に客離れは起きていた。大元の原因を作ったのは,原田泳幸前社長だよね。この人がムチャクチャをやった。
ひとつは,女子高生の追いだし。安いメニューを注文して長居する。客単価が低いお客がスペースを占拠する。だものだから,安いセットメニュー(390円のサンキューセットというのがあった)を廃止して,メニュー自体をなくしてしまった。
加えて,店内でパソコンをいじっている人や,教科書を広げて勉強している人(これも女子高生なんでしょう)への長居するなノーティス。お客を追い出してどうするつもりだったのだ。
● 原田さんって,マクドナルドの前はもうひとつのマック,つまりアップルコンピュータの社長をやっていた。けど,アップルでも目立った業績はあげてないよね。マクドナルドのあとのベネッセでも同様。
なのに,妙に自信家(のような印象を受ける)。ま,いいんだけどさ。
● 二番目には,直営からフランチャイズへの切り替えに伴う,「スマイル0円」の消失。
そして三番目が値上げだ。そのままで値上げをするのははばかられるから,新メニューに入れ替えた。新メニューの特徴はボリュームアップだ。誰がそんなに食べるんだ,と思うような。
● その後に起きたのが,中国の期限切れ鶏肉の使用問題。直接の責任は中国側にある(たぶん,中国ではそんなものは問題にならないのだろう)。が,マック側の対応も拙かった。
そして,客離れが決定的になった。それでわかったのがマックなんてなくても別に困らないってこと。そりゃそうだ。類似の店がほかにいくらでもあるんだから。
● こういうものは間違いだったら直せばいいというわけにはいかない。いや,直せばいいんだけど,直したところで,その効果が出るまでに長い時間がかかる。昨日直しました,今日からお客が来るようになりました,というわけには当然いかない。
ぼくは正直,マックはこのまま消え去るのではないかと思っていた。
● しかし,戦犯が去ったあと,マックは努力を続けた。首都圏で回復の兆しが見えてきたのはけっこう前だと思う。客層は凋落前と同じではないかもしれない。女子高生やファミリーではなくて,男性ビジネスマンが一人で来ているのが目についた。
が,ともかく首都圏ではお客が戻ってきているんだなと思った。
● しかし,地方はまだまだだ。地元のこの店はいつも空いている印象だ。地方ではまだ苦戦が続いている。とはいえ,地方でもどん底はすでに脱しているっぽい。
黄金週間の真ん中,後半の連休の初日の今日は,いつになくお客が入っていた。
● 500円のセットメニューはモスの一番安いのよりさらに100円安い。ただ,ポテトフライはモスの方が断然旨いですな。
マックのは細いからカリカリ感しかない。モスのポテトフライはホックリ感がある。マックは光熱水費の節減に走りすぎ?
しかし,差があるのはぼくの舌ではポテトフライだけだ。あとは似たようなもの。であれば,価格を武器にマックが本格的に復権する可能性は決して低くないと見る。
マックはちょっと駅から離れている(わずかな距離だけど)。
● 息子が小さかった頃は,それでもしばしばマックに立ち寄った。マックのソフトクリームやシェーキが好きだったので。が,そんな時期は永遠に来ない。
それに,例の事件が起こる前は,マックの店舗は今よりずっと多かった。宇都宮で言えば駅西口の駐車場のすぐそばにもあった。
● ところでマックはぼくの地元にもある。が,ここにはほとんど来たことがない。ほとんどであって,まったくではないのだが。
が,今日は一人で地元のマックに入ってみた。一人で入るのは初めてのことだ。
● 例の事件でマックは客離れに苦しんだ。あの事件がとどめを刺した形ではあるけれども,それ以前に客離れは起きていた。大元の原因を作ったのは,原田泳幸前社長だよね。この人がムチャクチャをやった。
ひとつは,女子高生の追いだし。安いメニューを注文して長居する。客単価が低いお客がスペースを占拠する。だものだから,安いセットメニュー(390円のサンキューセットというのがあった)を廃止して,メニュー自体をなくしてしまった。
加えて,店内でパソコンをいじっている人や,教科書を広げて勉強している人(これも女子高生なんでしょう)への長居するなノーティス。お客を追い出してどうするつもりだったのだ。
● 原田さんって,マクドナルドの前はもうひとつのマック,つまりアップルコンピュータの社長をやっていた。けど,アップルでも目立った業績はあげてないよね。マクドナルドのあとのベネッセでも同様。
なのに,妙に自信家(のような印象を受ける)。ま,いいんだけどさ。
● 二番目には,直営からフランチャイズへの切り替えに伴う,「スマイル0円」の消失。
そして三番目が値上げだ。そのままで値上げをするのははばかられるから,新メニューに入れ替えた。新メニューの特徴はボリュームアップだ。誰がそんなに食べるんだ,と思うような。
● その後に起きたのが,中国の期限切れ鶏肉の使用問題。直接の責任は中国側にある(たぶん,中国ではそんなものは問題にならないのだろう)。が,マック側の対応も拙かった。
そして,客離れが決定的になった。それでわかったのがマックなんてなくても別に困らないってこと。そりゃそうだ。類似の店がほかにいくらでもあるんだから。
● こういうものは間違いだったら直せばいいというわけにはいかない。いや,直せばいいんだけど,直したところで,その効果が出るまでに長い時間がかかる。昨日直しました,今日からお客が来るようになりました,というわけには当然いかない。
ぼくは正直,マックはこのまま消え去るのではないかと思っていた。
● しかし,戦犯が去ったあと,マックは努力を続けた。首都圏で回復の兆しが見えてきたのはけっこう前だと思う。客層は凋落前と同じではないかもしれない。女子高生やファミリーではなくて,男性ビジネスマンが一人で来ているのが目についた。
が,ともかく首都圏ではお客が戻ってきているんだなと思った。
● しかし,地方はまだまだだ。地元のこの店はいつも空いている印象だ。地方ではまだ苦戦が続いている。とはいえ,地方でもどん底はすでに脱しているっぽい。
黄金週間の真ん中,後半の連休の初日の今日は,いつになくお客が入っていた。
● 500円のセットメニューはモスの一番安いのよりさらに100円安い。ただ,ポテトフライはモスの方が断然旨いですな。
マックのは細いからカリカリ感しかない。モスのポテトフライはホックリ感がある。マックは光熱水費の節減に走りすぎ?
しかし,差があるのはぼくの舌ではポテトフライだけだ。あとは似たようなもの。であれば,価格を武器にマックが本格的に復権する可能性は決して低くないと見る。
2017年5月2日火曜日
2017.05.02 JR東日本の「トランスイート四季島」
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| 下野新聞 |
ぼくにはお金を捨てているとしか思えないんだが。こういう発想の貧乏人から,文化が生まれることはないんだろうけどね。
● でもさぁ,こういう人たちってお金の使い方を知らないんじゃないかとも思うんですよねぇ。豪華ホテル並みって言ったって,しょせん列車だよ。狭いんだよ。
檜風呂があるって,それがナンボのもんだよ。普通にホテルに泊まったらどうよ。
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| 読売新聞 |
今,最も贅沢なのは人手を使うことだ。人にかしずかれることだ。95万円は仕方がないかもしれないね。それだけの金額を取っても,JRがべらぼうに儲かるわけではなさそうだ。
● その昔,寝台特急「北斗星」が登場したとき,走るホテルと言われたものだ。あれがホテルなら「四季島」は何なのだ?
日本もこのレベルまで来たってことなんでしょう。
● ともかく,使える人には使ってもらわないとな。消費は社会貢献であることもたしかだから。
● その「四季島」が日光駅に着いたとき,地元の旅館,ホテルの女将さんたちが総出で出迎えた。今回は短時間の日光散策だけれど,次は泊まりがけで日光に来ていただきたい,と。
だけど,こういう人たちって来ないよね。95万円の贅沢を味わいたいのであって,日光は添え物だもん。
ここだけ,なんだか切なくなってくる風景だったな。女将さんたちの出迎,ちょっと虚しい。
● そんなことはわかっててやっているんだろうけどね。
ひょっとすると,JRからお金が出ていたのかもしれないし。って,まぁ,それはなかったろうけどさ。
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