● 東京を出るのが少し遅かった。宇都宮までは戻れるんだけど,宇都宮から北に向かう最終電車には間に合わない。
こういうとき,どうするか。タクシーで帰る? ダメ,高すぎて。それだったら,東京から新幹線で帰ったほうがいい。そのほうが安い。新幹線を使えば,余裕で最終に間に合ったはずだ。
● 歩いて帰る? そういうことも昔は何度かやった。酔っ払って4号の歩道を歩いて帰る。家に着く頃には,新聞販売店が稼働を始めている。何やってんだ,オレはと,少し人生の敗残者の気分を味わう。
● そういうのも悪くはない。悪くはないけれども,寄る年波ということもある。最近は,もっぱら宇都宮のカプセルホテルを利用している。
東京だとカプセルであっても予約がないと泊まれないことが普通にあるようだけど,宇都宮はさすがにそういうことにはなっていなくて,ウォークインで断られたことはない。
カプセルなんだから,ウォークインでもボラれることはない。
● 寝るだけならカプセルで充分だ。最終に乗れなくて泊まるんだから,実際,寝る以外のことはできないのだ。
● 大浴場がある。お湯はもちろん循環で,もうだいぶ循環させているのだろうなと思われるお湯ではある。
が,洗い場のお湯はそうではないし,この時期でもしっかり身体を洗えるのはありがたい。家のお風呂だと寒くてね。そそくさと洗ってしまうわけでね。
2016年1月31日日曜日
2016.01.30 錦糸町の中華居酒屋
● 錦糸町駅からほど近いところに中華居酒屋があった。夕刻,雑居ビルの2階にあるその居酒屋に入ってみた。
入った理由は,安そうだったから。このあたりがぼくのダメなところかもしれないんだけどね。安さを価値の第一順位にしてしまうってところ。
● まぁ,いいや。お客さんは誰もいなかった。一瞬,引き返そうかと思った。まだ営業してないのかな,と。
店員が出てきてくれた。店員さんも中華だった。何人かいるんだけど,全員が中華さんのようだった。
東京ってそうだよね。吉野家やラーメンのチェーン店なんかもほとんどそうだ。日本人を使ってしまうと採算が取れなくなるのか。あるいは,日本人を使いたくても応募してくれないんだろうか。
● ハイボールが190円。料理も3品で980円。レバニラ炒め,ホルモン炒め,海老とブロッコリーの炒めあんかけ,の3品を注文。
これで980円は安いな。味? 普通に旨い。こうしてみると,自分はレバーとかホルモンとかモツとかが好きなのだなとわかる。
● だんだんお客さんも増えてきた。お客さんが増えてくると居心地はよくなる。居酒屋はそうだよね。お客さんが少ないほうがいいのは,ひとつは図書館,もうひとつは昔ながらの喫茶店くらいか。
● ハイボールお代わり。このウィスキーは何を使っているんだろ。トリスよりも安い酒だな。
でもさ,ぼくは自他共に認める味オンチでね。ウィスキー色が付いてればいいってところがあってさ。だからこそ,安さ第一主義になってしまうのかもしれないんだな。
● さて,次がある。勘定にするか。190円のハイボールが2杯,料理が980円。しめて,1,360円か。
と思ったら,2,000円を少し超える額を請求された。お通しがでたから,テーブルチャージがあったのか。そうだとしても,本体に比して帽子が高すぎるな。
● こうしていい気持ちになって思うのは,東京って面白いなぁってことだ。銀座のような街もあれば,渋谷のようなところもあって,ここ錦糸町のような街がある。
それぞれ,全然違う街だよね。どんな人にでも居場所があるんだろうな。ぼく,錦糸町と相性がいいかもしれない。あと,新橋。要するに,お金がなくてもそれなりに楽しめる街。
入った理由は,安そうだったから。このあたりがぼくのダメなところかもしれないんだけどね。安さを価値の第一順位にしてしまうってところ。
● まぁ,いいや。お客さんは誰もいなかった。一瞬,引き返そうかと思った。まだ営業してないのかな,と。
店員が出てきてくれた。店員さんも中華だった。何人かいるんだけど,全員が中華さんのようだった。
東京ってそうだよね。吉野家やラーメンのチェーン店なんかもほとんどそうだ。日本人を使ってしまうと採算が取れなくなるのか。あるいは,日本人を使いたくても応募してくれないんだろうか。
● ハイボールが190円。料理も3品で980円。レバニラ炒め,ホルモン炒め,海老とブロッコリーの炒めあんかけ,の3品を注文。
これで980円は安いな。味? 普通に旨い。こうしてみると,自分はレバーとかホルモンとかモツとかが好きなのだなとわかる。
● だんだんお客さんも増えてきた。お客さんが増えてくると居心地はよくなる。居酒屋はそうだよね。お客さんが少ないほうがいいのは,ひとつは図書館,もうひとつは昔ながらの喫茶店くらいか。
● ハイボールお代わり。このウィスキーは何を使っているんだろ。トリスよりも安い酒だな。
でもさ,ぼくは自他共に認める味オンチでね。ウィスキー色が付いてればいいってところがあってさ。だからこそ,安さ第一主義になってしまうのかもしれないんだな。
● さて,次がある。勘定にするか。190円のハイボールが2杯,料理が980円。しめて,1,360円か。
と思ったら,2,000円を少し超える額を請求された。お通しがでたから,テーブルチャージがあったのか。そうだとしても,本体に比して帽子が高すぎるな。
● こうしていい気持ちになって思うのは,東京って面白いなぁってことだ。銀座のような街もあれば,渋谷のようなところもあって,ここ錦糸町のような街がある。
それぞれ,全然違う街だよね。どんな人にでも居場所があるんだろうな。ぼく,錦糸町と相性がいいかもしれない。あと,新橋。要するに,お金がなくてもそれなりに楽しめる街。
2016.01.30 東京駅の総武線ホーム
● 川崎から錦糸町に出た。普通に東京駅で乗り換えた。
総武線の地下ホームに行くのにかなり歩きますよね。あるいは,何度もエスカレーターに乗る。したがって,時間もかかる。
● ひょっとして,中央線でお茶の水まで行ってしまって,お茶の水で黄色い電車に乗り換えたほうが早いんですか。
乗り慣れてる皆さんは,どうなさっているんだろう。
● 京葉線は他に代替がないから仕方がない。けれども,総武線はお茶の水か秋葉原で乗り換えてもいいわけなので,もう少し楽に乗り換えることはできないのかなぁと思った次第。
総武線の地下ホームに行くのにかなり歩きますよね。あるいは,何度もエスカレーターに乗る。したがって,時間もかかる。
● ひょっとして,中央線でお茶の水まで行ってしまって,お茶の水で黄色い電車に乗り換えたほうが早いんですか。
乗り慣れてる皆さんは,どうなさっているんだろう。
● 京葉線は他に代替がないから仕方がない。けれども,総武線はお茶の水か秋葉原で乗り換えてもいいわけなので,もう少し楽に乗り換えることはできないのかなぁと思った次第。
2016.01.28 サイゼリヤ,二度目
● 平日,昼のサイゼリヤに入ってみた。児童・生徒は当然いない。
二人連れのサラリーマン。食事が終わると,二人ともパソコン(レッツノート)を広げて作業を始めた。
● 30~40代と思われる女性が一人で来ている例が多い。仕事着ではない。これは何なのか。こちらは,例外なくスマホを見ている。
食事はついでのように思われる。スマホを見ながらピザやパスタを口に運んでいる。
● ここがサイゼリヤ(に限らず,たいていのファミレス)の悲しいところだ。ここに食事を楽しむために来る人はいないか,いたとしてもごく少ないのだろう。
その代わり,安価を極めているわけでね。
● しかし,お喋りの媒介をすることはできる。ササッと食べてもらって,仕事の場を提供することもできる。サイゼリヤとしてはそれで良しとしている,そういうポジションを狙っているんだろうな。
● 今回は赤ワイン。500mlのデキャンタで399円。ソーセージともう一品。こちらも,それぞれ399円。1,200円で充分飲める。腹もくちくなる。
安居酒屋として使うには,サイゼリヤは絶好だ。料理はセントラルキッチン方式で,店舗ではレンジでチンかもしれない。ワインも百均で売っているようなワインなのかもしれない。
● であっても,店飲みをこの料金で提供してくれるのはすっごくありがたい。平日のサイゼリヤはなかなかいい。
二人連れのサラリーマン。食事が終わると,二人ともパソコン(レッツノート)を広げて作業を始めた。
● 30~40代と思われる女性が一人で来ている例が多い。仕事着ではない。これは何なのか。こちらは,例外なくスマホを見ている。
食事はついでのように思われる。スマホを見ながらピザやパスタを口に運んでいる。
● ここがサイゼリヤ(に限らず,たいていのファミレス)の悲しいところだ。ここに食事を楽しむために来る人はいないか,いたとしてもごく少ないのだろう。
その代わり,安価を極めているわけでね。
● しかし,お喋りの媒介をすることはできる。ササッと食べてもらって,仕事の場を提供することもできる。サイゼリヤとしてはそれで良しとしている,そういうポジションを狙っているんだろうな。
● 今回は赤ワイン。500mlのデキャンタで399円。ソーセージともう一品。こちらも,それぞれ399円。1,200円で充分飲める。腹もくちくなる。
● であっても,店飲みをこの料金で提供してくれるのはすっごくありがたい。平日のサイゼリヤはなかなかいい。
2016年1月28日木曜日
2016.01.26 人の背中をそっと押せる人
● 「ほぼ日」を主宰している糸井重里さんがしばしば言っているのが,「人をあたためる」仕事をしたいということ。
コボリジュンコさんも「世の中をご機嫌な人だらけにしたい」というミッションを掲げている。
● 願わくば,自分もそういう人でありたい。そっと誰かの背中を押してあげられる人でありたい。いや,押すのではなく,なでるくらいが適当か。
音楽(コンサート)を聴いてそれをブログにしているけれども,モットーは「けなさない,比べない,無理にほめない」だ。中でも「けなさない」ことを心がけている。
それは,自分にけなせるほどの鑑賞能力があるかどうか疑問なためだけれども,けなすことからは何も生まれないからだ。
● ステージにいる人たちは,誰もが自分にはできないことをやっている人たちだ。できれば,ぼくのブログを読んで少しいい気分になってもらいたい。ぼくにできるのは,その程度のことだ。
少しだけいい気分になってもらうこと。そのためには嘘や心にもないことを書いてはいけない。そんなのは瞬時に伝わってしまう。
● ともかく。鋭く人を突くことからは遠くありたい。人を突くのに,知性も寛容も必要ない。
だから,それをしそうになったら,すっとその場を離れることができるようでありたい。
● 問題は,ブログでしか関わらない遠い人たちにはそれができても,身近な家族,友人にはなかなかできないことだ。
特に家族。突いてしまうことがあった。しかも,何度も。しつこく。そんなことからは何も生まれないとわかっているのに。
コボリジュンコさんも「世の中をご機嫌な人だらけにしたい」というミッションを掲げている。
● 願わくば,自分もそういう人でありたい。そっと誰かの背中を押してあげられる人でありたい。いや,押すのではなく,なでるくらいが適当か。
音楽(コンサート)を聴いてそれをブログにしているけれども,モットーは「けなさない,比べない,無理にほめない」だ。中でも「けなさない」ことを心がけている。
それは,自分にけなせるほどの鑑賞能力があるかどうか疑問なためだけれども,けなすことからは何も生まれないからだ。
● ステージにいる人たちは,誰もが自分にはできないことをやっている人たちだ。できれば,ぼくのブログを読んで少しいい気分になってもらいたい。ぼくにできるのは,その程度のことだ。
少しだけいい気分になってもらうこと。そのためには嘘や心にもないことを書いてはいけない。そんなのは瞬時に伝わってしまう。
● ともかく。鋭く人を突くことからは遠くありたい。人を突くのに,知性も寛容も必要ない。
だから,それをしそうになったら,すっとその場を離れることができるようでありたい。
● 問題は,ブログでしか関わらない遠い人たちにはそれができても,身近な家族,友人にはなかなかできないことだ。
特に家族。突いてしまうことがあった。しかも,何度も。しつこく。そんなことからは何も生まれないとわかっているのに。
2016年1月27日水曜日
2016.01.25 日本3大ピカレスク・ロマン
● ピカレスク・ロマンとは,16~17世紀のスペインを中心に流行した小説の形式だと説明されますね。悪漢小説とも呼ばれる。
以下にご紹介しようと思うのは,厳密にいうとこの形式から逸脱するものかもしれないけれども,そのへんはあまり厳密には考えないことにしよう。
● 日本の風土はピカレスク・ロマンとの相性があまり良くないようだ。そうした小説が何かの文学賞を受けたということはまずない。軽視されがちだ。そもそもそうした小説はそんなに多くないように思う。
しかし,そんなことはどうでもいい。どうせ読むなら面白い小説を読みたいと思うだけだ。
● 私的に日本の3大悪漢小説として推奨したいのがある。次の3つだ。
吉川英治『三国志』
阿佐田哲也『麻雀放浪記』
ゲッツ板谷『ワルボロ』
● まず,吉川英治『三国志』。『三国志』が悪漢小説なのか。そうだと言っておく。
この小説に登場する人物たちは,曹操にしても劉備にしても,元々はどこの馬の骨かわからないわけでね。劉備が漢王朝の末裔だというのは,たぶん劉備自身のでっち上げだろうし。
そういう人物たちが次から次に登場して,天下狙いの陣取りゲームに興じていく。諸葛孔明も一枚かんで,“秋風吹く五丈原”のドラマもある。縦糸の大小のうねり,横糸のめまぐるしいエピソード。
文庫(講談社)で全8巻。スラスラと読めるだろう。
● この分野ではほとんど古典かもしれない。今でも売れているようだ。
遠藤周作にしろ吉行淳之介にしろ,本人が亡くなったあとは文庫も絶版になることが珍しくない。残るのはこういう悪漢小説なのかもしれないね。
● 『麻雀放浪記』は角川文庫で全4巻。だいぶ昔だけど,和田誠さんが監督して映画にしている。主人公の“坊や哲”は真田広之が演じた。事実上の主役といえる“ドサ健”は鹿賀丈史。
映画も面白かったんだけど,全4巻をそっくり映像にするのは不可能だ。
やはり原作を読んでもらいたい。麻雀のルールなんか知らなくても充分に楽しめる。
同じ絵柄の牌を3つ連番で4セット揃えるか,同じ牌を3つ集めて同じく4セット揃えるか,その混合か,この3パターンで上がれるのだと知っておけばいい。それに2枚1組の雀頭を加えて上がりとなるわけだけどね。
あと,コクシムソウだのサンショクだのイッツウだのいろんな役があるんだけど,そんなのは知らなくてOKだ。
血湧き肉躍る。こういう活字の世界があったのかと思うだろう。
● でね。長らくこの2つだけだったんですよ。日本語で読めるピカレスク・ロマンはね(翻訳ものは当然,除く)。
ところが平成になってから,ぼくらはゲッツ板谷を得ることになる。西原理恵子つながりで知っている人が多いかもしれない。エッセイを読んだっていう人もいるかも。
現在のところ『ワルボロ』『メタボロ』『ズタボロ』の3巻が出ている(いずれも幻冬舎で文庫になっている)。このあと最後の『ボロボロ』が出るはずなんだけど,まだ刊行されていない。ごく近い将来に出るんじゃないかと思いますけどね。
● ピカレスクロマンは青春小説的な部分を内包することが多いように思う。この小説はその青春小説的な色彩もたっぷりある。何といっても,主人公が中学3年生から高校を卒業するまでの時期なんだからね(『ボロボロ』は卒業後の話になる)。
登場人物たちは悪で純という,愛すべきキャラクターたちばかりだ。実際にこういうのにそばにいられたら,ヤッテランナイだろうけどさ。
● トルストイもいいしドストエフスキーもいいんだろうけど,退屈じゃない? ああいうの。あそこまでの長編は大人になってからでは読めないから学生時代に読んでおけよ,っていうのはまさしく正解なんだけれども,じつはぼくは読んだことがない。それで残念感もあまりないね。
上にあげた3つも読まなくたって命に別状はないわけだし,他に読むべきものがいっぱいありますよ,と言われるかもしれない。
まったくそのとおり。でも,そこを曲げて読んでみてくれないかな。面白さは保証するよ。保証どおりじゃなかったと言われても,損害賠償には応じられないけどね。
以下にご紹介しようと思うのは,厳密にいうとこの形式から逸脱するものかもしれないけれども,そのへんはあまり厳密には考えないことにしよう。
● 日本の風土はピカレスク・ロマンとの相性があまり良くないようだ。そうした小説が何かの文学賞を受けたということはまずない。軽視されがちだ。そもそもそうした小説はそんなに多くないように思う。
しかし,そんなことはどうでもいい。どうせ読むなら面白い小説を読みたいと思うだけだ。
● 私的に日本の3大悪漢小説として推奨したいのがある。次の3つだ。
吉川英治『三国志』
阿佐田哲也『麻雀放浪記』
ゲッツ板谷『ワルボロ』
● まず,吉川英治『三国志』。『三国志』が悪漢小説なのか。そうだと言っておく。
この小説に登場する人物たちは,曹操にしても劉備にしても,元々はどこの馬の骨かわからないわけでね。劉備が漢王朝の末裔だというのは,たぶん劉備自身のでっち上げだろうし。
そういう人物たちが次から次に登場して,天下狙いの陣取りゲームに興じていく。諸葛孔明も一枚かんで,“秋風吹く五丈原”のドラマもある。縦糸の大小のうねり,横糸のめまぐるしいエピソード。
文庫(講談社)で全8巻。スラスラと読めるだろう。
● この分野ではほとんど古典かもしれない。今でも売れているようだ。
遠藤周作にしろ吉行淳之介にしろ,本人が亡くなったあとは文庫も絶版になることが珍しくない。残るのはこういう悪漢小説なのかもしれないね。
● 『麻雀放浪記』は角川文庫で全4巻。だいぶ昔だけど,和田誠さんが監督して映画にしている。主人公の“坊や哲”は真田広之が演じた。事実上の主役といえる“ドサ健”は鹿賀丈史。
映画も面白かったんだけど,全4巻をそっくり映像にするのは不可能だ。
やはり原作を読んでもらいたい。麻雀のルールなんか知らなくても充分に楽しめる。
同じ絵柄の牌を3つ連番で4セット揃えるか,同じ牌を3つ集めて同じく4セット揃えるか,その混合か,この3パターンで上がれるのだと知っておけばいい。それに2枚1組の雀頭を加えて上がりとなるわけだけどね。
あと,コクシムソウだのサンショクだのイッツウだのいろんな役があるんだけど,そんなのは知らなくてOKだ。
血湧き肉躍る。こういう活字の世界があったのかと思うだろう。
● でね。長らくこの2つだけだったんですよ。日本語で読めるピカレスク・ロマンはね(翻訳ものは当然,除く)。
ところが平成になってから,ぼくらはゲッツ板谷を得ることになる。西原理恵子つながりで知っている人が多いかもしれない。エッセイを読んだっていう人もいるかも。
現在のところ『ワルボロ』『メタボロ』『ズタボロ』の3巻が出ている(いずれも幻冬舎で文庫になっている)。このあと最後の『ボロボロ』が出るはずなんだけど,まだ刊行されていない。ごく近い将来に出るんじゃないかと思いますけどね。
● ピカレスクロマンは青春小説的な部分を内包することが多いように思う。この小説はその青春小説的な色彩もたっぷりある。何といっても,主人公が中学3年生から高校を卒業するまでの時期なんだからね(『ボロボロ』は卒業後の話になる)。
登場人物たちは悪で純という,愛すべきキャラクターたちばかりだ。実際にこういうのにそばにいられたら,ヤッテランナイだろうけどさ。
● トルストイもいいしドストエフスキーもいいんだろうけど,退屈じゃない? ああいうの。あそこまでの長編は大人になってからでは読めないから学生時代に読んでおけよ,っていうのはまさしく正解なんだけれども,じつはぼくは読んだことがない。それで残念感もあまりないね。
上にあげた3つも読まなくたって命に別状はないわけだし,他に読むべきものがいっぱいありますよ,と言われるかもしれない。
まったくそのとおり。でも,そこを曲げて読んでみてくれないかな。面白さは保証するよ。保証どおりじゃなかったと言われても,損害賠償には応じられないけどね。
2016.01.24 サイゼリヤに初めて入った
● 宇都宮のララスクエアの地階にサイゼリヤが入っている。こういう店はどう使うのがいいのか。とりあえず,一人で入ってみた。
● 職場の同僚に,あそこ(サイゼリヤ)は100円でひと晩過ごせるところだという人がいる。ワインが1杯100円。それでひと晩過ごせる,と。
ま,それは極端としても,ポテトフライをつまみに注文しても,しめて299円で世を明かすことができる(いや,これに深夜特別料金が加わるわけだけど)。同じことを考えて実行している輩がけっこういるらしい。
ひょっとすると,同僚の使い方がすなわち賢い使い方になるのかもしれない。とはいえ,早々夜を明かす機会はないだろう。
● 別の同僚の義理の父親もサイゼリヤの安いワインが好きで(ワインが好きなのじゃなくて,安いのが好きなのだろうと思われる),よく行くらしい。もう70歳にはなっているだろうけど。
うむ,安酒場として使うっていう使い方もあるのか。
● で,入ってみたところの印象をざっくり申しあげれば,安く空腹を満たすにはいいところだと思えた。イタリアンの吉野家のようなものか。いや,吉野家より安いか。
加えて,吉野家は食べるだけのところだけれども,サイゼリヤはしゃべりの場としての機能をお客に提供している。
● ワイン(250㎖),トマトとチーズのサラダ,ピザ(マルゲリータ)で1,068円。もう少し足せば,宇都宮スパ屋の平日ランチが食べられる。
コストパフォーマンスを考えれば,宇都宮スパ屋の一択だ。
● 日曜日の昼食時だったせいか,お客さんも児童生徒が多かった。子どもたちだけで来ている。彼ら彼女らにとっては,思いでとして記憶に残る場所になるのかもしれない。
だとすれば,ぼくなんかが迂闊に踏みこんで荒らしてはいけないかな。
● 職場の同僚に,あそこ(サイゼリヤ)は100円でひと晩過ごせるところだという人がいる。ワインが1杯100円。それでひと晩過ごせる,と。
ま,それは極端としても,ポテトフライをつまみに注文しても,しめて299円で世を明かすことができる(いや,これに深夜特別料金が加わるわけだけど)。同じことを考えて実行している輩がけっこういるらしい。
ひょっとすると,同僚の使い方がすなわち賢い使い方になるのかもしれない。とはいえ,早々夜を明かす機会はないだろう。
● 別の同僚の義理の父親もサイゼリヤの安いワインが好きで(ワインが好きなのじゃなくて,安いのが好きなのだろうと思われる),よく行くらしい。もう70歳にはなっているだろうけど。
うむ,安酒場として使うっていう使い方もあるのか。
● で,入ってみたところの印象をざっくり申しあげれば,安く空腹を満たすにはいいところだと思えた。イタリアンの吉野家のようなものか。いや,吉野家より安いか。
加えて,吉野家は食べるだけのところだけれども,サイゼリヤはしゃべりの場としての機能をお客に提供している。
● ワイン(250㎖),トマトとチーズのサラダ,ピザ(マルゲリータ)で1,068円。もう少し足せば,宇都宮スパ屋の平日ランチが食べられる。
コストパフォーマンスを考えれば,宇都宮スパ屋の一択だ。
● 日曜日の昼食時だったせいか,お客さんも児童生徒が多かった。子どもたちだけで来ている。彼ら彼女らにとっては,思いでとして記憶に残る場所になるのかもしれない。
だとすれば,ぼくなんかが迂闊に踏みこんで荒らしてはいけないかな。
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