2016年1月31日日曜日

2016.01.30 錦糸町の中華居酒屋

● 錦糸町駅からほど近いところに中華居酒屋があった。夕刻,雑居ビルの2階にあるその居酒屋に入ってみた。
 入った理由は,安そうだったから。このあたりがぼくのダメなところかもしれないんだけどね。安さを価値の第一順位にしてしまうってところ。

● まぁ,いいや。お客さんは誰もいなかった。一瞬,引き返そうかと思った。まだ営業してないのかな,と。
 店員が出てきてくれた。店員さんも中華だった。何人かいるんだけど,全員が中華さんのようだった。
 東京ってそうだよね。吉野家やラーメンのチェーン店なんかもほとんどそうだ。日本人を使ってしまうと採算が取れなくなるのか。あるいは,日本人を使いたくても応募してくれないんだろうか。

● ハイボールが190円。料理も3品で980円。レバニラ炒め,ホルモン炒め,海老とブロッコリーの炒めあんかけ,の3品を注文。
 これで980円は安いな。味? 普通に旨い。こうしてみると,自分はレバーとかホルモンとかモツとかが好きなのだなとわかる。

● だんだんお客さんも増えてきた。お客さんが増えてくると居心地はよくなる。居酒屋はそうだよね。お客さんが少ないほうがいいのは,ひとつは図書館,もうひとつは昔ながらの喫茶店くらいか。

● ハイボールお代わり。このウィスキーは何を使っているんだろ。トリスよりも安い酒だな。
 でもさ,ぼくは自他共に認める味オンチでね。ウィスキー色が付いてればいいってところがあってさ。だからこそ,安さ第一主義になってしまうのかもしれないんだな。

● さて,次がある。勘定にするか。190円のハイボールが2杯,料理が980円。しめて,1,360円か。
 と思ったら,2,000円を少し超える額を請求された。お通しがでたから,テーブルチャージがあったのか。そうだとしても,本体に比して帽子が高すぎるな。

● こうしていい気持ちになって思うのは,東京って面白いなぁってことだ。銀座のような街もあれば,渋谷のようなところもあって,ここ錦糸町のような街がある。
 それぞれ,全然違う街だよね。どんな人にでも居場所があるんだろうな。ぼく,錦糸町と相性がいいかもしれない。あと,新橋。要するに,お金がなくてもそれなりに楽しめる街。

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