● 「ほぼ日」を主宰している糸井重里さんがしばしば言っているのが,「人をあたためる」仕事をしたいということ。
コボリジュンコさんも「世の中をご機嫌な人だらけにしたい」というミッションを掲げている。
● 願わくば,自分もそういう人でありたい。そっと誰かの背中を押してあげられる人でありたい。いや,押すのではなく,なでるくらいが適当か。
音楽(コンサート)を聴いてそれをブログにしているけれども,モットーは「けなさない,比べない,無理にほめない」だ。中でも「けなさない」ことを心がけている。
それは,自分にけなせるほどの鑑賞能力があるかどうか疑問なためだけれども,けなすことからは何も生まれないからだ。
● ステージにいる人たちは,誰もが自分にはできないことをやっている人たちだ。できれば,ぼくのブログを読んで少しいい気分になってもらいたい。ぼくにできるのは,その程度のことだ。
少しだけいい気分になってもらうこと。そのためには嘘や心にもないことを書いてはいけない。そんなのは瞬時に伝わってしまう。
● ともかく。鋭く人を突くことからは遠くありたい。人を突くのに,知性も寛容も必要ない。
だから,それをしそうになったら,すっとその場を離れることができるようでありたい。
● 問題は,ブログでしか関わらない遠い人たちにはそれができても,身近な家族,友人にはなかなかできないことだ。
特に家族。突いてしまうことがあった。しかも,何度も。しつこく。そんなことからは何も生まれないとわかっているのに。
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